2017年6月に2泊させていただきましたので、感じたことをクチコミとして投稿します。
・立地
宿の紹介文にもあるように集落の端っこにあるので、波照間島の宿の中でニシ浜から一番遠いと思います。が下に記載するレンタサイクルがあるので問題はありません。むしろ、昼も夜も静かで、夜は特に星空観測・撮影する人には少し歩けば真っ暗な場所に行けるので便利なのかもしれません。
・接客
私が宿泊した時期は閑散期ということもあり元ヘルパーの星さん(今はおかみさん状態?)のみでした。元々宿を切り盛りしていたおばぁは1、2年前に体調が崩されたようで、今は石垣島の病院に入院されているとのことでした。星さんは非常に話し好きで、2泊目は私一人だったのですが、食事後のゆんたくでは毎年9月に行われる「ムシャーマ」のDVDを見ながら解説をしてくれたり、波照間島在住の後冨底周二さんの三線演奏のDVDを見せてくれたりと、色々と楽しませていただきました。閑散期だったので常連の方はいらっしゃいませんでしたが、常連の方がいらっしゃっても星さんがいれば食事の時などに色々と話しをすれば、楽しく仲間に入れてもらえそうな気がしました。
・部屋
大体の民宿と同様に部屋に鍵などはなく、ふすま、もしくは障子で仕切られているだけのお部屋です。私が案内された部屋は何故か網戸の高さが窓に対して足りず、窓の上4分の1程が常に開いている状態でした。しかし、虫除け(アースノーマット?)を点けていれば蚊や蝿などの虫に悩まされることはありませんでした。また、建物自体が古いためお世辞にも綺麗とはいえませんが、部屋の掃除は行き届いていて清潔な方だと思います。一つ難点なのはコイン式クーラー(120分100円)なので、真夏の時期は寝る時に暑さで苦労するかもしれません…
・ご飯
朝夕共に星さんが作ってくれましたが、島で採れた食材(野菜、魚、雑穀)を使った料理を美味しく頂けました。カツオの刺身があったのですが、コーレーグースを醤油に垂らして食べるのが波照間島流ということを教わり実際に食べてみると、自家製のコーレーグースがメチャクチャ辛くてびっくりしましたが、波照間島流の食べ方に間違いはなく美味しかったです。
・ゆんたく
夕食後に始まり終わりの時間が午後10時半までと決まっています(たまに時間がオーバーしますが…)。なお、ゆんたくは基本的に自分で買ってきたお酒か宿に常備してある泡盛を飲むことになり、泡盛は目分量で瓶の6分の1〜5分の1位飲むと100円を自己申告制で払うという超アバウトな料金制になっています。
あと、1つ難点は恐らく他のクチコミにあった方のことだと思いますが、おばぁの次男が20時〜21時頃にお酒を飲んだ状態でやってきて好き勝手に喋ることがあります。特に女性の宿泊客がいると… そこは星さんが分かっているので、良い具合に対応してくれるかもしれませんが、私の時は宿泊客が男性だけだったのでそういったことにはなりませんでした。
・買い物&食事
宿のすぐ裏に「丸友売店」という共同売店があり、8時〜12時、15時〜20時で営業しているので不便はしませんし、ゆんたくでビールを飲みたい場合はここで買うことになります。前はお店が古かったようですが、今は新しくなっていて、店員の女性も愛想がよく、清潔感のあるお店になっています。また、ククルカフェなども少し歩けばあるので、雨が降ったりして宿の部屋でゆっくりしたりしていても、お昼ごはんに困ることはないと思います。
・レンタサイクル&バイク
場所は集落の端っこですが、最近になって宿の隣に「ねも自転車」というレンタサイクル屋さんができ、電動自転車を1日2,000円で借りられます。レンタルしたい場合は星さんに伝えれば電話をしてくれるため、もし不在の場合でもスムーズに借りることができます。一応、普通の自転車を宿で借りられます(確か1日600円?)が、島の道は坂があったりして電動自転車の方が何かと便利かと思います。また、50ccの原付きのレンタル(1日2,800円位?)もしています。
・その他
洗濯機は自由に使うことができますが、洗剤は常備していなかったように見えました(見えてなかっただけかもしれません…)。あと、シュノーケルとフィンはレンタル(1日500円?)されていましたが、私は自前だったので料金やレンタルしているモノはうろ覚えですので、気になる方は予約の電話をされた際に聞かれてみると良いと思います。また、星さんは話し好きですが、若干人の話を聞かずに矢継ぎ早に喋り続けたり、言葉使いが悪いなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、元々接客業等をされていた方ではないので、そういうところも含めてアットホームな感じだなと私は思いました。
newtonling さんからのクチコミ(2017/06/30(Fri) 18:11)