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集落から徒歩9分。天国への階段「イザイガー」。いざ行こう!

久高島へは沖縄本島南部の安座真港からフェリーで約25分。高速艇だと約15分で行くことができます。船は1日6便ありますので、気軽に日帰りできる離島です。フェリーなら車も載せることもできますが、島にはレンタサイクルもありますので、車は安座真港に置いて島に渡りましょう。安座真港の駐車場は2015年現在「無料」です。ちなみに安座真港のすぐ隣に「あざまサンサンビーチ」がありますので、船までの待ち時間に散策するのもおすすめです。ただしビーチ内の駐車場は「有料」です。

久高島の海の玄関口「徳仁港」から坂を登ったところに集落があります。集落には待合所や食堂、そしてレンタサイクルもありますので、船を下りたらまずは坂を登りましょう。久高島は周囲8kmの小さな島なので、レンタサイクル以外にも徒歩でも島巡りできます。自転車だと一周1〜2時間ですが、徒歩でも2〜3時間で回ることができます。

そして最初の「天国への階段」は、集落にある待合所から徒歩9分。「イザイガー」という場所にあります。この「ガー(川)」という名前は湧き水が出る場所のこと。その場所へ下りるための階段がその正体です。高台から階段越しに見る海の色はまさに絶景。通常は「天国へ上る階段」と言いますが、久高島では「天国へ下りる階段」になります。そもそも沖縄で「天国」と位置づけられる場所は、海に彼方にあると言われるので、この「天国へ下りる階段」は理にかなっています。

ちなみにこの階段はあくまで「ガー」へ下りるためのもので、海に出るためのものではありません。下りると逆に海が見えなくなりますので、ここでは階段の上から絶景を楽しみましょう。そもそも階段はかなり老朽化していて、一部で崩壊している部分もあります。階段には入らず、階段の上から眺めるだけにしましょう。

集落から徒歩10分。美しい川とも称される「ミーガー」。階段そのものは現世?

美しい川(ガー)とも称される「ミーガー」へは、集落から徒歩10分。集落からイザイガーまでが徒歩9分。この2つは徒歩1分とすぐ隣です。ちなみに「美川」とかいて「ミーガー」と読みますが、ここももちろん「ガー」なので湧き水が出る場所です。またここは「新川(ニーカー)」とも呼ばれています。

「ミーガー」の特徴は、「天国への階段」の手前に綺麗な芝生が広がっていること。手前の緑色とその先の青い楽園とのコントラストがとても綺麗です。でも階段そのものはあまりの老朽化に、一部が崩落しています。現在は階段の一部が仮設になっており、ロケーションや景色は「天国」レベルなのですが、この階段そのものだけは「現世」を感じます。ここでは階段まで行くと「現世」を感じてしまいますので、一歩下がって芝生越しに「天国への入口」を感じるのがおすすめです。

集落から徒歩18分。天国への誘い度ナンバーワンの「ヤグルガー」。青い海の彼方へ!

「ヤグルガー」は先のイザイガーとミーガーからは少し離れた、集落からだと徒歩18分の場所にあります。でもイザイガーやミーガーからなら徒歩10分程度。併せて行けば気になる距離ではありません。しかもその途中の道のりでも、青い楽園が望める場所が何ヶ所もあります。「歩き」ならではの発見も多い道です。木陰が多い道なので、1年を通して気持ち良く散策できます。

「ヤグルガー」「ガー」なので、湧き水が出る場所へと下りる階段があります。その階段は久高島の中でも、天国への誘い度ナンバーワンレベル。階段の傾斜がいい感じです。その先にある青い海も含めて、そのまま海の彼方まで行けそうな雰囲気。階段も比較的破損していない状態なので、下りたくなってしまいます。しかもすぐ脇に綺麗なビーチもありますので、ついつい下りてしまいます。しかし結果は同じで、下りると青い楽園が見えなくなります。もちろんビーチにも出ることはできません。ここでも階段の上から眺めるだけにしましょう。

集落から徒歩30分。階段ではなくハシゴの「ウディ浜」。天国に下りられます!

集落からは徒歩30分の「ウディ浜」。でもヤグルガーからは徒歩15分なので、島巡りの途中に行くのがおすすめ。しかも「ウディ浜」周辺には「ロマンスロード」と呼ばれる整備された遊歩道や休憩所もあり、1ヶ所でいろいろ楽しめます。特に4月や5月だと、この周辺に真っ白なテッポウユリが咲き乱れます。久高島でも一番の景勝地です。

その「ウディ浜」へ下りるのは階段ではなく、いかにも手作りの木のハシゴ。「天国への階段」ではなく「天国へのハシゴ」と言うことになります。でもここの場合、ハシゴでその天国まで下りることができます。一部岩場を伝って移動することになりますが、まさに「天国」まで行けるのがこの「ウディ浜」です。久高島北側では数少ない下りることができるビーチ。上から「天国へのハシゴ」を楽しむのいいですが、「天国」に下りて青い楽園を満喫するのもおすすめです。上(現世)も下(天国)も楽しめるのが「ウディ浜」の特徴です。

集落から徒歩5分。階段はあるけど崩落中。「イラブーがま」は浜づたいで行こう!

集落からは徒歩5分程度で行くことができる「イラブーがま」「イラブー」とはウミヘビのことで、ウミヘビの住処ともされる場所です。天国とはほど遠い名前です。しかも階段も木製のものがあるものの、完全に崩落。海まで下りるどころか階段の原型も少ししか残っていません。「天国への階段」という状況ではなくなっています。でも海そのものは「天国」レベル。しかも集落からすぐに行ける距離なので、船の待ち時間で気軽に往来できます。

ちなみに階段の利用はできませんが、隣接する「メ ーギ浜」から浜づたいで行くことができます。消波ブロックを越えれば「天国」にたどり着けます。階段が利用できないのに加えて、消波ブロックを越えなければならないので、まさに「超穴場」。消波ブロックは景観的にも邪魔な存在ですが、砂浜の綺麗さは久高島ナンバーワンレベル。しかも目の前がフェリーなどの航路になっているので、船待ちの時間でも乗り遅れることはありません。ただし既に港に船が到着している場合、ここで船を見てしまったら乗り遅れた証拠(笑)。注意しましょう!

<まとめ>久高島は目的があると楽しみ倍増!「天国への階段」探しはいかが?

気軽に日帰り観光できる「久高島」。でもせっかく島へ行くなら何か目的を持って巡るのがおすすめです。今回のような「天国への階段」探しはいい目的になります。しかも「天国への階段」が何ヶ所もあるのは、久高島ならでは。そしてその階段の先には、まさに「天国」レベルの絶景もあります。久高島は「神の島」と言われるので近寄りがたい印象もありますが、「神」がいるであろう「天国」と考えれば行きたくなります。

しかも沖縄での「天国」は青い海の彼方にあるもの。特に久高島がある沖縄の東の海は「ニライカナイ」とも呼ばれ、海の彼方には理想郷があるとも言われています。その理想郷があるであろう海の彼方へ向かって下りる階段。「天国への階段」を探しに久高島へ行きましょう!ちなみに久高島への船が発着する安座真港までは、那覇中心街から車で約40分。那覇滞在時でも気軽に「天国への階段」探しにチャレンジできます。


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