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沖縄旅行の記録〜沖縄離島を中心とした旅行記、想い出の記録

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チケットはバースデイ。宿はドミトリー。激安旅行。

八重山旅行記13・宮古旅行記3です。今回は徹底的に安くあげる旅を目的としました。そのためチケットはバースデイの直行便。宿は平均1700円のドミトリー。安くあげても旅は充実なのでした。旅はお金じゃないですね。出会いがいっぱい、離島ドミトリーの旅。

2004年4月19日(月)「大神島上陸!夜は楽しい誕生日となりました。」
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■宮古列島最後の島(水納島は別)、大神島へ

大神島と言えば、2年前。初めての宮古巡りの際も、一応チャレンジはしたものの、船の故障で港を出ることができず、そのまま港に引き替えされてしまい、断念した経緯があります。今回も船がまともにいくのか、心配でなりません。離島ドットコム管理人としては、行ってない島があるのは正直納得いかないので、今日は大神島にチャレンジしてみることとします。
ちなみに大神島へ渡るには、平良市街の北にある島尻港から船で行くしかありません。船は1日4往復ぐらいでしょうか。日帰りで大神島を見に行こうと思います。もちろん、その港までは自転車で行きます。車で10〜15分の道のりでしょうか?それでも自転車で行きます!!!
ところで今日の天気はどんより曇りです。逆にこういう天気の方が自転車には楽なんですけどね。恐いのは雨だけです・・・

■とりあえず島尻港までの道のり。やっぱり遠い・・・

基本的にドミトリーに泊まる人が動き出す時間って遅めです。なので、朝方の私が起きるときに、他に起きている人はまず居ません。昨日の八重干瀬の時もしかり、今回もしかりです。今日は大神島へ行くという目的があるので、朝早めに宿を出ることとします。なにせ、島尻港まで自転車での移動ですからね。
宿から島尻港までは、平良の港から出ている道をたどって北上し、砂山ビーチ方面へと向かいます。途中池間島への道に進んであとは道なりに。多少のアップダウンはあるものの、そんなにきつくはないので比較的楽に自転車を走らすことができました。それよりトライアスロンのコースをトレースしているので、ちょっと気分が良かったです。1週間後にはレースがあるんだな〜って。
でもやっぱり遠かったです。走っても走っても、島尻港は近づきません。しかもとりあえず「ここら辺」程度しか情報えずに出てきたので、現在地がさっぱりわからないし、あとどれくらいかも全く分かりません。いつまでたっても地図を見る癖がつかないもので・・・残りの距離が分からないと、かなり疲れます。あとどれだけ走ればいいの?って自問自答しながら走っていました。

■今回は大神島に行けるか?否か?

そんなこんなで結構あせって自転車を走らせていたかいもあって、どうにか船の時間には間に合いました。でも出航の10分前にはつきました。しかし・・・10分前なのに船が来ていない。。。しかも港から大神島は見えるのですが、どうみてもその間の航路には船は居ない・・・おいおいおい〜。せっかく急いできたのに、船来てないじゃん!
・・・いや〜な予感が走りました。欠航?まっまさか・・・そこまで大神島に私を渡らせたくないのか?っとさえ思いました。でもしばらくすると、のんびり近づいてくる船がやってきました。ふぅ〜一安心です。とりあえず船、動いているようです。単に時間に遅れただけでした。無事、船は島尻港に着きました。
ところで船のチケットって?っと思いましたが、港ではどこでも売ってません。まぁ乗り込んでから買えばいいさ〜って思ってとりあえず乗り込みました。がそのまま出航してしまいました。え〜〜〜〜!運賃どうしたらいいの〜!?

■大神島航路の船は、他の離島への船とはひと味もふた味も違う!

チケットは結局買わずじまい。とりあえず船の運転手さんにお金払ってなんとかなりましたが、なんていうアバウトな船なんでしょう。でも気になる表示もあって、各荷物ごとの運賃が定められているのです。米何キロはいくらとか、スイカ1個いくらとか、事細かに船に載せるための料金が決められていました。決められているものの、その通りお金を取っているのかは微妙なところですが・・・
船自体は今回はきちんと出航しましたし、港にUターンもしなかったので、無事に大神島には渡れそうです。船には席が10数人が乗れる程度の席があった程度の小さな船です。高速艇ってほど早くないし、フェリーほど大きくない。ちょうど八重山とかの高速艇を、大きさもスピードも1/2ぐらいにした感じのイメージでした。
ちなみに私以外に船に乗っていたのは1人しかいませんでした。

■大神島上陸!滞在時間は1時間ちょっとだけです。

大神島は、その名前の通り神がまつられている島で、八重山で言う新城島。本島の離島で言う久高島の位置づけです。なので島には神聖な部分があってその場所には入れないはずらしいです。ここでも予備知識がこの程度しかなく、島に渡っています。でも島に入れば、神聖な部分には入れなくしてあるので、大丈夫だと思います。
島の港は非常にこじんまりしていて、人気は全くと言っていいほどありません。とりあえず港を中心に島の西側へと行く道、中央を行く道、東へと向かう道の3本がありました。中央の道は、集落へ出る道見たいので、帰りにでも通ることとして、とりあえず海岸線をなめる西側の道を進むこととします。地図は特に持っていないので、行き当たりばったりで行こうと思っています。

■西側の海岸の道はそこそこ整備されています。

島の西側をはしる道は、本当に海岸線の形通りの道になっており、その全てに防波堤が作られていました。まぁ整備されていると言えば整備されていますが、モロ人工って感じでした。これなら自転車持ってきても良かったかな?ちなみに自転車は島尻港に置いてきました。
そんな道を歩いていると、山側へと抜ける道がいくつかあったので、帰りにでも寄ってみたいと思います。海岸線の方はというと、遠くに池間大橋が見えて、晴れていれば、海がきれいなんだろうなぁ〜っとおもわせる感じでした。
そんなこんなでひた歩き、島の北側へと向かいます。基本的に道は行き止まりなはずなので、行けるだけ行ってみて、行き止まりのところでUターンして、さっきの脇道から島の中央に入りたいと思います。

■大神島の海はとにかく遠浅。

海岸線をずっと歩いてみると気づくのは、とにかくどこの海も遠浅。これはどう見ても泳げそうに無いですね。そのまま道をずっと歩き、行き止まりまで行っても状況は同じ。ひたすら遠浅です。強いて言えば、行き止まりの先にリーフがあり、そこまで泳いでいけばどうにか!?っと思いますが、ここまで来て泳ぐ人は居るのかな〜って思います。その前にこの大神島に奥義を目的として来る人は居るのでしょうか?
それはさておき、遠浅ながらも、海から付きだした岩岩がおもしろい形をしていて見ていておもしろかったです。ちょっとお幻想的って感じでした。本当に天気が良くて海の色がもっと青く見れたらもっときれいだったんでしょうね。
とりあえず終点まで行きましたが、そこに特に何かがあるわけでもなく、そのままUターンしてしまいました。

■横道から島の中央へ!そこで待ち受けたいたものは・・・

その海岸線の道路の途中に、いかに遊歩道的な整備された道が、島の中央へと向かってあったので、とりあえずその道を進むこととします。その遊歩道は、異様にきれいで、なんかこの大神島にはそぐわない感じでしたが、歩くには楽だったので活用させていただきました。真っ白い道で、緑豊かな島の中では白さが引き立っていました。
しかし、歩き始めて急変。島の方ではなく、体調がです。お腹が猛烈に痛くなり、トイレに行きたくなりました。もちろん大神島に公衆便所などあるわけもなく、港にもそんな施設はなかったのでかなり途方に暮れてしまいました。こりゃ島で商店を探してそこのを使わせてもらおう!っと思いましたが、商店らしき看板はあっても、商店は無し。困りに困りました。本当にやばかったので、最後は住宅に駆け込むことにしました。とりあえず駆け込んだのですが、誰もいない。でも離島のトイレって、母屋の離れにあるので、とりあえずトイレだけは見つけました。あとで挨拶すればいいさ〜って思ってトイレに駆け込み、難を逃れました。しかし家には誰もおらず、結局挨拶できずじまいで家を離れることとなってしまいました。この家の人、トイレを勝手に使ってしまい、ごめんなさい!でも大神島は水洗でした。

■島の展望台まで登って景色をたしなむ。

そんなきれいでない話はさておき、結果的に島の中央まで来ていたのでありました。近くに展望台があるようなので、そこまでとりあえず行ってみることとします。展望台への道は、島の中央にあぜ道があり、その道をトレースしていくと、展望台へと登る階段が現れます。特に立ち入り禁止的なことは書いていなかったので、そのまま階段を登って展望台を目指します。
展望台自体は、阿嘉島のニシ浜にある展望台に近く、シンプルそのもの。建て屋もなく、単に床があるだけでした。でも近くに何かがまつられているものがあったので、さすがにそこには立ち入りませんでした。一応手を合わせてきました。
さて展望台自体は、池間大橋並びに、大神島〜池間島〜宮古島のトライアングルゾーンが一望でした。このゾーンは遠さで、潮の満ち引きと時間によって様々な海の表情を見せるので、高台のない宮古島・池間島からは見下ろすことはできないので、ここからの景色は格別なのだと思います。とりあえずこの日は天気がいまいちだったので、そんなに目を見張るほどじゃありませんでしたが、でもそこそこキレイでした。

■島の中央から東側にそのまま抜けると・・・なんで〜?

とりあえず展望台は制覇したので、あとは島の東側へと足を伸ばすこととします。ちなみに島の北東部分には道がない、あるいは進入できないので、今回は行くのは見送ります。
しまの東側へは先ほどの遊歩道がそのまま続いており、迷わず抜けることができそうです。でもこの遊歩道、とっても整備されていて、景色的にはとてもいい感じなんです。でもなんかきれいすぎて味がないっていうのも否めません。でもキレイでした。
そんな道を進んでいくと、最後には階段でとある所に降りることができるようです。そこは、総合運動場的な感じの場所でした。多目的広場だったかな。小さめの陸上トラックがあって、吾妻屋と・・・トイレあるじゃん!!!・・・もう少し我慢すればあったと思うと、さっき使わせてもらった家の方。本当に、本当にごめんなさいです。
ちなみにこの多目的広場。どうみてもあまり使われた形跡はなく、施設もキレイそのものでした。島には学校はありますが、きちんと校庭もあったので、運動会ぐらいにしか使わないのではないでしょうかね。でも島をあげての運動会かなんかあったら見てみたい気もします。それにしても公衆トイレがあるとは!?

■最後は港でまったり、帰りの船を待ちます。

結局、島の東側に抜けたと思ったものの、この多目的広場。港とは徒歩5分ぐらいしか離れておらず、結局港まではあっという間でした。ちょっと時間が余ったので、港の防波堤でまったりすることとします。近くにある学校の校庭を覗いたり、島の地図を見たりしながら時間をつぶしました。
結局島に入って、すれ違った人はこの港に戻ってきたときに2人いたのみで、あとは1人、遊歩道を通るときに似沢木で仕事をしていた人だけ、計3人でした。時期的なものなのか、時間的なものなのか、あんまり人気がしないイメージの島なのでした。まぁ神聖な島だけに、こんなもんなんでしょうね。
ちなみに帰りの船は、行きの船がそのまま停泊していたので、時間に遅れるとかそういうことはありませんでした。あとは乗り込むだけです。

■大神島をあとにして、ひたすら自転車で南下!与那覇前浜に。

大神島での滞在時間輪寺か1時間ちょっと。でもその程度で回れる島でした。全く観光化されておらず(当たり前だけど)、まさに「離島」って感じでした。そんな大神島にも別れを告げて、宮古島の島尻港へと戻ることとします。
天気の方はというと、まだまだ雨は降っていませんが、島尻港についてちょっとしたら雨が降り出しましたが、移動している間に止んでしまいました。今日はこんな感じの天気なんでしょうね。
そして宮古島北にある島尻港から、次なる目的地は最南端の与那覇前浜。延々自転車による移動です。さすがにこれは距離がちょっと長いです。雨にも怯えながらの自転車移動になりそうです。与那覇前浜までは1時間以上かかるかな〜?途中平良の中心を通っていけば多少なりに近道になるので、できるだけ坂の少なそうな道を選んで与那覇前浜に行こうと思います。

■与那覇前浜到着!すると・・・・

結局与那覇前浜までは天気はもちました。走っている途中でいくつもの来週開催されるトライアスロンの応援段幕があって、なんか選手になった気分になれて楽しかったです。読めない名前が多かったですが・・・
そんなこんなで1時間ぐらいかけて与那覇前浜までたどり着けました。相変わらず与那覇前浜のウィンディまいばまには、ナイチャー移住組(夜の仕事組)が占拠していて近づけなかったので、前浜と来間大橋との間にある、キャンプをよくしているひとがいる吾妻屋にとりあえず行くこととします。すると・・・猛烈なスコール。ちょうど吾妻屋に居るときだったので影響は全くなかったですが、もし前浜を散歩していたかと思うと、結果オーライだったのですね。まったく濡れることなく雨をやり過ごすことができました。それにしても4月の宮古は、夏だな〜。ものの10分ぐらいで雨は上がってしまいました。
雨が上がったのを確認して、最後は前浜をぶらぶら散歩。台風の影響でビーチの形が変わっていたのが悲しいですが(去年から)、でもきれいな砂浜は健在です。晴れていたらもっとキレイなんだろうなぁっと思うとちょっと寂しいです。

■とりあえず宿に戻ると、付いた頃には晴天に!?

結局ものすごいスコールでしたが路面が乾くのも早くて、泥除けのない自転車なので心配していましたが案ずる事なかれ!あっという間に路面は乾燥していて快適に平良に戻ることができました。途中ビールを買って戻った頃には晴れ上がっていて、そのまま宿の2階にあるテラスに出て、デッキチェアーでビールを嗜んでいました。かんり幸せ気分。時間的にまだ早かったので、宿にはあまり人がおらず、デッキチェアーでまったりしていました。あまりに気持ちよくて、うとうとしてしまい、昼寝ならぬ、夕寝をしてしまいました。気づいたら暗くなりかけていました。
今回の宮古島のドミトリー。1階に庭があってキレイなんですが、蚊が多くて長居できない変わりに、この2階。このテラスはかなり居心地が良いです。ちょうど夕日も射し込むし、なんといってもデッキチェアーがあるので、かなりのんびりできます。屋久島くんも朝ここでまったりしていました。

■今夜は最高!これぞドミトリーの姿!?

そんなこんなで日も暮れ始め、1階に降りてみると人が集まってきたのでいろいろ話をします。すると、料理好きなおっちゃんが、いろいろ料理を作ってくれていたので、それを頂くこととします。これがドミトリーの良いところですね。みんなで食べる夕食。みんなでいろんなものを出し合うって感じです。私も持っていた食べ物を出して、ビール片手に夕食をみんなで嗜みました。
今夜はなんとパスタに、煮物、アンダギー(笑)、などいろんなものが食卓に並んでかなりバラエティ豊かな食事になりました。しかもどれもとても美味しいし、話もいろいろ盛り上がったので、かなり楽しい夕食となりました。しかもお金、全然かかっていないしね。しかも誕生日ってこと打ち明けると祝ってくれるし、最後はみんなで記念撮影なんかしちゃったりして、とにかく楽しかったです。
この仲間意識がドミトリーの良いところで、この雰囲気味わっちゃうと、ドミトリー止められないんですよね。まぁドミトリーはその時泊まっている他の人との相性とかあるので、一概にオススメしにくいですが、でも楽しいときはめちゃくちゃ楽しいのは、今回の旅行記を読んでいただければ分かってもらえると思います。
かといえ、やっぱり離島では食事付きの民宿も楽しいですけどね。今後は石垣島や宮古島のような空港のある大きめの締めではドミトリー。それらの島から船で行く、さらなる離島は食事付き民宿が良いかな?っと思わせる今夜の盛り上がり方でした。
明日、東京に戻るので、最後の夜がこんなに楽しくて、本当に良かったです。かなりよっぱな夜でしたが・・・


大神島へ向けてGO!


島尻港から見る大神島


これが曰く付きの船


事細かに書かれた運賃表


大神島上陸です


西側の道はコンクリートロード


ビーチっぽいところも多少有り


変わった形に岩岩


ココが大神島の北端です


こんな感じで脇道が


展望台へと上る階段


天気が良ければかなり良い景色かも?


多目的運動公園!早く言ってくれ!


今にも泣き出しそうな前浜の空


テラスでまったり


ドミトリーはこれが楽しい!

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