離島.com 離島旅行記4「久米島マラソン編」
[3位表彰台!でもそのツケは大きかった?]
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2003年10月26日(日)
「久米島マラソン。待っていたのは・・・」

離島マラソン、今シーズン開幕戦。第1戦は久米島にしました。時期的にも、ちょうど離島にも行きたかったし、そして冬の本格的なシーズンに向けてのスタートとして行くことにしました。しかしこの久米島マラソン、今回がフルマラソン第1回なので、いろいろ受け入れ体制的に不安がちらほら・・・
10/24
羽田〜那覇〜久米島
10/25
久米島で海遊び
10/26
久米島マラソン当日
10/27
久米島〜那覇〜羽田
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午前3時半。泊まっていた宿の部屋に目覚ましの音がこだまする。この為にいつも家で使っている目覚ましを持ってきていたのでした。これ寝坊したらしゃれにならないですからね。それにしても午前3時半。あまりに早すぎて寝ぼけのレベルを越えています。っていうか頭も体も起きていません。そんな状態なので、無理してでも食事をとらねばならない。辛い!全ては午前7時半スタートという気の狂った時間設定のせいだ〜!
午前4時までに無理矢理、昨日の夜宿の人に作ってもらったおにぎり2個と、前々から買ってあったバナナを食べました。う〜のどを無理矢理通したって感じです。食べた気がしない・・・
っとはいうものの、食べた後は何するわけでなく、ただスタートまで待つだけ。強いて言えば、スタートの30分前にはスタート地点に行きたいので、徒歩30分をいれると、宿を午前6時半に出発すればいいのです。なので2時間半。。。テレビなんてこんな朝早くからやってないし、外出てトレーニングする気ないし。ちなみに私は当日どころか前日でさえ、走り込みをしないタイプなので、本当にスタート前のこの時間は暇なのでした。
結局1時間ぐらい、部屋の中でストレッチやったりしながら、体をほぐして、あとはぼぉ〜っとして時間を過ごしました。
そして6時。待ちきれなくなって、ちょっと早いが出発する事にします。さすがにこの時間になると宿の人も起きていたので、宿の人に見送られ、スタート地点の競技場へと向かうのでありました。
午前6時にもなると、徐々にあたりは明るくなってきて、日の出も近くなってきました。それより外に出て最初に気づいたのが、無風。昨日までの強風が嘘のように、風が全くありませんでした。しかも空は雲一つない快晴。風がないのはむちゃくちゃ嬉しいです。天気も良好なので、こりゃ気持ちよく走れそう・・・っと思っていました。この時点では。。。
競技場までの途中の道、静かな海越しの朝日を見たりしながら、のんびり歩いて行きました。徐々に競技場に近づくにつれて、人が多くなってきて、いよいよレースの雰囲気を漂わせてきました。
とりあえず競技場ではテントが設置されていたので、持っていた荷物を置いて場所をキープします。貴重品などの荷物は、体育館で手荷物受付をしてくれているので、そこに預けて、最後のストレッチを行います。っとその前に、持ってきたエネルギー補給のゼリーと、アミノ系ドリンクを一飲み。さぁ準備万端!っと思ったら、スタート前には必ずトイレにいかないとね。4時間前に食べる理由は、スタートまでに用をたすためなので(きたなくてゴメンなさい)。
しかし相変わらずなんだけど、スタート直前のトイレは長蛇の列。小さい方はガラガラなのに、大きい方はトイレの外まで列が出ていますから。
そしてスタート30分前。そろそろスタート地点に行かないといけません。スタート地点に行くと、そのすぐ横で盛り上がりに欠ける開会式が行われていました。かなりしょぼい。とりあえず真横でやっているので聞いてはいますが、適当に「お〜」とか言いながら答えていました。
スタート時間が近くなるに連れて、ストレッチにも力が入ります。まぁフルマラソン、そんなに念入りにストレッチしなくても、最初の10kmがストレッチみたいなものなので、そこまで気合い入れてやったわけでなく、あくまで故障しないようにって感じ。
そんなストレッチをしていると、遠くで自分の名前を呼ぶ声が。お〜!内地の友人だ〜!今回この久米島マラソンに参加するのは知っていたけど、私の宿が奧武島なので、なかなか会う機会がなかった。このスタートも来るか否かしらなかったので、嬉しい次第です。その人たちはハーフマラソン参加者なので、私よりももっと後のスタートですが、まぁ私以外にもフルマラソン参加者の知り合いいる見たいので、そのついでに?応援しにきてくれた見たいです。それでも嬉しいですね。
そんなこんなしているうちに、スタートまでカウントダウンがはじまります。徐々に緊張〜してきます。天候は快晴。風は無風。気温まだそんなに暑くない。気持ちよく走ることが目標ですが、今回はコース的に非常に高低差が少なくて走りやすいので、タイムを目指します。
前回の初フルマラソンでは3時間54分っという自分では納得いかないタイムだったので、今回は3時間半を切ることが目標!スタートが7時半なので、午前11時までにゴールすることが目標です。
ちなみに、私は走るとき、時計を付けないので、ペースも分からなければ、いまどれぐらいの時間が経過しているのかもわからないのです。もともとタイム気にして走るの好きではないので、あえて時計を付けていないのです。
話は戻して、午前11時にゴール。はたして結果はいかに?(っていうか、もう結果発表しているんだっけ・・・)
そして午前7時半。久米島マラソンはスタートしたのでありました。
計画では最初の10kmは抑えて走り、10〜20kmまではペースアップ。25kmの折り返しまでイーブンのペースで走って、残りの15kmはペース多少落ちてもがんばって走る!そして残り2kmは根性!
スタートはそんなに人数も多くないので(何百人の世界)混雑することはありませんでした。まぁ前半はペースメーカーには事欠かないでしょう。
まずはめぼしい選手を発見!ちょっと知り合いのトライアスロン選手に似た人がいたので、その選手の後ろにぴったりとつけて走ります。私の走りは基本的に誰かの後ろにぴったりついて、自分のペースにあわせて、ペースメーカーを入れ替える走り方をします。そのペースメーカーが良いと、タイムも信じられないくらい良いタイムでますが、その反面、失敗するとボロボロになってしまいます。ペースメーカーは早すぎても遅すぎてもいけないので。
最初の10kmまではそのトライアスロン的選手の他の私の集団は5人ぐらいで、何故かみんな若い。20〜30代の人だけが集まって走っていました。最初はイーフビーチを抜けて、日航アイランドホテルを通過。海沿いの道はひた走ります。
最初の折り返し地点?から最初の上り坂。ここでもペースをあげずに、ペースメーカーの後ろにつきます。
徐々に10kmが近づいてくると、たまたま給水があったので、みんなそれをとるようです。私もとりますが、どうも他の選手、給水があまり上手くなく、その給水だけで一歩抜け出してしまいました。私は給水のとき、全くペースを落とさずに取るのですが、他の選手は止まらんばかりにペースを落とすので、どうしてもペースアップのような形になってしまいました。
ペースを落としてペースメーカーにしている人を待つこともできなかったので、そのままペースアップしてその集団から一気に抜け出す形になってしまいました。
ここで困ったことが発生!ペースメーカーどころか、前を走る選手がまったく見あたらない。先の先を見ても前々人がいないのです。困った。本当に困りました。レース前半でペースメーカーを失うとは思ってもみませんでした。しばらく走ってみると、遥か彼方に人の姿が。まぁいないよりマシなので、気長にその背中を追いかけることにします。
以外とあっけなくその選手をとらえることができちゃったんですけどね。2,3km走っているうちにみるみるその人の姿が大きくなり、集落に入る前にとらえることができました。
しかしここでアクシデント!そのやっとこ追いついたその人。急に立ち止まり靴紐結び直しやんの!なんでや〜!やっとの思いで追いついたのに、せっかく苦労して追いついたペースメーカーだったのに。なんで追いついた直後、靴紐結び直すんだよ〜〜〜!
本当にその人を抜き去るとき、涙が出そうになりました。なんてついていないんだぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!そしてまたその遥か先にいる一人を追いかけるのでありました。
集落にはいると、応援も急に多くなり、給水ポイントもむちゃくちゃ多かった。ちょっと多すぎって感じがします。
給水ポイントって多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけない。なので、この多すぎるってのはあまり好ましくないんですけどね。前半なら別に給水しなければいいんだけど、後半だと給水をしなければいけないんだけど、あまり給水ポイントが多いと、どれが最後の給水かわからないので、ついつい給水が多くなっちゃうのです。
まぁ給水取らなくても、沿道から応援してくれるだけで力になるんですけどね。本当に沿道の応援って力になります。後半(久米島マラソンは25km地点で折り返し、同じコースを戻ります)にその応援を期待しましょう!
集落を抜け、次に目指すは久米島空港。その途中の道がめちゃくちゃまっすぐの道で、気が遠くなりそうな道が多かったです。この時には前の選手に追いついていて、しばらく一緒に走っていました。途中「今何時ですか?」って聞かれたんだけど「すみません、時計持っていないんです」って答えてお互い笑いながら走っていました。
しかしこのころから徐々に気温が高くなってくる感じがしてきて、無風・快晴が徐々に恨めしくなってきました。私はそれを気にして、できる限り道路脇の街路樹の日陰を通るようにしていましたが、あまり効果はないみたいです。しかもこのまっすぐな道路。給水も全くないし、景色もずっといっしょなので、かなり辛かったです。でもまだまだ前半。がんばらないと。
空港を通過すると、ようやく給水があり。そこで一休み。立ち止まり、飲み物をもらいつつ、黒糖などほおばりながら、リラックス。そしてまた走り出します。
この先は久米島北側の海沿いの道路になり、景色はまぁまぁ。でもさっきの空港まで至る道以上にまっすぐで、こりゃまた辛い。いくら走っても、走っても、距離が縮まらないって感じですから。
その途中で21kmの中間地点を通過!ここでまたまた問題!っていうか常識はずれの事態。中間地点に現在のタイムを示す時計が置いてないじゃん!しかもタイムを告知してくれる人もいない・・・なんじゃこの大会?フルマラソンの21km地点で、ペースを計るうえで重要なんですよ〜!そこんとこ分かってます?
結局、ハーフをどれくらいで走っているかわからないまま、25kmの折り返しに至るのでありました。この区間でようやくトップの選手とすれ違い、折り返すまでにすれ違った選手十数名。タイムにしても10分の差も無い。ってことは・・・かなり早いの?タイムが全然わからないので、早いのか遅いのか全くわかりませんでした。体調的には全然余力があったので、まだまだいけるかな?っと思い、25kmの折り返し地点にさしかかります。
ここでもタイムを表示する掲示板が無い〜〜〜!なんなんだ!この大会。でも折り返し地点にはタイムを知らせてくれる人がいたので、「1時間49分」であることを知りました。しかし21kmを指標としていたので、25kmのタイムを言われても、早いんだか遅いんだか全然分かりませんでした。走っている途中、早いか遅いかを計るために暗算しようとしていましたが、さすがに走っている間なので、全然頭が回りません。
あとで分かったのですが、25kmを1時間49分で走ると、そのままなら3時間4分でゴールというとんでもないハイスピード!でもこの時は全然余力あったから驚きです。
しかし世の中そんなにうまくいくわけもなく、私の場合問題になるのは折り返したあとの急激なペースダウン。
一番の原因は、同じコースを戻るって事は、走る先がどんな感じで、アップダウンはどうとか先の先を読んでしまい、徐々に走る気がなくなってくること。この悪い癖、前回のヨロンの時も同じ。折り返すまでは快調そのものなんだけど、折り返した瞬間、急激にペースダウンしてしまうのです。
今回も25kmまで快調だったのに急激にペースダウンしてしまいました。
でも今回はどんなことあっても「歩かない」ことを目標にしていたので、がんばって走り続けました。
しかし一度落ちたペースはなかなかあげることもできず、どんどん辛くなってきます。しかもそんな時に限って給水が全くない!今回の久米島はとにかく給水が不満!集落部分は多すぎるし、集落をちょっとはずれると、5km以上も給水ポイントが無い有様。この折り返しのあとも、1ヶ所給水があっただけで、そのあとは全然ありませんでしたから。
その給水ポイントの少なさ、折り返しという精神的なダメージ、そしてまっすぐにのびる道。走る気力が徐々に薄くなってきました。
結局集落まで給水が全然なく、その間何人にも抜かれてしまいました。まぁ仕方ないけどね。集落までの道は、とにかくまっすぐな道が続いていて気が遠くなりそうでした。集落までの間には、その途中ある空港の近くでどうにか給水取れたので、脱水症状は免れました。
しかしこの日、天気快晴だったでしょ。徐々にその影響が出てきたのでした。とにかく暑い!この日の最高気温は結局26度。雲一つない晴天だし、風もないので、体感温度は30度以上!脱水症状スレスレで走っていました。南の島のマラソンがこんなにきついとは。参加する前に友達に聞いたのですが、久米島マラソンは、気温との戦い!って言っていた意味がようやく分かりました。
そんな状況の中、ようやく集落まで至り、応援してくれる人いっぱいいたので、もう一頑張り!って感じでした。
しかし、さっきも書きましたが、とにかく集落の区間は給水が無節操に多く、どれが集落最後の給水か分からないので、手当たり次第取っていたら、集落を抜ける頃にはお腹がたっぷんたっぷんになってしまいました。明らかに給水取りすぎ。給水はあればいいってもんじゃないんだよ〜!適度な距離に適度な給水が基本。今回の久米島の給水は最悪でした。
中でも、後半塩分不足に陥るので、塩を置いてくれるのはいいんだけど、問題はその場所。給水が先にあって、塩が後にあったので、塩を取った後、のどが渇いても給水が全くないので、のどがカラカラのまま走る羽目になってしまいました。塩もあればいいってもんじゃないんだよ・・・
でも唯一助かったのが、沿道からのシャワー。めちゃくちゃ暑くて、体が火照っていたので、あのシャワーは本当に助かりました。
でもそれだけだな〜良かったのは。
そんな給水の嵐だった集落を抜けると、残りは10km。正念場です。それとその間には最後の登りがあります。それを抜ければあとは下りだけ。
しか〜し!その集落からその上り坂までどころかその坂の先の先まで、5km以上も給水がなかったのです。しかも最後の給水では塩をとってのどがカラカラだったのに。。。しかも上り坂。地獄のようでした。
給水は、上り坂の最初か登り切ったところに普通設けるでしょ?どうにかしてくれよ〜給水ポイント。
おかげで、この上り坂でさらにペースダウン。歩きはしなかったけど、もはや歩くスピードと変わらない感じ。しかもこの上り坂、まっすぐな道で、どこまで走っても全然上り坂の距離が縮まらない感じがします。
この最後の上り坂がきついの何のって。勾配は大したことないんだけど、ここまで30km走ってきているので、その勾配も倍どころか3,4倍に感じられてしまいました。
しかし、この坂を上りきれば、あとは下り。そしてゴールだ〜〜〜〜!
ところが坂を上りきってもちっとも下り坂にならず、微妙な下り坂だったので、ちょっと残念。登り切ってもペースが全然上がりませんでした。
とりあえず、残り2kmになるまでこのままのペースで走り、最後の2kmは全力で走ることにします。ここまで来ると給水とかそんなのどうでも良くなり、とにかくゴールすることだけを心がけました。
そして40km地点通過。残り2km・・・ペース上がりません。っていうあkもういっぱいいっぱいで、40kmに近づくにつれて、やっぱり残り1kmでがんばろう!っと方針変更してしまいました。人間って弱いね〜。こんなことやっている、あと1kmになったら残り500mでがんばろう!っと考えたり、ゴール見えたらがんばろうっと!考えたりしちゃうんだろうなぁ〜
そんな誘惑に・・・とりあえず負けず、残り1kmでラストスパートしました。どうにかペースをあげることができ、そのあげたペースのまま走り続けることができました。
この残りの1kmでは、他の5kmや10kmクラスの人が同じコースを走っていたので、その人たちを抜きながらだったので、それも最後の力になったのでしょう。
折り返し地点(実際はそのかなり前)からペースメーカー不在のまま、単独で走っていましたので、ようやく目標となる人が出てきたので、徐々にペースは上がってきました。しかし現在何時かわからないので、ゴールがどのくらいのタイムでできるかわかりません。
そして競技場が見えてきました。42km突破!あと200mです。この最後の200mは全力疾走に近いくらいまでペースアップができて、なんか名前とか読み上げて放送してくれていたみたいだったけど、そんなの耳にも入らず、ただ全力でゴールを駆け抜けました。
本当に駆け抜けてしまったので、完走者ににメダルを渡す人を振りきってしまいました。あとから追っかけてきましたけどね。
とにもかくにも、無事ゴールしたのでした。さてタイムは・・・わからん。結局、中間地点にも、折り返し地点にも、そしてゴール地点にもタイムを表示する時計が置いていない!なんちゅう大会だ。ここまで不手際多い大会は初めてです。
そんな途方に暮れていると、急に誰かに声を掛けられました。自分の名前を呼ばれて振り返ると、見知らぬ人が私の名前を呼んでいます。誰???この時、マジで誰かさっぱりわかりませんでした。疲れていて分からなかったのではなく、本当に初めて見る人だったからです。でもなんか向こうは私を知っている?みたい。
スタートに応援しに来てくれた友達の友達かな?って思い、今何時?って聞いてみると・・・なんと11時前。つまり・・・3時間半を切ったのです!!!やったぁぁぁぁぁ!!!・・・っとは言っても、ギリギリですけどね。正式なタイムはわからないけど、とりあえず目標は見事に達成したようです。タイムは完走証をもらいに行けばわかるんだけど、とりあえずゴール近くで休憩取っていました。
そのゴールでいた人は5kmに参加していたので、比較的早い時間にゴールに戻っていたのでした。そしてスタート時に応援に来てくれた友達はハーフマラソン参加しているはずなので、もう30分〜1時間したら戻って来るそうです。
とりあえずゴール近くで30分ほど休んで、まだ友達がゴールしないので、いい加減完走証をもらいに行くことにします。
完走証はゴール近くのテントで即時プリントアウトしてくれるので、ゼッケンを示して完走証をもらうと・・・その受付の人になんか言われました。表彰式があるから・・・なんで表彰式なの???なにがなんだかさっぱり分からなかったですが、その完走証を見ると・・・なんと年代別で3位入賞!っていうか表彰台じゃん!メダルもらえるじゃん!!!ちなみに総合では21位でした。そしてタイムは・・・3時間27分。なんと前回の初マラソン「ヨロンマラソン」のときより27分も短縮しました!このままなら次のレースも27分短縮、夢のサブスリー「2時間台」だ〜!!!・・・ってそんなにうまく行くわけ無いか・・・
とにもかくにも嬉しい結果だったのは言うまでもありませんでした。あの残り1kmのスパートが功を奏したのでした。やりぃ!
そんな嬉しい気分の中、とりあえず祝杯。ビール券をとってきて、まずはビール。一気に飲むと空っぽのお腹に悪いので、ちびちびビールを飲みます。すると友達もハーフマラソンから帰ってきてゴール!そして3位をご報告。みんなに祝ってもらいました。
そしてしばらくのんびりした後、表彰式が行われるので、その会場っといっても、ゴールのすぐ脇なんですけどね。そのこ移動します。友達がいたので、自分のデジカメで表彰台に乗っている姿を撮影してもらいました。メダルといい、この写真といい、良い想い出が残りました。まぁレース自体はすったもんだありましたけど、結果が何よりでしょう。結果良ければ全て良しかな?
このあと友達らと一緒に、昼食券を使って、いろんなものを食べました。いまいち食欲なかったけど、とりあえず、久米島そばを食べ、ようやく三枚肉も残さず食べました。
しかしこの時、いまいち体調がすぐれない。お腹が痛い。単に急激に飲み食いしたので、お腹壊したかな?って思ったんだけど、様子があまり良くない。友達は同じ宿の人と、先に帰って島内観光するらしいので、とりあえず別れました。夜に宴会あるので、そのときまた会いましょう!って感じで。
そして私は、とりあえず体育館に戻り、床にうつぶせになって爆睡。いかんせん3時台に起きましたから。寝不足&疲れで本当に爆睡状態でした。
しかしやっぱりお腹が痛い。トイレに駆け込むと、やっぱりお腹壊していました。まぁこれで体調戻るかな?って気楽な気持ちでしたけどね。
睡眠もとったし、トイレもすましたし、とりあえず宿まで歩いて帰ることにします。以外にもそんなに足は痛くなかったので、歩いて帰るのはそんなに苦痛ではありませんでした。がしかし、やっぱりお腹が痛い。腹痛に悩まされ、徒歩30分の道のりを40分以上かけて帰りました。
もうすぐ宿に到着、っていうか宿の目の前まで来たとき、前を1台の車が通り過ぎました。まさかな、って思っていましたが、後で聞くと、やっぱり島内観光に行っていた友達が乗っている車でした。この時はそのまま通り過ぎていきましたけどね。
そして宿に到着。さっそく宿の人に報告!やっぱり3位表彰台っという手みやげがあったので、とても喜んでくれました。今夜はお祝い?
それは後のお楽しみとして、とりあえず部屋に戻ってまた寝ることにします。夕飯までぐっすりと休めたら・・・とは思ったけど、どうにもこうにも腹痛が止まらない。お腹壊しているレベルを超えています。なにより食欲が全然ない。空腹なはずなのに、全然食欲がわきません。幸いポカリがいっぱい残っていたので、給水は取れたので良かったのですが。
正直、部屋に戻ってからは腹痛との戦いで、寝ることもできる部屋でのたうち回っていましたから。
やばい。これはいつぞやの症状に似ている。それは今年の1月。千葉のハーフマラソン参加した後、同じように激しい腹痛におそわれ、結局一晩中のたうち回っていて、一睡もできず、食事もとれなかったこと。この時は丸一週間会社休む羽目になりましたから。その間病院に行ったら急性腸炎って診断され、安静を余儀なくされましたから。
今回も急性腸炎?症状も近いし、その状態になったいろいろな要因も近いものがある。う〜やばい!
結局夕食食べるどころか、動くことさえままならない状態。でも本当にこの時不幸中の幸いだったのが、ポカリが丸々1.5L残っていたこと。このおかげで水分補給できました。水分無かったらかなりやばかったと思います。
とにかく前回の急性腸炎と同じだとすると、とりあえず腸の中を空っぽにして、炎症が引くのを待つことにします。
それには何も食べずに、ただ安静にしているだけ。それにしてもこのまま快復できないと、せっかく明日はての浜行こうと思っていたのに・・・ってこの時点ではまだ、はての浜に行く気満々でしたから。1日寝れば直る!って。
しかし言うまでも無いですが、前回の急性腸炎の時と同様に、結局次の日の朝まで一睡もできないのでありました。腹痛で部屋中のたうち回りながら。
宿の夕食を断るだけでなく、友達と飲みに行くのももちろんキャンセル。でもこっちは元々設定しようとしていた会場(日航ホテル)が確保できず、宿でこじんまりした飲み会をやっていたらしいので、結果オーライでしょうか。それにしてもせっかく良い結果出したのに、祝杯あげられないこのつらさ。非常に悲しかったです。
そして一睡もできず、ボロボロの状態で、最後の朝を迎えるのでありました。

午前6時。まだ夜明け前だよ。

競技場までの途中、日が昇ってきた。

競技場到着。まだまだ暗いよ。

スタート直前。さてどうなるかな?






ゴール!意外な人がお出迎え?

ビールと完走証。

本当に良い天気でした。

なんと3位表彰台。予想外でした。

盛り上がりに欠ける完走パーティ。

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