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水族館から見える「あの島」が伊江島!?

沖縄の「伊江島」と聞いてもピンとこない人も多いかと思いますが、「水族館から見えるあの島」と聞けばピンとくる人も多いと思います。人気の沖縄美ら海水族館や、それらがある海洋博公園から、海に向かって正面に見える、とんがり山がある独特な島影。それが「伊江島」です。

伊江島へは、水族館から車で約15分のところにある「本部港」から船で渡れます。片道約30分、1日4往復以上運航しているので、気軽に日帰りできる離島です。しかもこの本部港は、那覇や名護から水族館へ行く途中に必ず通る場所。つまり、水族館へ行くついでに、気軽に渡ることができます。

島中央のとんがり山以外は平坦な伊江島。一周約20kmで、サイクリングするには最適な離島です。しかも、伊江港ターミナル「伊江島はにくすに」のすぐ裏手に、レンタサイクルショップ有り!島に着いたらすぐに伊江島サイクリングできます。

伊江島サイクリングは「時計回り」!序盤は海を楽しむ!

伊江島の港は島中央の南岸にあるので、時計のちょうど「6時」部分になります。ここを起点に時計回りに巡るのがおすすめです。その理由は、反時計回りだといきなり猛烈な上り坂になりますが、時計回りなら坂が緩やか。しかも時計回りなら序盤は、青い海を見ながらサイクリングできます。

時計回りの伊江島サイクリングでは、序盤に島随一の絶景ビーチ「GIビーチ」へ行きましょう。意外と伊江島にはビーチが少なく、自由に行けるこのGIビーチは貴重な存在です。何故「自由に行ける」のが貴重なのかというと、伊江島サイクリングの終盤でわかります。

GIビーチ近くには、子宝石が祀られている「ニヤティヤ洞窟」があるので、併わせて行きましょう。海のそばにある洞窟で、洞窟内からも青い海が望めます。洞窟には「ビジル石」という石があり、これを持ち上げて「重い」と感じれば男の子、「軽い」と感じれば女の子が授かると言われています。

海の後はお待ちかねの「滑走路を爆走」!

伊江島には北西部分、時計で言うと「9時〜12時」の部分には、米軍施設があります。もちろん、伊江島サイクリングもそこを避けるコースになりますが、その途中で妙な光景に出くわします。広大なアスファルト空間で、それをまたぐ道路もあります。そのアスファルト空間は、なんと「滑走路」!?

その滑走路の正体は「伊江島補助飛行場」。れっきとした米軍関連施設です。緊急時のみ利用されるもので、普段は使われません。滑走路をまたぐ道路もあるぐらいなので、基本的には自由に入れます。もちろん滑走路本体にも自由に入れて、約1500mの滑走路を自転車で爆走できます。そのまま空へ飛んで行けそうな気分になれるかも?沖縄でもこんなことができるのは、伊江島サイクリングだけ!

2018年現在、定期便はありませんが、島には正式な「伊江島空港」もあります。先の補助飛行場のすぐ近くにある空港ですが、こちらの滑走路はもちろん立入禁止。さらに米軍施設内にも滑走路があり、伊江島には全部で3本の滑走路が!?もちろん、自由に入れる滑走路は補助飛行場のみ。他の2つは絶対に入ってはいけません(笑)。

島北岸は「絶景」だらけ!特に5月は「超絶景」に!?

伊江島は、南側の標高が低く、北側の標高が高い島です。時計回りだと緩やかな坂で北側まで行けますが、反時計回りだと猛烈な上り坂に!?伊江島サイクリングは時計回りがおすすめです。港がある南側から開始した伊江島サイクリングですが、ちょうど反対側の北側にあるのが「湧出展望台」。そこからの景色はまさに絶景!

「湧出(ワジー)」とは、湧き水が出る場所のことで、水資源に乏しい離島では貴重な水源でした。断崖絶壁下に湧き水ポイントがあり、そこまで降りることもできます。しかし、ここでは上から見るだけにしましょう!その坂道、伊江島最強レベル(笑)。

伊江島サイクリングで、湧出展望台の次に行きたいのが「リリーフィールド公園」。湧出展望台から約2kmにあり、その名の通り「ユリ」が咲き誇る公園です。特に5月はユリが満開になるので「超絶景」に変貌!?さらに、GWまでは「伊江島ゆり祭り」も、ここで開催されます。

伊江島サイクリングのコツと裏技と締めのグルメ!

リリーフィールド公園のあとは、伊江島サイクリングもいよいよ佳境に入ります。終盤は基本的に下りなので、快速モードでサイクリング。ちなみに伊江島は、島中央に「城山」こと「タッチュー」という岩山があり、それを目印にすれば迷うことはありません。伊江島サイクリングのコツは、時計回りなら常に右に山が見えていればOK!

実は伊江島には「伊江ビーチ」という、代表的なビーチもありますが、あまりおすすめではありません。その理由は、自由に入れないから。ビーチは「伊江村青少年旅行村」の中にあり、なんと入場料が必要。でも裏技があって、旅行村東に隣接する野球場の脇から、ビーチへ入れます。伊江ビーチを見るだけなら、まずは野球場を目指しましょう!

伊江ビーチからゴールの伊江港までは約2.5km。平坦な市街地の道なので、伊江島サイクリングも楽々です。そして最後は、伊江島ならではのグルメ 「伊江牛」を堪能しましょう。伊江港には伊江牛のモニュメ ントも!?港周辺の市街地には、伊江牛を頂けるお店もあるので、伊江島サイクリングの締めにおすすめです。

<まとめ>伊江島サイクリングは半日でOK!滑走路爆走だけなら1時間でOK?

伊江島サイクリングは一周約20kmと、程よい距離。一周するだけなら「約2時間」、観光する時間も含めると「約3時間」あればOKです。でもせっかくの伊江島なので、島のシンボルでもある「城山」にも登りましょう!山頂までは階段が整備されていますので、普段着で上ることができます。登山自体は15分程度で済みますが、猛烈な階段なので休憩込みで30分、往復で1時間見れば余裕です。

城山抜きだと「約3時間」、城山に登ると「約4時間」で楽しめる伊江島サイクリング。さらに、滑走路爆走のみなら「1時間」でもOK(笑)!半日あれば楽しめる伊江島サイクリング。GWや5月など、いい時期の沖縄旅行にいかがでしょう?

<参考>伊江島補助飛行場の詳細情報

伊江島は沖縄本島本部(もとぶ)岬から西へ約5kmの場所に位置し、島へは本部港からフェリーで渡航できます。1945年4月、米陸軍第77歩兵師団により占領されて米陸軍航空隊飛行場となりました。戦後は、米空軍が西側を空対地砲撃に使用して爆撃射程訓練を行いました。最も訓練が頻繁に行われたのはベトナム戦争時で、1989年に米海兵隊に移管され現在に至ります。

現在、実弾訓練は行われていませんが、1500メ ートルの舗装されていない珊瑚からなる滑走路や、擬態の強襲揚陸艦甲板、そして貨物や人員のパラシュート訓練に使われる降下訓練地域があります。施設の任務は、飛行場での軍事行動の際に伊江島上空での航空機進路誘導、航空機救助および消火活動の支援等です。

(在日米海兵隊情報より引用)


伊江島の地図

伊江島の観光情報/ホテル・民宿情報

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