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「西郷どん」を占う注目の沖永良部島

▲沖永良部空港

「沖永良部島」って何処にあるかご存じですか?そもそも島の名前の読み方も「おきのえらぶじま」と少々難読。沖永良部島は奄美大島と沖縄本島の中間に位置する離島で、伊豆大島とほぼ同じ大きさです。島には空港はあるものの、定期便はプロペラ機のみ。

▲和泊港(沖永良部島メ インの港)

港は3つあり、他の奄美群島とは船での往来が便利です。

▲昇竜洞(観光名所の地下鍾乳洞)

珊瑚が隆起してできた島には、カルスト地形が沢山残っており、中には地下に鍾乳洞を形成したものもあって島の観光名所にもなっています。そんな沖永良部島ですが、実は鍾乳洞以上にメ ジャーなのが「西郷隆盛」のゆかりの島であること。島には様々な西郷スポットがあります。もちろん2018年放映の大河ドラマ「西郷どん」を占う島でもあり、注目の離島です。

西郷隆盛が上陸した伊延港!「西郷どん」を占う起点

▲西郷隆盛が島流しの際に上陸した「伊延港」

2018年の大河ドラマ「西郷どん」の主人公といえば西郷隆盛。その栄枯盛衰の人生の中で、二度の島流しに遭い、最後に流されたのが「沖永良部島」

「西郷隆盛上陸之地」石碑

一度目は奄美大島へ、二度目は最初に徳之島に流されたものの、さらに遠くに流せという命でこの沖永良部島に流されました。その西郷隆盛が沖永良部島で上陸したのが、島北側の「伊延港」。港のすぐ近くにはそのことを証する「西郷隆盛上陸之地」という石碑もあります。

▲西郷隆盛上陸之地の向かいにある「えび料理 西郷食堂」

ただし沖永良部島のメ インの港は「和泊港」で、伊延港は補助的な港。周辺に集落はありません。しかしその上陸の碑の目の前には、この港唯一のお店「えび料理 西郷食堂」なるお店が!?食堂自体は西郷隆盛ゆかりの場所ではありませんが、目の前が上陸之地だけに、沖永良部島で「西郷どん」を占う場所を巡るなら是非とも訪れたいお店です。

ちなみに和泊港と伊延港とは約4km離れており、西郷隆盛が収監される牢屋があるのが和泊集落。西郷隆盛は二度と大地を踏むことはないと悟り、その4kmの道のりを歩いたとされています。そういう意味でも「西郷どん」を占う場所巡りでは、起点となる伊延港です。

<えび料理 西郷食堂の基本情報>
電話番号:0997-92-1103
住所:鹿児島県大島郡和泊町伊延1170
アクセス:沖永良部空港から車で約15分/和泊港から車で約10分/伊延港から徒歩1分

レアな西郷隆盛の姿も!?「西郷どん」でも必須の牢屋跡

▲和泊にある「西郷南州記念館」「牢屋跡」

西郷隆盛が上陸した伊延港から約4km先にあるのが和泊集落。沖永良部島でも中心的な町です。その町の海の近くに西郷隆盛が収監された牢屋跡があります。以前は広々とした広場にぽつりとあった牢屋でしたが、近年近くに「西郷南州記念館」なるものが開業。まさに西郷隆盛ゆかりの地として、沖永良部島で最も注目の場所です。

▲西郷隆盛が収監された牢屋と「敬天愛人」記念碑

記念館は入館料がかかりますが、屋外にある牢屋は無料で見学可能です。

▲収監中のほっそりとしたレアな西郷隆盛の銅像

牢屋の中には収監時のほっそりとしたレアな西郷隆盛の姿も再現。さらにこの場所で「敬天愛人」の思想を生んだとされ、その石碑も設置されています。この牢屋跡は「西郷どん」には欠かせない場所であると言えます。

<西郷南州記念館の基本情報>
電話番号:0997-92-0999
住所:鹿児島県大島郡和泊町和泊587-3
アクセス:沖永良部空港から車で約10分/和泊港から車で約5分/伊延港から車で約10分

まさに「西郷どん!」西郷隆盛の姿を見比べ可能な南州神社

▲牢屋跡の近くにある南州神社

西郷南州記念館や牢屋跡は和泊集落の川沿いにありますが、その川の対岸には西郷隆盛(西郷南州翁)の遺徳をしのび、南州翁を祭神とした「南州神社」があります。

▲南州神社のまさに「西郷どん!」銅像

明治35年に作られた神社で、まさに「西郷どん!」という西郷隆盛のイメ ージそのままの銅像もあります。

▲南州神社と牢屋跡/記念館は気軽に往来可能

牢屋跡の銅像は収監中が故にほっそりしているので、2つの西郷隆盛の姿を見比べることも可能。牢屋跡と南州神社は気軽に往来できるので、「西郷どん」を占う場所巡りする人にとっては嬉しい限りです。

「西郷どん」に登場するか?隠れ西郷スポット

▲ホテルの裏にある隠れの西郷スポット

沖永良部島で「西郷隆盛上陸之地」「牢屋跡」はとても有名ですが、島にはガイドブックにも載らない隠れ西郷スポットもあります。和泊集落内の「観光ホテル東」裏庭にある「西郷蘇鉄」。なにせホテルの裏庭なので、宿泊者でもなかなか足を運ばない場所に、ひっそりと佇んでいます。

▲西郷隆盛が眺めたとされる蘇鉄の木

西郷蘇鉄とは、収監当初は吹きさらしの牢屋で西郷隆盛が体調を崩し、それを見かねた島役人が座敷牢に改築するまでの20日間過ごした家にあった蘇鉄とのこと。西郷隆盛は岩の上に悠然にそびえる蘇鉄に触れ、心を癒され生きる力を授かったと言われます。ちなみにホテルの裏庭ですが駐車場も兼ねていますので、近くの和泊町図書館前の道路から入ることができます。

▲力強い蘇鉄の木が西郷隆盛に生きる力を!?

はたして西郷蘇鉄は「西郷どん」に登場するか!?注目しましょう。

<まとめ>フェイクなしの「西郷どん」の世界へ!

大河ドラマ「西郷どん」でも転機となる二度にわたる西郷隆盛の島流し。その最後の島が「沖永良部島」ともなれば、西郷隆盛ファンならずとも、西郷どんを見ている方なら一度は足を運びたくなることでしょう。しかも西郷隆盛のレアな収監中の銅像と、よく知られている銅像を、すぐに見比べることができるのも、沖永良部島だけ。

ちなみに沖永良部島へは、主要な空港だと「鹿児島空港」「奄美空港」から飛行機で往来可能。また沖縄からも大型フェリーが毎日運航しており、片道約7時間で行くことができます。那覇港を朝に出て昼過ぎ着、逆方向は昼に出て那覇港に夜着なので、沖永良部島に1泊すれば気軽に沖縄からも行くことができます。

2018年1月放映開始の大河ドラマ「西郷どん」。フェイクなしの「西郷どん」の世界を沖永良部島で堪能しましょう!

<参考>西郷蘇鉄の詳細情報

西郷隆盛が1年6ヶ月の牢屋生活を過ごしたが、吹きさらしの牢屋から座敷牢に改築するまでの20日間、過ごした家の庭にあった蘇鉄。岩の上に悠然にそびえる蘇鉄に触れて、心を癒され生きる力を授かったと言われる。

<参考>南州神社の詳細情報

西郷隆盛(西郷南州翁)の遺徳をしのび、南州翁を祭神として明治35年に作られた神社。

<参考>西郷隆盛上陸之地の詳細情報

沖永良部島には西郷隆盛を囲う牢屋がなく2日間は船牢で過ごし、完成後は伊延港から上陸したものの、二度と地を踏むことはないと察し、牢屋がある和泊まで歩いたとされる。


沖永良部島の地図

沖永良部島の観光情報/ホテル・民宿情報

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