離島.com 離島旅行記3「慶良間〜阿嘉島編」
[5人]
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2003年7月18日(金)
「暑い!暑い!阿嘉島の1日。」

2003年夏。今回はなかなか行く気がしなかった慶良間。でもメインに滞在する島は、一番「離島」っぽい阿嘉島を選択しました。しかし予定では阿嘉3泊、座間味2泊、渡嘉敷1泊だったのですが・・・でも阿嘉島の生活は本当に最高の想い出を作ってくれました。そして「5人」。これが全てでした。
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【昨日屋上で寝ていて、途中から部屋に戻ったが体中が痛い。】
結局昨日の夜の大半を、屋上の床の上で寝ていたので、寝起きは体中が痛かったです。まぁ涼しくて気持ちよかったから良いんだけどね。
朝起きて、まずはテラスでのんびり。そしたら宿のみんなも、テラスでのんびりしていました。なんだかこの宿のこのテラス。めっちゃ気持ちがいいので、どうしてもここでくつろいでしまいます。宿で部屋以外にくつろげる場所があるのって本当に良いですよね。そういう意味でこの宿、最高です。
昨晩の夕食に続いて、朝食も美味しかったです。食が充実すると気分も晴れますね。
さて、この日。昨日知り合った北海道の女の子たちが帰る日なのです。昨日の夜知り合ったばかりなので、あまりに短く寂しいですね。出発の船までこのテラスでダラダラしながらいろいろ話をします。そして最後にはみんなで記念撮影。旅の想い出ですね。
【今日は自転車で島巡り。】
さて、今日は自転車で阿嘉島に橋で接続されている、慶留間島と外地島を巡ることにします。その途中阿嘉大橋をどうせ渡るので、港に北海道の二人を見送ることにします。そういえばフェリーターミナル、通り過ぎただけでよく見てなかったですからね。シロの像もチェックしないとね。
宿で二人を見送った後、海へ行く支度もして、とりあえずは港へ向かいます。船はもう到着しており、どううやら二人も乗船しているようでした。船の中にこもっていたらどうしよう?っと思いましたが、なんとデッキに出てきてくれました。見送り行くって言ってなかったので、心配でしたけど大丈夫でした。向こうも見送りに来てくれると思っていなかったみたいで、とっても喜んでくれましたよ。見送りする方としても嬉しかったです。でも遠ざかる二人の姿、寂しかったりもしますけどね。
見送りの後、ターミナルの目の前にあるシロの像をようやく見ることにしました。でも実際「マリリンに逢いたい」って映画、見たことないんですけどね。映画ではここ阿嘉島のニシ浜から座間味島まで泳いで渡ったらしいです。シロの像はとっても勇敢そうな顔立ちでしたよ。あとは座間味島に渡ったときにマリリンの像を見れば完璧だ!
【まずは慶留間島を目指し、阿嘉大橋を越える。】
さて、慶良間でまずは阿嘉島上陸したので、そのまま阿嘉島から橋でつながっている2つの島に上陸することにします。目指すは慶留間島。集落はあるけど、他にはなんにも無い島らしいです。渡るためには阿嘉大橋を通るんだけど、それが港と橋は近いが、橋に乗るポイントが港から遠いのなんのって。結局集落まで行かないと乗ることができませんでした。
橋自体はそんなに勾配もなく、楽でしたし、なにより橋の上から見下ろす海の色がとってもキレイでした。橋の造形もキレイなので、この阿嘉大橋。とっても良い景色を作り出しています。宮古の来間大橋を彷彿させます。海の色はまるで与那覇前浜のようでした。
【慶留間島上陸。なんにも無い島です。】
それはそうと、まずは慶留間上陸。印象は・・・道路しかないじゃん。集落は阿嘉島からは離れた場所にあるらしく、島の入口は道路しかないなんにもない島でした。でもその道路からはものすごい断崖絶壁が顔を覗かせていて、見上げると粟国の筆ん崎のような光景が広がっていました。やっぱり慶良間。慶良間の島々は基本的に山々ですからね。ここ慶留間もそれを象徴するかのような島の地形なのでした。
しばらく海岸線の道路を進むと上り坂にさしかかり、それを登り切るとようやく慶留間の集落に到着しました。集落は本当にこじんまりしていて、公営のアパートメントと住宅が数件ある程度。人も全然見あたりませんでした。
【外地島へ。慶良間空港以外・・・何があるの?空港が山の上にあるとは。】
そのまま集落を通過し、道なりに進むとまた新たな橋を発見。慶留間大橋だったかな?外地島へとつながる橋です。ここから見下ろす島と島の間の海もまたキレイで、海越しの慶留間の集落、なかでも学校が望めます。
もしかして、阿嘉島と慶留間との間の海より、こっちの方がキレイかもしれませんでしたよ。見てみる価値あるかもしれません。
さてそのまま外地島へ。外地島は慶良間唯一の空港があるはずで、空港以外は何もないという情報。しかし橋からの道路は登り一方。空港って基本的に海に近い平地にない?っと思ってがんばって登るも、この坂が強烈で、結局途中から自転車を押して登る羽目になりました。
登り切った先をまた空港まで下るのかな?って思って登り切るとそこはもう空港なのでした。ここの空港は山の上にあるのでした。意表をつかれました。
空港自体は「慶良間空港」というまさに慶良間唯一の空港って感じ。でも最もメジャーな渡嘉敷、座間味には無く、なんでまたこのマイナーな阿嘉島、しかも外地島に空港があるんでしょうか。ちょっと疑問。
しかし、空港施設は阿嘉港同様、めっちゃキレイでした。なんだか無人島みたいなこの外地島にこのきれいな施設って・・・なんか浮いています。
慶良間って相対的にそうなのかな〜施設がやたらきれいな所が多い印象がおありますね。まぁ慶良間空港。私は使うことないと思いますけどね。
【島巡り終了。かいた汗を流すため、そのままニシ浜に直行。】
っということで、阿嘉島周辺の島巡り終了。言うまでもなく汗だくになったので、その足でニシ浜直行することにします。
慶良間空港からはずっと下り坂だったので、帰りは楽ちんでした。慶留間大橋を越えて、慶留間集落を抜け、阿嘉大橋まで一気に進みます。
阿嘉大橋からもそのまままっすぐに進み、T字路の突き当たりを右に渡れば、ニシ浜に通じる坂道の入口まで至れます。でも途中商店でアイスを買って体を冷やした後、ニシ浜へと向かいました。
【この日のニシ浜。水中では動画撮影テスト。】
さぁニシ浜到着。この日は昨日デビューさせた水中デジカメの動画テストです。やっぱり水中は動画の方が臨場感伝えられると思いますからね。
しかも水中でも操作しやすいようになっているデジカメなので、かなり期待できるかも?心配なのがメモリーだけですね。動画=目盛り食うって印象ありますからね。でもこのデジカメの動画、15秒しか撮影できないので、そんなに食うことはないと思います。しかも15秒ってちょうどいい感じじゃない?水中深くにいる時間としてはさ。そしてデジカメを持って、昨日と同じポイントに荷物をおき、そしてニシ浜の海の中へ。。。
【クマノミの動画を撮りまくります。】
もう海の中ではとにかくクマノミを撮りまくりましたよ。クマノミはカメラ近づけると敵と思って攻撃してくるので、それがまた可愛い。クマノミにしてはなんだかでっかいのが攻撃してきた!って思って必至なんでしょうけどね。クマノミは基本的に親子でイソギンチャクの中に身を潜めているので、攻撃してくるのは大きい親で、その後ろには必ず小さい子供がいますからね。ニシ浜の海の中で、最大では6匹家族もいましたよ。大-中の大-中-中の小-小-小の小って感じで、6匹みんな大きさ違うのです。むちゃくちゃ可愛かったですよ。本当にニシ浜の海の中はクマノミの宝庫ですね。
【西浜はいろんなポイントがあって、海の中はかなり楽しい。】
クマノミ以外にもここニシ浜。珊瑚礁と小魚の群がどこを潜ってもいるし、砂地とサンゴとのコントラストとってもキレイ。なにより水の透明度が高いので潜っていて楽しいですね。
ポイントによっては4畳半ぐらいありそうな大きいテーブルサンゴがあったり、枝サンゴの林があったり、ポイントごとに表情が変わり楽しい海です。ちょっと不思議だったのが水中パイプラインがあって、なんのパイプラインで何処へいっているのでしょうか。詳しいことは分かりませんが、海の中では良い目印になってどこを潜っているかすぐに分かりました。このパイプラインをベースにいろいろ潜っていました。
【売店行ったが、昨日とは違う人がいて、お話しできなかった。】
もう、動画めっちゃおもしろかったけど、さすがにお腹が空いてきたので、一度海から上がり、昨日の売店へ行くことにします。また挨拶しないとね。そして売店へ行ってみると・・・知らないお姉ちゃんでした。あれれ?昨日の人は?っと思ったけど、どうやらその人しかいないようです。しかもちょっと事務的な人なので、ほとんど会話を交わさず、サーターアンダギーだけ買ってビーチへ戻ってしまいました。売店はローテンションでつとめているのかな〜?まぁどうせ明日も来ることだし、また次の機会に期待しましょう。
アンダギーをビーチの木陰で食べながら、ニシ浜をぼぉ〜っと眺めていました。ぼぉ〜っと眺めるニシ浜、良いものです。人が多いことを除けばね。そしたら白い砂浜に黒い物体?をまたまた発見。クロもまたニシ浜に来ていました。本当に島での生活スタイルが似ているんですね。っていうか、阿嘉島。ここしか無いんかい?って感じも否めませんが。でもこんなに良い場所だから、他にちょっと良いポイントあっても、どうしてもニシ浜に来てしまうんですよね。そういうポイントがある島って、良い島の証ですね。
【再度海へ。どこから潜ってもクマノミに遭遇ができる。】
クロとはまた夕方戻るときにデッキの上から声をかけるとして(クロも毎日ビーチの同じ場所にいますので)、私も再度海へ入ることとします。
今回はあんまりクマノミを追いかけ回さないで、水中遊泳を撮影することにします。しかしフィンを付けない素潜りスタイルなので、なかなか難しく、撮影は困難を極めました。結局またクマノミを追いかけ回していたのは言うまでもありません。でも今回は珊瑚礁を主体にいろいろ動画撮影していました。本当ニシ浜は楽しいですね。毎日潜っても飽きないです。
そんなこんなであっという間に夕方近くなってきたので、そろそろ上がることにします。デッキでのんびりしていると、クロはまた海へと向かっていきました。奴は本当に潜るのが好きなんですね。私は潜るのも好きだけど、こうやってぼぉ〜っとしているのも大好きなので、その点は違いますね。
クロが海へ入るのを見送ってから、私はニシ浜を後にするのでありました。
【この日も夕方、宿に戻る。宿でビールが買えるので楽ちん。】
宿に戻ったら真っ先にお母さんの所に行って、「ビール!」っと言いました。やっぱり海から上がった後のビールは最高です。なんでだろう?島で飲むオリオンって本当に美味しいですね。内地で飲むと島で飲むほど美味しくないのにね。しかも島で飲むとアルコール!って感じがしないんですよ。ビールで酔っぱらったことないですからね、島では。やっぱりこの気候のおかげでしょうか。オリオンはこの気候で飲むととっても美味しく、そしてアルコールもすぐに飛んでしまうのではないでしょうか。
しかしこの日の夕方。昨日までとはうって変わり、無風だったのでめちゃくちゃ暑かったです。風を求めて屋上に上がったり、場所を変えたりしては見ましたが、何処に行っても無風。風がない阿嘉島は暑いったらありゃしなでした。じっとしているだけでも汗が噴き出してきます。
【みんなダイビングなので、夜の宿にはもう一人以外誰もいない。】
テラスでは宿のみんな勢揃いでいろいろお話ししましたが、夕食の後、みんなダイビングのログ付けでいなくなり、結局だれもいなくなってしまいました。クロは部屋にこもっていたので、本当に一人っきりになってしまいました。なので、食堂でお母さんとお父さんといろいろお話をして過ごしましたけどね。
正直このときは、このままダイビング客ばかりだったら、予定通りもう1泊して阿嘉島を離れようかな〜っと思っていました。
クロは渡嘉敷、座間味と来て、最後に阿嘉に渡ってきたので、渡嘉敷と座間味の話はいろいろ聞いていて、渡嘉敷は最悪らしいので行くな!って説得されて行くのを止めようと思ったのですが、座間味と阿嘉島は何泊するか決めていなかったので、このままなら3泊+3泊かな?って思いました。このときは。
【かなり暇だったので、屋上で大の字になって星を眺める。】
お父さんとお母さん話し終えた後、暇だったので屋上で大の字になって星を眺めていました。やっぱり島で見る星はキレイでしたけどね。ここ数日は満月の後だったので、夜空が明るくてそんなに星が多く見れなかったですが、それでも内地とは比べ物にならないくらいの星の数だったです。
屋上はまだ他の場所よりは涼しかったので、このままぼぉ〜っとしているのも良いかな?って思いました。けど・・・なんでスコール降るねん!!!スコールのおかげで星の鑑賞会は中止。しかも屋上に水たまりができたので、再会も無理。あとは寝るしかありませんでした。
さすがに昨日の教訓で、この日はクーラーを付けて寝ることにしました。
今夜はいまいちな夜だったのでありました。

宿で一緒だった人をお見送り

映画「マリリンに逢いたい」のシロの像

阿嘉大橋はかなりキレイ

慶留間の集落はひっそり

ケラマ空港はかなりキレイ

外地島と慶留間島を結ぶ橋

ニシ浜は今日も静かでキレイ

クマノミを追いかけ回しています

魚に囲まれた、最後にクロ?

違う種類のクマノミ

ニシ浜の海の中は魚が豊富

チョウチョウウオと戯れます

くっ黒い・・・

阿嘉大橋からの夕日、イマイチ!?
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