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奄美群島の代表格「奄美大島」亜熱帯の原生林もビーチリゾートもある魅力満載の離島

2017年3月に国立公園に指定された奄美群島。その中でも代表的な島といえば「奄美大島」。奄美群島の中で唯一ジェット旅客機が発着する島で、近年にはLCCも就航した注目の離島です。奄美大島と言えば亜熱帯の原生林が広がる自然豊かな島ですが、周辺の海もともて綺麗です。亜熱帯の自然と海がコラボレーションする、魅力的な景色が各所で望めます。

奄美群島には固有の動物も多く生育しており、中でも「アマミノクロウサギ」は国の特別天然記念物に指定。奄美群島の中でも奄美大島と徳之島のみにしか生息していません。夜行性が故に道路での輪禍が多発。そのため、奄美大島の道路には「クロウサギに注意」なる珍しい道路標示もあります。奄美大島をドライブする際は、特に夜は注意して運転しましょう。

亜熱帯の原生林だけではなく、綺麗な海も奄美大島の魅力。特に奄美大島北部にはたくさんの絶景ビーチがあり、特に奄美空港から半径10km以内には綺麗なビーチが目白押しです。1つの島で亜熱帯の原生林もビーチリゾートも楽しめる奄美大島は、奄美群島の中でも群を抜いて魅力満載です。

奄美大島周辺の離島は個性的!「喜界島・加計呂麻島・請島・与路島」と名前も個性的!?

奄美大島の近隣には小さな離島が点在しており、それらも含めて今回の国立公園に指定されました。奄美大島の東に位置するのは、比較的大きな「喜界島」。奄美大島から飛行機で約20分と、気軽に往来できる離島です。島の内陸が高台になっており、高原のような島の中央にまっすぐ伸びる一本道は必見です。また壇ノ浦の戦いに敗れた「平家」の一族が上陸した島とも言われていて、島にはそのゆかりの地が何ヶ所もあります。

奄美大島の南にあるのが「加計呂麻島」「かけろま」という読み方をする珍しい名前の離島です。奄美大島からは船で約20〜25分。便数も多いので、奄美大島から気軽に日帰りもできます。とにかく素朴な離島で、島のどこへ行ってものんびりした雰囲気を味わえます。海もとても綺麗な離島で、集落がある場所には必ずビーチがあるのが特徴。また島には戦跡も多く、特に島南部の景勝地「安脚場」には砲台跡などが今でも残っています。

加計呂麻島のさらに南にあるのが、離島中の離島の「請島」「与路島」。奄美大島から船で往来できますが、1日1〜1.5往復しか便がありませんので、日帰りだと気軽に行くことができません。2014年時点の人口は請島で約110人、与路島で約90人と、まさに離島中の離島。小さな離島ですが島中央には高い山があり、特に請島の「大山ミヨチョン岳」は標高398mと、小さな離島としてはかなりの高さ。島々には絶滅危惧種とされる希少な動植物が数多く生息しており、まさに国立公園指定にふさわしい離島です。

水が豊かな「徳之島」奄美大島とともに世界自然遺産登録を目指している離島

奄美大島から南に約50kmにあるのが「徳之島」。もちろん今回の国立公園に指定された奄美群島の島ですが、奄美大島とともに今後は世界自然遺産登録を目指している離島です。徳之島にも国の特別天然記念物に指定された「アマミノクロウサギ」が生息していますが、この離島はとにかく水が豊か。島の各所で豪快な滝を望むことができます。でもそのほとんどが観光化されていないものばかりで、徳之島では滝探しも楽しみ方の1つです。

水が豊かな徳之島ですが、海もとても豊かです。中でも島北東部にある「畦プリンスビーチ」は島一番の絶景ビーチ。昭和47年に当時の皇太子様が皇太子妃様と一緒に散策されたことで、この名前が付いています。他にも島にはたくさんの絶景ビーチがあり、アマミノクロウサギが生息する山間部とともに、これらの海も国立公園に指定されました。

徳之島は2000年のシドニーオリンピック女子マラソンで、金メ ダルをとった「高橋尚子」さんがトレーニングを積んだ島としても有名。実際に彼女がトレーニングをしていた道が今でもあり、それらを総称して「尚子ロード」と呼んでいます。今でもたくさんの実業団選手が来島し、トレーニングを積んでいる徳之島。また毎年6月にはこのコースも含めてトライアスロン大会も開催。自然が豊かな離島ですが、スポーツも盛んな島でもあります。

たくさんの花が咲き誇る「沖永良部島」地上だけじゃなく地下も魅力満載!

奄美大島と沖縄本島のちょうど中間にあるのが「沖永良部島」。サンゴが隆起してできた離島で、「えらぶゆり」が名産のフラワーアイランドです。でも沖永良部島の魅力はたくさんの花が咲き誇る「地上」よりも、その下の「地下」。島の地下にはたくさんの鍾乳洞が有り、洞窟を探検するケービングツアーがとても盛んです。中でも「昇竜洞」は観光化されているので、ツアーに参加しなくても気軽に見ることができます。全長3500mもある鍾乳洞で、そのうち600mが一般公開されています。

地下だけではなく地上部分も地形が魅力的な沖永良部島。特に島西部の「田皆崎」にあるカルスト地帯は、「奄美十景」にも認定されている絶景ポイント。まるで天然の「彫刻の森美術館」のような、芸術的なカルスト地形が広がっています。またここではバラエティ番組の無人島ロケが行われたことでも有名です。もちろん沖永良部島自体は有人島です(笑)。

サンゴが隆起してできた島だけあって、海もともて綺麗な沖永良部島。中でも田皆崎の近くにある「沖泊海浜公園」は、島一番の絶景ビーチが広がっています。また島北部には変わった地形の「フーチャ」と呼ばれる観光名所もあり、地上も地下も豊かな地形が魅力的な沖永良部島です。

南国リゾート全開の「与論島」幻の浜から日本一楽しめるマラソン大会まで!?

他の奄美群島の離島より、沖縄が近い「与論島」。それ故に鹿児島の離島ですが、沖縄のような綺麗な海が盛り沢山の島です。しかも与論島はエーゲ海にあるギリシャの「ミコノス島」と姉妹都市提携をしており、島にはギリシャ的な建物やオブジェが至るところで望めます。与論島は沖縄のような絶景ビーチとエーゲ海のような町並みを楽しめる、まさに「リゾートアイランド」です。

今回の奄美群島国立公園の中でも、海域公園地区としては最も面積が広い指定を受けた与論島。島の周囲の半分が、海域公園地区に指定されました。その中心的な存在なのが幻の浜こと「百合ヶ浜」。潮が大きく引いたときだけ現れる、砂だけの無人島です。また潮の干満で砂の島の形も大きさも大きく変わる、とても魅力的な場所です。

毎年3月初旬には、この国立公園に指定された海を見ながら走ることができる「ヨロンマラソン」が開催。そのコースはまさに青い海に向かって走るもの。日本一楽しめるマラソン大会といっても過言ではない楽しい大会です。そして今後は国に認められた景色を見ながら、走ることができるマラソン大会になります。

<まとめ>今後は世界自然遺産登録へ!奄美群島へ行くなら今がチャンス!!

とにかく個性的で魅力満載の奄美群島。2017年3月7日の国立公園指定は歴史的な日になりました。そして今後は沖縄の本島北部やんばる・西表島を含めて、奄美大島と徳之島は「世界自然遺産」登録を目指します。登録されれば国内では5件目の世界自然遺産。その第一歩としての今回の国立公園指定となりました。世界自然遺産に登録される前に先取りして、奄美群島の魅力を思う存分楽しんでみませんか?

ちなみに奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島は気軽に船で相互往来可能。また奄美大島を起点とすれば、飛行機で喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島にも往来可能です。奄美群島は一度の旅行で複数の島を巡るのがおすすめ。飛行機や船を駆使し、国立公園になった奄美群島を隅から隅まで巡りましょう!!


奄美エリアの地図

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