2001年7月6日(6日目)

この日はとんでもないことから始まりました。それは午前2時。ここんところ毎日部屋の風通しをよくするため窓を開けて寝ていたんだけど、夜中雨が降るのは別に珍しくはないけど、それに加えて強烈にが吹き込んで来ました。これまでは風が強いものの、南向きの風で、西向きの部屋には何ら影響がなかったんだけど、昨日あたりから徐々に風向きが変わり、ついに西向きの風に変わって来たのです。しかも荷物はすべて窓際に、加えてその荷物の持ち主(俺だよ俺)窓に頭を向けて寝ていて、荷物に被害があったことは言うまでもありまえんが、なによりその本人が頭から大量の水をかぶることに。もちろんのことながら、たたき起こされましたけどね。最初は訳が分からなかったけど、冷静になって窓を閉め、荷物の水をふき取りました。自業自得だけど、散々でした。
さてそんな事件はさておき、朝の天気予報。どうやら波はおさまっているようです。昨日はなにせ5〜8mだったのが、今朝はなんと2〜2.5mにまでなっていました。これは完全に船は出ます。そう思っていたら既に早朝の便はきちんと運行していたらしく、今日の船は問題ないらしいです。あ〜いよいよ帰ることになるのかぁ〜。結局この日石垣に戻る人は俺ともう一人。一緒に石垣のの活動を共にする人です。
さぁ帰ることは決まったが、結局この日も最終便までここ黒島でのんびりすることにします。またしても仲本海岸でです。
朝焼け。でもまだ波あるんちゃう?
この日の仲本海岸は波とこれまでの流れの速さがあるものの、潮が引いてくればどうにか水遊びができそうな具合でした。う〜今日帰る日じゃなければ、水着着てきて海の中に入るのに、いかんせん黒島から離れる日なので、あまり荷物を重くすることもできない。泳げそうなコンディションなのに、泳げない。これもまた悔しい話です。まっいいけどね。ぼぉ〜っとしてればいいし。
昨日に比べればまだまし?(波)
もうぼぉ〜っとするのも3日目なので、さすがに飽きてきた。なので他に人達に感化されたのか、十数年振に絵を描いて見ようと思う。しかし自分の気に入っている堅さの鉛筆がないので紙で書くのは断念し、この原稿を描いているかたわら、PDAの機能を使ってさっと描いて見ることにする。っとはいうものの、これで絵を描くのは初めてなのはもとより、その機能を使うことさえ初めてなので、勝手すら分からないのが現実。さてその結果は?
10分で描いたので許して〜!
結局絵はさっと10分程度で書き上げてしまったので、またも暇になる。この日は売店をやっている要さんが島内観光に出てしまい、他の人が売店をやってましたが、何故か一緒に民宿に泊まっている人まで売店で物を売ったりしていました。ええんか〜?まぁ八重山らしくていいけどね。
この日は久しぶりに船が出ていたので、ここ仲本海岸も黒島にいた5日間の中でも最も人出が多かったです。でも海の状態はまだまだで、要さんが戻ってきてもお客さんに「海に入るのはもう少し待って」っと促していました。まぁ波打ち際を水遊びする程度ならいいんだけどね。
そんななか、潮も引いてきてそろそろかな?って感じになってきて、続々と海へ入る人が出てきました。要さんも大丈夫っと思ったらしいので、特に制止することもありませんでした。それでも流れがないわけでもないので、気をつけないといけません。
っていうか、民宿くろしま宿泊のうちらは完全に仲本海岸の監視員になってましたけどね。なにせ流されそうになった経験者ですから(笑)
そんななか、やっぱり海は甘くなく、大きな波がリーフの内側まで流れ込んでしまい、流されそうになる人がでてきました、そこで要さんの登場!すかさず笛を吹き、浜に上がるように指示していました。うちらもジェスチャーで浜に上がるようにし、大事には至りませんでした。案の定、その後は、波が高くなり、潮の流れも複雑になってきました。本当に要さんの判断さまさまです。
本当に今回は海の怖さをまざまざと見せつけられた気がしました。
そうこうしているうちに干潮が近づき、また海が穏やかになってきました。すると人が徐々に海へ近づいて行きますが、さすがにさっきの恐怖を味わっているだけにあんまり沖には行かないです。まぁ当然なんだけどね。
しかし、そんな中、さっきの激流を知らないあとから来た人が沖の方へと向かって行きました。しかも浮輪をつけて・・・正直、「死にたいんか?」ってくらい無謀な行為です。泳ぎに自信がないのにこの流れの速い中、沖の方へ向かうか?って感じです。流されてしまってからじゃ遅いんだぞ〜!
そのため、民宿くろしまメンバーは彼女に釘付けです(悪い意味で)。なにせ泳ぎに自信がある人でさえ危険と感じる海へ、浮輪で行くなんて。正直流されてしまうなっと思っていましたけど。
そんななか、どこの誰かは知らないけど、おじさんが一人急流に残された(本人はどう思っているか知らないが)彼女のところへ泳いで行きいました。最初はあさっての方向へと泳いで行ったのですが、それは流れを計算して泳いでいたのであり、この字を描くように彼女の元へとたどり着きました。
ここまで聞いたらええ話や!って思うけど、どうやら彼女は自分が端から見て危険だったとは自意識しておらず(こういうやつが、最も危険)、助けにいたおじさんを追い返すような始末。多少反省して浜に上がるとかすればいいのに、そのまま泳いでいました。心配するだけ損でした。っていうか、もう流されても助けね〜ぞ!って感じです。
ああいう海の怖さを知らない人がいるから、溺れる人も多く、助けられてもそれを当然と思う高慢ちきなやつ。そんなの海に来るなー!どっかの流れるプールでも入っていろ!!!・・・まじにそう思いました。
ほっておいて、ハンモックでのんびり。
このアングル。どっかで見ていない↑↑
そんなやつはもうほっといて、残りわずかの黒島ライフを堪能します。ただぼぉ〜っとして、のんびり過ごします。
やっぱり時間が経つのは早く、あっと言う間に帰る時間になってきました。また後で港で会えるんだけど、とりあえず浜でのさよならをして、宿へと戻りました。なんかチェックアウト後もシャワー使わせてくれるらしいので、お言葉に甘えてシャワーを浴びて、帰り支度をします。なんかしみじみ。
宿の人と記念写真を撮ったりしながら残りわずかな時間を過ごします。本当のこと言えば、ダイビングに行っている人たちにも挨拶したいんだけど、ちょうどダイビング中なので残念です。そして時間になり、車に乗り込み港へと向かいました。
黒島の仲間。逆光だけど許してね。
港へ向かう車の中、景色を改めて眺めていると、本当にのどかできれいな島ということを実感しました。緑が豊かで、海もきれいで。
港に到着すると、船はまだ来ていませんが、乗り込む人達で結構混雑していました。船は八重山観光フェリーと安栄観光とがあり、俺は八重観、一緒に帰る人は安栄なので、いったんお別れします。また離島桟橋で会うことにして、船に乗り込みます。毎回のことなんだけど、別れは辛いっす。なによりこの島とお別れしてしまうのが辛いです。仲間の姿が小さくなるまで手を振りそして船は黒島を遠ざかっていきました。
遠ざかる黒島。楽しい日々にさよなら!
結局、昨日の全便欠航がウソのように穏やかな海で快適でした。ときおりうねりに乗って飛んだり撥ねたりしていたけど、許容範囲内。全然問題ありませんでした。
船は順調に進み、あっと言う間に離島桟橋に到着しました。とりあえず、もう一人の乗る船は10分遅れで到着するので、先に宿に行って、荷物だけ置いておきます。まぁ泊まる宿はいつものごとく「旅の宿」なんだけど、離島桟橋から徒歩3分程度だからね。十分間に合います。それにしても石垣は暑い!黒島は風もあったし緑が多いので照り返しが少ないけど、石垣は風はないわ、アスファルトやコンクリートの照り返しがきつくて、暑い!そう考えると、なんて黒島は快適だったか!つくづくそう思わせます。
さて荷物も宿において、また離島桟橋へ戻ることにします。しかしこのとき、宿で結構捕まってしまい、もう一人の乗る船に間に合いそうもありませんでした。しかし、時間に律義なひろだけに、走ってでも間に合わそうと思い、小走りで離島桟橋へと向かいました。っといいつつ、途中ホテルに寄って、翌日使うであろうレンタカーの割引券をgetしました。ちなみに、ホテルのロビーには大抵レンタカーの割引券が置いてあって、宿泊客じゃなくても取ることができます。・・・っというのを、黒島で知り合った人に聞きました。そして実行!なにせ電話で予約したときは6時間で6000円だったけど、この割引を使用すると、なんと12時間で3000円だもん。時間は倍でも値段は半額。こりゃ活用するしかないでしょう。 さて、ふらふらしている余裕はないので、離島桟橋へ急ぐことにします。到着がどこかわからなかったけど、なんとなくここかな?って思ったところが正解でした。しかもちょうど船から人が降りるところで、待っていた人も降りたばっかりでした。お互い炎天下の中、待たなくてよかったよぉ〜。まぁ俺はもう宿に荷物を置いてあるので、その人の荷物を半分持ってあげて、宿に一緒に向かうことにします。
その人の泊まる宿は俺が去年の夏、石垣の1泊目で泊まった宿で、近くでエイサーを見た宿です。なので場所はしっかり覚えていたので、そこまで案内してあげることにします。(詳細は沖縄旅行記6を参照?) 宿に荷物を置いたら、一緒にサザンゲートブリッジで夕焼けを見に行くことにしており、そのあと一緒に夕飯を食べることにしていました。
それにしても、暑い。宿までの距離は、俺の泊まる宿よりもっと離島桟橋から遠く、着くまでに結構へとへと。アスファルトの照り返しがあるのはもとより、なにより風がないのがつらいです。黒島は台風にかかわらず、常に風が吹いていましたからねぇ〜。もう夕暮れ時なのに、日差しが痛いくらいです。
さて、どうにかこうにかして宿に到着。相方(これからはこう呼ばせていただきます)が荷物を置いて、宿の説明聞くまで、外で待つことにします。ちょうど待っているときは風が気持ち良く、暑さもさほど感じませんでした。そして10分ほど待っていると相方が出て来たので、一緒に夕焼けを見に出掛けました。
途中コンビニで小腹に入れるものを買い、目指すはサザンゲートブリッジ。暑さもかなり和らいだので、距離もさほど苦ではありませんでした。ブリッジに登ると風がきもちよくて、快適でした。
さて、本来の目的「夕焼け」はというと・・・う〜ん雲が多いのでこないだ(7/1)みたいに夕日が水平線に沈むことはないと思うけど、高い雲も出ているので、もしかしたら焼けるかもね、雲が。まぁ相も変わらず低い雲もあるんだけどね。
まぁ結果はこんな感じです(画像参照)。
こんなもんかなぁ〜って思いつつ、時間も時間なのでそろそろブリッジを降りることにします。さぁ夕飯に行くか?ってそのとき、ブリッジを降りて港を歩いているとき、横を見ると・・・真っ赤にやけてんねん!くわ〜夕焼けはこれだからわからん。まぁまだ開けている港で気づけてよかったけどね。あともう少し遅れて、町中いるときに焼けていても気づかないからね。まぁラッキーといいましょうか?
もう終わっちゃった〜って思ったら?
こんなん出てました!(笑)
適度に?夕焼けを堪能し、さぁ夕飯!結構飢えていました。この日は相方がなんでもいいからチャンプルー食べたい!っとのことなので、いわゆる郷土料理が食べられるところを探すことにします。っとはいうものの・・・郷土料理を食べられるような高価な店はあまり入ったことがない・・・う〜盲点だ。石垣にはいっぱい来ているけど、こういうお店入ったの皆無に近い。。。まぁ2年前かな?絶対に行っちゃいけないお店なら分かるんだけどね。桟橋近くのひらがな三文字のお店。まぁそれ以外だったら、はずれはないかな?
っということで、市役所通り(お土産屋の多い、いわばメインストリート)のお店に入ることにしました・・・しかしお店の名前忘れた・・・っちゅうか、確認すらしていなかった。この店は外に料理の写真を掲載しており、その写真にチャンプルーが多かったので、この店に決めたのであった。まぁエアコンが効いていればどこでもいいさ。
このお店はなかなかいい雰囲気のお店で、きれいすぎず、きたなすぎずって感じです。基本的に居酒屋って感じじゃなく、料理屋って感じで、定食が主体でした。飲むには種類が少ないけど、うちらみたいに夕食ならちょうどいいかもね。
俺はいろんな料理がセットされている定食を、相方はトーフチャンプルーの定食でした。俺はとにかくラフテー(豚の角煮)とジューシー(混ぜ御飯)が食べたかったので、その両方とも網羅されていたので満足でした。おまけにおいしいオリオンビールの生もいっぱい飲めたしね。相方もチャンプルーが食べられて満足なようでした。やっぱり食が充実するといいねぇ〜
すると、突然入り口の方を向いていた相方(俺は入り口に背を向けていた)が、突然踊りだした(俺には、そう見えた)。お酒飲んでもいないのに壊れたか?
俺も振り返るとなんと!黒島の宿で一緒だった夫妻、しかもあの新城島の砂を拾ってくれたあの恩人。むこうが椅子の席、こっちは座敷だったので、いきなり正座しておじぎしていまいました。本当に感謝しているもので。それにしても、適当に入った店で、こんなにも偶然会えるなんて、旅って本当に楽しいです。予測すらしていなかったので、本当に嬉しい気分になりました。結局その夫妻は長居をしなかったんだけど、それでもなんか嬉しかったです。
うちらはしばらくいろいろ話し込んでいましたけどね。
まぁ明日も一緒だし、車を俺が先に借りなければならないので、まぁ適当な時間で切り上げることにします。
お店を出て相方を宿まで送り、そしてようやく自分の宿へと戻りました。よくよく考えたら、宿にようやく戻ったって感じです。あとは寝るだけなんだけどね。
そして宿では本当に寝るだけになるのでありました。そーいや、明日は七夕だぁ〜・・・だからなんだっちゅうの?


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