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島の形は「月の満ち欠け」で決まる!?

日本最南端の八重山諸島。その島々の中で中心的な位置にある小浜島から船で約15分。「幻の島」とも呼ばれる砂だけの島「浜島」がそこにはあります。石垣島からもツアーが出ていますが、小浜島からなら気軽に往来できる無人島です。砂だけの島といっても、常に海上から出ている岩場もあり、地図にもきちんと掲載されています。といっても岩場はほんのわずかで、大部分が砂だけの大地。最大で全長300mもの砂浜が海から姿を現します。

しかもこの砂の大地は、様々な形に姿を変えます。時には幻のごとく消えてなくなり、時には広大な砂の大陸、そしてタイミング次第では2つの島に分かれてしまうこともあります。その理由は潮の干満によるものですが、それを左右するのが「月の満ち欠け」。満月の干潮時には広大な大陸のようになり、半月だと1日を通して小さな島になってしまい、三日月だと程よい三日月型の島になることも!?おとぎ話のような現実の話です。

満月/潮位15cm:もはや幻ではない島の大きさ!干潮時は「砂の大陸」出現

夏の沖縄の場合、満月の日の昼過ぎから夕方は、潮がとても大きく引きます。そのタイミングで浜島へ行くと、島の形はもはや幻ではない大きさに!?まさに「砂の大陸」。通常は三日月型の砂浜の浜島なんですが、このタイミングだとコの字に囲まれた部分が干上がり、広大な大陸になってしまいます。ちなみにこの時の潮位は「約15cm」。さらに潮が引くマイナス干潮にもなると、さらに島は大きくなることでしょう。

ちなみに潮位とは基準面からどれだけ水面が上下するかの指標で、一般的には沖縄だと0cmから200cmぐらいまで変化します。中には「マイナス潮位」という基準面より低くなる場合もあり、その際は海が大きく干上がることも!?この潮位は月の満ち欠けと密接に関係しており、浜島の形にも大きな影響をもたらします。

三日月/潮位70cm:これぞ「幻の島」!三日月型の砂浜を見よう

月の形が「三日月」の時、浜島がもっとも程よい大きさになるタイミング。もちろん月の満ち欠けを反転した「欠け始め」のタイミングでもOK。三日月だけに、幻の島も三日月型の砂浜になるんです。円弧を描く砂浜がとても綺麗で、浜島へ行くなら三日月の日が断然おすすめです。また満月や新月でも時間によっては、三日月の時と同じ潮位になるタイミングもありますが、三日月の時なら確実!浜島にはできるだけ長い時間滞在して、絵になる三日月型の砂浜を見ちゃいましょう。

半月/潮位150cm:消えそうで消えない砂浜!島が2つに分離することも!?

幻の島だけに潮が大きく引いて大きな砂浜が出ている方がいいような気がしますが、実を言うと潮があまり引かない時も楽しめる浜島。潮位によっては、なんと島が2つに分かれるんです。もちろん島の一部が海の中に入ってしまっているだけなので、相互を歩いて往来できますが、まるで海の上を歩いて島から島へ渡る感覚を味わえます。しかも干上がる部分が少ないので、砂の大地周辺にはとても豊かな青色の海が広がります。潮位が高いときだからこそ味わえる絶景もある浜島。何時行っても楽しめます。

浜島ツアー攻略法!上陸前後の写真を撮って違いを楽しむべし!!

浜島へのツアーは上陸することはもとより、その上陸前後の違いを楽しむのがおすすめです。まずは上陸前に写真を撮り、帰り間際も写真を撮って、その違いを楽しみましょう。島の形はもとより、海の色も明らかな変化があるはず。さらに浜島へ往来する船の上から見ると、その違いは明らか。上陸だけが浜島ツアーじゃない!その島まで往来する過程も楽しめば、浜島ツアーを大満喫できること間違いなし!そのためにも浜島ツアーの船では行きは先頭、帰りは後方を陣取りましょう。

<まとめ>同じ島の形は二度とない!浜島は何度行っても楽しめるおすすめの無人島

浜島は潮の干満によって島の形が大きく変わるので、同じ島の形は二度と望めないという意味でも「幻の島」。浜島ツアーは1回だけじゃなく、何度も参加しその違いを楽しみましょう。おすすめは満月・三日月・半月のタイミング。またツアーも午前のものと午後のものがあるので、同じ月の満ち欠けでも時間をずらせば違った島の形を望むことができます。そのためにも参加前に潮位情報は要チェック!

同じ形は二度とない幻の島「浜島」。何度行っても楽しめるおすすめの無人島は、リピート必須です。

<参考>浜島を発つボートから綺麗な海を眺める動画


浜島の地図

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