離島.com 離島旅行記1「粟国・渡名喜・久米編」
ハプニング続出、初の沖縄本島離島の旅
離島.comトップ八重山情報館宮古情報館
2002年10月10日(木)
「初日から大波乱!(自業自得ともいう)」
10/10 10/11 10/12 10/13 10/14 10/15 10/16 10/17 10/18 10/19 10/20 10/21 10/22
離島旅行記1 トップ

出発の空港。今日の沖縄便は何故か外国人、それも子供連れが多い。なんででしょ?一般的には最終便近いのでサラリーマンが多いんだけど、なんでか外人さんが多いです。まぁ沖縄といえば米軍基地があるので当然といえば当然なんですけどね。 さて、ただいま飛行機の中。やっぱりスーパーシートは広くて快適ですね。あとは離陸を待つのみ。そして飛んでしまえば、食事も出るし、アルコールを含めた飲み物も出るので、これまでの仕事の疲れを飛行機の上でも癒しますか?さて、そろそろ離陸の準備なのでPCを落とさないと。。。(ここでPCスタンバイ状態に)


羽田空港の様子
さて、スタンバイ解除。今回はボーイング777なので、ちょっと勝手が違います。747のような通常のジャンボとは異なり、777はスーパーシート部分が個室になっていないんです。すぐ後ろが通常席の最前列で、カーテンでしか仕切られていないので、快適さは正直、いまいち。カーテンでの仕切じゃ、あんまりスーパーシートのありがたみ、少ないですね。カーテンの向こうでガキが騒いでいて、かなりうるさいのである。スーパーシートだけを言えば、777の1階、今回は82列(前から2列目)だけど、あまりオススメできませんね。スーパーシート乗るなら747!!!帰りはどっちだっけ?747であることを祈ります。

さてさて、アルコールの時間です。空間の境はないけど、サービスは別格ですからね。環境はいまいちだけど、サービスだけでも満喫しないと。今日はサンドウィッチにエビスビール。あぁ最初の一杯が美味しい!!!でも前回はしっかりとした幕の内弁当だったので、サンドウィッチ3ヶだけでは物足りないっす。まぁビールのおつまみが救いですけどね。それにしてもやっぱエビスは美味い!普段発泡酒ばっかり飲んでいるので、全然味が違いますね。やっぱり高いだけあるわ〜(笑)結局最初の1本はあっという間に飲み干してしまいました。2杯目は何いこうかな〜。ワインいっちゃおうかな〜。やっぱりビールかな〜。とりあえずは、小休止中。

しかし・・・フライトアテンダントが近くに来ない。なかなか頼めない。おいおい〜。これも一般客席と境がないためか?正直、777のスーパーシートは今後、あまり乗りたくないですね。次は747にするぞ〜。結局、那覇まであと1時間のところでまたまたエビスを頼んでしまいました。まぁ350ml缶2本だから大したこと無いけどね。この程度ならトイレも近くならないし。もちろんこの程度のアルコールごときで酔うわけもないしね。単なる炭酸飲料と同じ。ぐい〜っと。さすがに一気には飲みませんけどね。さっきよりちびちびと飲んでいます。ここで幸か不幸か気流の悪いところに入ってしまい、ビールをもらった直後にシートベルトサインが。つまりフライトアテンダントも着席なわけ。わかります?つまり間一髪でビールをgetしたわけなのです。もうちっと 遅れていたら、ビールもらえなかったところでした。でもめちゃくちゃ揺れて、飲むの大変でしたけどね。例えて言えば「通常の波照間便並揺れた」ってことかな。分かる人は分かるだろうね〜。わかんない人は一度波照間行きの高速艇に乗ってみましょう!離陸の際のふわっっと来る揺れは未だにダメなのに、上空での激しい揺れは全然平気なんですよ〜。不思議です。持論、離陸の際は「あぁこれから墜落するために上空へ行くんだなぁ〜」て思うからです。なので着陸の際は「あ〜生きた!」って感じなのです。こんなに飛行機毎回乗って沖縄行っているのに、未だに飛行機の離陸だけはダメなんです。こりゃ一生治らないと思いますね。治す気もないけど。さぁ那覇空港まであと30分。そろそろPC落とすかな?(バッテリーも3時間半あったのがもう1時間を切りましたし)


スーパーシートの様子
那覇空港に到着すると、さすがに最終便なので、ひとがまったくいませんでした。しかもスーパーシートからはすぐに出ることができるので、本当に人が全然いない那覇空港の待合いスペースを歩くことになりました。普段は結構ごった返しているターミナルのイメージがあったので、いつもとは違う空港を見たきがしました。 そういえば、那覇空港で下りるのは4年ぶり。しかも新空港で実際下りるのははじめてなのでした。なので、荷物受け取り場所も行くのは初体験。はじめて見ました。なんか獅子舞とか、いろいろなものが置いてあって、なんか沖縄らしくない。う〜、毎度のことだけど、那覇空港はどうも「沖縄」って色があまり感じられないですね。昔の不便な空港の方が「沖縄」らしさを感じられたんだけどなぁ。 でも嬉しかったのは、那覇空港ではスーパーシートの客の荷物がイの一番に出てきたこと。しかも私の手荷物が一番最初。3番目に自転車が出てきたので、ベルトコンベアが動き出して数秒で荷物を受け取ることができました。正直、そこまで早く出てくるとは思わなかったのでかなり焦りました。

さて、空港から出るとそこの景色はやっぱり沖縄らしさを感じられませんね。ちなみに私は2年前まで建築の設計、いわゆる「建築家」をやっていて、この那覇空港のコンペも参加してました。他社に負けましたけどね。でもその時提案した内容は、「とにかく沖縄らしい空港を」だったのです。それを考えると、今の空港、「羽田空港と変わらないじゃん!」って思う人も多いかと思いますが、それもそう。羽田空港と那覇空港、設計した会社、全く同じ会社ですもの。機能性ばっかで、なんで郷土色を出さないんでしょ?まぁ建築家やめた今、どうでもいいんだけどね。ちなみに現在はIT系に鞍替えしています。


夜11時近くの那覇空港
那覇空港から今夜泊まる泊までは自転車で移動予定。常識的にはタクシー使うだろ?って思うかもしれませんが、そこは私。宮古島も自転車で一周してしまうほどなので、もちろん自転車での移動。なんか来る前に雨が降っていたみたいで、路面がやや濡れていましたが、現在は全く降っていません。夜風が気持ちよかったです。ちょっと蒸し暑かったけどね。 今回は最終便で那覇に着いたので、途中夜景を見ながら移動してました。やっぱり港の夜景はきれいですね。ついでになんかわけのわからない大きな木をモチーフしたお店がライトアップされていたので、とりあえず撮影しておきました。


綺麗な那覇港の夜景

大きな木のお店?
それにしても4年前の那覇とは一点だけ大きく変わっていました。言うまでもないですが、それはモノレールの出現。まだ稼働はしていないですが、箱もの(駅舎とか)はできていますから。今まで開けていた街並みも、モノレールのせいで全く閉鎖的になってしまいました。那覇空港といい、那覇の街並みといい、なんだか寂しい次第です。不便だけど、不便なりに味があった昔の那覇の方がみなさん、やっぱり好きですよね。 結局ホテルまでは自転車で20分とてかかりませんでした。歩くのは不可能だけど、自転車だとタクシーとそんなに変わらないと思いますよ。やっぱり自転車は偉大だ〜(笑)


モノレールの駅が景色をふさぐ
今夜のホテルは、その4年前に泊まったホテルと同じ「船員会館」。なにせ明日乗るフェリーターミナルの真横のホテルですからね。しかも宿泊代3500円と格安。フェリーターミナルの上にそびえ立つ「とまりん」というホテルに比べると、ロケーション変わらないのに宿泊代は1/5とかそれ以上の差があります。別に寝るだけだからね〜那覇は。だったら断然「船員会館」の方がオススメです。 今夜の部屋は、4年前の個室でなく、和室7.5畳の大部屋。広々しています。もちろんトイレも風呂もついていますので快適ですよ。まぁ着いた時間も遅いので、シャワーとかは明日にするとして、とりあえず今夜は疲れているので(なにせ出発する寸前まで仕事、しかもかなり忙しかった)寝ることにします。アルコールもちょこっとだけ、残っているので気持ちよく眠れそうです。 っと思い、荷物を開けていると・・・「ない!」・・・「ないないない!!!」・・・「あ゛〜〜〜〜忘れたぁぁぁぁ」 リアルタイム旅行記見ている人は言うまでもないと思いますが、「水着を忘れました」。前代未聞です。いままで細かいものを忘れたことはあっても、こんなに大きなものを忘れたのは初めて。しかも明日、朝には粟国行きのフェリー。国際通り行って買っている暇なし。焦った〜。 まぁ水着なんてどこにでも売っているのが、この沖縄。とりあえず今夜は早く寝て、明日ちょっと早めに起きて国際通り行って、9時から開いている店を探すことにしました。ちなみに明日の粟国行きフェリーは午前10時出航です。1時間しかない綱渡りですけど、幸いなのがホテルがフェリーターミナルの真横ってこと。 波乱の初日だったですが、とりあえずは寝ることにします。


今夜のお宿
10/10 10/11 10/12 10/13 10/14 10/15 10/16 10/17 10/18 10/19 10/20 10/21 10/22
離島旅行記1 トップ

トップへ戻る