奄美大島の「林道 嘉徳青久線/青久林道」とは?
奄美大島の舗装路で、最も難路と断言できる林道嘉徳青久線で、通称「青久林道」の方が馴染みがあります。市集落と嘉徳集落を結ぶ約13kmの林道というか完全な峠道で、急カーブと急勾配の道が延々続き、実際は100kmもの道のりに感じることでしょう。途中でエスケープできませんので、林道に入ったら最後で先まで行くしかありません。しかも途中の道は常に密林の中で景色は全く望めず。なので方向感覚を完全に失い、距離感も無くなるのでとにかく不安になります。ただそんな密林の中に唯一景色が開ける場所があり、ベンチもあってホッとします。また1ヶ所だけ脇道へ入る交差点があるも、その先は奄美大島最大の難所「青久集落」で、車では簡単に行けませんので交差点は素通りして先を急ぎましょう。ただ密林の中の道だけあって、途中に滝のように水が湧いている場所が多く、意外と変化があって楽しいです。その分、路面が常に濡れていて落ち葉も多く、とにかく道路は滑りやすい。車ならどうにかなるものの、二輪車だと転倒しやすい道なので要注意です。とにもかくにも生半可な覚悟でこの道に入るのは止めましょう(笑)。