阿嘉島の「ニシバマテラス」に続く、座間味テラスシリーズ第2弾です。でもニシバマテラスはビーチ沿いでしたが、こちらはビーチから離れた内陸。その分、ニシバマテラスより見える景色は期待できるので、どんな雰囲気がレポートいたします。
まず神の浜テラスは平屋建て。木造ですが金属留め具を使っているので構造は強固です。構成は屋根がかかったカウンターエリアと、屋根なしのベンチエリアの2つに分かれています。スロープを上ると最初にあるのがカウンターエリアです。
カウンターエリアには屋根同様に「L字型」のカウンターが設置されており、ニシバマテラスの2倍以上の広さがあります。さらに壁が全く無いので開放感抜群。風通しもよく、真夏でも涼しさを感じることができることでしょう。ただ台風時の影響が気になるところ。この手の構造は吹き上げの風がモロに屋根を押し上げ、屋根が飛んでいってしまうことが多いですからね(苦笑)。あと金属部分の腐食も気になりますね。
新生・神の浜テラスから見える景色は、以前と変わらないものの、テラスのおかげでいつも以上に綺麗に感じます。左に阿真ビーチ、正面に左から安室島・安慶名敷島が望め、一番右に嘉比島の砂浜だけが望めます。
カウンターエリアを右に抜けると、その先にあるのが屋根なしのベンチエリア。要はカウンターエリアのカウンターと屋根がないだけ。開放感は抜群なものの、真夏は日差しがあまりに強烈で誰もそのエリアには行きません(笑)。まぁ秋とか冬には重宝するかもしれませんし、オフシーズンの昼寝や星空鑑賞には最高だと思います。
ベンチエリアから見えるのは、阿嘉島・久場島・屋嘉比島。そして遠くに渡名喜島の島影まで望めます。カウンター側が内海を望むのに対し、ベンチエリアは外洋を望む感じで、濃い青色を楽しめます。
居心地がいいのはやっぱりカウンターエリア。そもそもビーチからも集落からも離れているので、ニシバマテラスのように混み合うことはありませんし、テラス自体もかなり広く、ベンチ同士の距離も離れているので、密を気にすることなく過ごすことができます。
ただし阿真集落から1.5kmほど離れているので(座間味集落からは約3km)、阿真ビーチへ行くついでに行くって感じでは無さそうです。でも西に突き出す展望台なので、座間味島に宿泊したら夕日を見に行ったら最高かもしれませんね。その際はベンチが西に向いているベンチエリアが断然おすすめです。
ニシバマテラスに続く、座間味テラスシリーズ第二弾「神の浜テラス」。こうなると第三弾があるのか否か気になりますね。阿嘉島のニシ浜のように、座間味島にも古座間味ビーチにももともとデッキがあるので、ニシバマテラスのようなことはできるかもしれません。ただし古座間味ビーチのデッキにはお店が有り、利権も絡むので簡単には実現できないかもしれませんね。そういう意味で、今回の神の浜テラスが「座間味テラスシリーズ2nd」になったのかもしれません。
そして神の浜テラスは「2020年6月7日」にオープン。台風シーズン後にどうなっているかわかりませんので、興味のある方は早めに見に行きましょう!(与那国島のサンニヌ台展望台は台風1個で全て吹き飛んだ経緯ありw)