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さて、展望台の次は集落を一巡りして、他の民宿の状態と、生活の基点となる商店を探すことにします。
まず全般的に気づいたことは、台風の爪痕がまだ消えていないこと。天井がなくなった建物、全壊した建物、半壊したまま放置された建物、違和感のある空き地など。去年だったかな?台風の爪痕のすごさを思い知らされました。
その反面、やたら真新しい屋根や補強に補強を重ねて、赤煉瓦が消えてしまった真っ白な屋根。そう、船から見えた景色は台風の被害から立ち直りつつあった、最近修理した屋根だったので。だから異様に真新しかったのです。結局、旧くて趣のある赤煉瓦屋根で建物が壊れていなかったのはほんの数棟だけでした。
そんな中、他の民宿を見てみると、1件は完全に屋根が吹き飛ばされており、壁だけが放置されていました。ちなみにその宿の名前は「シークイーン」。もう1軒は確認しに行こうと思ったのですが、番犬がいて、それが馬鹿犬でさぁ。誰でもかれでも吠える吠える!まぁ番犬としてはいいのかもしれないが・・・綱ぐらいしとけ〜〜〜〜!おかげで追いかけられる始末。犬は嫌いじゃないが、吠えられて追いかけられればそりゃ恐怖も感じるし、そりゃ逃げるさ。
結局、民宿ムラナカってところは確認できませんでした。もともとこのムラナカに泊まろうと思って電話をしたら、もう宿はやってません!って言われていたので、無理に?確認しようとも思いませんでしたけど。
結局、倒壊している建物と修理中の建物がとても多く、商店もなかなか確認できなかったです。でもどうにか宿の近くに2軒確認したので、どうにかなるでしょう。商品の品揃えはもともと期待していませんが、こういう島の商店らしく、住宅の玄関でお店開いているような感じで、商品もちょぼちょぼ。でもビール、中でも発泡酒が買えましたので良しとしましょう。もちろんオリオンの「鮮快生」。歩きながら一気に飲んでしまいました。
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シークイーンは今も屋根がなかった
修理されていない家はほぼ半壊
修理されて古き良き面影が無い(白い屋根)
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