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「石?砂?珊瑚?」日本最南端の波照間島にしかない謎の石

沖縄には火山性の島が無く、そのほとんどがサンゴが隆起してできた島。なので「石」といっても、基本的には「サンゴの欠片」と言うことになります。沖縄ビーチが白いのも、サンゴが砕かれてできた砂だから。石もサンゴだったものがほとんどで、白いものが多いです。でも有人島で日本最南端に位置する「波照間島」には、他にはない変わった謎の石があるんです。

鮮やかな肌色の石で、よく見ると小さな石やサンゴの欠片が集まり、1個の石になったもの。石の中にはサンゴの欠片だけではなく、貝殻が入っているものもあります。つまりのところ、謎の石とはサンゴの欠片や貝殻が集まり固まってできたもの。沖縄でも波照間島以外では見ることはできません。その謎の石がある場所は、波照間島南岸に唯一あるビーチ「ペムチ浜」。最南端の離島の南岸にあるので、「日本最南端のビーチ」ということになります。

「日本最南端のビーチ」へ行こう!ペムチ浜はまさに国境のビーチ!!

有人島で日本最南端の波照間島。その南岸にある唯一のビーチが「ペムチ浜」「日本最南端のビーチ」ということになり、それだけでもワクワクします。水平線には他の島も望めないまさに国境のビーチ。海の向こうは外国です。

その分、周辺海域の流れがとても速く、ペムチ浜は遊泳禁止。足を浸けることすらNGです。ちなみに「日本最南端の地」は、ペムチ浜よりもう少し南にある「高那崎」という岬で、「日本最南端の碑」もそこにあります。でもビーチとしてはペムチ浜が日本最南端!!

1つのビーチで異なる2つの砂?ペムチ浜は右と左で砂の種類がチェンジ!!

ペムチ浜の広さは約600m。穴場ビーチの割にかなり広いです。しかもビーチの右と左とでは、砂の種類が明らかに変わります。一般的なビーチ入口は海に向かって左側で、最初に見る砂浜は「砂」というよりも「サンゴの殻」が敷き詰められたもの。波照間島にはサンゴの殻だけでできたビーチもありますが、それに近い印象なのがビーチ左側です。

ビーチの入口から右へ歩いて行くと、サンゴの欠片の白い砂浜から、沖縄らしいサラサラした肌色の砂浜に変わります。1つのビーチでここまで明確に、砂の種類や色が変わるのも珍しい。そして砂の色が肌色に変わったビーチの右側に、謎の石があるんです!!

謎の石はビーチ右側のみ!ペムチ浜に着いたら右へ進んで宝探し!!

謎の石は海の中や波打ち際ではなく、砂浜に落ちています。しかし謎の石は砂浜と同じ肌色をしていますので、ビーチでは保護色のようになって見つけにくい。ビーチにしゃがみ、めぼしい石を1個1個手にとって探してみましょう。くれぐれも探すのに夢中になって、波打ち際に近づかないようにしましょう。流されちゃいます(汗)。

謎の石。中には荒波にもまれて、綺麗なまん丸になったものも!さらにジャガイモサイズの大きなものもあるかも!?またビーチ右側には貝殻もたくさん漂着していますので、ペムチ浜へ行ったら右へ進んで宝探しをしましょう!!

ペムチ浜自体も隠れた謎のビーチ!確実にたどり着ける「行き方ガイド」

謎の石自体は簡単に見つかりますが、問題はそのペムチ浜までの行き方。最南端の碑に近いビーチですが、碑から行くとビーチ入口が非常に分かりづらい。ほとんどの人が見つけられず、その入口を通過してしまいます。

おすすめは波照間島の中心集落から行くこと。集落の中心にある公園から民宿星空荘の前の道を、ひたすらまっすぐ南へ進みます。集落を抜けると景色が開け、海の近くまで一気に下っていきます。海の近くまで行くと右に貯水池があるので、逆の左へ曲がります。曲がらずまっすぐ進んでもペムチ浜を望めますが、そこからビーチへ下りることはできませんのであしからず。

左に曲がると200mほどで最初の交差点に出ます。そこからでもペムチ浜へ行けますが、猛烈に険しい道になるのでお勧めできません。最初の入口はダミーです(笑)。本当の入口はもう200m先の「2番目の交差点」です。

1番目のダミーの入口は獣道程度しかありませんが、2番目の本当の入口は車が通れるぐらいの幅があります。またこの入口には「保全区域」を示す看板がありますので、それもいい目印になります。入口から林を約100m、そして獣道を50mほど進めばペムチ浜に到着です。ビーチへ下りる獣道にはロープも張ってあるので、上り下りも楽々です。

ただし行きはよいよい帰りは怖いペムチ浜。ビーチから帰る時、入ってきた場所が非常にわかりにくい。間違えるとダミーの険しい道に入ってしまいます。ペムチ浜へ下りる際は、出口に目印になるものを置いておくのがお勧めです。

<まとめ>ここにしかない謎の石を見つけて最高の想い出を作ろう!!

日本最南端の波照間島へ行くだけでもいい記念になりますが、さらに日本最南端のビーチ、そしてここにしかない謎の石まで見つければ、最高の想い出になることでしょう。しかも石探しはいつでもできますので、夏休みだけではなく、年末年始に卒業旅行に、最南端の離島まで足を伸ばして謎の石を探しましょう。

ちなみにこの謎の石。他の数ある離島で同じものを見たことがありませんが、万が一同じようなものがあっても波照間島のものは「日本最南端」の称号付き(笑)。探すしかありません!!


波照間島の地図

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