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まるで雲の上?青と白の世界が広がる久米島沖の「はての浜」

久米島は沖縄本島から飛行機で35分、船だと3〜4時間で行ける離島で、夏には羽田空港からの直行航空便もあります。その久米島の東沖にあるのが「はての浜」「メーヌ浜」「ナカノ浜」「ハテノ浜」という3つの砂だけの島を総称して「はての浜」と呼びます。潮の満ち引きによって島の形が大きく変わりますが完全に海に消えることはありません。はての浜へ行くにはツアーを利用しますが、ショップによっては午前や午後など複数の時間帯から選ぶことができます。久米島の港からはての浜までは船で約15分ですがグラスボートでの往来だと海の中も楽しみながらの移動になるのでもう少し時間がかかります。

多くのツアーは砂浜が一番きれいな「ナカノ浜」に上陸します。簡易トイレと日除け小屋が常設されていてツアーによっては利用可能。でも砂だけの島ですので基本的に日影は無く、ツアー参加の際は長袖や日傘などで日焼け対策をしっかりしておきましょう。はての浜は青い海に浮かぶ砂だけの島なので見渡す限り青と白。まるで雲の上にいるかのような感覚になります。まさに「天国にいちばん近い砂浜」です。

潮が大きく引く時しか現れない与論島の「百合ヶ浜」

与論島は沖縄本島の北の離島ですが、沖縄本島と与論島の間に県境があり与論島から北は鹿児島県になります。といっても鹿児島より沖縄が近いので飛行機だと沖縄那覇空港から40分なのに対して鹿児島空港からだと1時間20分、長距離フェリーだと沖縄那覇港から約5時間なのに対して鹿児島港からだと約20時間というアクセスになります。そんな沖縄に近い離島なので海のきれいさは沖縄同等かそれ以上。島には数多くのビーチがあり、東岸にある大金久海岸沖に「百合ヶ浜」は現れます。

というのも百合ヶ浜は潮の干満によって完全に消えてしまうまさに「幻の島」。潮が大きく引く日の干潮前後しかその姿を現しません。「水深40cm」より浅くなる時間帯が狙い目です。百合ヶ浜には大金久海岸から多くの渡し船やツアーが出ており、船で約10分程度で渡ることができます。潮の干満で島の形が大きく変わりますので、百合ヶ浜に上陸したときと帰るときでも全く違った島の形を楽しめます。同じ島の形は二度と無いかも(笑)。百合ヶ浜は出現しない日もありますので、渡し船やツアーショップに開催する日を確認すると良いでしょう。ツアーが開催されれば百合ヶ浜が出現する証拠です!

名前が「幻の島」?小浜島沖にある「浜島」はコの字を描く砂の島

「幻の島」というと潮の干満で出現したり消えたりする島の総称ですが、八重山列島の小浜島沖にある「浜島」は島の名前として「幻の島」と呼ばれます。ツアーなどでは「浜島」とは言わずに「幻の島」として案内するところが多く、小浜島や石垣島などから半日でもツアーで行くことができます。浜島へは小浜島から行くのが一番近いのですが、石垣島からのツアーもあります。でも石垣島から直接浜島へ行けるツアーは料金がやや割高で、定期船で小浜島まで行って現地発のツアーに参加した方が安上がりです。

浜島は大部分が砂だけの島でコの字を描いているのが特徴。潮があまり引かない時はコの字の島が2つに分かれたりしますし、潮がかなり引く時はコの字の中央部分が全て干上がって大きな島になります。タイミングによっては砂浜のほとんどが海の中に消えることもありますが、ツアーなら島が出現する時間に合わせて開催されるので心配要りません。また浜島ツアーは他のスポットやシュノーケリングなどとセットになることが多いので1つのツアーでいろいろ楽しめるのも特徴です。

珊瑚の殻だけでできた神秘的な「バラス島」

八重山列島の西表島と鳩間島の間にある珊瑚の殻だけでできた「バラス島」。周辺海域の潮流で珊瑚の殻が堆積してできた島で、面白いことに台風が来るたびに島の形や位置が変わると言います(笑)。潮の干満ではそれほど島の形は変わりませんが、台風などの激しい潮流によって形が変わるというとても神秘的な島です。バラス島へは西表島や鳩間島から多くのツアーが出ていて半日だけでも行くことができます。島そのものが珊瑚の殻なので周辺海域には豊かな珊瑚礁が多く、バラス島はシュノーケリングスポットとしても人気です。

島全体が珊瑚の殻でできているのできめ細かい砂浜は存在しませんが、「珊瑚の殻だけでできた島」という沖縄でも珍しい島なので上陸するだけでもいい記念になると思います。ただしバラス島はシュノーケリングとセットになったツアーがほとんどなので基本的に夏シーズン限定。ショップによって時期は異なりますが多くは「4月〜10月」という期間になります。

天国の近くまで行きましょう!沖縄・奄美の幻の島へ!

「天国にいちばん近い」を通り越えて「天国そのもの?」と錯覚するほどの絶景が広がる沖縄・奄美の「幻の島」。生きているうちに見ることができる「天国」かもしれません。中でも「浜島」「バラス島」は同じ八重山列島にあるので1回の旅行で2つの「天国」を体験することもできます。また「はての浜」「百合ヶ浜」も同じ沖縄本島周辺にありますので那覇を起点とすれば両方とも行くことができます。この「幻の島4選」なら天国までは行けませんが(笑)、天国のすぐ近くまで行けることでしょう。


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