竹富島の民宿はだいたい宿泊しましたが
結局はここになりました。
おばぁとその娘さんが中心で
娘さんのお婿さんとおばぁの次男さんが手伝っています。
たぶんヘルパーさんを使用していない
竹富島で唯一の宿です。
30年以上通っている、親子三代で通っているという
「常連」さんも多いです。
年末年始、もずく、船、「種取祭(タナドウイ)」、冬・・とシーズンごとに、その季節の「常連」さんがいます。
なかにはかなり「濃い」ゆんたくをする「常連」さんもいらっしゃいますね。
次男さんはちょっと耳に障害があるようなので
「あれれ?」って感じることもありますね。
食事は、野菜は裏の畑でおじぃが作っている完全無農薬。
たまにおじぃやお客さんが獲ってきたイカやタコやサカナや貝、海老などが食卓にならびます。
石垣で買って来たお惣菜を並べるなんてことはしていませんよ。
アウトリーフ・シュノーケルが出来る船は二艘。
おじぃと次男さんがそれぞれ船を持っています。
2500円だったと思います。
ビジネスではなく「気まぐれ」で船は出たり出なかったりしますから
注意が必要です・・(笑)
トイレ・シャワー付の別館が6500円。
外トイレの本館は5250円
本館は混んだときは「相部屋」になることがあります。
自転車は一日、1000円
おじぃもおばぁも、基本的に「酒は飲まない」ので
ゆんたくは、お客さん同士で本館の中庭か別館の裏庭。
三線上手の常連さんがいるときは三線ゆんたくってことになりますね。
おばぁが八重山古謡を踊ってくれたこともありました。
ビールの自販機はあります。
製氷機があり氷はいつでも使えるのは便利。
泡盛は近くの「大浜荘」の売店で買います。
おじぃもおばぁも竹富島のことはほんとうによく知っています。
島のことを知りたい。島の話を聞きたいって言う人には
「最高の宿」だと思いますよ。
たしかに、おじぃもおばぁもかなり気ままで
気に入っている「常連」さんを「贔屓」するようなところはあるし
次男さんは耳が悪いから「無愛想」に思えるし
娘さんはふたりのお孫さんの面倒を見てるからあまり「交流」はない。
ホテルの快適さをもとめたり、宿主催のゆんたくを求めるかたには
不満が残るでしょう。
でもこの宿には竹富島の「日常生活」があります。
竹富島の宿をずらっと一巡りして
この宿に戻ってきたのはそんな理由です。
noki さんからのクチコミ(2008/05/18(Sun) 04:52)