離島.com 離島旅行記2「ヨロンマラソン編」
ヨロンマラソン出場!新しい離島の過ごし方
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2003年3月07日(金)
「はじまりは雨、到着は風」
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今回は沖縄・・・でなく、沖縄に近いけど沖縄ではない、微妙な島。与論島。何故与論かというと、初めて買った沖縄の本に与論の特集が組まれており、ずっと行ってみたかった島だったのです。それも相まって、行ってみたいな〜っと思い続けて早○年。っとあるきっかけで、与論へ行くことに決まったのが今回。
そのひょんなきっかけとは・・・ヨロンマラソン。元々私は陸上をやっており、現役を引退後、しばらく全く運動していなかったんですけど、ここ最近走り始めていました。でもは再び走り始めたときは、マラソンなど参加しようなど夢にも思っていませんでした。
そしてまたまたひょんなきっかけ。それは去年の10月。離島旅行記−1の時。久米島に最後に行ったのですが、その時に宿のおばちゃんといろいろ話をしていて、まずは私の帰った一週間後に久米島でハーフマラソン大会があることを知りました。もちろん、帰った後に大会があったので、参加はできなかったですけど、その時おばちゃんからヨロンマラソンの話を聞いたのです。
なんかほのぼのしていて良い大会だよ!って。そしてこの頃からいつかはマラソンを走りたいと思い始めたのです。まさにこの離島でのひょんなきっかけから。
そしてその後、内地のハーフマラソン大会に2回出場し、初のフルマラソンにいざ参加!って時に、このヨロンマラソンの話を想い出した訳なのです。初めて走るマラソン。どの大会に参加するか重要です。しかし離島でのマラソン大会って結構あって、同時期にも石垣の大会もありました。ついでに選択肢にはホノルルもありました。
でもその久米島でのおばちゃんの話を想い出し、初めて走るならあんまりいきがらないで、ほのぼの走りたいっと思ったので、ヨロンマラソンに決めました。ちなみに私は、どっかの芸能人みたいに「マラソンきちがい」ではありませんよ。あくまで、現役時代の自分に再挑戦したいだけ。一緒にしないで下さいね。
そういうわけで、ひょんなことから与論への旅が決まったわけなんです。でも旅と言っても、5泊6日だけど実質3泊4日。しかも沖縄本島から与論までは船で行くので、結果丸2日しか与論にいないのです。6日のうち、2日間は東京〜沖縄の移動日。2日間は沖縄〜与論の移動日。そして1日は大会。結局自由なのたった1日なのです。しかも往きは仕事が終わった足で。帰りも朝一便で帰り、そのまま仕事!っというめちゃくちゃハードなスケジュールなのです。まぁ走りに行くだけなので、そんなに余裕があっても仕方ないんですけどね。なんたって年度末で仕事は忙しいですから。
前置き長くなったけど、そんなわけで与論行きが決まったのです。
3/7。朝6時。会社で仕事してました。この日の夕方の便で、沖縄へ飛ぶので仕事を朝に詰め込んだわけです。飛行機は午後3時55分。午後1時まで仕事して、そのまま家に帰り(家と会社徒歩5分です)、身支度をしてそのまま出発。しか〜し!・・・この日の東京。土砂降りの雨だったのです。なんでこの日に雨降るかぁ〜?しかも夏じゃあるまいし、土砂降り。加えて、私の沖縄旅行は基本的に折り畳み自転車を持っていくので、土砂降りの雨の中自転車に乗って最寄り駅まで行くことなんかできるわけなく、結局折り畳んだ状態で、くそ重い自転車を担いで、土砂降りの雨の中を歩いていったのでした。しかも、傘も向こう(沖縄)でかさばらないように、折り畳みにしたので、結局ずぶぬれに鳴ってしまいました。本当、泣きそうでしたよ。普段駅まで5分ぐらいなのに、この日は倍の10分ぐらいかかったでしょうか。その分ずぶぬれ度もかなり高い。結局駅に着いたときはカバンはずぶぬれ。体はさほど濡れなかったんですが、重いもの担いでいたので汗をえらいかいてしまいました。
そういえば、出発の時に雨が降っていたの初めてです。帰ってくるときも降ったためしないなぁ〜。本当に雨にやられたのは初めてでした。でも週間天気予報では、沖縄は滞在6日間のうち、5日は晴れ時々曇り。1日だけ曇り時々雨って感じで、結構期待できそうです。なので、東京の出発時だけは我慢我慢。
でもやっぱり家から最寄り駅までのこの苦労で、羽田空港着いたときはかなりボロボロなのでした。空港はそんなに混んでおらず、いかにも平日の夕方って感じ。もうちょっと遅いと、サラリーマンの大群に遭遇してしまいますもんね。夕方だと快適です。
しかし、よくよく考えると自分もそうだったけど、今回の旅行期間、バーゲンフェアのチケット期間でした。なので近距離便は空いているけど、沖縄などの遠距離便はめちゃくちゃ混んでいました・・・おばちゃんばっかやん。まぁバーゲンフェア期間だから仕方ないでしょか。
それにしても毎回不思議に思うこと。搭乗ロビーでまだ搭乗開始もしていないのに、並ぶ人々。わたしゃ理解できないよ。だってそれぞれ席を指定しているはずでしょ?早く乗り込んでも意味無いじゃん!しかの狭い機内に我先に乗り込むなんて・・・理解できまへん。最後の最後までロビーでのんびりくつろいで、乗り込めばいいじゃん?なんであれほどまでに並ぶのが好きなんでしょ?でもなんか日本人らしい気がします。
っということで、最後までロビーでぼけぇ〜っとしていたのはいうまでもありません。ちなみに今回も「す〜ぱ〜し〜と」です。くつろぎの空間+4000円です。また機内でビール飲んでいます(これ書いているの機内ですから)。普段は発泡酒ばかりだけど、ここぞとばかりに貧乏根性、エビスビール飲んでいます。まぁビールとかを飲めるメリットはあんまり感じないけど、何より席が広いメリットが最大ですね。あとフライトキャビンの行き届いたサービス。一度乗ったら止められませんね、スーパーシート。
っというわけで、雲の上を飛行機は進むのでありました(この日は日本全国雨でしたから)。


スーパーシートでゆったり
那覇は曇り。雨は降っていないようでしたので一安心でした。そういえばモノレール、いつから稼働すんだっけ?あれが稼働すると楽ですよね。でもタクシー乗る必要なくなるんじゃないの?大抵の人。私は・・・微妙です。自転車があるし、特に那覇に用事はないし(相変わらず、那覇は寝るだけの街と考えています。離島派なので。)。
空港の外へ出ると、気温は春って感じ。内地の服装だと暑いし、半袖だと寒いって感じ。しかし・・・風がむちゃくちゃ強い!自転車を取り出して、乗ってみたはものの・・・・なかなか前に進まない・・・ご〜ご〜風の音が鳴っている感じでした。でも時より追い風になったりすると、こがないでも前に進むって時もあり、一長一短でした。相変わらず渋滞している国道を横目に見ながら、今夜の宿のある那覇新港の街へと向かいます。

与論へは、粟国や久米への船が出る泊ではなく、那覇新港から出る船になります。那覇新港は空港と泊のちょうど中間地点にあり、アクセスは非常にしやすいです。ホテルも多く、結構泊よりも便利かも?リゾートホテルあり、ビジネスホテルあり、って感じです。
ホテルへ行く前に、明日の準備。港湾ターミナルへ足を運びます。船の時間の確認ですね。ホンマに朝7時?って感じ。・・・・・・やっぱり7時でした。。。でも嬉しいこと一つ。ヨロンマラソン参加者は船代が2割引!もともと片道3800円もするので、これは助かる。往復で1500円ぐらい割引になりました。
でも本当は飛行機で与論入りするはずだったんですけどね。飛行機も抑えてあったんだけど、一つ問題が生じて、飛行機での与論入りは諦めたのでありました。それは・・・自転車。与論への飛行機はRACのプロペラ機で、人数もあんまり乗れないばかりか、1人10kg以下っという手荷物制限もある。。。ちなみに自転車だけでも10kg・・・確実に重さオーバーするじゃん!!!ってなわけで、船になったのでした。それじゃ粟国へも飛行機だめじゃん!!!(船は離島旅行記1でも書いたように、事件があったので乗りたくない)。

ちなみに、この日泊まる宿はごくごくありふれたホテル。「ルートイン那覇」です。ホテル街のど真ん中にあるし、港も比較的近いし、何より便利だったのが、ホテルの目の前に大型スーパーがあり、その2軒隣に大型ディスカウント酒屋がある!!!なので、本来どっか外食しようと思っていたんですけど、急遽スーパーで済ませることにしました。パン屋も併設されていたので、ついでに明日の朝食も買えたので助かりました。
ホテル自体はそんなに豪華じゃないけど、かなりきれいです。部屋は狭いけど、きれいですね。窓の景色もまぁまぁだし。しかし一つだけ不満。何が原因か分からないけど、テレビが突然写りが悪くなり、とてもとても見れたもんじゃなくなること。携帯の電波のせいか?それともパソコンのせいか?わかんないけど、テレビを全く見ることができませんでした。無音のホテルの一室。ちょっと寂しい感じもしました。
結局この日は10時に寝てしまったので、そんなに無音も気にならなかったけどね。さて、明日は5時に起きれるかな?7時の船間に合うかな???


今夜のホテル

ホテルからの那覇夜景
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