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沖縄旅行の記録〜沖縄離島を中心とした旅行記、想い出の記録

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お祭り騒ぎのヨロンマラソン。最高に楽しい時間を過ごせました。

去年、初のフルマラソンを走った与論島。今年もやってきました。今年は前夜祭からすべての宴会を楽しむつもりでやってきました。でも記録的には・・・リベンジ!記録更新狙います。あとおまけで渡嘉敷島にも行ってきました。

2004年3月9日(火)「最後の日。快晴の中、渡嘉敷上陸で海を満喫。満足して内地へ戻りました。」
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■ホテルの朝。バイキングで食べまくり。

那覇のホテルでの朝。このホテル泊まった一番の理由は・・・朝食バイキングがとても充実していること。メニュー多し、量多し、味そこそこ。いろいろなものを食べることができるので、朝から満足できます。
ってなわけで、今朝もシャワーを浴びてから朝食バイキングへと繰り出します。ちなみに、今日の予定は、午前10時の船で渡嘉敷へ渡るので、それまで時間があります。のんびり朝食をとることができそうです。
なのでちょっと時間を遅らせて行ってみることにします。このホテル、時間が早ければ早いほど、バイキングは込んでいるので、のんびりしたいから遅めに行くことにします。
しかしそれが少々裏目に。席が空いていてのんびりはできたのですが、メニューが・・・残りわずかなものが多かったです。特にパンは残りが少なくて困りました。他のメニューは、少なくなったら足してくれるのでどうにかなりましたが、パンだけは補給されることがありませんでした。
それでもメニューが豊富なので、さほど困ることはありませんでした。気が付くと皿の上は食べ物で一杯!さぁどこから食べよう!?ってくらいの山盛りでした。まぁこの朝食で今日の昼の分まで食べるつもりだったので、がんばって完食します!
っといいつつ、おかわりまでしてしまった私なのでありました。痩せの大食いは変わりません。
食事も終わり、食後の紅茶をたしなんでいると、聞き覚えのある声がしてきました。そう!また昨日の3人組に遭遇したのでした。おいおい〜またかよ〜って思ったのですが、向こうはこっちに気づかないようでしたので、あえて声をかけないで、のんびり紅茶をたしなんでいました。数日前にマラソンを走ったとは思えないほどのんびりした時間を過ごすことができました。やっぱりこのホテル、かなりのお気に入りです。那覇のホテルで唯一度々泊まるホテルなのです。他より1.5倍ほど値段が高いですが・・・

■渡嘉敷へ。「とまりん」はカラスがいっぱい・・・

っというわけで、お腹いっぱいになってから渡嘉敷への船が出る泊港へと向かうのでありました。ちなみにこの日はとっても天気が良く、昨日・一昨日までの曇り空が嘘のよう。風もなく最高の1日になりそうです。
さて、泊港の「とまりん」まではもちろん自転車での移動。さすがに2日もたつと身体の痛みはあまり感じられないです。そしてこの日は火曜ということもあり、とまりんはそんなに混雑していない・・・かと思ったら黒い集団がぞろぞろと・・・そう、カラスこと、修学旅行の大集団です。とまりんの待合いを占拠しています。
自分と同じ船に乗らないことを祈りつつ、フェリーのチケットを買いました。ちなみに、渡嘉敷へはフェリーも高速艇も出ていますが、フェリーの方が片道1000円近く安いので、もちろんフェリーにしました。出発は高速艇の方が早いので、あらゆる意味でのんびりできるフェリーにしたわけなのです。
っということで、チケットを往復で購入し、いざ乗船!しかし・・・ここでも黒い集団が・・・そうなのです。最悪の結果で、フェリーには修学旅行生が大量に乗船していたのです。しかも2校。全員丸坊主の学生と、いかにも今時の学生の2つの集団。正直・・・うるさいったらありゃしない!しかもフェリー中の場所を占拠するし、ホント最悪でした。結局落ち着けるところがほとんど無く、普段はデッキか大部屋にいるのですが、今回はイス席にいることにしました。さすがにイス席には集団は来ないですからね。
それにしても本当にやれやれですよ。

■フェリー慶良間の船で、鯨ポイントに遭遇。

そんなこんなでどうにか静かなイス席でのんびりしていると、急に船が減速していきます。島に到着にしてはまだ早い時間だったので、何かな?っと思っていると、船内放送で「左舷前方にクジラがご覧いただけます」だってさ。私が座っていたのは右側だったけど、ちょっと外に出て大海原を見るとなんと!黒い固まりが水しぶきを上げているではないですか。私は何がなんだかわからず、何々?クジラ?って思って大海原に見入ったのでありました。
がしかし、クジラを確認できたのはそれっきりで、あとはあまりはっきりと確認できませんでした。もちろん、写真も撮れるわけもなく、またまた証拠がないまま・・・旅の出来事として刻まれるのでありました。そういや、いつしか黒島の仲本海岸でマンタ見たときも、急な出来事だったので、写真とれなかったっけ・・・そういうものです。偶然って。
それにしてもラッキーですね。元々ホエールウォッチングなど興味なかったのですが、向こうからやってくるとは。まぁ一応見ることができたから、もうホエールウォッチングはやらないと思います。とりあえずラッキーでした。

■渡嘉敷上陸。半袖で十分な気温。初夏の陽気。

そんな出来事があって、フェリーは少々渡嘉敷に到着するのが遅れてしまいました。しかし幸い、船はクジラフィーバーでみんな(っていうか修学旅行生みんな)デッキに出てしまったので、怪我の功名。船の中はとっても静かになりました。後半は快適な船旅となるのでありました。唯一気になったのが、窓の外を坊主頭がちょろちょろ動いていたことかな。なので決して窓の外は見ないように過ごしていました。
そしてフェリーは渡嘉敷に到着。渡嘉敷の第一印象は、座間味より離島っぽいと思いました。逆にフェリーターミナルだけ言えば、阿嘉島より離島っぽいかもしれません。とても質素です。それにしてこの日はとても天気が良くて、夏のような陽気でした。半袖で十分!というより長袖だと暑すぎる!って感じでした。最後の最後でこんなに良い天気に恵まれるとは・・・今日1日フリーにしておいて本当に良かったです。
みんなぞろぞろと船を下りる中、私は自転車を抱えて船を下り、早速組み立てて渡嘉敷の道へと向かうのでありました。ちなみに修学旅行生は・・・どっか行ってしまったらしく、姿は見あたりません。私が行く先で遭遇しないことを祈ります。

■坂、坂、坂。どこへ行くにも上り坂の渡嘉敷。

まず最初に驚いたのが、渡嘉敷の港付近の道。一方通行でやんの。離島で一方通行ってなんやねん!って感じです。基本的に自転車は関係ないのですが、ついつい一方通行に従った道を進んでしまいました。まぁ同じ方向進んだ方が安全ですからね(正確に言うと、逆の方が安全なのですが)。
そんな一方通行の集落の道を抜けると一気に田園地帯へと抜けます。とっても穏やかな光景です。のんびりした空気が流れていてなんかホッとします。
が、少し先に進むとそんな感じはみじんもなくなります。行く前から噂で聞いていたのですが、渡嘉敷は港からどこへ行くにも坂道だらけとのこと。まぁどうにかなるだろうと思っていたのですが・・・かなり強烈な坂なのでした。私は迷わず・・・自転車を降りて押して上がりました。まぁ時間はあるので、のんびり行こうと思います。
それにしても予想はしていたものの、強烈な坂が続きます。どこまで登っても、平らにならない、ひたすら昇りです。でもね、坂道っていつか下りがあるからそんなに気にならないのです。下りは最高に気持ちいいですからね。特に自転車ですんで、本当に最高です。その下りを目指して、ひた登ります。

■見下ろせば渡嘉志久ビーチ。絶景。

坂をひたすら登るとついに看板発見!左:渡嘉志久、まっすぐ:阿波連。そうです。ついに坂の頂上に来たのです。右に曲がればそのまま渡嘉志久ビーチまで一気に下りです。やりました!ついにやりました。このとき、言うまでもありませんが全身汗でびっしょりです。
その交差点からわずかながら海が望めます。でも草むらがじゃまだけど、この坂を下りればきっと綺麗な海があるんだ!って思わせる景色です。これから下り坂なのですが、景色がどう展開するか楽しみです。
そして下りに入ると・・・まさに絶景!かなり坂を上ったので、とても高い位置から見下ろす海の色は最高です。しかも渡嘉敷久の海は、阿嘉島や座間味との間の海なので、グラデーションがとても綺麗です。思わず自転車を止めて眺めてしまいました。そしてまた下り出しますが、この景色をずっと前に見ながら下っていくのもとても気持ちが良いものです。でもこの下り。めちゃくちゃ急な下り坂なので、ブレーキ目一杯に握りながら下って行かざるを得ませんでした。ってことは・・・戻るのは地獄です。。。まぁなんとかなりますよ。今は考えない、考えない。。。

■渡嘉志久ビーチは見る分には綺麗。

坂は本当に一気に下っていて、あっという間に渡嘉志久集落に着いてしまいました。本当にあっという間。
渡嘉志久集落自体はとっても小さな集落で、大きな宿泊施設「とかしくマリンビレッジ」以外は、小さな団地と数軒の民家程度しかありませんでした。でも何か分からないけど、コテージ風の建物を何棟も工事していました。マリンビレッジのコテージかな?
それはさておき、早速渡嘉志久ビーチへ。砂浜に繰り出してみると・・・海の色がめちゃくちゃ綺麗でした。遠くに阿嘉島や座間味島が見えるのも良い!この日は本当に穏やかで、波もなく静かで、とても気持ちよかったです。ホント、見る分には最高でした。でも経験からすると、この海。リーフがないので、小魚中心だと思います。珊瑚礁も阿嘉島ほど生息していないと思いますが、そこそこは楽しめるビーチだと思います。海水浴やシュノーケリング程度なら楽しそうです。でもここでは是非とも、遠くに阿嘉島を望みながらぼぉ〜っとして欲しいものです。

■ビーチ脇には大きな公園があって、展望台とか施設充実。

ここ渡嘉志久ビーチは、結構大きなビーチ。マリンビレッジの他にも、大きな公園もビーチに隣接していました。とても整備されていて、展望台が2つあり、公園内にはしゃれたシャワー施設もあったりします。公園内は芝生なので、海から上がってこの芝生で寝転がったら気持ちいいかも?
展望台自体は、そんなに高い位置にないので、ビーチで見る景色とさほど変わりませんが、高い分海の青さがより鮮明に見ることができます。マリンビレッジに近い展望台と、遠い展望台がありますが、遠い方がおすすめです。こっちの方が景色が開けます。
それにしても、整備されすぎている感が否めません。まぁ渡嘉敷島自体、完全に観光化されているので仕方ないですけどね。オンシーズンになったら人でごった返すんだろうなぁ〜
でも渡嘉敷といえば阿波連の方が宿も多いので有名なので、どちらかといえば渡嘉志久は穴場なんでしょうね。

■阿波連ビーチへと向かう。坂道はいかに!?

そして次は、その阿波連へと向かいます。ここで道が2つ。来た道と、それ以外に遅い道があり、その細い道は地図には載っていないので、多分細い道の方が阿波連までシュートカットできると思うんだけど、坂道なのでもしもがあったらやばいので、来た道を戻ることにしました。
でも下ってくるとき帰り大変そうだなぁ〜って思っていたのですが、あまりに急が故に、距離がそんなになくて、結構あっけなく登り切れました。そして阿波連へと向かう道でも、高台から渡嘉志久全体を見渡せるポイントが何カ所もあって、こっちの道を選んで良かったと思いました。高台から見る渡嘉志久はかなりおすすめです。
多少のアップダウンはありましたが、基本的に山の上に上っているので、そんなに急な坂はありませんでした。途中、渡嘉志久から出ている細い道との合流地点があって、阿波連と渡嘉志久は細い道で繋がっているのも確認しました。そして最後は・・・ひたすらの下り坂です。最高〜!阿波連集落まで一気です。でもこっちの下り坂はずっと緑の中で、海の景色とかは望めない道でした。渡嘉志久への道はかなり良かったので、少々残念。

■阿波連集落に到着。観光地ですね。

でも下り坂でしたので、あっという間に阿波連集落に到着したのは言うまでもありません。そして阿波連集落。渡嘉志久とは異なり、きちんとした集落になっていて、民宿などの宿も多いし、食事処や商店もちらほらあります。泊まるならこっちの方が便利なんでしょうね。
それにしても、着いていきなりの呼び込みにはびっくりした。っていうか引いた。完璧に観光地ですね。こういうの慣れていないせいもあって、かなり好きでないです。まぁ那覇からの日帰りエリアということと、ネームバリューを考えると仕方ありませんが。やれグラスボート、やれお食事、やれおみやげ・・・少々うんざりでしたが。

■ビーチは見る分には綺麗。裸足で散歩します。

それはさておき、ビーチへ早速繰り出します。ビーチ自体は・・・青いグラデーションがとっても綺麗。それと弧を描くビーチの風景もとても綺麗でした。青い海に白い砂、絵に描いたようなビーチでした。でもできすぎって感じもしましたけどね。
まずは靴を脱いで、裸足で砂浜を散歩することにします。渡嘉志久のビーチにいる人は、ダイビングの人ばかりだったけど、こっちは観光客が主でした。がんばって泳いでいる人もいたけど、ほとんどの人が、砂浜で日光浴したり、遊んでいたりしていました。のどかでした。
ただ1点。本当にイヤだったことがありまして、ビーチの先に工場があること。コンクリートの固まりがそびえ立っていました。その工場排水がこのビーチに流れ出しているかと思うと・・・とてもとても泳ぐ気になれないです。細かいことですが、こういうところの気配りも欲しいものですね。
でもとにかくのんびりするにはとても良いビーチだと思います。

■阿波連にも公園があり、なんとプールも!?

ビーチを歩いていると、高台に展望台があるのを発見。とりあえず展望台からこのビーチを一望したかったので、その展望台がある方へ行ってみることとします。一度集落に戻って、展望台の方向の道へと入ります。すると渡嘉志久ほど整備されていませんが、公園が現れました。とりあえず遊歩道になっているので、そこを自転車で走ることとします。
すると・・・なんとプールがあるではないですか。いかにもリゾートプール。もちろん今の時期は閉鎖されていますが、オンシーズンにはこのプール、活用されるのでしょうか?沖縄本島とかでも思うのですが、ビーチの真横にプールって・・・意味あるの?いつも思います。海入ればいいじゃん!何故にここまで来てプール?まぁ海水が苦手な人のためのものなのでしょうか。でもわざわざ沖縄まで来てプールはないだろ!って思います。いつもいつも。

■展望台でのんびり。見下ろすビーチはとっても綺麗。

そんな公園の中を抜けると、やっぱり展望台へと登ることのできる階段を発見!期待に胸をふくらませて階段を上っていきます。高台といっても、そんなに高さはありませんので、階段もそんなにきつくはありませんでした。
そして展望台から見下ろす阿波連ビーチは・・・かなり良い!っていうかめちゃくちゃ綺麗です。弧を描くビーチのラインも綺麗だけど、何より海の色が最高です。これは絶対におすすめのスポットです。この展望台。ここからなら阿波連ビーチだけでなく、反対側の海も見ることができるので、いろいろな景色を楽しむことができます。
ここならいくらでののんびりできそうな気がしました。ここでビールとか昼飯とかとったら最高ですよ。ちなみに私はビールこそ無かったものの、本島で買った昼飯をここで食べました。

■渡嘉敷の坂は本当にきつい。どこへ行くにも坂を越えねばならない。

しばらく展望台やビーチでのんびりしましたが、泳がないのでそんなに長い時間いるわけもなく、そろそろ移動しようかと思います。とりあえず、渡嘉敷での目的は、2大ビーチを見ることだったので、十分目的は達成できました。とりあえずフェリーターミナルの方へ戻ることとします。
でも帰り道はもちろん・・・ひたすら上り坂。阿波連までの坂は渡嘉志久ほど急じゃないですが、その分坂が長いのです。だからこいで上がることもできますが、距離が長いので、途中下りたり、乗ったりしながら坂をがんばって登っていきました。渡嘉敷はビーチに行ったら必ず帰りは坂道。みなさんも行かれる際は十分覚悟しましょう!っていうか、自転車で普通は行かないかな。

■帰りのフェリーまで残り2時間。どこに行くにも坂があるので悩む。

とりあえずがんばって坂道を登り切り、渡嘉志久への道との交差点からはひたすら下り坂。心地よい風を受けながら、フェリーターミナルまで一気に下ります。
それにしても帰りの船が出るまでまだ2時間近くあって、今フェリーターミナル戻っても時間がかなり余ります。かといって、他の何処へ行くにも坂道なので、今日東京に帰る身としては、あまり汗かきたくありません。
渡嘉敷は何処へ行くにも坂道なので、なかなか自由に行動ができないです。う〜ん。しばらくフェリーターミナルで悩みます。

■せっかくだから、港が見える展望台まで行ってみる。

フェリーターミナルの案内所で渡嘉敷のガイドをもらい、それを見てどうするか悩みます。すると、比較的港の近くに展望台があるのを発見!行こう・・・っと思ってそこまでの道をよく見ると、くねくね曲がっています。地図でくねくね曲がっているっということは・・・そう!坂道の証拠なのです。う〜〜〜〜〜でも時間をもてあますのはもっとイヤなので、ここは覚悟を決めて展望台へと行くこととします。とりあえず展望台は2つあり、1つ目はそんなに遠くないので、その1つめの展望台さえ行けばいいかな?っと思って出発したのでした。

■1つ目の展望台は港を一望できる展望台。

まぁ予想はしていましたが、強烈な上り坂でした。しかもくねくね曲がっていて、道幅も狭かったですが、きれいに舗装されていたので、どうにか自転車に乗ったり、下りて押したりしながら坂を登っていくのでした。
坂はきつかったものの、結構あっさり展望台に到着。ここからの景色はいかに!?って思っていってみると・・・「港の見える丘展望台」という名前の通り・・・港しか見えませんでした。間違っちゃいないけど、それだけかい!って感じでした。せめて遠くの水平線ぐらい見たかったですが、本当に港しか見えないのです。まぁ渡嘉敷の港の集落が一望といえば一望ですが、本当にそれだけしか見えないのです。ちょっとがっかり。
ここだけ見て帰るのはしゃくなので、奮起してもう一つの展望台も行ってみることとします。でもそれまでこの展望台で迷いに迷ったのですけどね。行くか行かないか。

■上の展望台までは坂道が続く。途中オブジェを発見!

港が見える丘展望台から、次の展望台へと向かい道は変わらず急な坂なのでした。そんな道の途中、道ばたにオブジェがあるのを発見しました。なんだろう?っと思って、休憩がてらに寄ってみると・・・ちょっと心がキュンとなってしまいました。
このオブジェ、っていうかモニュメント。「アリラン〜慰霊のモニュメント」というらしく、映画「アリランのうた」だったかな。戦時中の悲しい出来事の映画で、私をそれを知っていたので、かなり心が痛みました。
思わず涙が出そうになりました。そんなモニュメントが、ひっそりこの渡嘉敷島にたたずんでいるなんて。私は手を合わせて祈りを捧げるのでありました。別の意味で、上の展望台を目指して良かったと思いました。

■上の展望台は、眺め絶景。鯨ウォッチングに最適。

モニュメントの道から、上の展望台はもう見えていて、あと少し坂道を進めば到着です。最後の力を振り絞って登ります。そして展望台へ・・・っと思ったら軽トラご止まっていて先客がいるようです。まぁあんまり気にしないので、展望台へと登ってみることとします。
すると、ここからの景色はまさに展望!渡嘉敷の東側の海が一望です。チービシから沖縄本島まで、全部見渡せる絶景のスポットなのでした。
そして先客の方は、ここから望遠鏡でホエールウォッチングをしているらしく、この展望台はホエールウォッチングには最適らしいです。でも肉眼だとなかなか見つけることができませんけどね。その人も、別のポイントでホエールウォッチングをしている人と無線で連絡を取り合っていて、情報を集めていました。話を聞くと、ホエールウォッチングのプロみたいでした。っていうか、ホエールウォッチングのツアーをやっている人でした。
ちなみに、結構この場所で粘りましたが、あまりに広い大海原なので、鯨の姿を見つけることはできませんでした。やっぱ肉眼じゃ無理だ。。。

■行きは30分。帰りは10分。展望台からの帰り道。

でも展望台へ来て本当に良かったです。風も気持ちよかったし、景色も綺麗だったし。そろそろフェリーの時間を気にしないといけないぐらいになっていたので、戻ることにします。もちろん、行きは苦しみましたが、帰りは全部下り坂。行きに30分以上かかった道も、帰りは10分弱。爽快でした。
なので、予想よりあっという間にフェリーターミナルに着いてしまい、残った時間はターミナルでぼーっとします。
ところで渡嘉敷のフェリーターミナル。外見は質素でしたが、中は無意味にだだっ広いです。屋内の待合いスペースもめちゃくちゃ広く、屋外にも待合い場所があって、こんなにいるのか?って思わせるくらい広かったです。それと隣接して売店っていうか、おみやげ屋があり、いろいろ買えるみたいです。でもここでも阿波連同様客引きやっていたので、ちょっと引いてしまいましたが。客引きしてなければ、何か買ったかもしれなかったです。客引きは苦手なのです。

■帰りのフェリーはカラスがいなかったので、快適。

ターミナルは居心地があんまり良くなかったので、外の港でぼぉ〜っと海を眺めてフェリーに乗船できる時間を待ちました。本当に今日は風も無く、日差しも暑くて、心地よかったです。
そしてフェリー乗船。一番心配していたカラス(修学旅行生)も帰りはいないようでしたので、大部屋でのんびり過ごしていました。ちょっとうるさいやつもいましたが、まぁカラスほどじゃないので我慢できました。
っということで、帰りは大部屋で横になってのんびり那覇まで戻ったのでありました。鯨とかは特に期待していない(っていうか行きで満足)ので、そのまま部屋にこもって那覇までよっくりしていました。

■「とまりん」到着。飛行機まで3時間。何をするか?

そして那覇到着。当初の予定では、渡嘉敷で汗をいっぱいかくだろうと思って、那覇市内にある健康ランドに行こう!っと思っていたのですが、なんか時間を気にして風呂は行ったりするのも何なので、お風呂はあきらめることとしました。帰りの飛行機が、汗かいたまま乗るのは・・・ちょっと気になるところですが、まぁ空港行くまでにまた汗かいたら同じなので、あきらめます!
っということで、余った時間。夕食をいただくこととします。何せここまで食事制限ずっとしてきたので、たまには贅沢なものを食べたくなったので。しかも昨日の夜はインスタントだったし。なので、いつも行くお店。ジャッキーステーキハウスで、牛肉を食べることとします。
食べるメニューもいつも同じ。ボリューム満天のサーロインです。一緒にビールも!っと言いたいところでしたが、ここでは我慢。あとで酒屋で缶ビール買って、空港で飲もうと思います。

■空港で一杯。最後は空港ロビーでオリオンビール。

満腹になって、お酒も買ったので、さぁ空港へと向かいます。もちろん自転車でです。夕闇に変わる前に空港へと向かいます。ちなみに那覇市街から空港までは自転車で15分程度です。
その途中、おかしな人を発見。那覇〜空港間って自転車で行く人も珍しいのですが、大きな荷物を持って歩いている人を発見!おいおい〜こっから歩いて空港まで行くのは無理だって!っと思ったので、声をかけてどこへ行かれるんですか?って聞くと・・・モノレールの旭橋駅だって。逆だよ・・・
空港へと向かっていた人だったので、逆ですよ!って教えてあげて無事本来の方向へと進んでいったのでした。変な人たち。
そんなこともありましたが、私自身は難なく空港へと到着。とりあえず、チェックインして大きな荷物、自転車も預けて、那覇での最後のひとときを空港内で過ごします。空港の大きな吹き抜けのあるロビーで最後にビールを飲みます。

■飛行機の待合いは満員御礼。ただマナーの悪い団体が多かった。

そして搭乗ロビーへ。まだ時間が少々あったので、ロビーの椅子で待つこととしますが、夜遅めの便なのかもしれないけど、ツアーの団体が非常に多かったです。しかもかなりお年を召した方が多く、とにかくマナーが悪い!
私が椅子に座って寝ていると、騒ぐわ、ぶつかってくるわ、平気で人の前を横切るわ、最悪でした。
団体ってなんでこんなにマナー悪い人が多いのでしょう?八重山とかだと団体はあまり多くないので、気にしたことはないですが、ここ那覇空港ではよく目にします。ツアーを先導する人も、こういうマナーからきちんと教え込んで欲しいものです。
おかげで、かなりイライラしていました。結局あまりに腹ただしかったので、席を移動しましたけどね。そして団体が乗り込むのを待って、最後に飛行機に乗り込もうと思い待っていると、ヨロンで一緒だった人と遭遇!もともと今日の夜の飛行機ということは知っていましたが、同じ飛行機だったとは。同じ飛行機だとしても、会うとは思っても見ませんでした。まぁ席とかは違うので、ちょこっと挨拶と話をして、そして乗り込んでいくのでありました。

■帰りの飛行機も2階席。団体がいないので静か。離陸と同時に爆睡。

たちの悪い団体もいる飛行機だったけど、帰りも2階席だったので、根本的に空間が違うので一安心です。まぁ1階席であっても私は前の席に座るので、団体が押し込められている後ろの席とは離れていますからね。それでも同じ1階だとかなりうるさいんですけどね。2階席は快適です。
っと言うことで、離陸と同時に爆睡してしまうのでありました。空港で飲んだビールの影響もあったのでしょうか?気づくともう東京付近の上空なのでした。ドリンクすら取ることなく・・・ちょっともったいない。

■東京到着。思ったより寒くない。今回の旅は何事もなく帰ることができました。

東京に到着すると、半袖のまま外に出ると寒いかな?って思ったけどそうでもありませんでした。結構平気。3月初旬の東京は寒暖の差が激しいのですが、たまたま暖かい日に当たったのかもしれません。ラッキーです。
なので、そのままの服装で、帰りの電車へと向かうのでありました。でもいつものことですがちょっと東京では浮いている服装でしたが・・・あと日焼けも。
そんなこんなで順調に電車にも乗って、心配していた雨にもたたられず、最寄りの駅からも自転車で悠々移動することができました。
そういや今回の旅。電車、飛行機、船などで、ハプニングがなかったですね。いつもいつも何かしらハプニングがあったのですが、こうもハプニングが少ないとちょっと物足りない気がします。まぁこれが普通なのでしょうが。
っということで、な〜んにも起こることなく、到着したのでありました。夜到着だったので、片づけするまもなく、寝てしまったのは言うまでもありません。明日は会社なのに・・・

■エピローグ

今回の旅はなんでしょ。去年と同じ時期に同じ目的で行ったので、「旅」って感じがあまりしなかったのが正直なところです。何が起こるのか分からないのが「旅」なので、少々物足りない気がするのも否めません。
でもたまにはこういった予想の付く旅もいいのかもしれませんね。知っている人たちと再会して、みんなで一緒にいろいろなことをするってのもね。みんなでいるときは楽しかったからね。まぁ年1回だから良しとしましょう!
でもそれ以外にも、行きに1日、帰りに1日。旅をできる日を確保していましたので、今回は「旅」もしっかり満喫できたので良かったです。
マラソンの結果や宴会も充実していましたが、よくよく考えるとヨロンでのフリーの1日。そして渡嘉敷でのフリーの1日が最も活動的で、最も満足できる時間を過ごせたのだと思いました。やっぱり私は「旅人」かな?
まぁ次の機会は必ず「旅」をしてきます!っていうかこのとき、もうすでに次の旅の予定はできていた(チケット確保済み)んです。次はこっちも毎年恒例?のバースディ割引での春の沖縄。そして今年も宮古と八重山です。そして今回のバースディ。目標がありまして、それは・・・
徹底的に旅代を安くあげる!
です。まずは飛行機は全部バースディ割引。そして宿も全部ドミトリーで1泊2000円以下。食事はできる限り安くあげて、どこまで安く旅行をできるか試してみます。でもボートで八重干瀬行く予定なので、安くあげた分、消費するものもありますけどね。
っということで、春の沖縄は、今回のヨロンははじめとして、2ヶ月連続となるのでありました。4月の旅行記もご期待下さい(っていうかこれ書いているとき、すでに4月の旅のみならず、5月の旅も終わっていましたが・・・)


那覇の朝。良い天気です


朝食バイキング、食べまくり!


本島離島への船の大部分はここ泊港から


渡嘉敷行きのフェリー


フェリーターミナル


何故か一方通行、渡嘉敷の道


ひたすら坂道


見下ろせば絶景!


きれいなトカシクビーチ


展望台の下からも絶景!


トカシクビーチに隣接する公園


やっぱり見下ろすトカシクビーチは最高!


阿波連集落は開けています


阿波連ビーチはとてもきれい


砂浜が広い!


最高の景色が迎えてくれます


海の近くにプール・・・何故に?


横浜にも似たような名前の場所が・・・


本当に港しか見えない


アリランのモニュメント


アラン展望台


ホエールウォッチングもできるらしい


ターミナルでぼぉ〜っとします


最後の晩餐、ステーキです


空港ロビーでビール!

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