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大綱も参加人数もギネス認定!まさに世界一の綱引きは体育の日連休に開催

1995年9月6日。那覇大綱挽まつりで使用される大綱が「米藁で製作された世界一の綱」としてギネス認定登録されました。ギネス登録時の大綱は全長「172m」・直径「1m54cm」・総重量「31t730kg」。その後も大綱は毎年成長しギネス記録も更新しています。

そんな世界一の大綱を使って綱引きをする沖縄の一大イベント「那覇大綱挽まつり」は毎年10月の体育の日連休に行われます。その綱引きは3連休の中日に行われ、一般の観光客も綱引きに参加できます。引き手1万5千人、参加人員27万5千人と人数としてもギネス認定。大綱だけではなく綱引きのイベントとしても「世界一」ということになります。

その大綱挽は那覇中心街の国道58号線「久茂地交差点」で開催されます。綱引き当日に国道58号線の中央分離帯に大綱が設置され、午後からは国道を通行止めにして綱引きが行われます。綱引き当日の早朝に行くと、大綱を設置している場面に遭遇できます。クレーンを使い、設置するだけでも大がかり。準備段階でも世界一のレベルです。

世界一の大綱をすぐ近くで見るコツ

世界一の大綱を近くで見てみたくありませんか?この那覇大綱挽まつりなら確実に大綱をすぐ近くで見ることができる方法があります。もちろん早朝の設置時も望めますが、日中でも交通規制前なら久茂地交差点の横断歩道の途中で望めます。ただし「信号が変わるまで」の時間限定。国道58号線は沖縄の主要幹線道路で交通量は連休中でも多く、横断歩道を渡りきれずに途中で留まると非常に危険。久茂地交差点で見る場合は、途中で大綱を見ても信号が変わりきる前に確実に渡りきりましょう。

さらに近くで見るには、レンタカーなどで国道58号線の久茂地交差点の信号待ちで上手く最前列になること。大綱が近い右折レーンが必須です。先の横断歩道だと大綱の頭部分しか望めませんが、信号待ちの車の中なら大綱を横から様々な角度で望むことができます。どのみち右折車線なら右折信号時以外は動けませんので、一番長い時間大綱を楽しめます。

男綱と女綱を繋いで1本になる大綱!その繋ぐのもひと苦労

大綱は西に女綱、東に男綱を配し、その2つを「頭貫棒」という直径43cm、長さ3m65cm、重量365kgの紫檀の棒で繋ぎます。もちろんこの「365」という数値は「1年」にちなんだもの。しかしこの300kg以上もある頭貫棒で2つの綱を繋ぐのは大作業。実際の綱引きよりこの繋ぐ作業の方が時間がかかります。でもこの繋ぐ瞬間までが大綱を望めるタイミング。一度繋がってしまうと人混みの中に大綱が消えてしまいます。交通規制前に大綱を見ることができなかった方は、この繋ぐタイミングを逃さないようにしましょう!

30分1本勝負!5m引いた側の勝利!終了後は綱をテイクアウト

女綱と男綱が繋がったら準備完了。あとは引き手が大綱を引くだけです。もちろん大綱そのものは大きすぎますので引けません。綱引き用の手綱がありそれを東西に分かれて引きます。この手綱は一般の観光客でも引くことができますが、ただあまりの人混みであとからその手綱までたどり着くのは困難。交通規制が行われた直後に目当ての場所へ行き、先に手綱を確保するのがおすすめです。

勝負は30分間で5m引いた側の勝ち。といってもあまりの綱の大きさでどっちに動いているのかなかなか分かりません。しかももの凄い人混みなので遠くからだと綱の存在も分かりません。綱引きの際は「綱」より「人」の動きで戦況を確認するといいでしょう。でも過去の対戦成績は「東13勝・西13勝・引き分け15」と、引き分けが一番多い。勝敗よりも大綱を引くということ自体がイベントなので、まずはこの世界一の雰囲気を楽しみましょう!

ちなみに大綱の手綱を挽くことは、幸せと平和を世を挽きよせることを意味しているらしいです。家庭円満、商売繁盛、市民融和、子孫繁栄、無病息災、世界平和などなど。それもあって那覇大綱挽で使われる綱は縁起物とされています。綱引きが終わった後、綱を小分けにして持ち帰れます。地元の人は綱引きそのものには参加せず、綱引きが終わる頃合いを見計らい、綱だけを持ち帰る人もいるほどです。

綱引きは那覇大綱挽まつりのイベントの1つ。他にもいろいろ楽しめる3日間

那覇大綱挽まつりは体育の日連休の3日間開催されますが、綱引きはその2日目の中日の午後に行われる1つのイベントに過ぎません。祭り自体では他にも様々なイベントが開催されます。綱引きは久茂地交差点で行われますが、祭りのメ イン会場は那覇空港側に少し離れた「奥武山公園」。公園では3日間様々なイベントがあり、中でも美味しいオリオンビールが飲める「オリオンビアパラダイス」という入場無料のビアガーデンが注目。ビアガーデン内では無料ライブが開催され、最後には毎晩打ち上げ花火も望めます。

また公園内の別の場所では地元テレビ局主催の「市民フェスティバル」も開催。民芸ショー、お笑いライブ、カラオケグランプリや、地元テレビの生放送。そして沖縄で人気ナンバーワンのご当地ヒーロー「琉神マブヤー」のショーなど、まさに老若男女が楽しめます。また祭り初日には国際通りで「市民演芸・民俗伝統芸能パレード」も行われます。「那覇大綱挽まつり」は綱引きだけじゃなく、様々なイベントを楽しめる秋の沖縄の一大イベントです。

<まとめ>3日間飽きさせません!「体育の日連休」は沖縄・那覇がおすすめ!

沖縄で「体育の日連休」といえば「大綱挽」といっても過言じゃ無いほど、沖縄では浸透しているイベント。「那覇大綱挽まつり」は沖縄でも必見のイベントです。しかもイベントは3日間開催されますが、毎日違った楽しみ方ができますので3日間行っても飽きません。1日目は国際通りで「パレード」を楽しみ、2日目は久茂地交差点で「大綱挽」を楽しみ、3日目は奥武山公園で「RBC王国」「オリオンビアパラダイス&無料ライブ」を楽しむ。もちろんRBC王国とビアパラダイス&無料ライブは1日目でも2日目でも楽しめます。

パレードが行われる「国際通り」、大綱挽が行われる「久茂地交差点」、メ インイベント会場の「奥武山公園」の3ヶ所は徒歩圏内にあります。体育の日連休を沖縄・那覇で過ごす場合はとりあえず那覇中心街へ行きましょう。またモノレールを使えば空港と「国際通り(県庁前駅・美栄橋駅・牧志駅)」「交差点(県庁前駅)」「公園(奥武山公園駅・壺川駅)」に簡単に往来ができます。沖縄に来てすぐに楽しめますし、帰りの際も間際まで楽しめます。「体育の日連休」は沖縄でも断然「那覇」がおすすめです。何よりギネスも認定した「世界一の綱引き」。見に行きたくありませんか?参加したくありませんか?是非、体育の日連休は那覇までお越しください。

<参考>祭り前日に那覇軍港で実物の大綱を見れる!

(那覇空港と那覇市街の間にある那覇軍港で実物の大綱を少し遠目なものの混雑なく望める)


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