<スポンサードリンク>

<スポンサードリンク>

ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地にもなった「人面岩」

沖縄の離島には様々な変わった形状の「奇岩」がありますが、日本最西端の離島「与那国島」には、まるで人の顔のような形をしている「人面岩」なるものがあります。ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地ともなっていて、架空の「志木那島神社」という設定になっていました。「人面岩」は島の南側の「新川鼻」という岬の高台にあります。岬には「新川鼻自然遊歩道」という公園的な場所があり、その奥にその岩はあります。

ただこの遊歩道は島の集落から離れた場所にあるため、あまり人が訪れません。そのため遊歩道には雑草が生い茂っていて、一部は通ることもままならない状態になっています。幹線道路からの入口も何ヶ所かありますが、実際に入ることができるのは最も東にある入口だけ。ガイドマップはあるものの、遊歩道内に案内がなく、その先に何があるか分かりにくい謎の場所。「人面岩」があることを信じて進みましょう!

「人面岩」への手がかりはわずかな「獣道」だけ!?

遊歩道そのものも分かりにくいのですが、それ以上に分かりにくいのが「人面岩」のある場所。ガイドマップにはその場所は書いてありますが、肝心の現地に案内がありません。しかも岩は遊歩道から見える場所にはなく、脇の草むらに入った奥にあります。手がかりはわずかに残された遊歩道からの「獣道」

その場所は遊歩道の入口から続く、上り坂の最高地点の一歩手前。下り始めたら行き過ぎです。その上り坂終盤の左側を注意しながら進みましょう。人一人がしゃがめば通れそうな隙間がある場所。草がない踏み固められた「獣道」だけが頼りです。とにかく人が通れそうな草むらに、片っ端から入ってみるしかありません。

獣道を抜けると大きな岩!でもどこが人の顔?

獣道に入り、しゃがみながら木々を抜け、10mほど歩くとその先に大きな岩が現れます。それがまさに「人面岩」です。でも「どこが人の顔?」と思いますが、獣道を抜けた場所では顔の斜め45度。正面から見ないと人の顔には見えませんので、まずは岩の左側に回り込みましょう。

ほほ笑みの「人面岩」!その表情は見た人次第?

斜め45度から正面に回り込むと、その岩はまさに人の顔。「人面岩」です。大きな右目に、ウインクをしているような左目。その間には鼻もあって、口からは舌を伸ばしているような岩が突き出しています。でもこの舌の部分は個人的には「口を押さえている手」にも見えます。「オホホ」と微笑んでいるようにも見えます。おそらく見る人によってその表情は様々な「人面岩」。どう見えるかは行った人次第です。

「人面岩」の秘密はその上にあった!?

非常に分かりにくい場所にある「人面岩」ですが、秘密は別にあります。顔を正面から見ただけでは分からない秘密。実を言うと、この人面岩は顔の正面が望める左側へは行かず、右側に行くと岩の上に登れます。そして岩の上に立つとそこに見えるのは・・・「10円玉ハゲ(笑)」。人面岩の頭の部分に、円形脱毛症的なくぼみがあるんです。微笑んでいる人面岩も実を言うと気苦労も多いらしい。この秘密を知るとちょっとほっこりします。

「人面岩」自体もどうしてこういう形になったのか謎ですが、この見事な円形脱毛症も何故こうなったのは謎。そもそもこれだけの高台にこの大きな岩があること自体が謎。浸食した岩場でもありませんし、岬の頂上部分なので落石の可能性もありません。謎が謎を呼ぶ「人面岩」。でも岩の上からの景色は最高です。感謝の意を込めて、そっと10円玉ハゲをなでてあげましょう!

<まとめ>与那国島は謎だらけのワンダーアイランド!

与那国島には「人面岩」の他にも、まさにこの岩がある岬の下。新川鼻の海には「海底遺跡」と呼ばれる謎のダイビングスポットもあります。また同じ島の南岸にはまるで浮上した潜水艦のような「軍艦岩」もありますし、1本の柱のような切り立った岩場の「立神岩」もあります。謎のスポットのほとんどが、島の南側にあるのも不思議なところ。様々な説がありますが、謎は謎のままの方が楽しいでしょう。また意味合いは違いますが、与那国島の集落内にも「謎の凱旋門とピラミッド」もある与那国島。

日本最西端の離島「与那国島」は、謎がいっぱいのワンダーアイランド。謎探しに島旅をしましょう!

<参考>ドラマ「Dr.コトー診療所」を観たい方はこちら

Dr.コトー診療所 スペシャル・エディション DVD-BOX


与那国島の地図

与那国島の観光情報/ホテル・民宿情報

地図をクリック/タップすると拡大マップが表示
さらにクリック/タップすると詳細情報ページが表示



旅行記/旅行ガイドの関連情報



<スポンサードリンク>


ページトップへ戻る