<スポンサードリンク>

<スポンサードリンク>

やってくるのはザトウクジラ!温暖な沖縄で子育て奮闘中

冬の沖縄と言えば「ホエールウォッチング」といっても過言じゃないほど、たくさんのクジラがやってくる冬の沖縄海域。中でも那覇と慶良間との間の海域には、多くのクジラがやってきます。その種類の多くは「ザトウクジラ」。標準的な大きさでも全長「11〜16m」、体重「30t」とも言われています。毎年1月から3月がピークで、温暖な沖縄海域で子育てをしにやってきます。そのため、元気な子クジラが舞う姿も望めます。

ただクジラの姿を見ることができるのはほんの一瞬。海の生き物なので、すぐに海の中に戻ってしまいます。その一瞬をいかに見逃さないか。そしてその一瞬をいかにカメ ラに収めるか?そのコツが分かれば、ダイナミックなクジラの姿をとらえることができます。

クジラの潮吹きが一番の目印!みんなで探せ!!

ホエールウォッチングはとにかく海の変化に気を配ること。特に「ブロー」と呼ばれる潮吹きは要チェックです。潮吹きがあればそこにクジラが居る証拠なので、その地点を凝視すればきっとクジラも姿を現すことでしょう。ただ冬の沖縄は海が荒れ気味で、常に白波がたっています。このブローも波に紛れて、自分だけではなかなか見つけにくい。他のツアー参加者と情報交換をして、みんなで探しましょう!

アクションは一瞬!撮影は「動画」で!

潮吹きを発見したら瞬きせずにその海域を凝視しましょう。するとクジラの様々なアクションを目にすることができます。ホエールウォッチングガイドなどでは、様々なアクション名を説明していますが、現場で見るとあまりの興奮で忘れます(笑)。アクション名はあとで確認すればいいので、まずは目の前のクジラの舞を楽しむことが何よりです。

そしてそのアクションをあとで確認するためにも、クジラの姿を上手く撮影しましょう。でもクジラが姿を現すのはほんの一瞬。シャッターを切る前に海の中に消えてしまいます。またクジラは遠くに居ることが多いので、望遠を使うと手ぶれになりがち。しかも常に揺れる船なので「写真」だとどうしても上手く撮影ができません。おすすめなのは「動画」。できるだけ高画質にして望遠を上手く使いながら、とにかくバッテリーとメ モリが許す限り動画を撮り続けること。クジラの撮影はこれが一番です。そしてツアー終了後に動画から画像を切り出して、写真にするのがおすすめです。

ホエールウォッチング最大の天敵は「船酔い」

実を言うと、ホエールウォッチングの一番の天敵は「船酔い」。冬の沖縄の海が常に荒れ気味なのに加えて、ツアーの船は小型船。縦に横に、常に大きく揺れます。船酔いしやすい人はもとより、普段あまり酔わない人でも酔ってしまうほど。しかも海上の一点を集中して見ることが多いので、平衡感覚を失いやすくさらに酔ってしまいます。スキーやスノーボードのように、常に平衡感覚を保つようにしていればしのげますが、慣れない方はそう簡単にはいきません。そこで登場するのが「酔い止め」。しかも即効性があるドリンクタイプ。船に乗る前に服用しておけば大きな効果が望めます。

あと冬の沖縄は波が高くなるだけではなく風も強く、しかも吹きさらしの海上だとなおさら。ツアー参加時はとにかく温かい装いをしましょう。それと波しぶきをかぶることもあるので、濡れても水分を吸収しない素材の服がおすすめです。

ツアーを選ぶコツは「船の設備」と「予約時の対応」

冬の沖縄はホエールウォッチングの全盛期なので、多くのショップがツアーを開催しています。でもどのツアーに参加しても、見ることができるクジラは同じ。というのもホエールウォッチングするポイントは、ほとんど同じ情報元から得ているので、行く場所は一緒。結果、ホエールウォッチングツアーに参加していると、1つの場所にたくさんの船が集まっている光景を目にします。つまりどのツアーに参加してもクジラへの遭遇率はほとんど変わりません。「見れなかったら全額返金」とか「遭遇率」とかは、ツアー選定基準にはなりません。

ツアーの選定は、基本的に料金設定や送迎の有無などで判断するだけでも十分です。強いて言えば船の設備。船にトイレがあることはもちろんのこと、屋内空間があるか否かが重要。屋内空間が無いと海上で寒くなったときに逃げる場所がありません。ツアーを選定する際は、必ずホームページなどで船の写真や設備を公開しているところにしましょう!あとは予約時の対応。細かな対応がツアーそのものの満足度にも繋がります。

<まとめ>無料でクジラが見られる裏技も!?

ホエールウォッチングはツアーじゃないと見れないと思われがちですが、実を言うと無料で見ることができる方法もあります。でも実際は別の「運賃」がかかりますが、ホエールウォッチング自体は無料です。それは慶良間諸島の渡嘉敷島や座間味島・阿嘉島へ往来するフェリーに乗船すること。この航路は「鯨海峡」と呼ばれるほどクジラが多く望める海域。離島への移動途中でクジラを見ることができます。

もちろん実際に見られるか否かは運ですが、このフェリーだとクジラが近くにいるとわかるとなんと!船を止めてくれます。しかも船内アナウンスでクジラが見える方角まで知らせてくれます。先の話のようにツアーの船が多く集まる場所がクジラが居るポイントなので、大きな船の甲板からだと判りやすい。やや遠目で見ることになりますが、それでも無料でホエールウォッチングできるので、この方法はまさに裏技。冬の慶良間の離島への船は「高速艇」ではなく「フェリー」がおすすめです。

冬の沖縄名物「ホエールウォッチング」。クジラの壮大な姿と、ダイナミックなアクションを楽しみに、冬の沖縄へ行きましょう!


那覇エリアの地図

那覇の観光情報/ホテル・民宿情報

地図をクリック/タップすると拡大マップが表示
さらにクリック/タップすると詳細情報ページが表示



旅行記/旅行ガイドの関連情報



<スポンサードリンク>


ページトップへ戻る