離島.com 離島旅行記2「ヨロンマラソン編」
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2003年3月10日(月)
「別れの日。そして誰もいなくなった・・・」
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大会翌日。結構飲んだはずなのに、全然残っていません。やっぱり泡盛のおかげかな?走り疲れもあって体はやや重いけど、それほどではありませんでした。結構すがすがしい朝。もっと寝ていたい感じ。
しかしこの日はそんなのんきなことは言ってられません。だって宿のほとんどの人が今日帰るのです。私は次の日ぐらいゆっくりヨロンで休みたい!っと思っていたので、あえて次の日の船にしたのですが、結局今日帰る人が全体の8割って感じでした。う〜寂しくなる!!!なのでこの日は1日中見送り、見送り、見送り!って感じになるのでした。

今日帰る人は、昼の飛行機、昼の船、夜の船の3系統で、その3つとも見送りに行きました。
でも最初の見送りは昼過ぎなので、午前中は時間があるので、宿の車を借りて、ヨロンをちょっとドライブ。っていうか、宿に泊まっている人の知り合いがプリシアリゾートにいるらしいので、おみやげを買うがてらにプリシアリゾートに行くことにしました。
さすがリゾート。民宿とは違いますね。実を言いますと、私が会社で入っている保険の厚生施設。このプリシアリゾートもあるんですけど、予約取るの面倒だし(厚生施設の予約ってめんどくさいんです)、基本的リゾートリゾート嫌いだし(飯のまずさが辛い)。なのではなから「飯の美味い民宿」って希望でしたから、予約する気すらありませんでした。
でもここ。おみやげ屋さんはとっても充実。ヨロンっておみやげ買う場所、町中にはあるけど、きおこほど充実していませんから、おみやげ買うためだけにくるのも有りだと思います。
それでおもしろかったのが、ここプリシアリゾート。収容人数も多く、ヨロンマラソン参加者も多く泊まっています。そして今日は大会翌日。みんな足を引きずって歩いてるの。それも本当にみんながみんな。笑うのこらえるの大変でした。ちなみにうちら(4人)は誰一人足を引きずっている人はいませんでしたけど。階段さえ降りなければ(階段降りるときだけ激痛)。
でもなんか「あぁみんな参加したんだ〜」って親近感を感じることも嬉しかったです。


ヨロン屈指のプリシアリゾート
プリシアリゾートではおみやげを買って、フロントのある施設へ行ってみると、同じ宿の人の知り合いとばったり。とくに約束してもいないし、まだいるかも分からなかったのに、本当に偶然ですね。
そこで、昨日の話や内地の話(みんな関東の人でした)をしたりして、結構楽しかったです。でも会話はランナー話が多い。つぎどこの大会参加する?とか。私はこのヨロンマラソンで今シーズンは終了。次はまた秋がシーズン開幕です(夏は暑いので走りません)。
でも同じ場所を走った喜び。内地でもまた会って話せたらいいな!?って思いました。こういう人のつながりも、また旅の楽しさなんでしょう。なんかGW中の「東京シティフマラソン」走る!って話題があったので、私も走るつもりはなかったのですが、参加してみっかな?っと思ったけど、いかんせん10kmしか走らないレースはあんま参加したくないもので。10kmって完全にスプリントなんで、あんまり気持ちよくない。疲れるだけ。しかも40分で終わっちゃうのでなんか楽しめない感じ。(でも内地戻ったとき、やっぱり参加してみよかな?って思い、エントリーしようと思ったら定員オーバーでダメでした)

そして帰りの時間が近づき、いったん宿に戻ります。結構戻る時間が遅かったので、今日飛行機で帰る人、もう帰っちゃったかな?っと思いましたが、ぎりぎりセーフ。みんないました。なんかいない間に帰られちゃうと、お別れもできないし、寂しいでしょ。記念撮影もできないし。。。
最後に宿で全員で記念撮影し、さぁ出発。まずは飛行機組。この日は小雨混じりで天気はあまりよくなく、飛行気組みを見送るときも雨だったので、バスの中から見送ることになりました。まぁ飛行機の時間も迫っていたしね。
間髪おかず今度は昼の船。こっちは船自体がやや遅れていたので、結構余裕があり、待合いでのんびりしていました。ここでも記念撮影したりしてね。飛行機に比べて船の方は、キャパも多いので、利用するヨロンマラソン参加者も多く、見送りも大々的でした。ミスハイビスカスなども見送りに来ているし、拡声器を使い大々的に見送りしていました。しかも船の見送りといえばテープ。それも大々的。明日船で帰る自分としては羨ましかったです。自分が帰るときは見送りすらいないんだろうなぁ〜って。う〜〜〜来年はみんなと一緒に帰るぞ〜〜〜〜!!!


宿で最後の記念撮影

港で最後の記念撮影

お別れの面々
そして誰もだれもいなくなりました・・・っとはいうものの、夜の便で帰る人、残る人何名かはいたんですけど。でも根本的に与論島から大量の人がいなくなったのは事実です。今日はまだしも、明日は閑散としているんだろうなぁ〜。徐々にヨロンマラソンモードが薄くなっていく与論島なのでした。
結局船は夕方だったので、あとは宿に戻って食事を取り、そしてまた夜の見送りです。食事も昨日の夜があれだけ盛り上がったのもあるけど、何より人数が激減。20人ちかくいたのに、今日は4人。他に3人いるんだけど、食事は外で取るらしいから寂しいものです。まぁしゃぁないけど。
私は明日の夕方の船なので、あと丸1日近くありますからね。もう少しのんびりします。


遠ざかる船。そして誰もいなくなった。
そして夜。外は真っ暗です。そんな暗闇の中、宿のバスに乗せてもらい、今日最後の見送りです。ヨロンの夜(宿から出るの初めてなんで)は真っ暗。本当に真っ暗でした。宿と港はちょうど島の反対側なので、まるまる半周島を回るわけで、その途中、街灯はあるものの真っ暗でした。市街地も心なしか、ヨロンマラソンが終わって明るさが少なくなっていた気がしますし、港も真っ暗で寂しい感じでした。
なにより、自分は見送る立場なので、さらに寂しい気分?しかも夜の港は人気も少なく、さらに風が強くて寒かったです。今回の見送りは他の人とは異なり、沖永良部島から来た人。なので、昼の便ではなく夜の便だったのです。沖永良部から来た人は、嘘か本当か定かじゃないですけど(未だに理解できない、微妙な感じ)、ミス○○らしいです。現役「ミスフローラル」、去年の「ミスエメラルド」、もう一人は「ミスカサブランカ?」。どこまで本当で、どこまで冗談かちょっと分からないでした。まぁ昨日知り合ったばかりだし、またヨロンに来たときにでもその真相を聞いてみたいと思います。ちなみに、そのミスのうち2人は、昨日のヨロンマラソン、ハーフを走っていました。その1人はボロボロで歩くこともままならない感じで、痛々しかったですね。よくぞそこまで頑張った!って感じです。


夜の船。鹿児島方面行きです。

ミス?x3+最年長さんのお孫さん。
残ったのは、私と残っている老夫婦とそのお孫さん。4人(今日の夕食の4人です)。最後に車のライトでパッシングしてもらい、「さよなら〜」してもらいました。夜の港に船の明かりが遠く遠く鳴っていきます。
今夜はこれでおしまい。あとは寝るだけです。さて明日は私が帰る日。明日の夕方の船で那覇に渡り、那覇で一泊。そして次の日の朝一便で東京に戻る予定です。


遠くなっていく船。
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