2001年5月5日(5日目)

石垣での朝です。腹減りました。しかし今日からはあのウルトラボリュームの飯はもうありません。寂しい反面、ちょっとほっとする部分も。
この日は朝から竹富にわたり、一日中ビーチでのんびりします。今まで竹富は日帰りで、しかも滞在時間わずか4時間。しかも4年前、はじめて八重山に来たとき以来ですから。こうなると、実質初めてと言えるでしょう。とにもかくにも、のんびりする。ただそれだけです。
竹富へは石垣の離島桟橋から高速艇でわずか10分ちょっと。正直、石垣のどのビーチより竹富渡った方が、早いのでは?っと思わせるくらいの距離です。それにしても、連休ということもあり、人が多い!俺は!朝10時の船に乗ったんだけど、満員で立っている人がいたくらいです。っとはいうものの、ほとんどの人が軽装で、いかにも日帰りって感じでした。まぁのんびりする以外、なにもない島だから仕方ないかもね。
船はあっと言う間に竹富につき、宿の出迎えの車が来ているかもしれなかったけど、とりあえず散歩がてらに歩きたかったので、集落を目指し歩き始めました。ちなみにこの島。徒歩で回れる程度の島なので、自転車さえ不要って感じです。なので、この島で自転車や車で移動している人はほとんど日帰り客。自転車に乗らずぶらぶら歩いているのが泊まり客といえるでしょう。ちなみに私は泊まり客なのぶらぶら歩いていました。
集落までは徒歩10分なのですが、いかんせん地図も持たず、宿がどこにあるか確認もしないで来ていたので、いくら小さな島と言っても、1軒の宿を見つけるのは並大抵ではありませんでした。ちなみに宿泊するのは「小浜荘」。「大浜荘」ならすぐに見つかったんだけどなぁ〜。そうこうしているうちに、前方から見慣れた顔が・・・なんとまぁ波照間で一緒の宿に宿泊していた人と遭遇!狭い島とは言え、偶然もあるものです。まぁこれだけじゃなかったんだけどね。その人は、この日は黒島に戻り、次の日この竹富にまた戻ってくるらしい。ちょっと意味不明な予定だけどね(なんでこの日黒島泊まるのに、竹富にいるか?)。そんでまたもや偶然にも泊まる日こそ違うが、同じ小浜荘らしく、それには驚かせられた。1日ずれているので、すれ違いになるけどね。
一緒に小浜荘を見つけた後、彼は黒島に戻るのでそこで別れました。さて小浜荘。たましろみたいな、庭にテーブルが置かれ、宿泊者がそこでくつろげるスタイルの宿。まぁまぁかな?でもいかにも常連が多そうで、年齢層も高い・・・ちょっと不安になりつつも、荷物を宿にあづけ、早速ビーチへと繰り出します。目指すは竹富随一のコンドイビーチ
しかし、ビーチに出てみると前に見たものと何かが違う・・・水が遠い・・・そういえば今日は満月の前後の日。時間は午前11時過。・・・そうだ!今日は大潮の前日。しかも干潮の時間の1時間前!・・・そりゃ潮が引ききっているわけだ。景色も違うよなぁそれじゃ。まぁ泳ぐ(潜る)分には変わらないからいいけどね。しかし、これじゃ写真が撮れない。
そうがっかりしていると、同じくがっかりしている姿が・・・そう!たましろ宿泊者第二号(笑)。さっきとは別の人と遭遇しました。広いビーチで偶然にも遭遇するなんて。でもね、もともとその人がこの日竹富に泊まっていて、いるの知っていたからそんなに驚きはしなかったけどね。なので、しばらく一緒に浜を探索することにします。お互いいい景色を求めて。でも開口一番お互い口にしたのが「これじゃコンドイビーチじゃない!」だもんね。思うことは同じなんだなぁ。潮がものすごい引いていたので、一緒に沖まで歩き、撮影スポットを探しました。まぁ引ききっている浜も結構おつなものだったけど、彼いわく、やっぱり満潮の方がいいって。今日帰ってしまうからなおさららしく、しかも満潮は夕方・・・ちょっと間に合わない。まぁ引いた状態ではあったが、いろいろ楽しめましたからね。
そして彼は昼を食べに行くというが、俺はもう船の中で済ませてあり、これから潜るつもりだったので、浜でお別れをしました。っていうか、これで最後なんだけどね。お互い手を振りながらそれぞれの道へ。

コンドイビーチだぁ〜〜〜!!!
めっちゃ引き潮だ〜!前見たのと違うぞー!
さて、さっき沖まで歩いて確認したので、早速潜りに行きます。でも潜るにはあんま良い浜ではないことは否めません。まぁ前回来たとき水着すら持ってなかったので、水の中は初めて。多大な期待こそしてないけど、初めてなのでワクワクしました。
ちなみにこのコンドイビーチ。干潮時は潜るどころか泳ぐことさえできませんのでご注意あれ。逆に満潮時は波打ち際がプールになるので海水浴には最適です。しかも干潮時はもちろん沖まで歩いて行けるんだけど、なかなか深くなってくれず、潜れそうなポイントまで歩く!歩く!あまりの距離に正直疲れました。次来たとしても沖まで出るのはやめようっと思いました。まぁその理由は、水の中にもあるんだけどね。水の中は至って普通。波照間よりは魚が多いけど、石垣の米原よりは少ないって感じ。サンゴが生きているのでまだ良かったんだけど、それほど魅力的な海ではないですね。悪いけど。。。後で聞いた話だと、潜るのだったら、ビーチではなく、船の発着にあまり使われていない、西桟橋がお勧めらしい。

ここまで来るのが大変だった。。。うぃ〜!

なのである程度潜ったら、適当に切り上げて、あとはビーチでぼぉ〜っとしてました。それにしてもこの日の天気はとても良く、暑いのなんのって!しかもビーチには日陰(木陰)がまったくなく、暑い思いをしました。あまりの暑さに我慢できず、シャワーのある公園みたいなところに移動しました。ここなら木陰もあるし吾妻屋もある。さぁ日陰!日陰!・・・でもこの日、風がないからそれでも暑かったです。そんな暑い思いをしつつ、ビーチを見ながらぼけぇ〜っとしていると、この日三人目の見慣れた顔。この人はたましろ宿泊じゃなかったんだけど、最後の夜の宴に参加していました。しかも席が隣の隣だったので、顔は良く覚えています。この人は宿こそ違うものの、この日竹富に泊まるらしいです。それにしても三度も偶然が重なるなんて、旅って不思議だなって思いました。
まだ時間があったのでその人と別れた後も、浜でぼぉ〜っとしていました。徐々に日が陰って行き、日帰り客たちが次々と帰って行くので、ようやくビーチに落ち着きが戻りました。まさにまどろみタイム!このまま夕焼けが見れたら最高なのになぁ〜。ちなみにコンドイビーチ西向きなので、絶好の夕焼けスポットです(西桟橋の方が有名だけどね)。

こんな景色を見ながらまどろんでいました。


やっぱりコンドイビーチは満潮時がきれい。
しかし、夕食を取らねばならないので、とりあえず宿に戻ります。シャワーを浴びて、庭のテーブルでまどろみます。
でもね、最初の方にも書いたけど、この宿、常連が多すぎて初めての人には見向きもしない。特に男の常連が多いので男性客にはさらにそれが強く現れています。その証拠に、宿の記念写真の数々をみたけど、常連以外の男性はほとんどいなく、女性ばかり。ちょっとこういう、常連が仕切っている宿はあまり好きになれません。なんでたましろみたいに誰でも受け入れるような感じにできないかな〜?非常に寂しい次第です。なので夕食時も、常連客と初めての客が完全に分かれてしまっており、交流もないまま終わりました。なんか壁があるように思えました。常連で固まるのも楽しいかもしれないけど、それだと旅としてのおもしろみに欠けてしまいそうな気がする。悪いけど、ああはなりたくないと思ってしまうくらいでした。
話はさておき、うちらの中でも結構八重山に詳しい人がいていろいろ教えてもらい、それを頼りに夕焼けを見に行きました。それにしても、八重山の夕方の天候はどんなに昼晴れていても、何故か夕方になると雲が出てくるんだよなぁ〜・・・そしてこの日も、夕方までほぼ快晴だったのに、夕焼け近い午後六時過ぎ、雲がうにょうにょ出てくる、出てくる。結局夕日どころか、夕焼けさえ、雲があまりに厚いので、色の移り変わりすら見ることができず、そのまま暗くなって来ました。最悪やぁ〜!悔しいのでそのまま浜辺で寝転んで、夜空でも見ようかと思いました。星空はちらほら望めたんだけど、月に徐々に雲がかかってきてしまい、辺りが暗くなってきてしまいました。まずい!今日は満月なので月明かりで十分帰れると思っていたんだけど、月明かりがなくなるとか〜なりやばい!だってライト持ってきてない・・・ちょっと焦りもしたが、焦っても仕方ないので、コンドイビーチから星砂の浜まで暗い中、歩いてしまいました。正直暗くなった浜辺は怖かったです。それに加え、かけているメガネは、色付きのサングラス仕様。はずすとなーんにも見えないし、かけると暗いし・・・結局何にも見えない方が危ないので、無理してメガネをかけて歩きました。それにしても静か。聞こえるのは波の音だけ。ザザーザザーって良い感じの音。
そして星砂の浜に到着。ここから横道に入り、集落を目指します。するとなんだか光るものが。ひゃぁ〜人魂?なぁんて、そういうの信じないので、冷静に見ました(でもちょっとドキドキ)。すると予想通り、でした。去年のGWも西表で見ていたんだけど、全く意識しないで見つけられるとは。そう考えると、星砂の浜まで来て正解でした。ええもん見させてもらったわぁ〜!まぁついでにコウモリもしこたま見たけどね。
結局星砂の浜と宿泊する宿は、島の対角線上にあり、半周も歩くはめに。でも結構月明かりに照らされて、夜道もきれいでした。宿を出たのが午後六時半。戻ったのが午後八時半。二時間も歩いていたり、寝転んでいたりしていたとは。
宿に戻り、自分の部屋へ。ここはたましろみたいに全員参加でのイベントはなく、各自自由にやってました。俺も部屋に戻り毎週八重山に来ているという、つわものといろいろ話をしました。そのひとは50を越えたおじさんなんだけど、毎週金曜日の最終便で羽田から那覇に飛び、土曜の朝一で石垣に飛び毎週違った島へ行くらしい。しかもまさに仕事帰りそのままで。スーツも革靴ももって。そして日曜日のフライトで帰る強行スケジュール。でも正直あこがれます。そんな生活してみたい!!!時間的には可能なんだろうけど、先立つものが・・・でも究極の八重山病患者って感じです。ちょっと違うけど目指す方向は近い感じがしました。まずは先立つものだな。
そんな感じでノンアルコール(笑)の夜は過ぎていきました。明日は朝一で石垣に戻って米原だー!

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