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安くて美味しい「名店」は公設市場を越えた先にある!?

国際通りから始まる那覇・アーケード街は、大小様々な通りがひしめく迷宮。初めての人には迷子必至で、範囲も広くて一度に全部回り尽くせません。でもエリアを絞れば効率的に名店を巡ることもできます。そのスタートにおすすめなのがアーケード街の中心的な存在の「市場本通り」。観光名所でもある「牧志公設市場」へも通じるメ イン通りで、国際通りからも「むつみ橋交差点」からアクセスできます。

でも安くて美味しい名店はこの「市場本通り」にはありません。しかも公設市場内のお店でもありませんし、その近くにもありません。実を言うと名店は公設市場を越えた先のエリアにあるんです。しかも奥へ行けば行くほど安ウマのお店が増えてきます。公設市場や国際通り近くのアーケード街だけじゃもったいない!雨でも楽々移動できるアーケード街を奥へ奥へ進み、安くて美味しい名店を目指しましょう。

絶品てんぷらと激旨サータアンダギーの「呉屋」!沖縄ファストフードの名店

沖縄の「てんぷら」って、他の地方とは全く違う食べ物であることをご存じでしょうか?一般的なてんぷらは衣がサクサクしたものですが、沖縄のてんぷらは衣がフワフワなんです。しかも沖縄では“おかず”ではなく、どちらかというと“おやつ”。沖縄で「てんぷら」というと、テイクアウトして食べ歩きするのが一般的なんです。まさに沖縄のファストフード、それが沖縄のてんぷらです。

そのてんぷらの名店が公設市場裏の奥にある「呉屋」。行き方は市場本通りから公設市場へ向かい、市場を越えた先に入口がある「かりゆし通り」に入ります。その細い通りを進み、突き当たったら“右・左”に1mほどクランクしてさらに細い路地へ入ります。するとその先に「てんぷら」の幟が見えてきますので、そこがてんぷらの名店「呉屋」です。たくさんの元気なお姉さん(おばちゃん)が働いているお店が目印です(笑)。

呉屋では沖縄の「てんぷら」の他にも、沖縄版ドーナツの「サータアンダギー」も頂くことができます。しかも呉屋のサータアンダギーは、アーケード街の中で一番美味しくてリーズナブル。テニスボールサイズで2016年現在1個60円。プレーンと黒糖味の2種類があります。中にはソフトボールサイズぐらいある巨大サータアンダギーも!?また沖縄のサータアンダギーは、1週間ぐらい日持ちするのでお土産にもおすすめです。全国発送も承ってくれます。

ソーキそばの名店「田舎」は謎の“せ商店街ビル”にある!メ ニューにも謎?

沖縄グルメ と言えばやっぱり「沖縄そば」ですが、中でも“ソーキ”こと豚のあばら肉が載った「ソーキそば」が人気。国際通りやアーケード街にも多くの沖縄そばのお店がありますが、味も安さも人気も迷店ぶりも一番なのがソーキそば専門の名店「田舎」。那覇市街に何店舗かありますが、中でも公設市場南店がおすすめ。そのディープさは沖縄そばのお店としてもナンバーワンレベル。

行き方は市場本通りを進み、公設市場先のかりゆし通り入口を過ぎ、その先にある“せ商店街ビル”という謎の看板下の路地。その路地に入れば、黄色い「ソーキそば専門」なる看板が先に見えますので、そこがお店です。でも何故“せ商店街ビル”という変な名前なのかというと、実を言うと本当の名前は“ちとせ商店街ビル”。その“ちと”の部分が路地入口のお店の軒で隠れてしまっているんです。しかも入口は“商店街ビル”なのにその先は路地。まさに那覇・アーケード街の謎。そんな場所にソーキそばの名店「田舎」はあります。

お店までの道のりもディープですが、お店自体もかなりディープ。慣れない人にはちょっと入りにくいかもしれません。でも入れば居心地のいい地元系のお店で、何よりソーキそばが2016年現在で390円という超リーズナブル。しかもソーキが載っていない普通の沖縄そばよりも安いという謎。立地もメ ニューもまさに迷店の「田舎」です。店内やソーキそばの様子は行って見てのお楽しみと言うことで(笑)。

那覇では少ないタコス・タコライス専門店「赤とんぼ」!まさに奥の奥にある名店

「タコライス」といえばライスの上にタコスミートやレタスが載った、沖縄ならではの食べ物ですが、意外と那覇には専門店が少ない。沖縄だと専門店としては「キングタコス」が有名ですが、那覇中心街に店舗はありません。でも那覇でもこのアーケード街なら、国際通りから一番離れたエリアに、タコス・タコライス専門店「赤とんぼ」があります。

行き方は市場本通りから公設市場前を通過し、そのまま道なりに進むと細い「新天地市場本通り」に入ります。そのまま細いアーケード街を進むと、突如広々したアーケード街「サンライズなは通り」に出るので、右に曲がるとすぐに黄色いお店が目に入ります。そこがタコス・タコライスの名店「赤とんぼ」です。お店はとても小さく、基本的にテイクアウト専門。一応お店の前にテーブルは置いてありますが、先着1組限定。

メ ニューはタコスとタコライスで、タコライスはサイズが大・中・小が選べます。小でも十分満腹レベルです(写真は小)。タコライスはその場で食べても持ち帰っても美味しく頂けますが、タコスは持ち帰ると皮がしなしなになってしまうので、その場で食べるか食べ歩きするのがおすすめです。

アーケード街終着点の「大平通り商店街」は超ディープ!惣菜と野菜と果物の楽園

市場本通りから新天地市場本通りを抜け、「赤とんぼ」には行かずにそのまままっすぐ進むとそこが「大平通り商店街」。わずか100m足らずの通りにはディープなお店がてんこ盛り。近くに「農連市場(2016年現在再開発中)」があるので、野菜や果物がとても豊富なアーケード街です。沖縄ならではの野菜や果物も、国際通りや公設市場周辺よりも半値近くで手に入ります。そしてこの通りの特徴は「惣菜」が豊富。一般的な惣菜から沖縄ならではの惣菜まで、種類も豊富でとにかく安い。惣菜と野菜と果物の楽園です。

しかもこの通りに買物に来る人はほとんどが地元の人。町並みもディープですし人もディープ。国際通りから続くアーケード街の中で最もディープです。那覇・アーケード街の本当の姿を見たければ、奥の奥まで進みましょう。ちなみにこの「大平通り商店街」が国際通りから始まるアーケード街の終着点で、この先にはもうありません。まさにゴール地点というわけです。

<まとめ>国際通りや公設市場はもう卒業!奥の奥へ進んでディープな沖縄にチャレンジ

国際通りから始まる那覇・アーケード街ですが、公設市場を越えるとディープな名店が一気に増えます。特に国際通りから離れれば離れるほど安ウマのお店が増加!特に注目のエリアは「呉屋」「田舎」がある公設市場裏の細い路地と、「赤とんぼ」「大平通り商店街」があるサンライズなは通り周辺。どちらへ行くにも観光名所の牧志公設市場は通過。もちろん市場に立ち寄ることも可能ですが、是非ともスルーしてディープな沖縄の名店へダイレクトに行っちゃいましょう!

国際通りと公設市場しか行かないなんてもったいない!市場の先には名店も迷店もある那覇・アーケード街。美味しいお店も魅力的な町並みも奥の奥にあります。そろそろ国際通りや公設市場は卒業して、奥の奥のディープな沖縄にもチャレンジしてみませんか?


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