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ケラマブルーの絶景を独り占め!「ニシ浜展望台」へは10階建て相当の階段

那覇の泊港から気軽に日帰りもできる「阿嘉島」。慶良間諸島の中でも特にのどかな雰囲気がある島です。海もいろいろ楽しめて、特に島一番人気の「ニシ浜」の海の色は格別。まさに「ケラマブルー」に値する、青々した海を望むことができます。シュノーケリングも楽しめるニシ浜ですが、海とは反対の山側にも注目。さらなるケラマブルーを楽しめる「ニシ浜展望台」があります。

しかしその展望台まで至るには、かなりの数の階段を上る必要があります。階段には日影がないので、夏場は苦行に近いレベル。約30m近い標高差を上りますので、マンションで言うと1階から10階まで上がるレベル。展望台の存在に気づいても、気軽に上まで行くことができません。その分、上りきれば展望台を独り占め。ひと味もふた味も違ったケラマブルーを楽しむことができます。

ちなみにニシ浜展望台の階段までは、阿嘉島の港からは「約1.6km」。アップダウンも少なく、徒歩でも20分前後で行くことができます。また島にはレンタサイクルもありますので、自転車移動もおすすめです。ただし他の展望台を含めて島巡りをする場合は、阿嘉島はアップダウンが多いのでレンタバイクが無難です。

海峡の絶景!阿嘉大橋も望める「天城展望台」は集落からほど近い絶景スポット

阿嘉島の集落の西端。集落からは坂を上ればすぐに行ける「天城展望台」「天城」と書いて「あまぐすく」と読みます。西の端にあるだけに、夕日の名所でもあります。日中も阿嘉島と慶留間島との間の、青々とした海峡を望める絶景スポット。独特の海峡の風景を好きなだけ望めます。またその海峡の先には、阿嘉島と慶留間島を結ぶ阿嘉大橋も見ることができます。阿嘉集落や集落前のビーチも望めて、1ヶ所で様々な景色を楽しめる展望台です。

展望台は岬にあるので風通しがいい場所。吾妻屋もありますので昼寝には最適。観光客もあまり来ない場所なのでのんびりできます。集落からだとすぐですが、港からだと集落経由で「約1.2km」。徒歩15分ほどで行くことができます。ただ最後の最後に強烈な上り坂が!?絶景を見るのは一筋縄ではいきません。

5つの展望台の中では最高峰!「中岳展望台」は行くまでが超ハード

今回の5つの展望台の中で最も高い場所にあるのがこの「中岳展望台」。港や集落が水準点とすると、約160m上った場所にあります。ちょっとした登山レベル。集落からだといきなり急な上り坂。それが中岳展望台入口まで、休むことなく続きます。そして入口から展望台までは、遊歩道と階段でさらに上ります。港からは「約2.9km」。その距離で160mもの標高差を上らなければなりません。

約2.9kmの道のりは平地なら徒歩40分程度ですが、ひたすら上り坂なので2時間近くかかります。ちなみに自転車でも行きは歩きとほぼ変わらない時間、もしくはそれ以上かかります。でも帰りはずっと下りなので、あっという間に集落まで戻れます。何で行くかは体力と気力次第です。そして展望台からの景色は、まさに島最高峰レベル。高くそびえた岩山がある慶留間島でさえ、見下ろすことができます。あの大きな阿嘉大橋も小さく感じるほどです。

景色は最高峰レベルですが、行くまでの道のりももちろん最高峰レベルです。超ハードです。

「後原展望台」はある意味「幻」。ここまで自力で来れた人はアスリート確定

集落や港から最も離れた場所にある「後原展望台」「後原」と書いて「くしばる」と読みます。展望台だけではなく、その先に穴場の「後原ビーチ」もあるエリア。しかし後原までの道のりはさらに超ハード。島最高峰の「中岳」を越え、さらにアップダウンを何度も繰り返す道のり。港からだと「約4.8km」。あまりに強烈な山道が故に、徒歩や自転車など「自力」で行く人はほとんどいません。もし自力で来ている人がいたら、その方はアスリート確定です。

バスやレンタカーがない阿嘉島では、後原は基本的に宿やツアーの送迎がないと行けない場所。ある意味「幻の展望台」です。しかも後原へ来る人のほとんどはビーチ目的で、展望台はスルーしてしまいます。そういう意味でも展望台の「幻」度はさらに高いです。でもあまりに幻レベルなので、展望台周辺の草木がうっそうとしていて景色があまり望めません。展望台の建物より、脇の草むらから見た方が景色が開けています。後原展望台では建物はスルーし、脇の草むらから景色を楽しみましょう。

慶良間空港が一望できる「外地展望台」。大橋を2本越えて外地島へ

「外地展望台」は、阿嘉島から「阿嘉大橋」「慶留間大橋」を越えた先にある外地島にあります。「外地」と書いて「ふかじ」と読みます。外地島には慶良間諸島唯一の空港「慶良間空港」があります。2015年現在、定期便はなくチャーター便での不定期運航のみ。ここで飛行機の発着を見ることはほとんどできません。

そんな外地島で空港施設以外に唯一あるのがこの「外地展望台」。空港を一望できます。また大きな山がないので、景色がとても開けている展望台です。パノラマ風景が望めます。港からは「約3.7km」。途中、大橋を越えるたびにアップダウンがあり、そして外地島に入った後も空港まで上り坂です。加えて空港前にある展望台入口からも、階段を延々上ります。

その分、展望台にたどり着くまで、大橋あり、岩山あり、集落あり、空港あり、階段ありとバラエティに富んでいます。展望台だけはなく途中の道のりも楽しめるのが「外地展望台」の特徴です。空港までは観光客も来ますが、この展望台の存在には気づかない人がほとんど。のどかな展望台を独り占めできます。

<まとめ>5つの展望台を日帰りで巡るのはアスリート限定?島に泊まってのんびり巡りましょう!

ニシ浜展望台と天城展望台は日帰りでも十分楽しめますが、5つの展望台全てを日帰りで巡るのは超ハード。特に中岳展望台と後原展望台へ行くには、難所の「山道」があります。5つの展望台全てを回る場合は、島に宿泊してのんびり巡るのがおすすめです。島に泊まれば、中岳展望台や後原展望台までの送迎も、宿によってはしていただけます。

もし1日で5つの展望台を巡る場合は、最初の体力がある内に中岳展望台と後原展望台へ行きましょう。そのあとは一気に外地展望台まで行き、最後に港や集落まで戻りやすい天城展望台とニシ浜展望台を巡るのがコツです。5つの展望台全てを一度に巡ると、総距離「約21km」。何よりアップダウンが常に繰り返されますので、距離以上の長さを感じます。アスリートなら1日で5つの展望台を巡っても構いませんが、ノーマルな人(笑)なら島に宿泊し、のんびり展望台巡りをしましょう。

お気に入りの展望台を見つけて、そこで好きなだけのんびりする。それが島でのおすすめの過ごし方です。

<参考>阿嘉島の港から展望台への距離と標高差

・ニシ浜展望台 港から約1.6km・標高差30mの階段)
・天城展望台 港から約1.2km・標高差30mの坂道)
・中岳展望台 港から約2.9km・標高差160mの坂道)
・後原展望台 港から約4.8km・中岳2km・標高差+145m-100mの坂道)
・外地展望台 港から約3.7km・標高差70mの坂道と階段)


阿嘉島の地図

阿嘉島の観光情報/ホテル・民宿情報

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