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のどかな原風景が楽しめる精進湖

富士五湖といえば、山中湖・河口湖は最初に思い浮かび、その次に本栖湖・西湖が思い浮かんでくると思いますが、精進湖はなかなか思い浮かんでこないと思います。なにせ富士五湖の中でも最も小さい湖で、一番大きな山中湖と比べると「十三分の一」の大きさしかありません。

しかし名前の通り神聖な湖で、その由来は諸説の中でも「富士山を信仰する参詣者が裾野の湖で沐浴し“精進潔斎”をしたから」という説が有力とされています。でも実際のところは重々しい神聖な雰囲気はなく、富士五湖の中でものどかな原風景を味わえる自然豊かな「精進湖」です。

意外とアクセスしやすい精進湖

精進湖は富士五湖の中では、西から2番目、東から4番目にある湖（西：本栖湖〜精進湖〜西湖〜河口湖〜山中湖：東）。車だとアクセスは、中央自動車道「甲府南インターチェンジ」から約20km、中央自動車道富士吉田線の「河口湖インターチェンジ」から約20kmと、2つのインターチェンジから行くことができます。また電車でも富士急行で河口湖駅まで行き、鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス（ブルーライン）に乗れば意外と簡単にアクセスできることでしょう。

何より富士五湖の中でも最も静かな湖なので、リフレッシュするには最適な精進湖です。さらに湖畔には桜の木も多く、混雑を気にすることなく花見を楽しむことができます。中でも精進湖北西岸からの景色はおすすめ。桜と富士山を同時に望める絶景ポイントがあるんです。

精進湖絶景ポイントは山田屋ホテル前バス停

そもそも精進湖は、富士五湖の中でも比較的標高が高い部分にあり、富士山側に景色を遮る高い山がないので、富士山鑑賞には最適。中でも精進湖北西岸の「山田屋ホテル前バス停」からの景色は一押しです。まさにバス停の目の前に、絶景を楽しむための広いスペースがあります。春になると周辺の桜が咲き誇り、桜と富士山の絶景を楽しめる次第です。絶景ポイントから湖畔までも景色を遮る木々がなく、富士五湖の中でも湖畔と桜と富士山の絶景を楽しむなら、一押しの精進湖の絶景ポイントです。

周辺にはホテルなどの宿泊施設はもちろんのこと、カフェも数軒あるのでのんびり過ごすには良い環境。湖畔近くには無料の県営駐車場もあるので、車で行っても安心です。もちろん周遊バスで行っても「山田屋ホテル前バス停（子抱き富士ビューポイント）」で降りれば、目の前が絶景ポイント。車が運転できなくても気軽に絶景が楽しめます。

（出典：写真AC）

また精進湖の絶景ポイントからは、富士山の手前に富士山の子供のような「大室山」が望め、その姿が子供をだっこしているようなことから「子抱き富士」という絶景も楽しめます。さらに小さな湖が故に湖面が穏やかで、「逆さ富士」も楽しめるかもしれません。まさに穴場中の穴場の精進湖絶景スポットです。

リフレッシュするなら精進湖がおすすめ
富士五湖の中でも混雑しにくい精進湖。絶景ポイントあって、穴場ながらも満足度がとても高い湖です。中でも春は、他の富士五湖では楽しめないような絶景を味わうことができることでしょう。リフレッシュするなら、人気の富士五湖の中でも、最も小さく最も穴場の精進湖が一押しです。

＜まとめ＞精進湖の基本情報

住所：山梨県南都留郡富士河口湖町精進
アクセス：中央自動車道「甲府南インターチェンジ」から車で約30分（約20km）、中央自動車道富士吉田線の「河口湖インターチェンジ」から車で約30分（約20km）、河口湖駅から周遊バスで約38分（山田屋ホテル前バス停/子抱き富士ビューポイント）

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。