2012年8月、上原港から入った初日に、路線バスで浦内川に行きました。路線バスは、本数は少ないけどかなり時間は正確です。あらかじめ、入島時間、バスの時間、浦内川の遊覧船の時間をきちんと把握しておけば、それほど時間をロスすることもなく(待ち時間が30分ほどあったとしてもそれはそれで島の空気をゆっくり楽しめますし)移動できます。
ちなみに私が乗ったときの路線バスのおじさんは、行き先を浦内川であると告げると「○時の船だよね?ちょっと急ぐね!」と、バスをかっ飛ばして間に合わせてくれました(笑)。浦内川は、両岸がマングローブに覆われた雄大な川です。
カヌーは最終日に予定していたので、初日はここでざっと島の自然を見るために、観光船の終点からトレッキングをすることに。
1時間では足りなそうだったので、帰りの船は、次の次の船にしてもらいました。トレッキングはそれほどきつくなく、小学生でも大丈夫だとは思います。一人、ヒールのついたサンダルで来ていたお姉さんがいて、「さすがにそれは・・・」と思いましたが。道中では、本州ではお目にかかれないような大きなシダや、尾の青い小さなトカゲ(大量にいますが悪さはしないので可愛いものです)、自然に湧き出した水が流れる小さな滝が見れます。休憩所のようなところから、マリユドゥの滝を遠くに眺めることができますが、あまりにも遠すぎてあまり感動はしません。
今は、近くには立ち入れないようになっていました。さらに歩いて、終目的地のカンピレーの滝に向かいます。カンピレーの滝は、高さはありませんが、川の中に段々になっている幅広の滝です。
トレッキングの最後にこれが見れるので、とても幸せな気分になりますが、川(滝)に降りる道は舗装されていないので、基本的には降りることはできません。わたしたちはかなりがんばって石伝いに降りることができましたが、子供連れで来ていたご家族は、川に下りることは断念し、残念そうにしていました。
縄梯子でいいから、ひょろりとかけてくれるといいのですけどね。下山後は、船の時間まで時間が余ったので、船着場から少し離れた川で泳いだりして遊んでいました。
小さなポットホールに入ったりして、とても楽しかったです。西表では、こんな風に、予想外に泳いだりすることもできますので、下には常に水着を着用していた方がいいかもしれません。帰りの船をおり、帰りの路線バスが来るまでの間は(大体1時間くらい)、船着場のすぐ上にある浦内川観光のお土産売り場とか、写真コーナーを眺めたり、バス停のすぐ近くのカフェで涼んで過ごしました。大きな川とマングローブ+トレッキング。
西表島のとっかかりとしては、お手軽に楽しめて行きやすいスポットだと思います。家族連れにもオススメです。
rui さんからの口コミ(2013/05/15-10:21)