離島.com 離島旅行記1「粟国・渡名喜・久米編」
ハプニング続出、初の沖縄本島離島の旅
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2002年10月14日(月)
「ワンパターン化した日々。でも楽しい。」
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今日は偶然にも、粟国村のお祭りの日。っとはいうものの、大それたものではなく「粟国村産業まつり」。小規模なのものです。でもオープニングセレモニーでエイサーをやってくれるので、それだけでも楽しみです。祭り自体はなんかいろいろあるようですけど、あまり興味ないのが現実です。でも元々粟国村の人のための祭りなので、観光客向けではありません。 午前9時から始まり!っと、ちらしには書いてあったのですが、沖縄でしょ〜。本当にその時刻に始まるのか? っと思っていたら案の定、会場に行ってみると、当然やっていない。やる気配すらない。聞いてみると9時半ぐらいからだってさ。ここでも「ぐらい」だって。いったいいつ始まるんだよ〜。 結局、10時すぎに始まりました。まぁオープニングでエイサーやってくれるので助かります。エイサーだけを見たかったので。なんか他にも出店とかあるんだけど、そこで売っているのも野菜とかだもんな〜観光客は買わないって。 それにしてもエイサーはかっこよかった。何度見ても飽きないですね〜エイサー。なにより衣装がかっこいい!加えて沖縄の男子もかっこいい!!!なかには太ったひともいるけど、基本的にみんなスマートですからね。衣装も似合うし、動きもかっこいい。お祭りでこれを見れただけでも大満足でした。


エイサーはやっぱりカッコイイ!

くす玉が割れる瞬間
っということで、さぁ今朝も筆ん崎。潜ることとしましょう。 今日は筆ん崎の南。一昨日潜ったスポットより港に近いポイント。昨日の夕方、マハナ展望台からポイント確認していますからね。あとは正確にそのポイントにエントリーするのみ。 ちなみにこの日、昨日より風もなく、波も全くなく、本当に穏やか。昨日までと違うのは、快晴でないこと。っとはいうものの、快晴とも言えるんでしょうが、今日も雲が出ています。それも秋らしい薄雲が。その薄雲がよりいい景色を醸し出してくれてるんですよ〜。本当にこの日の雲は綺麗でした。 筆ん崎の絶壁も、その雲とのコントラストが素晴らしかった。そしてこの日も写真を撮りまくるのでありました。一体マハナの絶壁ばかりを何枚撮ったのでしょうか?デジカメだから枚数とか関係ないけど、それにしてもよく撮ったと思います。


雲がキレイだった

急に秋雲に変わった気がする
この雲、外にいる分には過ごしやすくて良かったのですが、潜る方としては困りものでした。別に水が冷たくなるという訳じゃなく、撮影が困難になること。太陽が照っているかいなかで撮影の精度が変わりますから。デジカメなんでフラッシュなんてろくなものついていないので、役に立たないから、太陽光こそが頼りの綱。 エントリーするのも、撮影するのも、太陽待ちになってしまいました。太陽待ちさえなければ結構いい海だったんですけどね〜深さがかなりあって、深く潜るのも楽しかったし、魚の種類も潜る場所によって変わるので、いろいろ潜れて楽しかったです。まぁ昨日みたいな大物などはもちろん見ることはできませんでしたけどね。昨日が出来過ぎでしたから。 それにしてもこの日もデジカメ浸水。冗談半分で、デジカメの水中パックの中にティッシュ入れたらそれが効果覿面。海から上がったときにはそのティッシュがビチョ濡れでしたから。このティッシュが無かったら・・・と思うと恐ろしくなります。 それと、潜っている最中にようやく漏水の原因が分かりました。レンズの部分にボルトがゆるんでいたのでしょうか?その部分から水が漏れていたようです。一度ねじを締め直さなければならないのか?それでも治らないのかわかりませんが、いかんせんそんな精密ドライバー、この島にあるわけもなく、しばらくはティッシュで過ごすことになりそうです。まさに綱渡り。


小魚が多かった

なんかずっとついてこられた
デジカメの件はどうしようもないので、とりあえずごまかしごまかしでいくしかありません。 潜ったのでお腹も空いたし、とりあえず集落に戻り、産業祭りで昼飯でも頂くことにします。とりあえず出店が出ているのでなんかしら食べるものをgetすることはできると思ってましたし。 産業祭りでは、食べ物よりなんだから野菜とか日用雑貨とか、やっぱり島民向けのものばかり売っていましたが、そのなかに「カレー」という張り紙を見つけました。毎回南の島に来ると恋しくなるもの、「肉料理」と「カレーライス」。なのでよく羽田空港へ戻って最初に食べるのは「カツカレー」だったりするのです。 その産業祭りのカレーのお味は?・・・イマイチ。まぁ家庭的なカレーといえばカレーなんですが、なんかジャガイモが煮込みすぎで崩れていて、カレー自体がどろ〜りとしていました。具は野菜がたくさんで良かったのですが、どうしてもルーがね。また仕方ないかな?


あんまり人がいなかった祭り
それでも昨日までの朝食時に作ったおにぎり一個よりはお腹にたまったので、午後は快適?に動くことができそうです。 さぁ午後は・・・ウーグの浜です。またです。どうも午前に潜り、昼過ぎウーグ、夕方マハナ、日没は港っていうパターンができてしまいました。でも別に飽きてないからいいですけどね。 ウーグではまぁ初日、潜ってあんまりいい思いしなかったので、この日も基本的には潜らず、海に入ったとしてもデジカメは持たず(っていうか、浸水事件もあるし)、泳ぐ程度にしました。 この日は珍しく、っていうか初めて他の人が浜にいました。そのあとも泳ぎに人が来て、総勢6名になりました。粟国でこんなに観光客見たの初めてだ〜。まぁ連休だからわかる気がしますけどね。 結局この日はデジカメ持たずにリーフの内側で遊んでいました。まぁ海水浴に毛が生えた程度ですけどね。相変わらず海の中は珊瑚は死滅していたけどね。魚はしっかり見ることはできましたし。まぁこれは!って魚もいなかったので、デジカメは不要でしたけどね。 一通り潜り終わったら波打ち際近くで恒例の「大の字」やって海を漂っていました。風もなく波もなく、おだやかな海だったので、大の字でプカプカ浮かんでいるの気持ちよかったです。でもこれ、テクいるんですよ。普通の人がやるとうまく浮かべないだけでなく、顔に水をかぶったり、水を飲んだりするんです。まぁそこは慣れでしょうが。でも気持ちいいので一度やってみて下さい。でも気をつけないと結構流されますので。ちなみにこの日も100m以上流されました。 浜に上がって休んでいたら事件発生!浜辺の木陰で休んでいたら首筋に激痛発生!なんだ?なんだ?っと思っていて後ろを見ても何もない。海の中で痛みを発したわけじゃないので、さほど気にしていませんでしたが、それにしても痛かった。まぁ尖った草とかあるでしょ?それに引っかけたかな?っと思い、とりあえず冷やしました。


自由に泳ぎました

こんな空を見ているときに・・・
首が痛いながらも、次はマハナ展望台だ(マンネリだ〜)。でも夕時の暑い時間、最も涼しいのがそのマハナ展望台なのですよ。どんなに無風であっても、マハナ展望台だけは風があるので気持ちがいいです。特にそこまで至るのに急な坂を越えるので、非常に汗をかくから、なおさら気持ちよいです。 そしてここでの昼寝の気持ちいいのなんのって。昨日とはうって違い、静かですし(昨日は恐怖の団体がいたので)。マジ寝できます。この日は展望台の上で寝ていたので、なおさら静かでしたし。ただ、毎回そうなんだけど、蠅が多いんだよなぁ〜。しかもその飛ぶ音がうるさいのなんのって。 結局、昨日は団体客に破れ?今日は蠅の飛ぶ音に破れた?って感じで、ここを後にすることにしました。まぁ首の痛みも残っていたので、早めに帰って、患部を鏡で見ることにしました。


ここに来るのはもう日課ですね
宿に戻って見てみると、外傷はないのですが、なんか蚊に刺された見たいに白く腫れあがっていて、その周りが赤くなっていた。でも蚊に刺されたのが1cmぐらいでしょうけど、これは5,6cmぐらいに広がっていました。これは何かに刺されたことは間違いありません。どうしていいか分からなかったけど、とりあえず頭に浮かんだのが食酢。なんか解毒作用とかあるんだっけ? ちょうど食卓には食酢がいつも置いてあったので、それをティッシュにつけて患部に当てると、ものすごい激痛が!!!しゃれになっていない痛さで、こりゃ本格的にやばいかな?っと思ったけど、その食酢を見たら「5倍に薄めて下さい」ってさ。 ・・・そりゃ痛いわ。我慢できないさ。5倍も濃い酢を当てていたんだからさ〜。5倍しみるわさ〜。 そこで、きちんと薄めた酢を当ててみると、痛みはするものの、さきほどではない。でも酢をあてていいのか、冷水がいいのか、、温水がいいのかわからなかったので、恐いからあんまり酢をあてるの止めました。患部を消毒する程度(できるのか?)であとはほっておきました。おばぁが帰ってくるの、待った方が良いみたいです。


さて、首は痛いですが体は健康。この日は昨日発見したこの防波堤の夕日スポットにまた行くことにします。昨日は気づくのが遅かったので、筆ん崎の先端に夕日を重ねて見ることができませんでしたが、今日の目標はその一点。見事に見ることができました。 幻想的でとても美しい光景でした。この日は特に波が無く、水面が真っ平らな部分がありましたので、その水面が鏡になり、映し出される夕日がまた綺麗でした。 そのまま水平線に夕日が落ちていき、夕日の様々な姿をおさめることができました。ただし、相変わらず空気が乾燥していて、雲が少なく、夕焼けは起きませんでした。こう快晴続きだと、贅沢な悩みですが、夕焼けを見るために雲って欲しい!っと思う次第です。 夕日が終われば夕食の時間。宿と港が近いからすぐに宿に戻れます。 おばぁに首を見てもらったけど、よく分からないらしいです。なので、明日になっても痛かったら、診療所行き〜!って言われました。マジ起きても痛かったり、夜熱が出たりしたら考えます。 この日の夕食。よく考えれば他の2人とは今夜が最後。私一人を残して、他の二人は明日、飛行機で那覇に帰り、その足でそれぞれの地元へ帰ってしまいます。やっぱり粟国に5泊は長かったのかな〜? 夕食自体は、いかにも産業祭りで売っていたものが出てきました。まぁ仕方ないけどね〜。それでも久しぶりに都会的なものを食べられました。フライドチキン。まぁ5泊もしているんで、1日くらいはいいんじゃないでしょうか?美味しかったからなおさらですけどね。 最近夕食直後に寝てしまうので、この日もそのまま寝てしまいました。まぁ首筋の痛みもあるけどね。 起きたら午前3時だったけど(笑)。


すごいキレイ!

筆ん崎の先端に夕日がはまった?

展望台のシルエットまで良く見えた
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