「ダイビングブーツ」
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[18604へのレス] Re: 波照間・黒島でのシュノーケルなど

投稿者：宮古まもる 投稿日：2007/07/18(Wed) 00:45

この掲示板で合成界面活性剤の論争をするのかいな？と思ってしまい、あのような文章を載せてしまいました。ヒッキーさん、もしも気分を害されたのなら僕のほうこそ謝ります。ごめんなさいね。

我々の身の回りにあるものでプラスチック類をダメにしてしまう最たる物は、エタノール(アルコール)です。プラスチックが白く濁ってしまい、やがては細かなヒビになっていってしまいます。
ですから曇り止め類にはアルコール(有機溶剤)は使われていないはず(すみません、自分が使っているものの成分調査まではしていないんです)です。
界面活性剤という言葉を初めて聞いたのは36〜37年前？商品名は確か「レインＸ」だったと思います。(オートバックスなどでスーパーレインＸなど、見たことはありませんか？)オーバーマッハで飛ぶジェット戦闘機にはセスナや旅客機に付いているワイパーを付けれません。そこで雨を水滴として付けずに流してしまう、視界を確保するために開発されたと記憶しています。(当時はメガネ用、今は車のフロントウインドゥ用でしょうか？)
戦闘機のキャノピー(風防)は強化プラスチックですから、今のアメリカ空軍の戦闘機のキャノピーはみんな真っ白く濁ってしまい・・・になってはいないですよね(笑)
僕の今使っているマスク、メーカーはグレッシーサブで６年目になりますが当然どこもおかしくはなってはいません。

以下は「私流」なので、どうぞ参考までにしてくださいね。
マスクの潮抜きはバスタブや洗面台に真水を張って漬けおきます。私の相棒は「この方が溶解度積が上がるもーん」と、ぬるま湯にします(笑)。時間は大体１５分くらいかな？この間にウェットやラッシュ、グローブ、ソックスやら何やらを洗いますから、それが終るまでの時間です。
その後スポンジに洗剤をつけてマスク内面全体をこすり洗いします。次にシャワーで洗剤をよく洗い流し、今度は洗剤の付いていないスポンジを用いカランからの流水下でこすり洗いをし、洗剤をできるだけ落とします。そして最後に陰干しです。　
先日、マスク装着時の注意を少し書きましたよね。同様に陰干し時はマスクのプラスチック面を下にして置いてください。「この方が水切りがいいから」などと「スカート」部を下にして置いてしまうと、スカート部の変形を招きます。
フィンも同様に水平に置く事。ブレードにプラスチックを用いたフィンなら立てかけも可かもですが、立てかける時には「かかと」部が下でブレードが上向きです。またまた水切りを考えて逆置きしますと大切なブレードがゆがんでしまいます。

またまた「私的」ですがシュノーケリングの際のフィンは「フルフットタイプ・しなりあり」が良いと思っています。
畳に腹ばいに寝た状態で、(略して書きますが)シュの際のバタ足は上方にはけりません。そこは空中ですから。ダイビングの際には上下に足を振ることができます。従ってダイに比べて股関節の振り子運動が使えず、くるぶしと指の腱に負担がかかってしまいます。ですからかかとまで押さえが効いたフルフットで、かつ腱の負担を和らげるしなりありの方が良いかと。
もしもゆるめに感じたらくるぶしまでのソックスを履くと解消されます(一足で足りなければ二足の重ねばき、もちろんシーソックスというグッズもあります)。足に対してクッションにもなってくれますから楽ですよ。足からの脱落防止グッズで３穴の専用バンドも売ってはいますが、あまり意味がないので一度しか使いませんでした。
ストラップタイプをそれなりにシメますと、足の甲の部分とアキレス腱部が痛くなったりします。でもダイバーは普通ダイビングブーツを履いていますから、それがクッションになってくれるんです。
フルフットを履く時にはあらかじめかかと部を外側に折り曲げておき・・・

書き出して大分長くなってしまいましたのでここらで終わりに。
ただ最後は「自分の好み」に落ち着かれる事になると思います。
相棒は身長154足22の小柄なんですが、今は本人にとっては大き目のハードブレードのフィンでビーチシューズを履いた上に使用しています(本人が試行錯誤の末に決定しました)。
それとバタ足だけでなく「あおり足(挟み足)」を知られたら足がずっと楽になっていくと思います。