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海の中は珊瑚の森!気軽に泳げる上地島

新城島は別名「パナリ島」とも呼ばれ、石垣島などから「パナリ島ツアー」という名称で、多くのツアーが開催されています。ツアーでは北の「上地島」へ行くものがほとんどで、豊かな珊瑚の森をシュノーケリングできます。

新城島には定期便がないので訪れる観光客も限られ、手つかずの自然がたくさん残っています。中でも生き生きした珊瑚礁は、沖縄でもトップクラス。目を見張るものがあります。

珊瑚が生き生きしていれば、熱帯魚も生き生き。思う存分、シュノーケリングを楽しめる新城島です。ただし、多くのパナリ島ツアーはシュノーケリングのみで、新城島への上陸はできません。その理由とは?

選ばれし者のみ入島可能!上地島の集落

そもそも新城島は「神の島」とも呼ばれ、立ち入り禁止の神聖な場所が多く、島内へ自由に入ることができません。パナリ島ツアーの多くは上地島の港の桟橋まで。島内へ入る場合は、島民のガイドが必須です。

島民が主催するツアーなら、ガイドとともに島内へ入ることができます。ちなみに2つの島からなる新城島ですが、集落があるのは上地島のみ。下地島には牧場があるだけです。人口は上地島「9人」、下地島「1人」ですが、あくまで住民登録している人口で、多くの人は他の島に住んでいます。

新城島への上陸もできるツアーを開催しているのが「パナリ島観光」。シュノーケリングはもちろんのこと、島内ガイドもしてくれるので、新城島を隅から隅まで楽しみたい方にはおすすめです。

<パナリ島観光の基本情報>
住所:沖縄県八重山郡竹富町字新城13
電話番号:0980-85-4120/090-4984-8800
アクセス:新城島(上地島)へは石垣島から船で約35分

上地島の見どころ!クイヌパナとタカニク

手つかずの自然が残る新城島ですが、神の島としての史跡も見どころです。まずは港近くの「クイヌパナ」。クイは“越す”、パナは“先端”で、“端の高台”という意味です。その名の通り、高台からの景色は抜群。島近海の海はもちろんのこと、遠くの西表島の島影も楽しめます。民謡「クイヌパナ節」にも歌われている史跡です。

集落北の奥には、国の史跡にも選定されている「タカニク」があります。離島間の連絡手段として烽火(狼煙)を灯す場所で、「先島諸島火番盛」のひとつ。でも島の北側で行けるのはここまで。これ以上先は神聖な場所なので、ガイドと一緒でも行くことはできません。でも島南側なら、南端の下地島が望める海峡まで行くことができます。

(タカニクからの景色)

2つの島の間には秘密が!?上地島下地島海峡

2つの島からなる新城島ですが、上地島南端まで行けば、下地島を目の前に望むことができます。相互の島はわずか500m。しかもこの2つの島は、潮が大きく引くとき、秘密のルートをたどれば歩いて往来できるとのこと。まさに神秘の新城島です。

さらにこの2つの島の海峡は、海の中も珊瑚礁や熱帯魚でとても豊か。パナリ島ツアーでもこの海峡で泳げるものは限られ、まさに「神秘の島の秘境の海」という訳です。中にはその先の上地島にも上陸できるツアーも!?

(上地島から下地島を見る)

滅多に上陸できない下地島!謎の島へ

通常のパナリ島ツアーでは上陸できない、謎の下地島。上陸するには、下地島に絞ったツアーに参加する必要があります。そのツアーも開催されない時期もありますので、まさに秘境中の秘境。

下地島には集落はなく、島全体が牧場になっており、住民登録は1人のみ。ほぼ無人島状態の下地島ですが、島の中はとても綺麗です。特に牧場の大きなサイロは、下地島脇を通る船から望むことができ、島のランドマークにもなっています。

細長い島で北にあるのが「上地島」。丸い島で南にあるのが「下地島」。2つで1つの「新城島」と呼び、その島の構成はニュージーランドを彷彿させます。ただし上地島には島民主催のツアーに参加しないと上陸できませんし、下地島へは下地島限定ツアーに参加しないと上陸できません。まさに限られた人しか行くことができない、秘境の「新城島」。そこにはガイドブックにも紹介されていない、神秘の景色が満載ですよ。

<まとめ>新城島/パナリ島の基本情報

<上地島の基本情報>
面積:1.76km2(集落あり)
人口:10人(2019年1月末時点の住民登録人数)
アクセス:石垣島から船で約35分(ツアーボートの場合は約1時間)

<下地島の基本情報>
面積:1.58km2(牧場のみで集落なし)
人口:1人(2019年1月末時点の住民登録人数)
アクセス:石垣島からツアーボートで約1時間

2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。


新城島の地図

新城島の観光情報/ホテル・民宿情報

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