<スポンサードリンク>

<スポンサードリンク>

勝連城跡は本島中部「与勝半島」ある世界遺産

世界遺産にも登録されている「勝連城跡」。城跡がある場所は沖縄本島中部東岸の「与勝半島」。沖縄市の泡瀬から海中道路へ向かう幹線道路にあります。幹線道路沿いにあるのでアクセスも楽々。気軽に行くことができるのも魅力の勝連城跡です。以前は城跡があるか否かわかりにくかったものの、現在は幹線道路から見えるところに大きな石碑を設置。さらに気軽に行けるようになりました。

勝連城跡は「県道16号線」沿いにあります。沖縄市内陸の「知花交差点」からまさに勝連城跡近くまで伸びる、沖縄本島中部でも主要な幹線道路。でも主要幹線が故に、特に沖縄市の市街地ではかなりの渋滞になります。おすすめは海沿いを通る別名「アワセベイストリート」の県道85線を使い、途中から県道16号線へアクセスすること。これなら渋滞回避可能です。

高速道路で行く場合は、県道16号線最寄りの「沖縄北IC」からだと、沖縄市の中心街を縦断するので至る所で渋滞。おすすめは「北中城IC」からのアクセス。まずは「渡口交差点」方面へ向かい、そのままアワセベイストリートへ入るコースです。これなら渋滞も少なく、さらにドライブも楽しいコース。そして勝連城跡には無料の駐車場あり。勝連城跡とは道路の向かい側にあります。城跡へ行く際は幹線道路を横切ることになるので注意しましょう。

勝連城跡は無料なので好きなときに見に行ける

勝連城跡は駐車場だけではなく、城跡内に入るのも無料です。沖縄には大した城跡でもないのに、入場料を取るところもありますが、勝連城跡なら世界遺産にも関わらず無料で城跡内に入ることができます。勝連城跡はお金を払ってでも見たくなるほどの魅力ある城跡なので、この太っ腹には頭が下がります。さらに無料が故にいつでも好きな時に見に行けるのも、勝連城跡の魅力です。

勝連城跡本体へは駐車場がある入口から、最初はかなり急坂を登ります。その坂を登り切ると、勝連城跡全貌が望める開けた場所に出ます。周辺の緑と城跡の白のコントラストが綺麗です。城跡本体はさらなる高台にあり、その上からの景色は期待できます。

勝連城跡はいきなり見どころあり!

勝連城跡の麓へ行くと、城跡上部へと上る階段が現れます。そしてその階段の先を見ると、綺麗な局面を描く城壁が!?勝連城跡ではいきなり階段を上るのではなく、階段手前で立ち止まり、綺麗な局面の城壁と、空へと上っていく階段との絶景を楽しみましょう。素通りしたらもったいないです。

最初の階段を上る途中も要チェック。遠くに見えていた局面の城壁が徐々に近づいてきます。さらに階段の左側に立てば、空へと上っていく階段と、その局面の城壁が一体的になるかのような「超絶景」。さらにその先には青い海まで望めます。素通りしたらもったいなさすぎです。ポイントは「階段左側」です。

勝連城跡は三段構成!最初の1段「3の曲輪」

勝連城跡本体は「三段構成」。正確には駐車場と最初の階段前も含めると五段構成ですが、城跡本体は三段です。最初の1段は「3の曲輪」と呼ばれ、頂上を1つ目とし、そこが3つ目という意味です。最初の階段を上りきると現れる3の曲輪は、開放感抜群の広場の印象。海側に城壁がそびえ立っているので、城壁まで行けば海のパノラマ風景が望めます。さらに上に行けばさらなる絶景があります!

勝連城跡は三段構成!2段目の「2の曲輪」

勝連城跡1段目の3の曲輪からは、2mほど上ったところにあるのが「2の曲輪」。3の曲輪から見ると舞台のようになっている場所です。2の曲輪には城跡の建物跡が残っているので、まさにここが城跡本体があった場所のようです。もちろんここでも城壁まで行けば絶景が望めますが、やっぱり最高の絶景は最も高い場所の1の曲輪からの景色です。

勝連城跡は三段構成!3段目の最上部「1の曲輪」

勝連城跡2段目の2の曲輪から階段を上っていくと、そこには景色を遮るものが一切ない最高峰の「1の曲輪」があります。しかも階段上り口が海側なので、上りきればいきなりの絶景です。眼下に広がる中城湾の海はもちろんのこと、遠くの知念半島まで望むことができます。

勝連城跡最上部の1の曲輪の見どころは絶景だけではありません。その城壁の美しさも、沖縄の城跡の中では群を抜くレベル。正直、他の沖縄の城壁は古の雰囲気はあるものの、綺麗と呼べるものは少ないですが、勝連城跡の1の曲輪のものは芸術的。海に向かってのびていく城壁は絵になります。ただし城壁には手摺などの設備は一切ありませんので、あまり端には行かないようにしましょう。落ちたら怪我じゃ済みませんので…

勝連城跡の1の曲輪からは、これまで上ってきた2の曲輪や3の曲輪も一望できます。3の曲輪にいる人がこんなに小さく感じるほど、1の曲輪は高台にあります。さらにその先には与勝半島の市街地も望め、いかに勝連城跡が天空の高台にあるのかが分かります。まさに天空の城(グスク)の勝連城跡です。これだけの絶景と城跡を望めて、無料なのは太っ腹すぎです。

勝連城跡へ行くならいろいろ寄り道!

勝連城跡は無料が故に、飲食店などは一切併設されていません。食事やカフェは少し移動する必要があります。でも勝連城跡周辺には名店も絶景スポットもいろいろ。沖縄のソウルフードから、沖縄ナンバーワンの絶景ドライブコースに、個性的な離島までいろいろあります。

<沖縄B級グルメ 名店「キングタコス与勝店」
勝連城跡周辺グルメ の中でも、沖縄のソウルフード「タコライス」が美味しい「キングタコス与勝店」は超おすすめ。以前は小さな店舗でしたが、2020年にリニューアル。金武本店と遜色ない豪華店舗になりました。勝連城跡前と同じ幹線道路沿いにあるので気軽にアクセスできます。

【キングタコス与勝店】
営業時間 10:30-21:00
定休日 無休
アクセス 勝連城跡から約1.8km/車で約4分

<絶景ドライブコース「海中道路」
アワセベイストリートもドライブにはおすすめですが、海沿いの道ながらも海はほとんど望めません。でも勝連城跡まで来れば、その幹線道路をそのまま進むと、沖縄でもナンバーワンの絶景ドライブコースとされる「海中道路」に直結。といっても海の中を潜る道ではなく、海の上を走る道です。もちろん道の両側には青い海が広がる絶景ロード。途中には休憩もできる「ロードパーク」もあり、そこでUターンもできるので重宝します。

【海中道路】
アクセス 勝連城跡からロードパークまで約4.5km/車で約8分
詳細情報 https://www.ritou.com/ritou/kaichu.shtml

<ニンジンテーマパーク「津堅島」
与勝半島には別名「キャロットアイランド」と言われる「津堅島」行きの船が出る港があります。勝連城跡から車で約10分のところにある「平敷屋港」。そこから津堅島へ行く船が出ており、1日5往復前後もあって気軽に日帰りできます。港には無料駐車場があるので、気軽に津堅島日帰りも可能。津堅島自体は平坦で、港周辺でレンタサイクルを借りれば2時間でくまなく巡ることができます。見どころは各所にある「ニンジンオブジェ」。1年を通して楽しめる離島です。

【津堅島/平敷屋港】
港へのアクセス 勝連城跡から平敷屋港まで約6km/車で約11分
島へのアクセス フェリーで約30分/高速艇で約15分(1日5往復前後)
詳細情報 https://www.ritou.com/ritou/tsuken.shtml

<まとめ>勝連城跡観光モデルコース

勝連城跡を見るだけなら、那覇から移動を含めても「半日」もかかりませんが、どうせ行くならおすすめグルメ に絶景ロードに離島まで、「1日」かけて楽しみましょう。おすすめ「勝連城跡観光モデルコース」を最後に紹介いたします。まさに「勝連城跡フルコース」です!

<参考>勝連城跡観光モデルコース(最短)

【勝連城跡モデルコース・最短】
沖縄北IC→海中道路→津堅島(車は平敷屋港に停める)→キングタコス与勝店→勝連城跡→沖縄北IC
運転距離 約35km/約1時間 ※逆方向でも可
津堅島船 平敷屋港7:30/9:00/11:00/14:00/17:00〜津堅島8:00/10:00/12:00/15:00/17:30(おすすめは9時発/12時戻り)
GooleMap ルートマップ

<参考>勝連城跡観光モデルコース(おすすめ)

【勝連城跡モデルコース・おすすめ】
沖縄北IC→海中道路→津堅島(車は平敷屋港に停める)→キングタコス与勝店→勝連城跡→アワセベイストリート→北中城IC
運転距離 約40km/約1時間15分 ※逆方向でも可
津堅島船 平敷屋港7:30/9:00/11:00/14:00/17:00〜津堅島8:00/10:00/12:00/15:00/17:30(おすすめは9時発/12時戻り)
GooleMap ルートマップ

<参考>世界遺産のグスク一覧(○無料・×有料)

×今帰仁城跡(なきじんじょうあと)
○座喜味城跡(ざきみじょうあと)
○勝連城跡(かつれんじょうあと)
×中城城跡(なかぐすくじょうあと)
×首里城跡(しゅりじょうあと)
○園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
×玉陵(たまうどぅん)
×識名園(しきなえん)
×斎場御嶽(せいふぁうたき)

ちなみに火事で消失した首里城正殿は世界遺産ではありません。あくまで「首里城跡」の石段のみが世界遺産で、こちらは消失しておりません。首里城火災で世界遺産は一切消失しておりません。燃えたのは世界遺産ではないハリボテ施設です。


中部エリアの地図

中部の観光情報/ホテル・民宿情報

地図をクリック/タップすると拡大マップが表示
さらにクリック/タップすると詳細情報ページが表示



旅行記/旅行ガイドの関連情報



<スポンサードリンク>


ページトップへ戻る