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沖縄・八重山諸島の無人島「カヤマ島」はホテルの所有物!?

沖縄でも南端に位置する八重山諸島。その諸島の真ん中に位置する小浜島から、船なら約10分で行くことができるのが「カヤマ島」です。周囲2.5kmしかない小さな島で、島には人は住んでおらず、事実上の無人島です。というのもこのカヤマ島は石垣島のホテルが丸ごと所有する島で、基本的にツアーで日帰りするリゾートアイランドです。

カヤマ島には日帰りできるように、桟橋やビジターハウスがありますが、島にはライフラインが一切ありません。電気は発電機を稼働させないと得ることができませんし、水に関しては雨水を貯めて利用するしかありません。その分、自然が豊かで動物たちものびのび暮らしている離島です。ちなみに「カヤマ島」は正式には「嘉弥真島」と書きます。

標高わずか19mの山もある!2つのコースでのんびり島巡り

一周2.5kmの小さな島ですが、島には山があります。といっても標高19mという、山と言うより丘。島を散策しているといつの間にか山頂に着いてしまうレベルです。

また島には道路は整備されていませんが、島を横断するコースが2本あります。島を1/3周する「うさぎさんコース」と、島を2/3周する「カメ さんコース」があります。

2つのコースとも、南側の桟橋があるビジターハウス横からスタートし、島北側の海岸線まで出る横断コース。北側の海に出たら残りはビーチを歩いて戻ります。どちらも1周30分〜1時間程度で回ることができ、途中で様々な自然と触れ合うことができます。

綺麗なビーチに見とれるべからず!海岸線の白い集団には要注意

うさぎさんコースもカメ さんコースも海岸線まで出れば、あとはビーチを歩くことになります。島は西側が砂浜、東側は岩場で構成されていますので、基本的に周回コースは島の西側の砂浜を通ります。南国の離島だけあって、途中のビーチもとても綺麗ですが、その景色に見とれてはいけません。

西側のビーチはカモメ たちの住処になっていて、巣がある岩場に近づくと猛烈に威嚇されます。逃げるが勝ちです(笑)。海岸線の岩場に白い集団を見たら、足早にその場を立ち去りましょう。決してその岩場に近づいてはいけません。

その数500羽とも1000羽!島の住民「ウサギ」たちはいずこ?

島には500羽とも1000羽とも言われるウサギたちが居るらしいですが、野生のウサギが故に実数は不明。でもそんなにたくさんのウサギがいる島なのに、2本のコースで島を散策してもウサギたちの姿を見ることがほとんどできません。彼らはいったいいずこへ?

実を言うとウサギたちが姿を見せるのは、ビジターセンターの近くだけ。つまり島を散策するコースのスタート地点に彼らは集まってきます。ウサギたちに会いたければスタート地点から動くべからず。ビジターハウス前の庭にいれば、たくさんのウサギたちが飛び交っている光景を望めます。

「ウサギまんじゅう」を見てほっこり!

島にはツアーで多くの人が来ることもあって、ウサギたちは人慣れしています。特に餌をあげているときは無防備で、その餌に集まる光景はまさに「ウサギまんじゅう状態」。ほっこりさせてくれる光景です。でもさすがにウサギなので、捕まえようとすると逃げ足は快速級。そもそもカヤマ島はウサギたちの島なので、人間はウサギを見守るだけにしましょう。

<まとめ>近くに幻の島!?ツアーならウサギも絶景も楽しめます

ウサギで賑わうカヤマ島ですが、すぐ近くには潮が大きく引いたときだけ現れる幻の島があり、カヤマ島と一緒に行くこともできるツアーもあります。ウサギと触れ合ってほっこりし、幻の島で絶景を見て感動。一度で2つの体験を楽しめるツアーがおすすめです。またツアーも小浜島発のものだけではなく、石垣島発のものもありますので、小浜島に渡らなくてもカヤマ島へ行くこともできます。

まずはウサギだらけの無人島・カヤマ島に渡ってほっこりし、ついでに絶景も楽しんで、身も心もリフレッシュしましょう。

<参考>嘉弥真島の概要

<海岸線長>2.5 km
<最高標高>19 m
<基本情報>石垣市の西約15キロメ ートル、小浜島の北東約2キロメ ートルの沖に位置。「ホテルミヤヒラ」が島を丸ごと所有している(同ホテルでは「嘉弥真島」ではなく「カヤマ島」と表記)。


嘉弥真島の地図

嘉弥真島の観光情報/ホテル・民宿情報

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