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伊良部大橋は宮古島と伊良部島を結ぶ日本最長の橋

伊良部大橋は宮古島と伊良部島を結ぶ、全長「3540m」の架橋。無料で渡ることができる橋としては日本最長ですが、特に自動車専用ではありませんので、自転車でも歩いても渡ることができます。ただし橋には路側帯があるだけで、歩道もなければガードレールもないので、歩きや自転車で渡るのはかなりの恐怖!

今回は安全面から「自転車」で渡るのは除外。また「走る」も通常ではかなりの恐怖なので、マラソン大会でのものを紹介しいたします。そして気になる「くぐる」では、伊良部大橋の「3つの場所」をくぐる方法をご紹介いたします。

伊良部大橋を「ドライブ」で楽しむ

<伊良部島側から宮古島へ>

伊良部大橋では定番はもちろん「ドライブ」。青い海の中を走る道は爽快。しかし実際は手摺や路側帯があって、車の中から海はそれほど見えません。最も海が望める場所は、伊良部大橋中央部分で盛り上がった場所。そこから下っていく際は、一番も海が望めます。特に伊良部島から宮古島へ渡るときは、最も景色が開けています。

<伊良部大橋最上部から下る>

ドライブ中で絵的に最も「大橋」っぽいのは、その盛り上がった場所に行く手前。伊良部島からだと最初に小さな盛り上がりがあり、そこを下るときの光景は、その先に大橋の中央部分が見えてまさに「絶景」。そのまま空に飛んで行けそうな光景です。

ちなみに宮古島から伊良部島へ渡る際は、大橋が右にカーブしていて絵的にイマイチ。中央部分からもう1個の盛り上がった橋が邪魔になってイマイチ。伊良部大橋ドライブは「伊良部島から宮古島へ渡る」際が最も絶景を楽しめます。

伊良部大橋を「展望」して楽しむ

<伊良部大橋宮古島側>

いくら長い伊良部大橋でもドライブだとあっという間に終わっちゃいます。じっくり楽しむなら「展望」がおすすめ。まずは宮古島側。橋の入口にある伊良部大橋の石碑はまさに記念撮影スポット。駐車場もあるので安心して記念撮影できます。ここからでも十分、伊良部大橋全景を望めます。でも以前なら・・・

<今はもう望めない景色>

石碑がある伊良部大橋宮古島側には、以前、展望台的なお店があり、その上から見る伊良部大橋はまさに「絵になる光景」でした。しかしもともと工事用の仮設施設。2019年時点では撤去されてしまいました。でも広々としたスペースは残っているので、今後ここに正式な展望台ができるかもしれませんね。期待しましょう。

<伊良部島牧山展望台>

伊良部大橋の全景を高台から展望するなら、伊良部島の「牧山展望台」が断然おすすめ。伊良部大橋を渡って「左・右・右」と行くとたどり着けます。ショートカットなら「右・左・右」でたどり着けますが、おすすめは最初のルート。その理由は後ほど。

<伊良部島全景が望める>

牧山展望台自体も伊良部島で最も高い(かもしれない)場所にありますが、展望台の施設自体も3階建て相当の高さがあり、そこからの景色はまさに360度のパノラマ風景。あの大きな伊良部大橋も上から全景が展望できます。しかしあまりに高台過ぎて、伊良部大橋のダイナミックさを感じられないのが難点。そのダイナミックさを感じるなら・・・

<隠れた絶景ポイント>

伊良部大橋から牧山展望台までショートカットせずに行く道には、伊良部大橋の「超絶景ポイント」があります。展望台とかはありませんが、そこからだと波打つ橋の造形美を楽しめます。展望する伊良部大橋の中では、この隠れた絶景ポイントが一番絵になる光景です。

▼隠れた絶景ポイント地図

伊良部大橋を楽しみながら「歩く」

<伊良部島方面左側>

池間大橋にも来間大橋にも、歩行者が安心して歩くことができる「歩道」があるのに、何故かこの伊良部大橋にはありません。あるのはガードレースもない線を引いただけの「路側帯」のみ。歩くことはできますが、車がちょっと運転ミスしたら歩行者は確実に轢かれます。

それでも歩きなら「橋の端っこ」を通ることができるので、ドライブなんかよりも海をいっぱい望めます。特に宮古島から伊良部島へ渡る際、左側(南側)から見る海の色はかなりヤバいです。脇を車がビュンビュン通るので、常に注意しながら絶景を楽しみましょう。

<伊良部島方面右側>

ちなみに宮古島から伊良部島へ向かう際、右側(北側)の歩道からの景色は、橋全景は望めるものの、海の色は何故かイマイチ。理由は分かりませんが、歩くなら断然南側の路側帯の方がおすすめです。

<宮古島方面左側序盤>

伊良部島側から歩く場合は、こちらも向かって左側(北側)がおすすめ。橋全景を望めますので、景色的にもいい感じ。そもそも宮古島側から歩く場合も、伊良部島側から歩く場合も、車と同じ「左側通行」の方が気が楽。歩道がないので、正面から向かってくる車は恐怖ですからね。まぁ交通ルールとして歩行者は右側通行ですが…

<宮古島方面左側終盤>

全長3540m(約3.5km)もある伊良部大橋ですが、架橋以外の橋も含めると全長「約6.5km」。徒歩にして「1時間半近く」かかります。しかもその途中には「日影なし」。さらに東西方向に延びる橋なので、南北方向から「暴風」が常に吹いています。

生半可な気持ちで歩いて渡ろうと思うと痛い目に遭います。特に日差しがキツい夏と、風が強い冬は歩いて渡ろうとするのは止めましょう!また途中で雨に降られても雨宿りできませんし、傘も車との干渉で危険。天気にも注意しましょう。

伊良部大橋をマラソンで「走る」

<マラソンで伊良部島へ>

車の通行におびえることなく、伊良部大橋を自力で渡って楽しむなら「マラソン大会」参加がおすすめ。マラソン大会なら道路のど真ん中を走ることができます。伊良部大橋を走ることができるのは1月の「宮古島100kmワイドーマラソン」、10月ないし11月の「宮古島マラソン」のみ。しかし・・・

<マラソンで宮古島へ>

宮古島マラソンは大橋の交通規制が生活に支障が出るということで廃止されました。今はワイドーマラソンでしか伊良部大橋を走ることができなくなりました。しかも100kmコース限定。でもワイドーマラソンでは交通規制はしていないので車は普通に通りますけどね。

でもワイドーマラソンで伊良部大橋を通るのは「日曜日の早朝」なので、交通量はほとんどありません。そもそもワイドーマラソンは一切の交通規制を行いませんので、基本は歩道や路側帯を走ります。今となっては、伊良部大橋を走ることができるのは「宮古島100kmワイドーマラソン」の100kmコース限定になってしまいました。

伊良部大橋の伊良部島側を「くぐる」

<伊良部島でくぐる>

最後の楽しみ方は「くぐる」。くぐれるポイントは3ヶ所。「伊良部島側のたもと」「宮古島側のたもと」「伊良部大橋中央の海」

最も無難にくぐれるのが「伊良部島側のたもと」で、もともと伊良部大橋は伊良部島「長山の浜」を分断する形で設置。ビーチに降りれば伊良部大橋をくぐることができる訳です。しかも橋の脇にはビーチへ降りることができる階段もあります。

<伊良部島で橋の裏を見る>

古宇利大橋も同じように橋の下をくぐることができますが、あちらは人工ビーチ。長山の浜は天然ビーチで、砂浜も広く海も綺麗。そして橋の裏もバッチリ望めます。ただし海は橋の影響で流れが複雑になり、実質的に泳げません。特に規制はしていませんが、流れが複雑なので、ここでは橋を見るだけにしましょう。

伊良部大橋の宮古島側を「くぐる」

<宮古島でもくぐれる?>

伊良部島側は長山の浜があるので気軽にくぐれますが、宮古島側には岩場があるのみ。くぐれるような空間はありません。でも伊良部大橋宮古島側のたもとには、海に向かって左側に下へと行ける階段があります。まさかくぐれる?

<宮古島ではほふく前進?>

階段は海まで降りることはできず、途中のコンクリートまでしか降りることはできません。そこは橋本体。橋下にわずかながら隙間はありますが、くぐるというか「ほふく前進」なら通ることができる程度。チャレンジする価値は正直ありませんでした(しゃがんでチャレンジしましたw)。

伊良部大橋のど真ん中を船で「くぐる」

<船で悠々くぐる>

伊良部大橋を「くぐる」ならやっぱり船。でもこの海域を航行するボートはほとんどありませんが、定期便ならほぼ毎日伊良部大橋をくぐれます。宮古島と多良間島を結ぶフェリー「たらまゆう」。これに乗れば確実に伊良部大橋を船でくぐれます。宮古島を朝発で、帰着は夕方の2回チャンスあり。

<行きは朝日の中をくぐる>

宮古島から多良間島へと向かうフェリーは朝発。出港してすぐに伊良部大橋をくぐります。また冬場なら朝日の時間と橋をくぐる時間が重なりますので、朝日を望みながら伊良部大橋をくぐるということも楽しめます。まさに船ならではの光景です。

<帰りは明るい時間にくぐる>

多良間島から宮古島へ向かうフェリーは午後発。伊良部大橋をくぐるのは夕方前。朝とは違った明るい光景を楽しめます。ただしこの海域は海が荒れることが多いので、多良間島からここまで来る間に船酔いでダウンしてしまうことも多い。確実なのは宮古島から多良間島へと向かう船で、出港してすぐかな?

<まとめ>伊良部大橋を最も楽しめるのは「船でくぐる」

伊良部大橋を「ドライブ・展望・歩く・走る・くぐる」で楽しむ方法。いかがでしょうか?一番無難なのはドライブですが、おすすめはやっぱり「船でくぐる」ことでしょう。安全ですし、普段は絶対に望めない光景を楽しめます。ちなみに多良間島行きのフェリーは1日1往復出ているので(日曜運休)、伊良部大橋をくぐるためだけに日帰り乗船も可能ですよ。


伊良部島の地図

伊良部島の観光情報/ホテル・民宿情報

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