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海に向かって伸びる線路!南国らしい鉄道が奄美大島にあった!!

沖縄本島(1207km2)や佐渡島(854.8km2)といった、大きな離島でもさすがに「鉄道」はありません。ましてそれらより小さい離島ならなおさらです。しかし奄美大島(712.4km2)には現在も利用できる「鉄道」があるんです。運賃は1人「100円」。しかも線路は海に向かって延びる、まさに南国らしい鉄道。駅舎もあれば踏切、トンネルまであります。

でもJR九州はあくまで鹿児島本土までのもので、鉄道系の第3セクターやJR以外の民間鉄道会社も奄美大島にはありません。管理しているのは、この鉄道がある奄美大島の「奄美市」。この鉄道の正体は一体何なんでしょう?

線路を越える陸橋まである!本格的な奄美大島の鉄道!!

海に向かって伸びる鉄道には、歩行者が線路を越えるための「陸橋」もあります。パロディや簡易なものじゃここまでしませんよね。まさに奄美大島に立派な鉄道があるという証拠です。しかもこの陸橋を鉄道がくぐる際、南国らしい海に向かって進みますので、とても絵になる光景を演出してくれます。

この鉄道があるのは、奄美空港から約5kmの「あやまる岬」。その海の近くに線路はあります。でもあやまる岬から空港まで、この鉄道が繋がっているわけではありません。線路は山手線のように周回していて駅は1つ。運賃は100円。謎が謎を呼ぶ、奄美大島の鉄道とは?

駅舎にはホームも駅員さんの詰め所もある!線路には踏切やトンネルも!!

周回軌道の線路には駅舎があり、ホームも駅員さんの詰め所もあります。また線路には先の陸橋以外にも、踏切もあればトンネルもあり、本格的な鉄道になっています。

基本的に鉄道は通年営業していますが、年末年始だけ休業するらしいです。でも鉄道で年末年始だけ休業っておかしな話ですよね。公共交通機関ならあり得ない話です。ここまで来ると何のための鉄道かは想像できると思いますが、正体はアレだったんです。

正体は遊具としての鉄道!でも遊ぶ以外にも明確な意義があった!?

奄美大島の鉄道の正体は「サイクル列車」。その名も「かさり・あやまる号」。奄美大島笠利エリアにある「あやまる岬」の観光用の鉄道でした。しかもサイクル列車だけに、乗客が自分で漕いで進むもの。それでも運賃「100円」かかりますが、遊具と考えれば安いものです。何より線路は本格的ですし、駅舎もあれば踏切やトンネルもあって、遊具としてはかなり本格的。しかも途中では海を見ながら進むこともできるので、リゾート気分も味わえます。

そもそも離島には鉄道が全くないので、子供の教育用としても明確な意義があるんです。交通量の少ない小さな離島に、何故か信号機があったりするのですが、あれも「信号機とはこういうもの」という教育的なものなんです。そう考えるとこのサイクル列車も、線路や踏切というものを学ぶ意味では、遊ぶ以外にも明確な意義があるということになります。

もちろんメ インの利用は「遊具」ですが、それにしてもあまりに本格的な鉄道。奄美大島でこの線路を見ると「離島に鉄道が!」という感動が味わえることでしょう。特に海に向かって伸びる線路は必見です。

<サイクル列車/ファンシーサイクル/芝スキー>
料金:各100円(一人)
電話番号:0997-63-1111(奄美市笠利総合支所産業振興課)

<まとめ>沖縄以上の大自然もいいですが、南国の鉄道もいかがでしょう?

奄美大島の鉄道の正体は「遊具」でしたが、それにしても線路や踏切などあまりにリアルなので、あやまる岬へ行けば「奄美大島に鉄道があった!?」と思えるでしょう。特に海に向かって伸びる線路は、離島の鉄道ならではの光景。鉄道ファンにもこの光景は見て欲しい次第です。ちなみにこの鉄道の管理は、「奄美市笠利総合支所産業振興課」さんが行っているとのこと。実際に乗ってみたい方は、事前に電話で確認するのがおすすめです。

他にもこの「あやまる岬」には様々な遊具もあり、夏には海の岩場をくり抜いてできた「海水プール」で泳ぐこともできます。また岬部分への入口には「歴史民俗資料館」がありますし、周辺には絶景ビーチの「土盛海岸」もあり、鉄道以外もいろいろ楽しめます。また海も沖縄以上では?と思えるほどの絶景ビーチが他にも目白押しですし、熱帯雨林も至る所で望むことができます。LCCも就航し、気軽に行くことができるようになった奄美大島。海や熱帯雨林などの大自然もいいですが、南国の鉄道もいかがでしょう?


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