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沖縄でも数少ない「夕日と航空機のコラボ」が望める場所とは?

沖縄は海に囲まれた島々で構成されていますので、西側に海が広がる場所も多く、夕日を見る場所には事欠きません。水平線へ落ちる夕日も気軽に望めます。でもそこに航空機が加わると、さすがの沖縄でも限られた場所でしか望めません。しかも夕日は低い位置にある時が色彩豊かなので、航空機もかなり低くい位置を飛んでいるタイミングが望ましいところです。つまり航空機が空港近くに来て、着陸態勢に入っている瞬間が狙い目です。

夕日とともに航空機を見るとなると、その空港は島の西岸にある必要があります。でも沖縄でも西岸にある空港は限られ、「那覇空港」「久米島空港」「下地島空港」「多良間空港」ぐらいです。この中で「下地島空港」は訓練用なので定期便は運行しておらず、訓練も夕日前には終わります。「多良間空港」は定期便こそあるものの、夕日の時間のフライト設定は2015年現在ありません。残ったのは「那覇空港」「久米島空港」と言うことになります。

また航空機の着陸方向は、風向きによって変わります。向かい風での着陸が基本なので、冬の北風のときは空港の南側から、夏の南風の時は空港の北側から着陸します。航空機が着陸する写真を撮る場合は、風向きが要チェックです。条件とタイミングが合えば、夕日と航空機が重なる瞬間も十分狙えます。

那覇空港南の「瀬長島」は夕日と航空機の名所!北風の時期が狙い目

沖縄本島で夕日の名所といえば「瀬長島」といっても過言ではありません。しかも瀬長島は那覇空港に隣接しているので、航空機を望める名所でもあります。しかし瀬長島側で航空機の着陸光景を望めるのは、夏以外のオフシーズン限定。瀬長島は那覇空港の南側にあるので、オフシーズンの「北風」の時しか航空機は降りてきません。夏でも北風になれば、瀬長島側から降りてくる航空機と夕日のコラボも望めます。でも夏場は台風時以外、ほとんど南風です。

逆に冬の沖縄はほとんど北風。夏以外のオフシーズンこそ、瀬長島での夕日と航空機の光景は望みやすくなります。ただオフシーズンの沖縄は曇りがち。風向きは問題ないのですが、夕日自体が望めるか否かは天気次第です。また夕日は冬シーズンだと瀬長島の南側に落ちますので、飛行機と夕日とのアングルを撮影位置を変えて調整するのがおすすめです。

ちなみに瀬長島には「琉球温泉瀬長島ホテル」がありますが、ホテルの東側に空港滑走路がありますので、夕日と航空機のコラボは望めません。ホテルからだと夕日は西側、航空機は東側と分かれて望むことになります。ホテルに宿泊して夕日と航空機のコラボを見る場合は、瀬長島と沖縄本島を結ぶ「海中道路」まで移動しましょう。

那覇空港北の「波の上うみそら公園」は注目!夕日と航空機に加えて大型客船も!?

那覇空港とその北に広がる那覇市街を海底トンネルで結ぶ「那覇うみそらトンネル」。その開通にともない、那覇市街の海沿いに整備された「波の上うみそら公園」。公園は西向きなので夕日が望めます。またこの周辺には「那覇ビーチサイドホテル」があり、その海側客室から見る夕日は最高です。客室からだと少し高い位置になるので、景色も開けて雄大な夕日を望めます。ただし、このエリアで夕日を望めるのは夏時期限定。特に夏至前後は正面に夕日が落ちるのでおすすめです。

夏は南風になるので、那覇空港北のこの公園やホテルの前を航空機が降りていきます。加えて目の前は那覇港への海路なので、タイミングが合えば大型客船も同時に望めます。「夕日と航空機と船」。ここなら3つのコラボを楽しめます。しかも夏の沖縄は天気が安定している時期なので、夕日を望める確率が高め。風も安定している時期なので、航空機と夕日のコラボは確実です。でも船だけは海の状況次第で遅れることが多いので、運が良ければ望める程度で考えましょう。

那覇空港北の「三重城」は超穴場。夕日に飛び込む航空機が望める可能性大

那覇空港北にある「三重城(みーぐすく)」「城」といっても大きな城跡があるわけではなく、もともと「城塞」で砲台を設けていた場所です。ただ近世以降は砲台としての役割はなくなり、那覇港の入口にあることもあって船の見送り場所となっています。しかも那覇空港の施設が見えるほど空港に近い「三重城」。南風になる夏場は、夕日と航空機が望める穴場です。しかも倉庫街の奥の奥にあるので、観光客は滅多に来ません。地元の人の散歩ルートとなっています。加えてその散歩ルートをそのまま進むと、先の「波の上うみそら公園」まで往来可能です。夕日鑑賞目的ならこのエリアを散策するのはおすすめです。

ただし北西方向しか開けていないので、夕日を望める時期がかなり限られます。夏至前後など夏場の限られた期間のみ。それ以外は夕日が空港施設やうみそらトンネル施設に、かかってしまいます。でもタイミングが合えばまさに「夕日に飛び込む航空機」の光景が望めます。またここなら那覇空港が近いので、「水平線に沈む夕日と航空機」というコラボも望めます。ちなみに三重城の近くに「ロワジールホテル那覇」がありますが、ホテルからの夕日はいい感じでは望めません。三重城まで出て見るのがおすすめです。

久米島空港南の「シンリ浜」では着陸する瞬間も!?夕日と航空機のチャンスは1日1回

沖縄本島の周辺離島で西端に位置する「久米島」。そのさらに島の西端にあるのが久米島空港です。まさに夕日と航空機を望むためにあるかのようなロケーション。ただし、離島の空港なので発着便数が少なめ。加えて発着する航空機はプロペラ機が主体なので、豪快なジェット機の着陸風景は少なくなりました。その分、便数が少ないので事前に時刻表を調べれば、ほぼ確実に航空機は望めます。

もともと久米島空港の南側は「シンリ浜」の一部を埋め立てたものなので、シンリ浜と空港はまさに近接。否応なしに航空機の発着は望めます。シンリ浜は空港の南側に位置するので、ここではオフシーズンなどの北風の時期が狙い目。逆に夏場は南風なので、シンリ浜側から離陸。夕日と航空機のコラボを望むのは難しいです。ちなみにシンリ浜には「サイプレスリゾート久米島」というホテルが隣接しており、ホテルからも滑走路と夕日を望めます。宿泊の際は夕日の時間もさることながら、久米島空港の時刻表も要チェックです。

<まとめ>一瞬のシャッターチャンスを見逃すな!夕日と航空機のコラボを撮影するコツ

夕日の撮影だけならシャッターチャンスはいくらでもありますが、航空機も含めるとチャンスはまさに「一瞬」。しかも撮り直しがききませんし、次のチャンスまで待たねばなりません。久米島のように便数が少ないと、チャンスは1日1回だけということもあります。撮影の難易度はとても高いですが、上手く撮影できたときの写真は最高傑作レベル。まさに写真ならではの楽しみです。そのためには夕日の時間と方角を事前にチェック。航空便のタイムスケジュールもあわせてチェックするとなお良し!

また撮影の際はピントは気にせず、無望遠にして「風景」として撮りましょう。動いている航空機にピントを合わせようとすると、合う前に通過してしまいます。また夕時は光源不足で手ぶれ撮影になりやすいので、三脚利用がおすすめです。同じ場所でも同じ夕日や光景は二度とないので、滞在中は何度もチャレンジするのがおすすめです。

シャッターチャンスは一瞬。最高の1枚を撮影するために、沖縄の夕日と航空機の絶景スポットへ行きましょう。なお、行かれる時期によって、おすすめの絶景スポットは変わります。夏なら那覇空港北の「波の上うみそら公園」「三重城」。冬なら「瀬長島」「久米島」がおすすめです。春や秋は風まかせ(笑)。訪れる時期に合わせて最適な絶景スポットへ訪れ、最高の写真を撮りましょう!


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