<スポンサードリンク>

<スポンサードリンク>

多良間島は真っ平らでまん丸な離島

多良間島ってご存じですか?人気の石垣島と宮古島の、ちょうど中間あたりにある島で、一周20km足らずの小さな離島です。島には起伏がほとんどなく、まさに「真っ平ら」。さらに島の形は絵に描いたような「まん丸」で、石垣島発着の飛行機からなら、窓からその丸い形を望むことができることでしょう。

多良間島には島の西側に空港があり、宮古島からの定期便が1日2往復就航しています。片道約25分で島に行くことができますが、宮古島とは船で往来することも可能です。

宮古島から多良間島までは、船だと約2時間。日曜以外、毎日1往復しています。なんと多良間島行きの船は「土足厳禁」。でもそのおかげで船内はとても綺麗で快適です。船内にはシート席や大広間はもちろんのこと、ソファ席もあるので快適な船旅ができることでしょう。多良間島の北側の港に到着し、島唯一の集落もそのすぐ近くにあります。

多良間島唯一の集落!その見所を紹介

多良間島には集落が1つだけしかなく、港のすぐ近くに広がっています。また、島には信号機も1個しかなく、「島唯一の信号機」ということで名所にもなっているかも?(2012年時点)。

集落から少し離れた空港近くには、信号機はないものの、宮古島ではお馴染みの「まもる君」が、信号機の代わりに交通安全を見守っています。その名前は「多良間島まもる君」。宮古列島で唯一「宮古島まもる君」以外の名前が付いている、希少価値の高いキャラです。

最高でも標高33mの、まさに真っ平らな多良間島。もちろん山はないので、高台に上がればまさに360度のパノラマ風景が望めます。そんなパノラマ風景を楽しむのに、うってつけなのが、集落からも歩いて行ける「八重山遠見台」。石積みの昔ながらの遠見台もありますが、すぐ近くにコンクリート製の展望台があり、そこからの景色はまさにパノラマ!

真の360度のパノラマ風景

展望台までは階段でかなりの段数を登ることとなります。でもそこから見る風景はまさにパノラマ。特に北側の景色はまさにオーシャンビュー。起伏がない離島なので、景色を遮るものもありません。しかし近年、展望台のすぐ近くに大きな電波塔ができてしまい、景色を遮ることはないものの、かなり邪魔になってしまいました。

展望台から南東側を見ると、多良間島唯一の集落が一望できます。さらにその先には島の南端まで望め、まさに真っ平らな離島ならではのパノラマ風景が楽しめます。

空港がある島の西側は、その空港以外何もないので、さらに真っ平らな島の様子を伺えます。実は、この展望台からなら東西南北どこを見ても「水平線」が望めるんです。このサイズの離島で、360度水平線が望める展望台は、沖縄でも多良間島の八重山遠見台だけ。多良間島では必須のスポットです。

多良間島巡りは「リ゜」からスタート

多良間島も見所はやっぱり海。しかも周回道路で島巡りをすれば、何時でも何処でも綺麗なビーチに出ることができるんです。中でも一押しは、集落からもほど近い、島北岸の「ふる里海浜公園」。正式名称は「トゥガリ゜ラトゥブリ」と、謎の「リ゜」の名称。ちなみに「トゥブリ」とは、海へ降りる小道のことで、ビーチ自体の名称は「トゥガリ゜ラ」。はたしてなんと読むのでしょうか?

「トゥガリ゜ラ」の次に訪れたいのが、こちらも集落からほど近い「ウカバ」。多良間島でもナンバーワンレベルの、綺麗な砂浜を楽しめます。港のすぐ近くなので、帰りの船の待ち時間に行くのもおすすめです。

ちなみに多良間島はまん丸で、時計で言う「0時」の場所に、港や集落やトゥガリ゜ラがあります。そこから時計回りに島巡りをするのがおすすめです。ちなみにウカバは「1時」の方角にあり、そして「3時」の方角にあるのが「三ツ瀬公園」。キャンプやバーベキューもできるビーチで、午後3時に行ったら良いことあるかも?(笑)

多良間島南半分の見所は4・6・9

三ツ瀬公園からもほど近い、「4時」の方角にあるのが「普天間港」。現在は集落側の港がメ インになり、こちらはほとんど使われていませんが、絵になる桟橋があります。しかも、東向きの桟橋なので、ここで見る朝日は最高です。早起きして絶景を楽しみましょう。

集落とは島の反対側、「6時」の方角にあるのが「たらまゆがぷうランド」。多良間島の中でも最も整備されている、海沿いの公園です。内陸側はキャンプ場になっており、バンガローもあるので合宿などにも活用できます。集落・港・空港の何処からも離れた場所にあるので、物凄い静かです。

島の西側、「9時」の方角には多良間空港がありますが、その空港の裏にはまさに秘密のビーチ「ウプドゥートゥブリ」があります。多良間島の海は遠浅が多く、潮が引くとなかなか泳げません。でもこのビーチは常に深さがあり、シュノーケリングも楽しめます。さらに、空港の裏にあるまさに「隠れたビーチ」なので、真のプライベートビーチを楽しめることでしょう。

といっても、多良間島では周回道路から海側に抜ければ、どこでもプライベートビーチ。お気に入りのビーチを探して、そこでのんびり過ごすのが多良間島ではおすすめです。

<まとめ>「リ゜」の謎が判明!秋は見所が多い多良間島

多良間島には「トゥガリ゜ラトゥブリ」の他にも、「ウプドゥマリ゜トゥブリ」と、海に関わる地名に「リ゜」がよく使われています。また内陸には「ウガム゜」というスポットもあり、「ム゜」という名称も出てきます。他にも「イ゜」という名称もありますが、実はこの「゜」が付いた文字は、ほとんど音を出さないとのこと(多良間島ふるさと民族学習館の方の話)。音楽で言う「ピアニッシモ」的なものだったのでした。

ちなみに多良間島では秋がイベント満載!旧暦8月8日に、島で最も盛大な祭事「八月踊り」が開催され、11月初旬には真っ平らでまん丸な島をフルに活用した「たらま島一周マラソン」が開催されます。不思議な名前がたくさんある、ワンダーアイランド多良間島で、秋を満喫しましょう。

<2018年のイベントスケジュール>
・八月踊り(2018年9月17日〜19日)
・たらま島一周マラソン(2018年11月11日)

2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

<参考>「イ゜」「ム゜」「リ゜」の発音とは?

多良間島には独特の発音と特殊音の標記あり。「ハ→パ」「ヒ→ビイ゜」「ホ→プ」「ミ→ム゜」「ム→ム゜」「ル→リ゜」「リ→リ゜」だ代表例で、「イ゜」「ム゜」「リ゜」は、ほとんど音を出さないとのこと。


多良間島の地図

多良間島の観光情報/ホテル・民宿情報

地図をクリック/タップすると拡大マップが表示
さらにクリック/タップすると詳細情報ページが表示



旅行記/旅行ガイドの関連情報



<スポンサードリンク>


ページトップへ戻る