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石垣島が雨なら竹富島へ行こう!

沖縄には「青空」の印象がありますが、実は「沖縄は日本一雨が多い県」。沖縄本島なら雨でも楽しむスポットは多いですが、離島で雨だと困っちゃいますよね。石垣島で雨だとドライブぐらいしかできることがありませんが、ドライブも雨だと景色がイマイチ。

石垣島で雨なら、迷わず「竹富島」へ渡りましょう!

理由は竹富島への船が多いので日帰りしやすいのはもちろんのこと、竹富島は徒歩だけで一周できるから。徒歩なら傘を差しながらのんびり観光もできることでしょう。しかもレンタサイクル代もかかりませんのでリーズナブル。自転車だと苦労する集落の砂の道も、徒歩だと逆に心地いいくらいです。

竹富島といえば街並みと水牛車ですが…

竹富島と言えば赤瓦の沖縄古民家が並ぶ「街並み」が人気ですが、雨の日だと街並みも暗くてイマイチ。街並みを上から一望できる「なごみの塔」が復活したものの、雨の日にあの塔に上るのはかなり勇気が要ると思います。

また竹富島と言えば「水牛車観光」ですが、確かに雨をしのいで竹富集落を観光できますが、こちらも街並みが暗くて感動もイマイチ。水牛車は乗るより、竹富島の集落内を水牛車が行き交う光景を見た方が、雨の日は楽しかったりしますw

雨の竹富島では集落散策がおすすめ

竹富島観光といえば「レンタサイクル」が定番ですが、雨の日だと集落内の道の砂に水が含んで重くなり、ペダルを漕ぐのも一苦労。何より未舗装なので、傘を差しての片手運転は超危険(そもそも片手運転は違法)。そういう意味でも、雨の日の竹富島は「徒歩」でくまなく観光するのがおすすめなんです。

ちなみに竹富島には集落が3つありますが、3つとも島中央で相互接しているので、集落散策はもともと徒歩で十分。レンタサイクルは港や集落から離れている「星砂の浜」「コンドイビーチ」など「海」へ行くときに便利なだけで、集落散策なら晴れていても徒歩で十分。雨ならなおさら徒歩で十分という次第です。

竹富島散策は「シーサー巡り」が楽しい

雨でも楽しめる竹富集落散策。でもブラブラ歩くだけだと、竹富島の集落はどこも同じ風景に見えてしまって感動もイマイチ。そこでおすすめなのが「シーサー巡り」。竹富島の屋根や門扉にいるシーサーは、ほとんどが「手作りのオリジナル」。既製品ではないものが多いので、同じものは2つとありません。特に竹富島のシーサーは個性的なものがいっぱいです。

中でも屋根上のシーサーは個性的なものが多い。もともとシーサーは「厄除け」の役割もあって、本土の「狛犬」のようにちょっと怖い表情が多いですが、竹富島のものは笑っていたりして面白い表情のものがたくさんあります。1個1個オリジナルが故に、まさに十人十色のシーサーを竹富島の集落では楽しめます。

シーサーの表情が楽しい竹富島の集落。さらに竹富島の集落なら、1年を通してブーゲンビリアの花も各地で咲き誇り、シーサーとブーゲンビリアとの共演も楽しめます。さらに赤瓦の屋根も一緒に撮れば、まさに「沖縄の原風景」。雨でも映える写真をいっぱい撮ることができます。

屋根上のシーサーを間近で見ることはさすがにできませんが、竹富島の集落なら「門扉」にシーサーがいるものもあります。これなら間近で姿も表情も楽しめます。門扉のシーサーも表情豊かで、いくら見ても飽きません。

竹富島の各地で個性的なシーサーを楽しもう

<内盛荘でシーサーとヤシガニ>

竹富港から集落まで歩くと、最初にある建物群にいるシーサーに注目。港からだと向かって右にある「内盛荘」。最近できたばかりの「内盛商店」の屋根上のシーサーは要チェック。シーサー自体はちょっと怖い系ですが、ここではシーサーだけじゃなく「ヤシガニ」オブジェも楽しめます。

<シーサーがいる沖縄らしい郵便局>

内盛荘の近くにある「竹富郵便局」にも屋根上シーサーあり。竹富島では郵便局まで、赤瓦の建物なので建物自体も注目です。シーサーも愛嬌あるタイプ。さらに郵便ポストは懐かしの「円筒タイプ」。雨でも絵になるシーンを楽しめる場所です。

<イナフクでスリムなシーサー>

なごみの塔もほど近いお土産屋「イナフク」のシーサーはかなりスリム。しかも屋根の低めの場所にいるので、意外と近くで望めます。牙はごっついですが、顔は愛嬌ある表情のシーサーです。

<松竹荘で複数のシーサー>

竹富島の民宿にいるシーサーはさらに個性的。松竹荘のシーサーは、新旧二体のシーサーが屋根にいて、新しい方は何故か「振り向きシーサー」。身体は横を向いて顔だけ正面を向いています。門扉シーサーには多いですが、屋根上シーサーでは珍しい。

<小浜荘の夫婦シーサー?>

二体のシーサーが屋根上にいるときは、ほとんどが古いものをそのままにして新しいものを設置したものなのですが、小浜荘の二体は新旧なし。まさに「夫婦シーサー」のような感じです。どっちが夫で、どっちが婦なのかわかりませんが、一対の屋根上シーサーはかなりレアです。

とにかく絵になる竹富島の屋根上シーサー

竹富島のシーサーが絵になるのは、条例で竹富島の街並みが統一されているから。基本的に「赤瓦の平屋建て」と決められているので、どこへ行っても赤瓦の建物って訳だったのです。シーサーは条例で決まっていませんが、赤瓦の屋根となればシーサーは半ば必須。どこへ行っても沖縄らしいシーサーを楽しめるという次第です。

さらに竹富島の集落内には「ブーゲンビリア」の花が1年を通して咲き誇っているので、「花と赤瓦とシーサー」の光景をいつでも楽しめるのも魅力。夏でも冬でも、晴れでも雨でもこれらの光景は不変です。むしろ雨の方が影がない分、シーサーの表情までハッキリ確認できる写真が撮れるかも。

豪雨でも竹富島なら楽しめる?

ちなみにここまでの写真で、晴れていないものはまさに「梅雨や雨」の最中撮影したもの。それでもこれだけの絵が撮影できるわけですから、雨でも竹富島なら楽しめるって分かりますよね。もちろん雨を避けてお店などでのんびりするのもいいですが、濡れてもいい装いで雨を楽しむのも乙だと思います。

<まとめ>竹富島は離島の中でも最も雨でも楽しめる島

今まで様々な離島で雨を経験していますが、最も雨でも楽しめるのは「竹富島」と断言。西表島もジャングルがあって雨でも楽しめるものの、島が大きいので移動で難あり。竹富島なら移動は徒歩で事足りるので、石垣島滞在時に雨なら迷わず竹富島へ毎回行っています。

もちろん西表島も雨でもおすすめですし、移動も路線バスを使えば何とかなります。また黒島も意外と雨で楽しめるのでおすすめです。逆に石垣島は雨だとほとんど楽しめませんので、石垣島旅行で雨の際は積極的に「その先の離島」へ渡りましょう!

<参考>竹富島限定の入島料は意味が分からない?

2019年9月1日から始まった「竹富島入島料」制度。慶良間などでは既に船代に入島料的なものが含まれていますが、竹富島のものは謎の「自販機」で入島料を任意徴収するシステム。しかも同じ竹富町の他の島(小浜島・西表島・鳩間島・黒島・新城島・波照間島)では徴収しない「不平等制度」。しかも徴収したお金の用途が明確に示されません。制度で決められたものではないこともあって、横領されても文句すら言えないものです。

個人的な見解としては、【竹富島だけ特別】ということはありませんので、この竹富島のみの入島料にはどうしても納得できません。しかも竹富島への船は、西表島や小浜島など石垣島以外からも出ていて、自販機は石垣島と竹富島のみの設置で、竹富島入島前に入島料を払うことができません。つまり「入島済みで帰りに徴収される」ことになり、これは納得できないと思います。

ちなみにこの入島料は「任意」なので、「義務」ではありません。入島料ではなく「募金」ないし「寄付」という位置づけが正しいと思います。ただし何に使われても文句は言えませんけどね(会合と銘打った飲食代に使われるのがオチ)。


竹富島の地図

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