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釣り人の夢の魚「カジキマグロ」!釣り大会は毎年7月初旬に与那国島で開催

日本最西端の離島・与那国島では年間1000本ものカジキマグロが水揚げされ、中でも「クロカジキ」の水揚げが多いです。もともと濃い藍色の魚ですが、死ぬ直前に真っ青になることから英語では「ブルーマーリン」と呼ばれます。そして死後は黒くなることから、日本では「クロカジキ」と言います。一角獣のような長い角が特徴で、大きいものになると体長4m・重さ500kgにもなる大型魚。トローリングによる釣りではまさに夢の魚です。

そんな大型魚のカジキマグロの釣り大会が、毎年7月初旬に与那国島で行われます。「日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会」というイベントで、メ インは釣り上げたカジキマグロのサイズを競うものですが、水揚げされる港では様々なイベントを開催。島ならではの演舞や演芸はもちろんのこと、参加者の楽しみはなんといっても「カジキマグロの丸焼き」。大型魚をそのまま丸焼きにするので焼くのに6時間以上もかかりますが、カジキマグロを丸焼きするのは日本で与那国島だけ!

日本最西端の集落で生のカジキマグロと最西端の碑を楽しもう!

カジキ釣り大会は、毎年7月の最初の週末に、与那国島西端の町「久部良(くぶら)」で行われます。最西端の離島だけに最西端の集落ということになります。開催は「金・土・日」の3日間で、初日は受付があるだけで、釣り本番は2日目と3日目の土日で行われます。船によるトローリングは2日目が午前7時から午後5時まで、3日目は午前7時から午後4時まで行われ、この2日間で最大のカジキマグロを釣り上げた人が優勝というわけです。

さすがに釣りに参加するのは大変ですが、でも港に居れば釣り上げられた生のカジキマグロを近くで見ることができるので、釣りをしなくてもかなり楽しめます。釣り上げられたばかりのカジキマグロを近くで見ることは、他ではなかなかできません。しかも港は日本最西端の碑と灯台がある「西崎」とは目と鼻の先。カジキマグロも最西端も一緒に楽しめます。

日本で唯一「釣ったばかりのカジキマグロと記念撮影」ができる!?

釣り大会でも大型魚のカジキマグロだけに、連日何十本も釣り上げられるわけではありません。水揚げされる瞬間を望めるか否かはまさに「運」次第。でも運が良ければ水揚げの様子だけではなく、一緒に記念撮影もできます。全長3mものカジキマグロと一緒に並んで撮影できるのは、与那国島でもこのイベント限定。もちろん釣った人に許可を取って撮らせていただくことになりますが、釣ったばかりのカジキマグロとの記念撮影なんて他ではできません。最西端の離島まで行く価値ありです。

「カジキマグロの丸焼き」は日本でここだけ!しかも無料で食べ放題

お待ちかねのイベント3日目に行われる「カジキマグロの丸焼き」。さすがに焼くのに6時間以上もかかるので、釣り競技中から焼き始める必要があります。結果、提供される丸焼きは、既に釣り上げられていたものを使います。それでも体長2m以上で重さ100kgものカジキマグロの丸焼きは圧巻です。しかし丸焼きと言っても川魚のように火を直接当てて焼くだけでは中まで火が通りません。カジキマグロをクバの葉と芭蕉の葉で何重にも包み、会場内で6時間以上もひたすら蒸し焼きします。

そんな葉にくるまれた状態なので、焼いている最中は何を焼いているのか判別できません(笑)。そして午後7時頃にカジキマグロの丸焼きがお披露目されるのですが、その姿はまさに大型魚の丸焼き。ちなみにカジキマグロの特徴でもある角は、水揚げされたらすぐに切られてしまいますので、残念ながら丸焼きの状態ではカジキマグロっぽくはありません。

それでもこれほどの大型魚のカジキマグロを丸焼きするのは日本でここだけ。しかも丸焼きは誰でも無料でいただけ、100kg近くもあるので実質食べ放題状態。そしてその味は、まさに大味(笑)。さすがに6時間以上も焼くので、部位によってはかなりパサパサですが、他では見ることができない光景なので一目の価値ありです。

闘牛大会・乗馬体験・海底遺跡ツアー・巡視船体験もある大会イベント!でも注目は?

与那国島で3日間開催されるカジキ釣り大会ですが、釣り自体は2日目と3日目。でも釣り以外のイベントは3日間行われます。1日目は「闘牛大会」、2日目と3日目には「与那国馬乗馬体験」「海底遺跡巡りツアー」「巡視船体験航海」が行われます。そして3日間ともに夜には与那国島ならではの演舞や演芸などのアトラクションも開催。会場には出店もありますので、カジキマグロの丸焼きがまだ焼き上がってないタイミングでも飲食はできます。また会場近くに商店もありますので、飲食物には事欠きません。

それでもやっぱり注目は3日目の午後7時頃にお披露目される「カジキマグロの丸焼き」。3日目の会場にいる人のほとんどが、これを目当てに来ているといっても過言ではありません。なにせ日本で唯一「カジキマグロの丸焼き」を堪能できるイベント。それが与那国島のカジキ釣り大会です。

<まとめ>日本最西端の離島「与那国島」でカジキマグロの丸焼きを堪能しよう!

カジキ釣り大会が開催される7月初旬の週末は、与那国島までの飛行機は通常運行ですが、石垣島と船で往来する場合は特別ダイヤになるので要注意。事前に船会社へダイヤを確認しましょう。しかも石垣島と与那国島との航路は、海が荒れることで有名な海域。加えて片道4時間もかかるので、船酔いしやすい方は無難に飛行機を利用しましょう。ちなみに与那国島へは船だと石垣島からしか行くことができませんが、飛行機だと石垣島からの便と、那覇から直接行く便もあります。

ともあれ日本最西端の離島だけに、島にたどり着くまでとても時間がかかります。それでも日本で唯一の「カジキマグロの丸焼き」を堪能するために、7月最初の週末は与那国島へ行く価値あり!他では絶対できない体験をしに、日本最西端の離島「与那国島」へ行きましょう。

<参考>過去の「日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会」イベントスケジュール

<1日目(金曜日)>
15:30〜 大会記念闘牛大会(イベント広場)
16:00〜18:00 受 付
18:00〜18:30 競技説明会議(リ−ダ−会議)
19:00〜19:30 開会式
19:30〜21:15 交流会・アトラクション

<2日目(土曜日)>
7:00 スタ−トフィッシング
9:00 磯釣り競技スタ−ト
9:00〜16:00 与那国馬ふれあい体験(乗馬有り) (場所:久部良・ナーマ浜)
9:30〜11:00 海底遺跡巡り体験乗船ツアー
10:00 親子釣り競技開始(漁港内)
10:30 定時連絡
13:30 定時連絡
13:30〜15:00 海上保安庁巡視船みずき体験航海
15:00 親子釣り・ 磯釣り競技ストップ
17:00 ストップフィッシング:トローリング
17:30 帰港、検量審査
18:30〜21:15 アトラクション

<3日目(日曜日)>
7:00 スタ−トフィッシング
9:00 磯釣り競技スタ−ト
9:00〜16:00 よなぐに馬乗馬体験(場所:久部良・ナーマ浜)
9:00〜16:00 警察展
9:30〜11:00 海底遺跡巡り体験乗船ツアー
10:30 定時連絡
13:30 定時連絡
13:30〜15:00 海底遺跡巡り体験乗船ツアー
15:00 磯釣り競技終了
16:00 ストップフィッシング:トローリング
16:30 帰港、検量審査
18:15〜18:45 閉会式・表彰
18:45〜19:00 カジキの丸焼き披露 ※若干時間変更有
19:30〜21:00 アトラクション


与那国島の地図

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