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渡名喜島観光モデルコースは基本プラン6.8km+オプション

(出典:写真AC)

渡名喜島は那覇と久米島の間にある島。島の大きさは阿嘉島とほぼ同じで、竹富島より一回り小さい。集落は島中央に1つのみ。島の道路は集落の南側を一周するものだけのもので、一周「約6.8km」。距離的には徒歩でも1時間半で回れるサイズです。ただし渡名喜島の北側と南側には山があり、南側の道路も最大標高で140mもの高さ。距離が短い分、坂の勾配が猛烈。それでも「徒歩2〜3時間」で回ることができるので、日帰りでも歩いて島一周観光できます。

またオプション的に南側の道路から外れ、島の北側を巡ることも可能。道路はありませんが遊歩道が3本あります。渡名喜島の南側・北側の観光フルコースを回ると、「4〜5時間」で渡名喜島観光をくまなくすることでしょう。

GoogleMap渡名喜島南側6.8km

渡名喜島は日帰りだと4時間40分滞在可能

渡名喜島への船は、那覇と久米島を結ぶ「久米商船」が途中寄港するもので、午前と午後の1日2往復あります。ただし渡名喜島へ寄港するのは午前便のみ。通常だと日帰りは困難ですが「4月から10月の金曜日のみ」午後便も渡名喜島寄港するので日帰りが可能となります。行きは「那覇9時発・渡名喜島10時55分着」、帰りは「渡名喜島15時35分発・那覇17時30分着」。日帰りで渡名喜島に滞在できる時間は「4時間40分」です。

久米商船公式ホームページ

渡名喜島観光モデルコース序盤は渡名喜港から南へ

渡名喜島観光モデルコースのスタートはもちろん「渡名喜港」。港は西岸にあり、南側・東岸を経由してぐるりと一周すると「約6.8km」。まずは渡名喜港から南へ出発!

渡名喜漁港、パークゴルフ場を抜けると、海岸線の道路に出ます。「ヒーターティ」という岩場を抜けると最初のビーチあり。「タカタ浜/高田浜」という綺麗なビーチですが、陸側にゴミ焼却施設があって少し残念な場所。

タカタ浜からさらに海沿いの道を進むと「ユブク浜/呼子浜」というビーチへ。こちらは休憩所やトイレなどがあり海水浴も楽しめます。また沖には「神の宿る岩」という岩場あるのも特徴。

ユブク浜の海沿いの道はそのまま進むと行き止まり。ここからは内陸の山道へ。渡名喜島で最も急勾配の坂道ゾーンに入ります。でも上りはまだ楽。下りはあまりの急勾配で超恐怖。今回の観光モデルコースでは上りなので安心です(下りで自転車だとブレーキ全く効かないレベル)。

渡名喜島観光モデルコース中盤の難所も絶景いっぱい

下りだと恐怖しか感じないユブク浜からの坂道も、上りだと意外と楽。疲れたときは振り返れば絶景を見て休憩できます。でも自販機などは一切ないエリア(島自体集落以外ない)。飲み物は必ず持参しましょう。

実質的、渡名喜島最高峰「大本田展望台/大岳展望台」まで行けばあとは下るだけ。展望台で一休みすればあとはのんびり下りを楽しみましょう。展望台から先は絶景を正面に見ながら下っていけます。

西岸・ユブク浜からの峠道は、東岸・アンジェーラ浜まで続きます。その下りの道の途中からはアンジェーラ浜が一望。島一番の絶景を楽しみながら下っていくことができることでしょう。

下っていく途中、もう1つの展望台的な場所がありますが景色は望めません。むしろ道路にいた方が絶景。慶良間諸島の島影が望めます。また眼下にはブルーホールなるポイントも望めるとのこと(濃い青色の深場)。

途中の展望台先には「島尻毛」なる観光スポットあり。しかし遊歩道があるものの、行っても行っても特に何もありません。むしろ道路をそのまま下った方がさらなる絶景が!?島尻毛はスルー可。

渡名喜島観光モデルコース中盤の後半は絶景すぎ!

スルーした観光迷所・島尻毛のすぐ先のには絶景ポイント。綺麗すぎる海へ下っていく道。もあまりに絶景すぎ!今回の「左回り/反時計回りの観光モデルコース」をおすすめしている理由はまさにこの絶景があるから。逆周りだと気づけないかも。

今回はバイク(自転車)移動だったので、カメ ラを固定して動画でもその絶景をお届け。まさに青い海に吸い込まれそうな坂道。渡名喜島の島尻毛先のこの道は、まさに「ニライカナイへと下っていく道」

絶景に吸い込まれるように下っていくと、アンジェーラ浜が徐々に近づいてくるのがいい感じ。でもあまりの標高差のため、道路がくねくね曲がって、ビーチも海もなかなか近づけません。

坂を下りきると少し内陸に道。休憩所があり、そこを通過するとついにアンジェーラ浜へと下っていく道になります。さらにその先にもシーサイドロードが続いていて、ワクワクが止まりません。

そのワクワク動画。まさにアンジェーラ浜の綺麗すぎる海に導かれていきます。

渡名喜島観光モデルコース終盤はまさに絶景シーサイドロード

アンジェーラ浜まで下るとあとは海沿いの平坦なシーサイドロードのみ。しかもこの回り方なら、後ろから日差しを浴びる「順光」で景色を望めるので、海の綺麗さもさらにアップ。渡名喜島観光モデルコースは「左回り/反時計回り」が絶対おすすめです。

絶景シーサイドロードを動画でもお届け。何往復でもしたくなる道です。しかもこの先はもう坂道がないので気分的にも楽。

まっすぐな絶景シーサイドロードを進むと徐々に左へカーブ。その先には渡名喜島随一の「東り浜ビーチ」。ビーチに導かれるようにナチュラルカーブが続きます。

東り浜ビーチ到着。木陰もあってのんびりできるビーチ。ここまで来れば残りは「港まで約600m」と、実はまさかのゴール近く?

実は渡名喜島の集落は、西端に港、東端に東り浜ビーチと「渡名喜集落は東西両方の海に面していた」のでした。集落を抜ければすぐに港まで戻ることもできます。

渡名喜島観光モデルコースのラストはオプションだらけ!

渡名喜島の東岸から西岸までのわずか600mですが、ちょっと寄り道すれば渡名喜島観光のオプションだらけ。まずは「オプション@の里遺跡コース」。東り浜入口に山に登る階段あり。

里遺跡までの階段途中には、東り浜を一望できる展望台あり。まさに絶景スポット。時間と体力が残っていたら是非ともチャレンジ。

展望台まではスムーズに行けるも、その先の里遺跡までは結構大変。里遺跡は山を上りきった先にあり、入口は東岸にあったのに、里遺跡からはなんと島西岸の海まで望めます(それだけ上ってきたって話)。

オプションAとBは、渡名喜港の近くに入口あり。渡名喜小中学校の北側、風車跡にある防災センターの先に、穴場の遊歩道が2本あります。途中に分岐点。右へ行くと「オプションA登山コース」、左へ行くと「オプションB海沿いの散策路」。両方行くと日帰りではキツい。どっちを選ぶ?

「オプションA登山コース」を選ぶと、階段で頂上まで行けますが、雑草だらけで階段がどこにあるか分からないレベル。でも頂上には展望台があり、まさに360度のパノラマ風景。無人島の入砂島が正面に望め、さらに粟国島や久米島まで望めます。

「オプションB海沿いの散策路」を選ぶと、ほぼ平坦な散策路で快適。終盤に大きな岩があり、その先には岬へ下っていく階段有り。入砂島がかなり近くに望めます。楽さは「海沿い散策路」ですが、満足度では「登山コース」がおすすめ。どっちを選ぶかは時間と体力次第w(登山はかなりキツいよ)

東り浜から港までは集落内を通れば600mですが、おすすめは渡名喜小中学校の裏を通る「集落北側の遠回りコース」。約1kmになりますが、オプション@ABともにチャレンジ可能。さらに帰りの船まで時間があれば、港に隣接する「てぃだ広場」「シュガー浜」で時間調整可能です。

<まとめ>渡名喜島日帰り観光はジョギングシューズを履いて行こう

渡名喜島観光日帰りモデルコースいかがだったでしょう?距離こそ大したことありませんが坂道が多いので、渡名喜島観光モデルコースは歩きやすいシューズを履くのがおすすめ。島にはレンタサイクルもありますが、坂道が多いので逆に重荷になるだけかも。さらにブレーキが効かない急坂もあるので、レンタサイクルは南側一周コースではあまりおすすめではないかも。(集落散策だけなら自転車はおすすめ)

オプションも含めて渡名喜島観光するなら、歩きが断然おすすめです。でも歩きだと真夏はあまりに暑すぎるので、梅雨の「4月と5月」、台風シーズン明けの「10月」が、渡名喜島日帰り観光にはおすすめです。

<参考>渡名喜島観光に超便利「だいたい渡名喜島1周マップ」

離島フェアで渡名喜島のブースでいただいた、超便利な「だいたい渡名喜島1周マップ」。写真撮影してアップ。渡名喜島観光マップとしてはこれ以上のものはないと断言。那覇の泊港や渡名喜島で手に入る保証はないので、ここにアップさせていただきました。渡名喜島日帰り観光の際はご活用下さい。

だいたい渡名喜島1周マップのみ


渡名喜島の地図

渡名喜島の観光情報/ホテル・民宿情報

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