みなさんクチコミを見て宿を決められているようなので、いくつかの波照間の宿に泊まった身からの目線でのやどかりの、特におばぁについて書こうと思います。
ここは、波照間島の中の一人のおばぁが、一人っきりで経営している宿です
基本的に離島のおばぁは、噂話が好きなのとグチが多いのですが、このおばぁも然り。
まさに『ザ・離島のおばぁ』です(良くも悪くも)。
なので、一見ただの口の悪いイジワルばあさんにも思われがちですが
ここのおばぁ程お客さんの事を考えてくれている宿主はいないかも知れません。
お客の機嫌取りなら嘘付いてでも出来ますが、おばぁにはそれが出来ないんです。
他の女性客に対してあからさまに下心のある雰囲気のお客さんには、若い娘が集まる他の宿に行った方がいいと言ったり
全く会話に参加して来ないようなお客さんがいると、放っていおいて欲しいのか、それとも悩みがあって一人になりたいのかが分からないので、声をかけていいのかどうか、ずっと悩んでいたりします。
前述のとおり、噂話が好きなので、それを他のお客に話して相談したりもします
でもその時に、素直には言わずに「何を考えてるか分からん」なんて言うもんだから
中には『他の客の悪口を言う』と取る方も出てきます。
また、島には古くからの行事が年中あり、そのためストレスが貯まっている事もあります。
そんな時のおばぁはあからさまに疲れているので、不機嫌に見えるかも知れません。
重ねて言いますが、おばぁは誰よりもお客さんの事を考えてくれています。
お客さんとの間に隔たりが出来てしまうのが怖くてヘルパーは使いたくないとも言っています。
正直な所、アメニティ、ホスピタリティは行き届いていない所もあります。
『ホテル・高級民宿』を求める方にはNGな宿かも知れません
もてなしを求めて泊まる宿ではなく、田舎に住む親戚のばあちゃんの家に遊びにいく
という感覚の方がいいと、個人的には思います。
宿泊代が発生する以上それじゃいかん!と怒る方もいるとは思いますが
その場合は他所の宿を選択するか、日本最南端ってこんな所なんだと、広い心でとらえるかしかないと思います。
長文になってしまいましたが、結論、おばぁは悪い人ではありません。
心を開けばほんとに可愛いばあちゃんです。
誤解が多いようなので、そこだけは分かって頂きたいと思います。
少しでも宿選びの参考になれば幸いです。
ピコハン!ウタマヌトゥンジ! さんからのクチコミ(2011/02/11(Fri) 13:24)