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銀座と言えば「銀座和光・服部時計台」!ここが銀座の中心なり

東京・銀座と言えば個性的なお店が集まる町ですが、そのお店が入っている建築も個性的なものが多い町。その象徴となっているのが、中央通りと晴海通りが交差する"銀座4丁目交差点"に佇む「銀座和光・服部時計台」。初代の時計台は明治27年に完成し、2代目の現在の時計台は昭和7年に完成。建築は「ネオ・ルネッサンス様式」と呼ばれ、築80年以上も経ってもその優雅な姿は変わりません。

他にも銀座には個性的な建築が数多くあり、この時計台を中心とした銀座の端には特に注目の建築があります。ちなみに銀座は昔、江戸城のお堀に囲まれている町だったので、その端には必ず「橋」がありました。お堀は埋め立てられて橋は残っていませんが、交差点の名前として今も多くの橋が残っています。時計台を起点として銀座の端(橋)を目指し、個性的な建築を巡りましょう。

(銀座北端の数寄屋橋)江戸切り子をイメージした最新建築「東急プラザ銀座」に注目!

時計台がある"銀座4丁目交差点"から北へ300m。有楽町駅もほど近い"数寄屋橋交差点"に2016年3月31日にオープンした「東急プラザ銀座」。江戸切り子をイメージした注目の建築です。個性的なお店もたくさんありますが、建築としても注目の場所。江戸切り子をイメージしたエクステリアはもちろんこと、内部には吹き抜けの「キリコラウンジ」や屋上の「キリコテラス」など、インテリアも個性的。外からも中からも江戸切り子を感じることができる個性的な建築です。

そしてこの建築を設計・デザインしたのは、新国立競技場で話題になった建築家「ザハ・ハディッド」・・・ではなく、その建築家とチームを組んでいた日本の設計事務所「日建設計」。実を言うとこの日建設計は日本で一番の設計事務所(売上)。斬新さを備えながら安定感もある設計事務所が、個性的な「東急プラザ銀座」をデザイン。建築としても"数寄屋橋交差点"は注目です。

(銀座西端の土橋)巨匠が設計した「静岡新聞・静岡放送東京支社ビル」には秘密が!?

時計台がある"銀座4丁目交差点"から、最も西に離れた銀座8丁目の"土橋交差点"。新橋駅もほど近い場所に、ひときわ個性的な建築があります。「静岡新聞・静岡放送東京支社ビル」というオフィスビルですが、その建築はまさに個性的。大きな柱に部屋が空中ドッキングしたかのような形態。この独創的なデザインをしたのは、まさに日本の近代建築の巨匠「丹下健三」。東京都庁舎や国立代々木競技場を設計した建築家です。

しかもこの建築には秘密があり、実を言うと壮大な幻の計画の一部。構想ではこのような柱状の建築を、銀座・築地エリアに何棟か建設し、その柱を空中を渡らせる床で繋ぎ、空に町を作るというもの。実現こそしませんでしたが、その一部がこうして今も残っています。"土橋交差点"で壮大な幻の計画を想像しましょう。

(銀座南端の蓬莱橋)今も人気の「中銀カプセルタワービル」!その設計者は巨匠の弟子?

銀座西端にある巨匠の建築に対して、まさに銀座中央通りを境に、相対する南端の"蓬莱橋交差点"近くにある個性的な建築。芸術家や外国人に人気の「中銀カプセルタワービル」です。鳥の巣箱のようなユニット型の部屋を、自由に脱着できる個性的な建築で、設計は有名建築家の「黒川紀章」。実を言うとこの「黒川紀章」は先の巨匠「丹下健三」の弟子。その師弟関係にある2人の建築家が、銀座中央通りを挟んで個性的な建築を手がけたというのも驚きです。

ちなみにこのユニット型の部屋は、技術的には脱着可能ですが、実際に脱着されたことは過去に一度もありません(笑)。"蓬莱橋交差点"と"土橋交差点"は、師弟の両建築ともに見に行きましょう!

<まとめ>銀座の建築巡りは5丁目から8丁目のエリアがおすすめ!端(橋)を全制覇しよう!

北端の「東急プラザ銀座」、西端の「静岡新聞・静岡放送東京支社ビル」、南端の「中銀カプセルタワービル」。残りの東端はないの?と思われますが、実を言うと東端には「歌舞伎座」があります。しかも東端にも"三原橋交差点"があり、銀座の東西南北端の個性的な建築は、すべてに「橋」の近くだったということもわかります。ちなみに今回は晴海通りを境界に銀座5丁目から8丁目のエリアに絞った東西南北端。個性的な建築巡りならこのエリアがおすすめです。

"銀座4丁目交差点"からスタートし、東西南北端を全て巡る一周約2km。しかもこのエリア内には、他にも個性的な建物が満載!銀座でショッピングもいいですが、たまには上を見て個性的な建築巡りもしてみてはいかがでしょう?


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