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稲荷山コースは密になりにくい穴場

高尾山登山道には1号路から6号路までの数字を振った登山道の他に、数字が振られていない「稲荷山コース」があります。高尾山の登山口となるケーブルカー駅前からは、右の道を行けば「1号路」、左の道を行けば「6号路」、そして左脇の階段を上れば「稲荷山コース」となります。ちなみに高尾山の登山口は「標高201m」で、山頂は「標高599m」。どのコースを通っても同じ標高差です。

(出典:写真AC)
稲荷山コースが穴場なのは、その登山口がわかりにくいから。他の1号路と6号路は道なりに進めば登山道になりますが、この稲荷山コースだけは、案内板がなければ登山口が分からないことでしょう。ポイントは、ケーブルカー駅の左脇の道に入ってすぐ。ケーブルカー駅の出口の向かいにある階段が、稲荷山コースの登山口です。穴場が故に登山者も少なく、他のコースより密になりにくい次第です。

朝がおすすめ!本格的な登山気分を味わえる稲荷山コース

高尾山の登山道は多くが舗装路。確かに歩きやすいですが、登山気分を味わうには今ひとつです。でも稲荷山コースなら、最初から最後まで未舗装。まさに絵に描いた登山道です。その分、少しハードな部分もありますので、登山靴とまでいかなくても、しっかりとしたスニーカーは必須です。また高尾山頂上まで売店や自販機などは一切ありませんので、飲み物や食べ物も持参して登りましょう。

稲荷山コースはその名の通り、最初に「稲荷山」を目指します。稲荷山の標高は「396m」。高尾山の登山口(標高201m)から山頂(599m)までちょうど中間地点。稲荷山頂上には展望台があり、八王子や相模原の市街を一望できます。東向きなので、朝日を望むには絶好の場所でもあります。

稲荷山コースは景色が開ける高尾山の南斜面にあるので、登山道からも景色が楽しめます。実は他の1号路から6号路までは、登山道からあまり景色が望めませんので、他のコースより贅沢な気分を味わいながら高尾山頂上を目指すことができることでしょう。特に朝は登山道に朝日が差し込み、幻想的な木漏れ日の登山道を楽しめます。

稲荷山コースなら高尾山頂上でも密回避

稲荷山頂上から先は、尾根の登山道が多くなり道も広々。さらに高尾山頂上でも、他の登山道が全て合流する「高尾ビジターセンター」前を通らずに、富士山を望める絶景ポイントへショートカット可能。そこから見える富士山は「関東の富士見100景」にも選ばれる絶景です。もちろん下山時も、密になりやすいビジターセンター前を通らないで済みます。

さらなるコツで週末でも密回避

穴場の稲荷山コースですが、それでも週末は密になりやすい高尾山。さらなるコツを使えば、密を回避できるだけではなく、朝日を楽しみながら登山もできます。そのコツとは「始発で行くこと」。新宿駅を午前4時55分発の始発に乗れば高尾山口駅まで直通。午前6時13分頃には高尾山口駅に到着です。もちろん途中駅から乗っても、高尾山口駅まで直通。午前6時台に高尾山口駅着なら、登山客も限られますので、週末でも密になりません。

始発で高尾山登山口まで行き、さくっと朝登山。「早起きは三文の得」ならぬ「早起きは三密回避」という次第です。

<まとめ>高尾山登山「稲荷山コース」の基本情報

住所:東京都八王子市高尾町
アクセス:京王線で新宿駅より高尾山口駅まで最速約47分、JR中央線で新宿駅より高尾駅まで最速約44分+京王線で高尾山口駅まで約2分
登山コース:登山口から頂上まで約3.1km(上り約90分/下り約70分)
標高:高尾山口駅201m/稲荷山頂上396m/高尾山頂上599m

2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。


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