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奄美十景にも選ばれた「田皆岬」!そこで注目なのがカルスト地形

「奄美十景」にも選ばれている沖永良部島北西部の「田皆岬」。島への空の玄関口「沖永良部空港」からも、海の玄関口「和泊港」からも最も遠い場所にある絶景の岬です。そもそも沖永良部島は沖縄本島から約60km離れた場所にあり、比較的に沖縄に近い離島です。西郷隆盛の流刑地だったため、島には彼の歴史を知ることができる場所も多い島です。島には石灰石などが雨水や地下水に浸食された「カルスト地形」が多く残っていて、島内部には鍾乳洞もたくさんあります。

一般的に屋外のカルストは浸食が激しいのでなかなか残っていませんが、この沖永良部島の田皆岬ならたくさんのカルスト地形を望むことができます。その浸食された岩々はまさに芸術。田皆岬は日の出と朝日の名所と言うことで「奄美十景」に認定されていますが、実を言うとこのカルスト地形も注目なんです!

岩々の中から探せ!田皆岬カルスト地帯からあのバラエティ番組のロケ場所を見つけよう

沖永良部島の田皆岬は岬だけに灯台が一番目立っているのですが、カルスト地帯はその灯台のさらに先の場所にあります。また岬には遊歩道があり、灯台からカルスト地帯まで行くことができますが、道のりはかなり長くあまりおすすめではありません。むしろ岬や灯台に入る前の道路をそのまま西へ進み、先にある海側への入口から行くことがおすすめです。入口には案内も目印もありませんので、とりあえず海側に入口がある場所をくまなく見て回りましょう。

そして正解の入口から入ると、その先に「奄美十景」の表示杭があります。その先には東シナ海の広大な水平線、そしてその手前にはカルスト地形の大地が広がっています。しかもよーく見ると1つだけ、カルスト地形ではないものがあるんです。まさにそれこそが「とったどー!」で有名なバラエティ番組のロケで使われたもの。その入口から入れば、その視界のどこかにそのロケ場所はあります。「とったどー!」ポイントを探してみましょう。

蝶々?人面?異星人?田皆岬カルスト地帯の芸術的な岩々は想像力をかき立てます

ロケ場所探しもいいですが、やっぱりこの田皆岬カルスト地帯では個性的な岩々を鑑賞するのがおすすめです。しかも岬自体は緑が豊かな大地なので、そこにそびえる芸術的な岩々はまさに「彫刻の森美術館」。しかも1個1個がとても個性的で、見る人によっては様々な形に想像できるでしょう。岩によっては蝶々にも見えたり、人の顔にも見えたり、、映画で出てきた異星人の顔にも見えたりします。

想像力をかき立てるという意味でも、このカルスト地帯はまさに美術館。しかも無数の芸術作品があるので、想像力が豊かな方なら何時間でも楽しめます。もちろん入場無料で24時間営業です(笑)。でも夜は真っ暗で危険なので、明るい時間に行きましょう!

猫専用凱旋門?想像力を豊かにしてくれる田皆岬カルスト地帯の岩々

田皆岬カルスト地帯の岩々の中には、まるで「凱旋門」かのような造形のものもあります。もちろん天然のものですが、見事にアーチ状の門を形作っておりまさに芸術。とはいうものの大きさは猫が通れるレベルで、猫専用の凱旋門です(笑)。見た目の想像だけではなく、その先の想像力も高めてくれる場所、それが沖永良部島の田皆岬カルスト地帯です。自分好みの岩を見つけて、いろいろ妄想しましょう!

「とったどー!」の名残もある?あのバラエティ番組の無人島ロケ場所はここ!

田皆岬カルスト地帯のメ インはもちろん芸術的な岩々ですが、やっぱりロケ場所も見ておきたいですよね。「奄美十景」の表示がある入口から坂を下り、そのまま道なりに右に進むとカルスト地帯の中心へとたどり着きますが、その手前に少しだけ左に道が分かれて延びています。まさにそのすぐ先に「とったどー!」で有名なバラエティ番組のロケ場所があります。

とはいうものの屋根がない単なる廃屋ですが、ただ番組でもこの屋根がない状態でロケをしていました。そのロケの名残もあるようで、建物横の犬小屋や建物内のテーブルなど、ここでお笑い芸人さんと女優さんがロケをしていたとのこと。ちなみにその番組では「無人島」という設定でしたが、沖永良部島はもちろん有人島です(笑)。

3月〜4月の沖永良部島は花盛り!ロケ地以外も見所満載

ロケ地になる前からこの田皆岬カルスト地帯はとても魅力的でしたが、ロケ地ともなればさらに興味がわく人も多いと思います。ただし田皆岬はロケ地として観光化していませんので、番組を見た人でもその場所を見つけるのはかなり困難。見つからない場合も、このカルスト地帯の岩々はとても魅力的なので、沖永良部島へ行かれる際は必ず足を寄せて欲しい田皆岬です。

他にも沖永良部島にはダイナミックな鍾乳洞が多く、観光化されている鍾乳洞から、ツアーでしか行けない秘境の鍾乳洞までいろいろ。また沖永良部島は「花の島」としても有名で、中でも真っ白な「エラブユリ」は必見!特に3月〜4月はユリの最盛期なので、春は是非とも沖永良部島まで足を伸ばしてみてください。

ちなみに沖永良部島までは飛行機だと鹿児島空港から約75分、奄美空港から約45分、与論空港から約25分で行くことができます。残念ながら沖縄本島から飛行機での直行便はありません。その代わり船なら沖縄・那覇から直接行くことができ、約7時間かかりますが、那覇を早朝発で島に昼着なので効率的です。帰りも島を昼発で那覇に夜着と効率的。島へ行くまでに多少の手間はかかりますが、ロケ地巡りに芸術的なカルスト地帯と鍾乳洞、そして花があふれる春の沖永良部島はおすすめです。是非とも島まで行って絶景を写真に収め、「撮ったどー!」と叫びましょう!

<参考>奄美十景で田皆岬は沖永良部島から唯一選定!

<奄美十景>
1.百之台(喜界島)
2.あやまる岬(奄美大島)
3.長雲峠から見た龍郷湾(奄美大島)
4.湯湾岳から見た焼内湾(奄美大島)
5.油井岳から見た大島海峡(奄美大島)
6.大浜海浜公園(奄美大島)
7.犬田布岬(徳之島)
8.ムシロ瀬(徳之島)
9.百合ヶ浜(与論島)
10.田皆岬(沖永良部島)


沖永良部島の地図

沖永良部島の観光情報/ホテル・民宿情報

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