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石垣島に「沖縄のトロルの舌」!目印はトサカ

沖縄でも最も南に位置する八重山諸島。その中でも中心的な離島「石垣島」にその岩はあります。「沖縄のトロルの舌」。石垣島の中心街から車で約30分。県道79号線から川平方面へと向かい、石垣島の景勝地「御神崎」方面への脇道に入ります。その道に入ってから約1.5km。正面に崎枝小中学校の門が見えたら、左の脇道に入りましょう。するとすぐに右に曲がることができますので、その道に入ると「沖縄のトロルの舌」がある屋良部岳の登山口まで行くことができます。

登山口までの道はきちんと舗装されていますが、カーブが多い山道なので運転には注意しましょう。その舗装路を約3km進むと、トサカが頂上にのったような山が見えてきます。そのトサカこそが「沖縄のトロルの舌」。さすがにその岩がある頂上まで車では行けませんが、そのトサカが見える場所の近くに登山口があります。ガードレールが切れた場所が目印です。

登山はわずか10分!ジャングル気分も味わえる登山道

登山と言っても屋良部岳の標高は「216.5m」。しかも登山口まで既に150mほど登っていますので、残りはあと70m前後。登山と言うよりハイキングレベルです。現に地元の崎枝小中学校の生徒がよく登るらしく、その案内板が残っていることもあります(崎枝小中学校卒業お別れハイキング)。登山口から約10分。屋良部岳の頂上まではあっという間です。でもその10分の道のりは結構険しい。ロープがないと登れないような急な部分もありますし、何より草木がうっそうとしていて、登山でありながら南の島のジャングル気分を味わえます。

頂上にあるのはまさに「沖縄のトロルの舌」

うっそうとした登山道を抜けると、急に空が開けます。そしてそこに現れるのは「沖縄のトロルの舌」。いきなりです。飛び込み台のように突き出した見事な岩。しかも本家のトロルの舌ではできない、下からの光景を望むことができますし、くぐることもできます。もちろん、その上にも登ることができます!

「沖縄のトロルの舌」はお一人様限定!パノラマ風景を独り占め

岩の脇から上に登って「舌の上」へ。その光景はまさに「トロルの舌」。広さは本家よりかなり狭く、お一人様限定。しかも本家のように平らではなくごつごつした岩場です。その不安定さはもしかすると本家より怖いかもしれません。実際、私はこういうものが苦手なので先まで行くことはできませんでした(笑)。

それでも舌の先には石垣島らしい青々した海が広がっていて、素晴らしい絶景が望めます。「沖縄のトロルの舌」から見えるのは、石垣島のビーチリゾート「底地ビーチ」。そして脇を見ると景勝地の「御神崎」。振り返ると「名蔵湾」も望め、まさに石垣島のパノラマ風景を独り占めできます。

「沖縄のトロルの舌」は2人以上で行こう!

「沖縄のトロルの舌」は上にいるだけなら怖さは感じませんが、その前に必ず不安定そうな岩の下を通るので怖く感じます。本家のトロルの舌は「折れそう」な感覚ですが、沖縄のものはシーソーみたいに「落ちそう」という感覚。その感覚を形に残すため、屋良部岳には2人以上で行きましょう。1人が岩の上へ、もう1人が岩の下へ行って写真撮影するのがおすすめです。岩の上に乗っている人は不安定な場所にいる感覚がわかりにくいですが、下から見るとかなりの恐怖。是非ともその感覚を写真に残しましょう。

<まとめ>気軽に行ける「トロルの舌」。ドキドキしに行こう!

本家の「トロルの舌」は日本からだとほぼ地球の反対側。しかもノルウェーの山の奥にあるので、簡単には行くことができません。でも「沖縄のトロルの舌」なら、石垣島まで行けば中心街から車で30分。登山もわずか10分で行くことができます。しかも岩の上から見える景色は南国ならではの絶景ばかり。もちろん本家同様にドキドキ感も楽しめます。石垣島には海以外に楽しめるスポットがいっぱいあります。その中でもこの「沖縄のトロルの舌」は隠れた絶景スポット。探しに行ってドキドキ感を味わいましょう!


石垣島の地図

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