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沖縄旅行の記録~沖縄離島を中心とした旅行記、想い出の記録

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2004年07月15日

7/15 プロローグ

最南端の波照間から始まった離島の旅。今回はついに奄美エリアまで到達です。与論から沖永良部・徳之島を越えて、一気に奄美エリアへ。しかし今回の目的は奄美大島ではなく、離島っぽさを醸し出す、加計呂麻島。島の名前もひと味違っていて「離島」の期待大です。この「加計呂麻」っという名前、なんか当て字っぽくて惹かれるものがありました。なんか波照間に通じるなにかを感じていて、いつかは行ってみたい!っと思っていた島。それが今回実現に至るのでありました。
しかし加計呂間島。離島っぽいだけあって、飛行機では行けません。奄美大島までは、東京から直行便が1日1往復出ているのでいいんだけど、問題はそこから。奄美大島は空港が北のエリアにあり、加計呂麻島は奄美の南に位置する島。なので、まずは空港から奄美を南北に縦断しなければなりません。そして奄美の南の町、古仁屋から船に乗って加計呂間島へと至る訳なのです。
ですので、いかに効率的に加計呂麻島まで至るか、それが今回の命題でした。飛行機に、バスに、そして船に。果たしてうまく移動できたのでしょうか?とにかく今までの八重山や宮古、慶良間とは違って、島の大きさを身にしみて感じた今回の旅行なのでした。

7/15 奄美エリアって???

CIMG0001.JPGそれにしても、奄美大島ってイメージとして沖縄本島よりも遠いイメージがあったんだけど、よく考えれば鹿児島県。東京からの飛行時間も那覇に行くより30分近く短いです。しかも近いだけあって、航空運賃も那覇行きよりもお安いです。でも今回はマイル。値段は関係ないんですけどね。それにしても、今回は海の日を絡めた日程で、よく1日1往復しかない羽田~奄美のチケットがとれたと思います。
奄美行きの飛行機は時間がとても都合が良く、行きは朝発。帰りは夜着なので、効率的に移動ができます。でもさすがに初日から加計呂麻に入ることはできないことはないのですが、1日中移動になってしまうので、初日の今日は、とりあえず奄美大島の南エリアを満喫することとします。ってことで、今夜は奄美南の、古仁屋に宿を取っています。素泊まりです。寝るだけなので安上がりに・・・

7/15 奄美上陸。バスからの景色がキレイ!

CIMG0007.JPG羽田から奄美大島までの飛行機は、比較的小さめの飛行機。懐かしのJAS系MD機でした。話逸れますがこのMD機、建築家時代によくお世話になっていました。建築家時代に、半年ばかり、毎週のようにこのMD機に乗って出張していました。よく揺れる飛行機で、もともと飛行機が苦手な私はいつも出張で冷や汗かいていました。今回も揺れるかな・・・
それはさておき、奄美の話。奄美空港は比較的大きく(っと言っても比較対象が石垣空港なもので・・・)施設もそこそこキレイでした。バス乗り場もとても分かりやすく、普通に空港から出ると、目の前にバスが止まっているって感じ。しかもそのバスはきちんと飛行機の時間に合わせてくれているので、そんなに待つことなくバスに乗ることができます。バスは基本的に奄美の中心「名瀬」を経由して行きます。今回乗るバスも「名瀬」を経由して、終点「古仁屋」まで行きます。時間にして空港~名瀬は1時間。名瀬~古仁屋は1時間半ほどでしょうか。名瀬で待ち時間が30分あるので、実質的に空港から古仁屋までは3時間強かかります。
それにしてもこのバスからの景色。特に空港近くの景色はめちゃくちゃキレイでした。リーフがくっきり見えていて、素潜り派の私には、「潜ったら楽しそう!」っと思わせる海が目白押し。しかもその景色、バスの左側のみ見えるので、奄美に行かれる方は、是非ともバスの左側の席を陣取りましょう!ちなみに私は右側・・・移動するのも面倒だったので、右側から左に見える海を眺めていました。奄美に来て、いきなりきれいな海に感動したのでした。
余談ですが、空港~名瀬間で、途中「奄美パーク」だっけ?ドーム型の施設がある場所を経由するのですが、その建物群。私が建築家時代に所属していた会社が設計した施設・・・ちなみに石垣島の空港に比較的近くにある石垣島体育館も、私がいた会社の設計。どちらも離島らしさゼロの建築です。お恥ずかしい限りです・・・
それはさておき奄美の道。とても整備されていて、空港~名瀬間はアップダウンもあるにはあるものの、そんなにきつくはなく、自転車でも不可能じゃないかな?ってくらいでした。っというのも、この旅の最終日。名瀬に泊まる予定で、丸1日あるので、自転車で奄美北部を巡ろうかとも思っていました。なので、このバス移動の際に、道路状況を下見って感じなのでした。

7/15 名瀬到着。奄美の中心だけど、那覇ほどは開けていない。

CIMG0009.JPGそんなこんなでバスで名瀬まで移動。名瀬でバスは一休み(苦笑)して、古仁屋へと向かいます。なので、名瀬での自慢を有効利用しようかと思います。ちなみに名瀬。信号もあります(笑)。都会です。名瀬に到着した時間はちょうど昼時だったので、まずは食事を。でも郷土料理はこんかいあんまり興味なく(与論で結構食べていたので)、安上がりにすますためにコンビニへと向かいます。奄美のコンビニは「everyone」だったかな?内地では見かけないコンビニがありまして、そこでは焼きたてパンや惣菜などを売っていて、とても重宝しました。旅の後半、名瀬に泊まるときには有効活用しようとおもいました。
コンビニで焼きたてのパンを買って、名瀬の港へと向かいます。名瀬の港を見ながらパンをほおばる。夏の奄美の暑さを直に感じます。奄美の暑さは那覇ほど暑く感じなく、結構快適。汗はかきますが、さすがに日影は涼しいです。バスの乗り継ぎの時間が30分以上あったので、結構のんびりできました。
ずっとぼぉ~っとしていても良かったのですが、せっかく名瀬にいるのだから、少々名瀬の町を散策します。名瀬の町は、結構密集していて、ホテル、銀行、商店など様々な建物が密集しています。おみやげ屋さんはそんなに見かけませんでした。やっぱり目立つのがホテルとレンタカー屋さんですね。
そんな中に、少々気になる建物を発見。肉屋です。肉屋と言えば揚げたてのコロッケなどの揚げ物。その肉屋はバスターミナルの目の前にあったので、バスを待つ間少し寄ってみました。すると「焼きたてコロッケ1個60円」とあるのではないでしょうか!?これは買うしかないです。食後のコロッケです。
素朴なコロッケで、衣は薄め。中は・・・普通のコロッケなのにとろっとしていてめちゃくちゃ美味しい!ソースなしでも全然問題無し。これはご飯と一緒に食べたら最高だろうなぁ~あとビール。ってことで、肉屋の隣の隣あたりにあった酒屋でビールを購入!オリオンが置いてなかったのが寂しかった。
でもビールとコロッケ・・・最高の組み合わせです。奄美に来て、空港から古仁屋まで行かれる方がいたら、是非ともバスターミナルでも待ち時間、ターミナルの目の前にある肉屋でコロッケを買って、その近くの酒屋でビールを買って飲みましょう!待ち時間だけど至福の一時をおくれますよ。

7/15 古仁屋までの道のりはアップダウン激しい!山間をぬって走ります。

CIMG0015.JPGそんなこんなで名瀬の一時を快適?に過ごし、目指すは古仁屋。古仁屋ではとりあえず宿に荷物を置いたあと、奄美の最南端、ヤドリ浜まで自転車で移動する予定。
まぁその前に古仁屋までバスを乗らなければ行けないんですが、ターミナルでの待ち時間のビールも相まって(結局2本飲みました)、いい気分でバスに揺られていました。それにしても名瀬~古仁屋間。さっきまでの空港~名瀬間とはうってかわってアップダウンが激しいです。こりゃ自転車での移動無理だな?ってくらい。バス自体も坂を上るのが大変。そんな中、奄美のバスってマナーが良くて、速い車が後ろにいると、必ずすぐに道を譲って先に行かせるのです。内地じゃ考えられないですね。内地のバスってとにかく道を譲らないばかりか、抜こうとしても邪魔をするほどたちが悪い。中でも都バスは最悪。幅寄せするわ、強引に割り込むわ、ちょっとは奄美のバスを見習って欲しいものです。
それはさておき、アップダウンが多い反面、景色もいろいろ見ることができます。マングローブの森も見えたし、きれいな湾状の海を見ること多数。緑も豊かで、バスに揺られて景色を眺めているだけでも飽きません。こんな道、ドライブしたら気持ちいいんだろうなぁ~って思わせる道でした。それにしても坂がきついですけどね。自転車では走りたくない道なのでした。

7/15 古仁屋は奄美第2の都市?でも離島情緒が漂っていました。

CIMG0019.JPG古仁屋に到着する頃にはお酒も完全に抜けていて、あとは目的にバス停に到着するのを待つばかり。古仁屋の町は港町の感覚が強く、正直そんなに開けてはいません。逆に派手さが無くて妙になじみやすい町でした。そして目的のバス停に到着。そのバス停は終着で、そこまで乗っていたのは私一人でした。
バスの降り際にバスの運転手といろいろ話をしました。まずは古仁屋から名瀬まで自転車で行けますか?って話。そしたら以前、古仁屋~名瀬のみならず、奄美全土を自転車、しかも借りてきたママチャリで回った強者がいたって話。まぁ1日で回ったのではなく、4,5日かけて回ったらしいけど、アップダウンの多いこの奄美をギア無しのママチャリで回るとは!強者がいるものです。私はそこまでやる気ないですけどね。なんちゃってチャリダーなのですもの。
さて、古仁屋の町から今夜の宿までは自転車で少々かかる場所にあります。っというのも静かな場所で、しかも海が見える場所(加計呂麻が見える場所)に泊まりたかったので、あえて中心を外しました。大きな荷物を抱えて、一路宿を目指します。

7/15 今日の宿はその名も「海」すぐ近くが海の宿でした。

CIMG0021.JPG古仁屋の中心を抜けて、少し離れると団地があって、そんな静かな集落に今夜の宿はあります。その名も「海」。近くに海があるだけじゃなく、宿の屋上からも海をぼぉ~っと眺められるまずまずのロケーションの宿です。ちなみに食事付きもできるけど、わたしは素泊まり。少しでも安く上げたいのでね。ちなみに古仁屋中心から宿までの途中に、コンビニもどきがあって、お酒も食べ物もそこで買えます。
宿自体は結構キレイでした。ここでも宿のおかあさんと話し込む私なのでした。どうも「島」に来ると、行くところどころで地元の人と話し込んじゃうのですよ~。今日はこのあと、奄美南を自転車で巡るので、アップダウンがあるか否かや、どの海がおすすめ?など情報収集。いろんな情報を仕入れることができました。
部屋自体はかなりキレイ。和室でしが、テレビもエアコンも完備。もちろんエアコンは無料です。素泊まりにも対応しているだけあって、共用部にキッチンや冷蔵庫は完備。素泊まりとしても使いやすい宿ではないでしょうか?
古仁屋の中心から離れていることもあって、買い物とか不便かもしれませんが、自転車という足があれば問題なし!やっぱり静かで落ち着ける場所がいいですね。
それはさておき、宿でのんびりしている暇はなく、早く奄美の南巡りをしたいものなのでした。荷物を降ろして、水着に着替え(これがポイント!)、颯爽と自転車に乗って、奄美最南端を目指します。

7/15 奄美の道は・・・そんなに甘くはありませんでした。

CIMG0026.JPG目的としているヤドリ浜まではそんなに距離無いと思っていたのですが、どうしても八重山や宮古の距離感が抜けきれず、実際はかなりの距離を走るハメになりました。距離は大したこと無いのですが、坂が予想以上にきつかったです。古仁屋からヤドリ浜まで行くまでに峠を3つ越えることとなります。最初は丘程度。そんなにへこむほどの坂ではないです。次にいわゆる坂道。登りが結構きつく、一部押して登る場面も。そして最後は完全な山道。坂の下から山を見上げ、あそこまで登るのかよ~って感じの道でした。もちろん、その登りの大半を押して登ったのは言うまでもありません。自転車での移動。上り坂は無理しない。これが鉄則です。だって今回、帰りもこの坂を登るんですから・・・この時点ではあんまりそのことを考えないようにしていました。
本当に3つめの坂はきつかったけど、坂を上りきればあとは一気に下り。下りは気持ちいいです。登りでかいた汗もすぎに乾いてしまいます。そんなきつかった坂を下りきるとあとは比較的平地。そのままヤドリ浜まで行くこととします。

7/15 ヤドリ浜到着。平日の夕方ということも相まって、人が少ないです。

CIMG0034.JPGヤドリ浜の第一印象。まぁこんなもんか!です。そんなに「キレイ~」って感じでもなく、内地みたいに汚くもなく、なんとも言えない感じの海でした。目の前に加計呂間が見えるのが、なんか良いですね。
多少先客がいましたが、そんなに気にならないので、汗をずいぶんかいたので、まずは水着だけになって海に飛び込んだのは言うまでもありません。が、しかーし!ここで緊急事態が!?今回持ってきたグラス。レンズを新しいものに自分で入れ替えたのですが、なんとそこから水が漏れてくるのではないでしょうか!?なのでグラスを水につけて泳いでいると、徐々に水がグラスに入り込んできます。多少水が入り込むのは構わないのですが、問題はその水が鼻まで入り込むと言うこと。元々グラスは耳抜きのために、目の部分と鼻の部分が繋がっているので、目の部分に水が入ると言うことは、鼻の部分まで浸水すると言うこと。しかも下を向いて泳いでいるので、浸水した水は鼻の部分に溜まってしますので、とにかく水が鼻に入って辛いのなんのって。泳ぎながら、自分でガラスを交換するんじゃなかった~って後悔していました。

7/15 ヤドリ浜の海の中は???

CIMG0038.JPGそんな苦労をしながらヤドリ浜を泳ぎますが、どうやら遠浅のようで、どこまで行っても深くなりません。まだ潮の状態が満潮に近かったので、泳ぐのには問題なかったのですが、いくら泳いでも海の中の景色は変わらず。珊瑚礁は皆無。魚も全然いなかったので、ちょっと寂しかったです。もともと奄美エリアで珊瑚礁は期待していなかったのですが、ここまでひどいとかなりへこみます。この奄美と阿嘉計呂麻との間の大島海峡、パンフレットではテーブル珊瑚がキレイな海ってうたってあったのに、テーブル珊瑚どころか、珊瑚の死骸すらなかなか見つけられないレベル。もしかして奄美って海の中、どこ行っても期待できない?旅の初っぱなからやられてしまいました。せめて加計呂麻ぐらいは・・・
なので、ヤドリ浜ではそんなに長く泳ぐことはなく、すぐに浜に上がってしまいました。かなり残念。まぁ火照った体を冷やすことができただけでも良いでしょう。あとはビーチで体を乾かすこととします。ぼぉ~っと海を眺めながら。

7/15 帰りの途中にもう一つ、浜に寄ってきました

CIMG0046.JPGそこそこ体が乾き始めたら、他にも寄りたいところがあったので、早めにヤドリ浜を切り上げます。ヤドリ浜に来る途中に、三角形の奇妙な施設が目に入ったので、それに寄ってみることとします。まぁあんまり期待していないけどね。浜の名前は「ホノホシの浜」だったかな?奄美大島の観光案内にも載っていました。なんでも、丸っこい石が敷き詰められた浜らしく、もちろん海水浴には向いていないようです。ヤドリ浜であんまいい思いをしなかったので、ここは眺めるだけにしておきます。
ここには展望台があったり、公園があったり、遊歩道があったり、どちらかというと海と言うより公園でした。なので、散歩をしている人がいたりして、何故かヤドリ浜より人が多かったです。でもその三角形の展望?施設に行って、少々散策したらもう飽きました。まぁ時間もそんなになかったので、早々と引き揚げることにしました。
残るは行きに苦労した坂道のみ・・・はぁ~。。。

7/15 帰りは・・・もしかして余裕?

CIMG0048.JPGでもね、得てして坂道って行きより帰りの方がはるかに楽なケースが多いんですよ。とかく行きでパワー使い尽くしていて、帰りは辛いかと思いますが、実は逆なんですよ。行きでは坂がどのくらい続くか想像もつかないので、かなりまいっちゃうのですが、帰りは感覚的にどのくらいで坂が終わるか分かるので、あれ?もう坂終わり?って感じがいつもします。
だけどやっぱり坂はきついです。1週間分ぐらいの汗をこの往復でかいてしまった感じがします。でもさっきの話通り、あれ?もう終わり?って感じで実を言うと行きほどは辛くなかったです。気持ち的にはね。体はもうボロボロでしたけどね。っというのも、だって今日、東京から着いたばかりなんですもん。そりゃ疲れてます。飛行機で2時間強。加えてバスで2時間半の移動を強いられていたので、疲労は溜まっていること必至。最後の方は身も心もボロボロでしたよ。私もやっぱり人間です(笑)。
でも目標を持って行動すると人って強くなれますよ。帰り道の頭の中は、「ビール」と「水」って感じでしたもの。そういやマラソンの時もいつもそうだったなぁ~。30kmを越えると「ビール!ビール!」がかけ声でしたもの。
そんなこんなで宿を通過し(笑)、コンビニへと駆け込んだのでありました。

7/15 今夜の宿は素泊まり。他の宿泊客は・・・

CIMG0056.JPGコンビニではビールと水以外に、今夜の夕食を買い込むこととします。今夜の宿は素泊まりなので、夕食は自分でどうにかしないといけません。かといって外食しても良いのですが、やっぱり節約しないとね。さっきのコンビニで焼きたてパンとおつまみを買い込んで宿に戻りました。もちろんビール(実際は発泡酒)もいっぱい買い込んでおきました。
宿に戻ったらさすがにまずはシャワーです。なんたって1週間分の汗をかいてしまいましたからね。そして風呂上がりにはやっぱり・・・「ビール」でしょう!?宿は基本的に2階建てなのですが、屋上があるので、加計呂麻島を眺めながらいっぱいやっちゃいました。夕時でまだ暑かったけど、風が心地よかったので、気持ちよく飲むことができました。明日は目の前に広がるこの加計呂麻島に行くぞ!っと思いながら飲んだのでありました。
しかしこの宿。他に宿泊客は少なからずいたものの、どうも旅人って感じがなかったです。他に2組いたのですが、2組ともに部屋にこもりっきりなのでした。こういう点、八重山の宿とは違うんですよね。八重山の宿は純粋に旅好きが多いので、部屋にこもることなんてないですもの。まぁそれを期待して奄美に来た訳じゃないので、あまり気にしませんけど。
そんなこんなで奄美最初の夜は更けていくのでした。ちなみに部屋にはエアコンがあって、快適な夜を過ごせました。明日は早朝便で加計呂間へ渡ります。

2004年07月16日

7/16 早朝出発。奄美の人には早朝すぎたかな?

CIMG0064.JPG実を言いますと、加計呂麻へのフェリー。朝1便で渡ろうと思いまして、その1便ってのが朝7時!めちゃくちゃ早いんです。なので宿は5時台に起きました。支度もままならないまま出発しなければなりません。しかし早すぎて問題が発生!宿代の支払いが未だなんです。あまりに早すぎて、宿の人が起きていないので、困りました。しかもそれ以上に問題だったのが、自分の部屋以外、鍵が開いていなくて、宿のおばさんがいつもいる食堂とかに入ることができなかったのです。部屋に置いておくのもなんなので、どうにかして食堂に入ろうと試みました。そこで発想の転換。扉がダメなら窓がある!窓といっても、ドアと同じ大きさのやつですけど、案の定・・・鍵かかっていませんでした。なので、そこから部屋に入り、食堂のテーブルに宿代とメッセージを残しておきました。
ちょっと心配だったですが、時間がきていたので、泣く泣く宿をあとにしました。
古仁屋の港までは自転車で10分程度。大きな荷物を担いで港へと向かいます。

7/16 朝7時なのにめちゃくちゃ暑い。フェリーの中で涼みます。

CIMG0066.JPG朝早いフェリーなので、港に人はあんまりいないです。港の目の前にあるスーパーももちろんやってません。それにしても暑い!朝7時なのに、日なたにいると汗びっしょりになってしまいます。なので、日影に避難です。
日影で出航準備を待ちつつ、ようやく乗船です。加計呂麻へのフェリーは基本的にカーフェリーなので、乗船はカーゴから乗り込みます。要は車が入るデッキから人も乗り込みます。私の場合は自転車があるので、その方が便利です。人が乗り込む口だと、通路が狭く自転車を持っている私にはかなりきついのです。しかも加計呂麻のフェリーは手持ちの大きな荷物はそのカーゴにおいてもらえるので、船室へは自転車を持ち込まなくてもOK。これは助かりました。フェリーって会社によって様々ですからね~。粟国みたいな最悪のフェリーもあるし(未だに憎んでいます)。
それはそうとフェリーに乗り込み、エアコンの効いている船室でゆっくり休みます。そると人も徐々に乗船してきて、まぁそこそこの人数になりました。でも全般的に学校関連のい人が多いのかな?学生さんを何人も見ました。あと同伴?している先生をかもね。あとショップの店員さんらしき人も多かったです。ちなみに旅人は・・・一人も見あたりませんでした。多分今夜からの宿も一人なんだろうなぁ~。。。
そんなこんな思っている内にフェリーは出航したのでありました。加計呂麻までは30分で到着です。

7/16 加計呂麻上陸。そこに立ちはだかったのは???

CIMG0069.JPGフェリーは快適そのもの。もともと奄美と加計呂との間にある大島海峡は流れもない海峡なので、フェリーはとても乗り心地が良かったです。あっという間に加計呂麻到着です、加計呂麻での主要な移動手段はバスらしく、マイクロバスがフェリーの時間に合わせて何台も港に止まっていました。私は自転車(自力)なので、とりあえずあバスには興味ないです。でもみんなバスか送迎の車に乗って港をあとにしていましたね。自転車は私一人です(当たり前ですね)。
そして目指すは島の反対側、西阿室って町です。港からはちょうど山一つ越えた島の反対側です。距離は大したこと無いので、どうにかなると思って西阿室を目指すのでありました。その結果は???
・・・言うまでもありませんね。地獄の上り坂です。坂を上りはじめてすぐにこりゃあかん!っと思って延々自転車を降りて押して坂を登りました。昨日の古仁屋の坂なんて比べものになりません。泣きそうになりました。っていうか滝のような汗で、汗なんだか涙なんだか・・・(なんてね)。
やっとの思いで坂を登りきればあとは一気に下るだけ。でもよくよく考えると坂を下りきると言うことは、どこへ行くにもこの坂を登らざるを得ないってこと?・・・(冷や汗)。

7/16 西阿室に到着。まさに離島の町って感じです。

CIMG0077.JPG西阿室の第一印象!「素朴」の一言につきます。「離島」って空気が漂っていてかなりお気に入りかも?観光化以前に人もあんまりいないし、静かで良い町です。宿も2,3軒しかなく、人で溢れることは無さそうな町ですね。しかし・・・携帯が全く繋がりません。困りました。旅行記の更新ができないばかりではなく、電話もできない状態。かなり困りました。でも逆に考えれば携帯から解放される生活を送るのもいいかな?って思いましたよ。離島ライフを満喫します。
西阿室の集落には、先ほども話しましたが宿は2~3軒。商店は1軒かな?郵便局と小学校がある程度であとは港ぐらいしかありません。それと奄美エリアには何故か必ず、どの集落にも土俵があるのです。しかもきちんと屋根までかけてあって、これってなんでなんでしょ?奄美も一応鹿児島エリアなので、鹿児島的に相撲の土俵ってゆかりでもあるのかな?
それはさておき、集落自体小さいので、宿はすぐに見つけることができました。今夜の宿は港の真横の民宿です。

7/16 宿はアットホーム。至れり尽くせりです。

CIMG0080.JPG宿を訪ねるとおばちゃんがお出迎えしてくれました。でもどう見ても部屋着のまま。まさか自力で西阿室まで来るとは思っていなかったらしく、突然の来客に驚いていました。そりゃ普通はあの坂を自力で来る人はいないらしいです、おばぁも途中、地元の車に言えば乗せてくれたのにぃ~って言ってくれました。でも自力で来ることに意味ありなのです。
そこからはいろいろ宿のおばぁが至れり尽くせり状態。次から次へと出てくるおもてなしの数々。お茶に黒糖に、お新香、バームクーヘンに、スイカまで。もうお腹いっぱいだよぉ~ってばかりに出てきました。正直、船の中で朝食を食べていたので、少々満腹状態でした。でもバームクーヘン以外はすべてたいらげ、バームクーヘンはこれから外出するときに、その先で食べようと思いました。
ってなわけで、今日の予定。宿を基点に加計呂麻島の北部を回ることとします。まずは加計呂麻唯一の滝を目指すこととします。おばぁ曰く、西阿室から滝までの道は、車では無理だけど、自転車ならどうにかなるんじゃない?って言われたので、まいっかと思って出発しました。でもその「車だと難しい」っていう意味。あとでこんな結果を招くとは・・・

7/16 加計呂間の洗礼。こんな悪路初めてです。

CIMG0084.JPG結果から言いますと、えぐい!えぐすぎの道でした。悪路の度を超えていました。おばぁは通ったことがないから、正確にどんな状況か分かっていないようでした(っとあとで他の島の人に言われました)。
未舗装ってレベルではなく、平らな箇所など皆無近いほどの悪路。岩がむき出しになっていて、自転車で走ることなんか不可能。自転車を押して進むことも困難なくらいでした。正直歩くのもままならない悪路。自転車は単なる重い荷物と化していたのでした。途中なんかは、誰も通ったことないんちゃう?ってくらいの道の状態で、正直このまま進んで行き止まりにならないだろうかと不安だらけになりました。だって来たこの悪路をまた戻るなんて・・・絶対嫌でした。
もうこの道は我慢我慢の連続でした。半ば想像はついていたのですが、多分この悪路。目指している滝近くの集落まで続くだろうと。案の定そのようで、結局延々悪路は続き、自転車には乗れない状態が続いたのでした。
悪路の終わり付近では、工事中のおっちゃんたちがこっちをみて笑っていました。っていうかみんな目が点状態でした。だってあの悪路を自転車でくるなんて!って感じらしかったです。その工事中の所から急にきれいな舗装路に変わり、今までと比べるとまさに高速道路状態。おっちゃんも「こっから先は高速道路さ~」って励ましてくれました。ここまで来るのにめちゃくちゃ辛かったけど、でもその一言がめちゃくちゃ嬉しかったです。そしてまさに自転車は高速で坂を駆け下りていくのでありました。

7/16 島の西側めぐり。滝に海に、坂道に・・・

CIMG0090.JPG舗装路になってちょっと安心しましたが、目指す滝は坂の上。でもさっきまでとは違って一応舗装されているので、自転車を・・・押して登ります(こいで登れる体力もう無いです)。結構急な坂だったのですが、急が故に距離はそんなに長くなく、結構あっという間に滝まで到着できました。
滝自体は落差20m程度でしょうか。そんなに規模は大きくありませんが、道路脇にあり、見つけやすかったです。残念だったのが、滝壺に入れなかったこと。道路脇に滝壺合ったのですが、少々下にあって、どうやっても降りるすべが見つかりませんでした。まぁ水遊びまでするつもりまでは無かったですが、せめて足ぐらい入れて、体を冷やしたかったです。
滝をあとにした先は、坂を登ったり下ったりしながら徐々に北側へと進みます。途中坂を下った場所には必ずビーチがあり、あまりに暑かったので泳ごうか迷ったけど、でもここではまだ我慢。今日は加計呂麻最北部のビーチで泳ごうと決めていたので、ひたすら自転車をこぐくとに専念します。目指すは加計呂麻最北部の実久海岸。まだまだ先は長いっす。

7/16 島の西部から東部へ横断。東部の集落の商店でまったり。

CIMG0157.JPGしかもその実久海岸。島の西側をそのまま北上して行ければ良かったのですが、いったん東側に出ないと北上できないので、泣く泣くやま山越えをします。加計呂間島は西部~東部にはかならず山がありますので、自転車につらいっす。でも登りがあれば下りもある。登りを耐え抜けばあとは下りと思うとがんばれます。
でも東部へ抜ける頃はさすがにボロボロ。とにかく水分をとりたくて、自販機を探します。そして自販機を見つけて、自販機でジュース買おうとすると、島のおじぃがそれ壊れてるよ~っていう。近くに商店あるから、っというので商店を見つけて飲み物を求めます。
そこには店のおばぁと近所のおばぁがいて、思わず話込んでしまいました。もう島のおばぁ、最高っす。話好きだし、明るいし。でも正直この商店で足止めされたのはいうまでもありません。でもそのかわり?にパンをもらいました。島の人って商売っけないね。またそこがいいんだけどね。それにしてもジュース1本買うのに30分以上かかってしまうとは、まさに島時間ですね。(買ったのは1分。話し込むこと29分って感じなんだけどね)。
帰りも寄っていけと言われているので、楽しみにすることにします。

7/16 実久海岸への道もまた険しいなり。

CIMG0100.JPG思わぬところで昼ご飯をGETし、一気に実久海岸を目指そうと思うと、商店の前の道は違うらしく、商店でそのことを聞いて助かりました。おばぁ様様です。正しい道に進むとやっぱりそこは坂道。ひぃひぃいいながら登ります。ここ最近は坂を自転車で登るとき、ずっと降りて登っているのでは、らちあかないからこう決めました。とりあえず日陰は降りて、日なたはこいで登る!そうすることにしました。これなら暑い日なたを短時間に抜けられ、涼しい日陰でのんびり休めます。それとなにより次の日陰まで!って明確な目標ができてやる気がわきます。でもずっと日なたのときもあり、そんときゃ意地でがんばりました。
そんな方針が功を奏して結構楽に実久海岸への坂をクリアすることができました。

7/16 加計呂間初の海。多少は期待していたのですが・・・

CIMG0111.JPG坂を一気に下ると海岸らしき場所に到着します。防波堤があってよく見えませんでしたが、防波堤の切れ間から海岸へ繰り出すと、そこにはビーチが広がっていました。結構広かったです。人は1組だけいましたが、けどこの広い海なので、あんまり気にならないです。
ここまであまりに汗をかきすぎていたので、とにかく水に入りたかったので、すぐに支度をして(水着はすでに着ています)、海へと向かいました。
海に入った瞬間、ヤドリ浜と同じ状態。グラスから水が浸水してきます。う~まともに潜れないっす。立ち泳ぎしながらグラスを修理しようとしましたが、奇跡的に浸水が止まってどうにか泳げる状態にまで至れました。
そしてようやく海の中を散策。しかし・・・ヤドリ浜と同じ状態の海の中にがっくり。珊瑚は死滅状態。悲しいほどの海の中の姿でした。魚はヤドリ浜よりは多かったですが、珊瑚礁の残骸が痛々しかったです。
それでもこの実久海岸。良いところもあって、とにかくクマノミの遭遇率が高かったです。珊瑚礁は死滅状態だったのですが、その中にイソギンチャクは生育していたので、それを住処とするクマノミにはいきるすべがあるのでしょう。クマノミ自体も、ハマクマノミとハナビラクマノミが多かったです。
それがこの実久海岸で唯一楽しかった出来事なのでした。ですので、そんなに長く潜らなかったのは言うまでもありません。

7/16 実久の吾妻屋でまったり。でも足はパンパン。

CIMG0113.JPG泳いだあともしばらく吾妻屋でのんびりしてました。連休前なのでだ~れもこないから静かでいいです。普段休みならもっと人がいるそうです。あまりに誰もいないので、ちょっと寂しかったり・・・まぁ体乾かすまでのんびりして、またあの坂を登って次の海を目指します。今度は商店の前で間違いそうになった道を行き、「芝」って海を目指します。
気持ちは前に進んでいるのですが、体(足)がさすがに疲労困憊で全然言うことを聞きません。まだ往復の往路しか来ていないのに、体が・・・それでもどうにか坂をクリアし、商店のおばぁオススメの「芝」って海岸まで頑張っていきます。ここまで来ると、坂じゃなくても足がかなりきついです。ちょっとの上り坂でも足が悲鳴を上げてかなり辛かったです。このとき、西阿室まで戻るのに、あの坂を登らねばならないことを、気づくすべはありませんでした。

7/16 芝海岸は・・・

CIMG0156.JPG芝海岸はなんか漁港の先にあるビーチで、トイレもなにもない素朴なビーチです。が、沖に船が停泊できる桟橋があるので、魚とか多そうなのかな?っと思うと、先客がいて、地元の人らしいが、ビキニ姿でモリをもって魚とっていち。すげ~かっこよかった。
しかし芝海岸自体は・・・まさに『・・・』でした。海の中にロープはられていて、沖に行けないでやんの。知らなかったので、泳いでいるとき、そのロープが顔面激突です。痛かったぁ。海自体は言うまでもなくイマイチ。珊瑚なんか殻もない砂地だし、魚も全然いない。よくこの海で漁していたなぁって感じです。早々と切り上げ、砂浜で体を乾かします。基本的に奄美大島側の海って、もちろんリーフはないですが、海の中自体もイマイチかも。写真で見たテーブル珊瑚のポイントはボートでしか行けないのかな?残念。
しかの砂浜の砂は熱くなって裸足で歩けないし、う~んあんまり良い思いはしなかったです。商店のおばぁ、本当にオススメなのか~?

7/16 帰りの商店でもまたまた、まったり。

CIMG0158.JPGいつものことだけど、島にくると島の人とよく話をします。今回の加計呂麻でも楽しく話をさせてもらっています。帰りもこの商店でもいっぱい話をしました。行きはパンをもらいましたが、帰りはアイスキャンディーをもらいました。ちょっと期待してましたけど。でも行きにもらったパン。賞味期限切れでした。1週間ほど。食べた後に気づきました。あえてそういうのをくれたのではないのはわかっていますが、そういうのを売っているのがおちゃめです。
私自身そうだけど、島のおばぁも話好きな人多いですね。結局帰りも30分以上この商店で捕まってしまいました。まぁ足やすめにはちょうど良いんですけどね。
さ~てここからとりあえず来た港、瀬相までもどり、そこから宿がある西阿室まで、山を一つ超えます。先はまだまだ長い! まずは瀬相まで、どんな感じなのでしょうか?できれば坂少ないといいなぁ~(普通海岸線の道って坂少な目なのですが、ここ加計呂間は別物です。海岸線でありながら坂が多いです。

7/16 港までの道。強烈な坂はないものの、ボディブローの嵐

CIMG0159.JPG正直、港までの道は強烈な上り坂こそないものの、登ったり下ったり、海に出る度その繰り返し。しかも地形がリアス式海岸状なので、目的地までの距離は短いが道のりはめちゃくちゃ長い。これだったら強烈な坂の方が楽です。今日ここまでの疲れもありますが、このボディブローのような坂道。かなりへこみました。しかもこの坂を越えて港に着いたとしても、そのあと待っている宿のある集落までの上り坂がある・・・ そう考えると途方に暮れてしまうのでありました。でも進まないと誰も助けてくれない。自分の足だけが頼りなのでした。
とりあえず瀬相の港まで。瀬相の港の先には商店が合ったはずなので、そこまで頑張ってそこで給水をとることとします。がんばるしかないっす。

7/16 商店その2と明日の予定。

CIMG0160.JPGボディブローを受けつつも、どうにか瀬相の港までたどり着きました。港に着いたときはまさにボロボロで、もう走れない!って感じ。とにかく水~!ってことで、港から西阿室へと向かう道にある商店へと向かいました。店に入るやいなや、『しばらく休ませて下さい!』って言ってしまいました。見るからに疲労困憊でボロボロだったみたいで、すんなり休ませてもらいました。
そしてこの商店で休んだことがこの先のターニングポイントとなるのでした。それはさておき1.5Lのペットボトルを買って一気に2/3を飲み干してしまいました。そこでようやく落ち着いたのでこれまでの経緯さどお店の奥さんといろいろ話します。そしたらまたここでもいただいちゃいました。今回は黒糖。疲労困憊の体には助かります。
結局この商店で1時間ぐらい休ませてもらって、いろんな情報を仕入れました。明日回ろうと思っていた加計呂麻南側の情報などいろいろ。そしてここまで至る自転車での大変さを話したら、南側はもっと大変という。しかも移動距離も今日以上になりそう。ってなわけで、商店の奥さんのおすすめもあって明日はレンタカーにすることにしました(ひ弱になりました)。ちょうど商店の目の前がレンタカー屋さんだったので、聞いてみたらどうにか空いているようなので、明日はレンタカーを借りることで決定!まっ1日休暇と考えます。あんま無理はしたくないので・・・
そんなこんなで商店にも1時間近くいたでしょうか。体は疲れ切っているけど、島の人との会話はやっぱり楽しいです。多少は西阿室までの坂道をがんばれる力をもらった気がしました。

7/16 土曜日はレンタカー。なので西阿室への坂もがんばれた

人間って現金なもので、明日レンタカーとなるやいなや、足取りが軽くなっちゃうものです。最後の坂を一気に越えて西阿室へ。しかーし、ここで気になることが。泊まるのは島の西側。レンタカー屋さんは山の向こうの東側。離島なので送迎などしてくれるわけもなく、どうやって宿とレンタカー屋を往復するか悩みました。そんなとき、自転車で走っているときにたびたび目にしたバスに注目しました。バスは必ずフェリーの時間に合わせて走行しており、もちろん宿のある西阿室と港も結んでいます。ってことで西阿室と港とはバスで移動することにしました。明日(土曜日)は禁自転車です。車で行きたいところ、商店の人に進められたところ、一気に回ります。
まぁ2度目の坂越えなので、レンタカーの気分的な効果もあって、結構難なく坂を登り切れたのは言うまでもありません。

7/16 ちなみに西阿室って・・・

CIMG0172.JPG今日と明日宿泊する加計呂麻西にある西阿室は夕日がキレイでとても有名。なのでそれだけで今回泊まるエリアを決めたのでした。あんな坂があるとは思わなかったけど。宿自体にはどうやら私一人だけみたいで、あまりこのエリアまで来る人は少ないようです。宿はほかに2軒あるでしょうか。静かでいい町です。そしてその夕日を見るため、シャワーを浴びたら夕食前に港へとでます。もちろん西阿室の港ね。
港の大きな防波堤で夕日を眺めましたが、さすがにかなりいいです。夕日が水平線に落ちていくだけでなく、無人島など周辺の島々のシルエットも最高。写真を撮りまくったのは言うまでもありません。ホント、ロケーションは最高の宿でした。ただ旅している人が見あたらないのは残念でした。今回の旅をレポートして、もっと多くの人に来てもらわないと。
静かでのんびりできて、離島好きの私にはかなりお気に入りの町かもしれません。瀬相の港からここまで来る足があれば・・・(バスに乗ればいいんだけどね)。

7/16 宿の夕食はかなりいい!もう食べられない!って感じ。

CIMG0180.JPG今夜の夕食。まずこの宿を予約するとき、電話で『夕食、魚にしますか?肉にしますか?』って聞かれました。驚き反面、行く前からいい感じの宿だなぁ~って思いました。私は迷うことなく『魚!』ってお願いしてあり、出てきた料理の多さに驚いた。
刺身あり、グルクンの空揚げみたいな魚あり、さざえの壺焼きあり、アワビみたいなのあり、ラフテーみたいな豚肉の角煮あり、他にもまだまだありました。それが一品一品、味が家庭的で美味しいんです。食は大満足!だけど宿に他の宿泊客がいないから寂しかったのと、宿のおじぃおばぁも一緒に食べたりすることなかったので、ずっとテレビを見てました。少々寂しい。
結局夜は疲れていたのもあって、すぐに寝てしまいました。ちなみに部屋は4畳半のものが3部屋ありました。コインクーラーでしたが扇風機があったので助かりました。でも部屋の中の方が屋外より暑いのが辛かった。外はホント涼しかったです。そうそう、この夜、闇夜だったので星がめちゃくちゃキレイでした。星座さっぱりわからんぐらい。天の川もキレイでした。そのまま外で星を見上げながら寝たい気分でした。港の防波堤で寝転がって夜空を見上げたのでありました。(きちんと部屋で寝ましたよ)。

2004年07月17日

7/17 加計呂麻の朝。今日はレンタカー。楽々うきうき。

やっぱり自転車でこがないでいいと思うと、気分的にも楽でいいですね。しかもレンタカー屋さんまでもバスで移動・・・自転車がある意味性がないような気がするのは私だけか・・・まぁ今のところ、宿の置物ですが、いつか活躍する日も訪れるでしょう。。。でも奄美戻った後もレンタカーでの移動になっているようないないような。。。
ともあれ、港行きのバスが、10時過ぎなので、それまでのんびりすることにします。バスはフェリーの到着する20分前ぐらいに出発するので、フェリーが1日4便あるので、バスも4往復はあります。なので、結構気楽に移動できます。10時すぎに宿を出てバスに乗ると、10分後には港へ!ちなみにあらかじめ「ここで降ろして」っというと、降ろしてくれるし、手を挙げれば停留所が無くても停まってくれます。島のバスって融通が利くから良いものです。

7/17 レンタカー。島っぽくて超アバウト!

CIMG0010.JPG自転車で1時間近くかかった道のりを、バスだとわずか10~15分。やぱり文明の利器です。港へ行く途中にレンタカー屋さんがあるので、途中で止めてもらい、いざレンタカーを!
レンタカーのお店の人には昨日話をしてあるので、スムーズに借りることができました。だけど、書面に住所や名前を書いただけで、やれ免責がどうだの、やれ保険がどうだとかの話は一切なし!いきなり「あれ」って言われて終わりの、超アバウトなレンタカーの貸し借りでした。いいんか~?こんなんで。良いんでしょう。離島だから。ってなわけで、この日借りたのは、軽で、エアコンもきちんと効きます。とりあえず走れば良いので、あとは贅沢言いません。手動ウィンドウでも・・・

7/17 まずは商店の奥さんに勧められた秋得先の海へ。

0717CIMG0001 (18).JPG瀬相の商店の奥さんが、リーフがきれいだよ!って教えられたスポットへ。それは、秋得と呼ばれる集落から、林道を進んだところにあり、砂浜などはなく、とても「泳ぐ」とか「海水浴」とかとは縁遠い場所です。
さっそく行ってみると、まず驚いたのは、舗装路なし、ガードレール無し、道はがたがた、ハンドルきり間違えたらそのまま海へどぼん!っというような道。正直、この先ホンマにいい海あるんかい?って思ってしまうほどでした。でもいざ行ってみると、そのリーフの素晴らしさには驚きでした。しかもエントリーしてからすぐにリーフって感じで、素潜り派の私にはかなり燃える海でした。珊瑚が期待できない加計呂麻の海なので、リーフは是非とも期待したいものです。その結果はいかに?

7/17 秋得の海。人知れない場所で、素潜り満喫!

0717CIMG0001 (22).JPGやっぱり地元の話は正しい。潜って最高でした。昨日はあまり良い思いをしなかったので、どうかな~?って思っていましたが、今日潜って、いきなり加計呂麻の海最高!って感じになってしまいました。
リーフの状態は、粟国に近く、ちょっと流れはあるけど、エントリーは比較的楽でした。リーフエッジの切り込みがおもしろく、深さもあってかなり楽しめました。
ただし~エントリーするまで、つまり浜に降りるまでが大変でした。結局、岩場をなんとか降りていく感じ。普通の人は行かない方が賢明かも?帰りなんか、フリークライミングののりで岩場を昇りました。でも岩場あるところに、いいリーフあり!これは結構確実です。
かなり楽しかったです。

7/17 観光地巡り。ここってあの映画のロケ地だったの?

0717CIMG0001 (44).JPG加計呂麻自体に予備知識なしで来ています。秋得からさらに南下してたどり着いた場所は、デイゴの並木がきれいらしいと言う場所。今時期、デイゴの花が咲いていないので、そんなに「キレイ」って感じじゃなかったけど、並木としてはとってもキレイでした。
でも近くの整備された公園を見ると、なんか「ロケ地」って文字が。なんとここは寅さんの映画のロケ地だったのでした。実を言うと、私は寅さん系映画を1本も見たことがなかったのです。なので、予備知識以前に、その表示を見ても「だから何?」って感じでした。普通なら感動するのでしょうか?まぁ知っている人なら感動するんでしょうね。私が粟国島行って、ナビィの恋スポットで一喜一憂したように。

7/17 加計呂麻最南端の海へ!気に入って3時間も居座る!

0717CIMG0001 (49).JPG寅さんロケ地からさらに南下。加計呂麻の最南端のビーチへと向かいます。ここも商店の奥さんに勧められたビーチ。さっきの秋得が良かったので、ここも期待です。名前は「徳浜」。加計呂麻でかなり有名なビーチです。ここはリーフが明確にあって、インリーフはかなり浅めでプール状態。リーフの外はかなり難易度高そうですが、結構期待できそうです。私はインリーフには目もくれず、一直線にアウトリーフへと向かいます。

7/17 徳浜の海で遊びまくり!

0717CIMG0001 (71).JPGそしてアウトリーフの1カ所に、外海の波が入り込まない絶好のポイントを見つけ、そこからエントリーします。すると・・・かなり良い!特にリーフエッジに波が打ち付けて、海の中から見ると、とても幻想的な景色に。まぁその反面、波が荒く危険なんですけどね。でも慣れっこです。その波が入り込まない部分から外を出ても魚が一杯。珊瑚礁はテーブル珊瑚が少々見受けられる程度で、そんなに珊瑚の森にはなっていません。でも魚はとても多く、潜っていて楽しいです。波の入り込まない部分と外海を行ったり来たりして、めちゃめちゃ楽しみました。さすがに商店の奥さんのオススメ。満喫です。
このあとも、インリーフを泳いだり、砂浜でぼぉ~っとしたり、充実した3時間を送ることができました。ちょっと長居しすぎてあとの予定が気にかかりましたが・・・
ちなみにこのビーチも寅さんの映画のロケ地になっていたようです。よくわからないけど。。。

7/17 安脚場って言う場所。戦争の痕・・・

0717CIMG0001 (111).JPG3時間のんびりしたあとは、比較的徳浜の近くにある安脚場へと向かいます。
加計呂麻には戦争の爪痕も残っています。その代表的な場所が安脚場。ここには砲台跡と弾薬庫の跡など、戦争の匂いを感じさせる場所なのです。
安直に、海の近くにあると思ったら、砲台なだけど、山にあり、今日は本当にレンタカーで良かった!っと思いました。ここまで走っている時も、自転車じゃ無理!っていう道ばかり。やっぱり加計呂麻は車がオススメです。
話は安脚場に戻して、坂を上りきると安脚場の駐車場にたどり着けます。少々わかりにくいですが、進むだけ進めば到着できます。やっぱり安脚場についたらまず最初に見たいのは砲台跡。しかし予備知識も当然なく、しかも駐車場にあった案内図もろくに見ないで安脚場の園内に入ったので、もはや迷子状態。全然砲台跡は見つかりません。弾薬庫はいっぱい見つけたのですが・・・コンクリートの跡などが多くあり、これが砲台跡かな?っと勝手に決めて帰ろうとしたのですが、その途中にここは未だ行っていない!って場所があって行ってみると・・・まさにそこが砲台跡でした。
最後かよ・・・でもいかにも砲台を置いてあったって場所で、結構感動しました。中にも入れたのですが、さすがに聖域的な感じがあったので、外から眺めるだけにしました。加計呂麻には他にも戦争の面影を残す場所があるらしい。商店の奥さんも是非見てみて!って言っていました。
でもそんな戦争のあとだけじゃなく、ここからの景色はとてもきれいなので、ぼぉ~っと景色を眺めるのにもいいかもしれません。

7/17 ビーチ巡り。さすがに土曜日。昨日よりはるかに人が多いです。

0717CIMG0001 (127).JPG安脚場のあとは、加計呂間の南のビーチ巡りをすることとします。
昨日は北部のビーチ巡りをしたのですが、今日は土曜日。昨日よりはるかに多い人間をビーチで見ることができました。いろんなビーチに行ったのですが、昨日なんか人っこ一人見なかったのに、この日はどこ行っても誰かしらいました。やっぱり海の日3連休の影響ですね。
まず安脚場の次に行ったのは渡連海岸。弧を描くビーチで、人でもそこそこ出ていました。目の前に奄美大島が見えて瀬戸内海のような海でした。
次に行ったのがスリ浜。ここはペンションなどの食泊施設もあって、プチリゾート的に作られていました。人出も他のビーチよりはるかに多かったです。このスリ浜。大したビーチじゃないんですけど、今回の加計呂麻の中で最も多くの人を見たような・・・そんなにめぼしいビーチじゃないんですけどね。やっぱ施設がないと人が集まらないのでしょうか?ちょっと寂しい。
そんなこんなでひたすらビーチ巡りをした加計呂間での午後のひとときなのでした。

7/17 行くつもりは無かったのですが、魔が差して行ってみた場所は?

0717CIMG0001 (135).JPG一通りのビーチ巡りをしたあとは、本当に、行くつもりは全くなかったけど、何故か行かないと!っと思った場所へ。それは「文学碑」がある場所で、あまりそういうのには興味がなかったのですが、なんか行かないと!っと思ってしまいとりあえず行ってみました。
文学碑自体は全然対したこと無かったのですが、その先の遊歩道を進んでみると・・・やっぱ何もなさそう!っと思ってUターンをしようと思うと、なにか看板の裏を遠くに見つけました。その表を見ると同時に、あるものを発見しました。それは戦争に使われたらしい船の格納庫。船の多分レプリカもおさめられており、かなり驚かされました。
ここにも戦争の痕があるとは・・・でも本当に来て良かったです。これも商店の奥さんが勧めていた場所で、明確に場所とか名称とか知らなかったのですが、何故が引き寄せられてしまいました。こういうところが「旅」っぽくて好きです。

7/17 最後にこれも商店の奥さんに勧められた道を走りますが・・・

0717CIMG0001 (139).JPG商店の奥さん、ありがとう!ここまではとても楽しかったです。でも最後に訪れたこの道は・・・どこがオススメやねん!
というのも、西阿室へ戻る島の西側にきれいな道があるという情報を聞いていたので、車で行ってみたのが始まりでした。どんな絶景かわくわくしていました。が・・・
めちゃくちゃ山道で、景色なんて全然見れないじゃん。とにかくいひたすら登る、登る。そのくせ展望台とかないし、道からも景色を見下ろせない。道自体も舗装こそされているものの、ほとんど誰も通った形跡がなさそうな道だし、しかもいかにも崖崩れの前触れのような落石の跡(車が通れる程度の落石)がそこいら中にあったのです。
Uターンもできなさそうな道が故に、もし本当の崖崩れがあったら、わたしはひたすらバックで戻るのか?とか、もしここでエンジントラブルなので、車が動かなくなったら私はどうなるのか(携帯もちろん繋がりません)。などとどんどん不安が不安をあおり、ネガティブなっていきます。確かに途中わずかに見下ろせた景色は素晴らしかったですが、それ以上に早く帰りたい。早くきちんとした道に戻りたい!って気持ちで一杯でした。
ここはあまりオススメできない道なのでした。まぁ昨日の悪路よりマシですけどね。でもこの道を抜けると、なんと宿のある西阿室へと出たのでした。あらゆる意味でほっとしました。

7/17 西阿室から港へ。やっぱり商店によって今日1日の報告!

0717CIMG0001 (141).JPG西阿室に戻っても、結局レンタカー自体は瀬相の町で借りたのでまた山を越えなければなりません。
でも西阿室から港まで、自転車でないとこんなに楽だとは。でも軽自動車なので、かなりエンジンがウィンウィン鳴っていましたけどね。今日1日エンジン分回してご苦労様でした。
その西阿室から港へと抜ける道を越えると、すぐにレンタカー屋さんと商店の交差点へとつきます。レンタカー屋さんで車を返して(車を置いて、「返しました!」って言うだけ・・・)すぐに商店へと向かいます。今日1日の報告です。
とにかくありがとうの一言につきます。オススメスポットがことごとく、私にはヒット!でしたかえら。確かにあの道だけは、これがオススメか?って場所もありましたが、相対的にはかなり意見を頂いて助かりましたから。
ここでもビールを2本飲んでいろいろ話をしました。そしてここでまた助言を頂いたのですが、次の日、日曜日の予定。最初は予路島に日帰り、請島に泊まりって思っていましたが、悩んだあげく、請島は船から見るだけにして予路を日帰りって感じにしようと思いました。結果、名瀬に日曜の夜に戻らなければならず、日曜の夜だけ宿をとっていなかったので、宿の予約と、月曜と火曜のレンタカー予約と大忙しです。何故に大忙しかというと・・・宿に戻ると携帯が繋がらないからです。この商店のエリアなら繋がるので、連絡事項は全てこっち側で行わないと行けません。とにかく今回の加計呂麻では携帯の「圏外」に苦しめられました。

7/17 宿に戻ってもまた一人。隣の宿は結構人がいるのに・・・

0717CIMG0001 (142).JPGこの日は港近くの商店で時間をつぶして、奥さんに別れを告げて(明日は朝7時台の船で奄美に戻るので)、バスが来たら西阿室行きのバスを手を挙げて止めて、バスで宿まで戻ります。
宿に戻るとちょうど隣の宿の人たちがどっから戻ってきました。へぇ~こんなに人いたんだ~っと思いましたが、結局うちの宿は私一人。う~ん、なんででしょ?なんか他の宿はツアーとかで提携しているのかな~。昨日に続いて今晩も寂しいです。
でも料理は今夜も美味しかったので、大満足。今夜はめちゃくちゃ美味しい海老フライに、煮魚。あとは貝類があって、刺身、あとみそ汁が最高に美味しかった。本当に食事には事欠きませんでした。宿のおばぁ、本当にありがと!って感じ。
でも夜は暇でした。今夜もテレビをずっと見ていました。わたしが一人でテレビを見ていて、普段のくせで、テレビに突っ込みを入れていると、おばぁが「誰か他にいるの?」って心配そうに顔を出してくる始末。おばぁごめんなさい。一人ボケ突っ込みするタイプなんです。
今夜も夜空を見上げながら散歩して、そして眠りへとつきます。明日のは朝7時台の船で奄美に戻り、予路に日帰り。そのままバスに乗り継ぎ、名瀬に泊まります。明日は移動・移動・移動になりそうです。

2004年07月18日

7/18 加計呂麻最後の朝。

0718CIMG0001 (2).JPG今日、日曜日は朝一番(朝7時台)のフェリーで奄美の古仁屋に戻ります。そしてそのままフェリーを乗り継ぎ、今日はさらに離島の予路島へ。請島は残念ながらフェリーから見るだけにします。請島は何もなさすぎるという噂だったので。
予路島にはそこそこ見所もあるようでしたので、残念だけど予路島だけに絞ることにしました。基本的に日曜日だけ、日帰りできるので、今日予路島へ行くのを逃すわけありません。
それにしても朝のフェリーが早い。なので宿にも朝食いらないことを行ってあり、朝6時55分には西阿室を出てしまいます。慌ただしい朝です。おかげで洗濯物、全然乾いていない状態でしまうハメに。まぁ仕方ないけど。最後に宿のおじぃとおばぁに別れを言って、バス乗り場へ!結局自転車はすぐに折り畳んでしまったので、今日も乗る機会が・・・単なる大荷物と化してしまったのでした。

7/18 フェリーで古仁屋へ。やっぱり古仁屋は大都会?

0718CIMG0001 (7).JPG加計呂麻に比べると、古仁屋は大都会ですね。戻ってみると改めてそう思いました。人も多いし・・・さて、朝早いフェリーなんのですが、予路行きのフェリーは朝10時。古仁屋に到着したのが8時なので、2時間暇です。まず古仁屋でしなければならないのが、荷物を預かってもらえる場所を探すこと。さすがに日帰りするのに、大荷物を持って行くのはばからしい。古仁屋の港で聞き込み開始です。すると、どうやら海上タクシーの事務所で預かってくれるとの情報が。行ってみると、なんと1日100円で預かってもらえました。本当はタダで預かってもらいたかった(加計呂麻ならタダで預かってくれると思う)のですが、まぁ100円なら仕方ないでしょう。あとは食事。今食べる朝飯と昼、島で食べる昼飯を。コンビニの焼きたてパンを買って、あとは時間をどうつぶすかです。さぁどうしましょ?

7/18 港の目の前、Aコープでまったり。

0718CIMG0001 (9).JPG港の前に、Aコープがあり、そこに併設されてフェリーのチケット売場があるので、そこで時間をつぶすことにします。ちょうどAコープの前に、テントが張ってあり、そこで小さな売場を朝から開いていたので、その場所に便乗することにします。ここでまたそのお店の人と仲良くなり、しばらく居候させてもらうこととします。さすがにここでは加計呂麻のように物をもらうことできませんでしたが(雑貨店だったので)、いろいろお話させてもらいました。本当に奄美の人って人当たりが良いですね。すぐにうち解けます。結局チケットが販売される時間までここで過ごさせていただきました。そして9時過ぎ、チケット売場が開いたのを確認して、お店の人にサヨナラします。さぁ目指すは予路島。

7/18 予路島へのフェリーは小型。だけど居心地は良いです。

0718CIMG0001 (10).JPGフェリー乗り場は、加計呂麻行きのフェリーとはちょっと場所が異なり、Aコープからは離れた場所になります。海上タクシーの事務所に近いので、帰りは楽です。っというのも、帰り。港に到着するのが午後5時17分。そして名瀬に戻るバスが5時半なので、かなりぎりぎり。しかもバス停と港とはちょっと離れています。なので、船着き場と荷物を預けている場所が近いと助かります。そしてフェリー自体は、小型だけど、客室は全て大部屋になっていて、寝て過ごすことができます。っというのも、加計呂麻行きのフェリーは全て椅子席だったので、寝転がることができなかったので、寝転がれる大部屋は助かります。フェリーに乗り込んだらまずは場所取り。壁際の場所をとってあとは横になって休みます。

7/18 請島には2つの港。その町の様子は?

0718CIMG0001 (18).JPG請島まではフェリーで30分強。そんなに大きな島じゃないんだけど、何故か2つ港があり、このフェリーは両方の港に停泊します。なんで2つも港があるのか?
請阿室という港が最初に停泊し、もう一つ、予路の途中に停まる池地って場所はそこそこ建物はあるものの、対して請阿室と変わりません。しかも両方の港へつくや否や、猛烈なスコールが。こりゃ、島に上陸するな!ってことやね。っと勝手に思いました。残念だけど今回は見るだけにしておきます。請島は。

7/18 請島から予路島までは景色がかなり良い!?

0718CIMG0001 (29).JPG請島の港は閑散としていましたが、2つ目の港を出港して、予路島へ行く途中の景色は、かなりいい感じでした。まずは予路島の断崖絶壁。緑に覆われていてとてもキレイでした。天気もこのころには雨も上がって、完全に晴れ上がっていたので、海も、山も、緑もとてもキレイでした。皆にすら降りないで請島をあとにしてしまったので、ちょっと後悔?反面アップダウンが強烈なことも、船からわかったので、行かなくて良かったと思うこともありました。
そして請島を抜けると、予路島との間にあるハンミャ島の近くを通り過ぎました。このハンミャ島。無人島で、島には小さな丘(山)があるのですが、その山まで白い砂浜が盛り上がっていて、かなり印象的な姿の島でした。ちょうど慶良間の座間味島~阿嘉島にある、嘉比島に近い感じがありました。離島好きの私には行ってみたい!衝動に駆られましたが、ただでさえ、こんかいは予路島の日帰り。そんな時間があるわけもなく、泣く泣く諦めたのでありました。そして船はハンミャ島を通過し、一路予路島の港へと向かいます。

7/18 予路島到着。とてもほのぼのした良い島。

0718CIMG0001 (34).JPGちなみに予路島には自転車は持ってきていません。港に置いてきました。なので予路島での移動は徒歩になります。
さてその予路島。港もきちんと整備されていて、請島よりは規模が大きそうです。とてもきれいな港で、きちんと待合い施設もあります。ちなみに古仁屋~請島~予路島で降りる人は、請島で2,3人。ここ予路島では10人強と、予路島で降りる人の方が圧倒的に多かったです。多分どちらの方も、私と同じ日帰りって感じでした。
それはさておき、とりあえず上陸したら集落を散策することにします。予路島の集落はとにかく道がキレイ。舗装とかでキレイ以上に、雰囲気が最高。見るからに「ほのぼの」って感じで、歩くの楽しいです。どの道もベストショット!って感じで、道ばっかり写真を撮りまくりました。集落に隣接してビーチもありますが、そこはいまいち。また港に隣接しているので仕方ないでしょう。とにもかくにも、集落はとてもいい雰囲気なのでした。

7/18 予路島の集落ってこんな感じ。

0718CIMG0001 (39).JPG集落の大きさは阿嘉島より一回り小さいくらいかな?でもそれなりに集落を形成しています。八重山の離島の方がもっと集落的には小さいですね。なので歩いて回っても十分な広さです。集落には学校も郵便局もありましたが、商店がちょっと見つけにくい!結局3軒見つかりましたが、1軒はやっているかやっていないかわからず、もう1軒は店は開いているのですが、人の気配なし。そして3軒目にやっとひとの気配があったので、とりあえず飲み物を買いました。
しかし、その飲み物。内地ではまったく見ないようなわけの分からない飲み物が多く、しかもかなり古い!これ何年前の?って感じのものが多く、結局7upを買いました。が味は・・・恐くて缶の底の製造年月日を見ることができませんでした。

7/18 集落一巡り。島の反対側の海を目指す。

0718CIMG0001 (54).JPG一応集落は一通り回ったのですが、いかんせん予路島の地理が全く分かりません。そこでまたまた聞き込み。すると多分島に泊まっている観光客なのですが、いろいろ教えてもらいました。中でも島の反対側に抜ける道。その道を抜けるとビーチがあり、そこに群生するソテツがきれいだというので、行ってみることに。
山を一つ越えるので、普通の人で1時間片道かかるそうで。私なら40分で行けるんじゃないの?って言われました。さっそく行ってみることとします。絶対40分以内で行ってやる!なんてね。その前にソテツって名前は聞いたことあるけど、どんな植物か正直わかりません。なので群生って言われても・・・見て分からなかったりして?
島内での移動は徒歩なので、そんなに広範囲に動くことはできないので、1点主義でまずはその海を目指します。

7/18 反対側へと向かう道はかなりの上り坂。途中地元の海人に出逢う。

0718CIMG0001 (58).JPGその海へと続く道は、ちょうど学校の裏の道で、学校の角を右に曲がるとそのまま山側へと続く道になります。ほのぼのして、ここもいい感じの道でした。すると、徐々に上り坂になってきて、しばらく歩いて振り返ると、予路の集落が一望の場所まで行きました。ここも阿嘉島のニシ浜へと続く道に近いものがありました。
しかし阿嘉島の道と違ったのは、その坂の長さなのでした。さすがに一筋縄ではいかない道。加計呂麻同様、延々続く上り坂。いつまで経っても頂上は見えません。歩いて登るだけでも汗だくです。
しかも登り切っても下るときも自転車とは違い、自力で歩くので、汗は引かないでしょう。そんなこんなで坂を上りきり、下り始めるとそこでいかにも地元の海人に遭遇。三角の帽子に長いモリを持ったおじいさん。「どっから来た?」とか「今日の海はどうだ?」とか「あそこはいいぞ」など、ちょっとの間でしたがいろいろ話しました。相変わらず奄美の人は温かい人ばかりです。そしてそのおじいさんをあとにして、先に坂を下ることとします。徐々に見える海の絶景。やっぱり見下ろす海は、奄美全てのエリアでとてもキレイです。

7/18 港の反対側、海の到着。心地よい風が迎えてくれました。

0718CIMG0001 (61).JPGそのおじぃと別れてからはずっと下り坂だったので、あっという間にその海のエリアまでたどり着いてしまいました。
島の反対側は風があって、とても心地よいです。ちょど太陽もかげっていたので、休息にはとてもいい状態でした。海自体は砂浜もあるけど、岩がごつごつしていて海水浴!って感じではありません。干潟での貝拾いや、さっきの海人のように、魚取りにはいいのでしょう。ですけど、リーフがとても近い!今日は潜るつもりはなかったのですが、潜る状況が整っていれば、確実に潜っていたでしょう。いかんせん今日はそのまま古仁屋に戻るだけでなく、名瀬まで戻るので、シャワーを浴びない状態で名瀬までいくのはどうかと・・・でも本当に潜りたい!っと思わせる海なのでした。まぁ暑かったのもありますけどね。

7/18 大自然が豊かで多分ソテツの群生も見つけられた?

0718CIMG0001 (71).JPG結局、しばらく海でぼぉ~っとして、さっきのおじぃも海にやってきて、また一言二言話て、またぼぉ~っと。水平線を眺めるだけの時間をしばらく過ごしていました。
海をそこそこ楽しんだら、今度はそのソテツとやらを見つけることに。結局ソテツってどんな形かわかりませんですが、なんとかく同じ植物が群生している場所がいっぱいあったので、まずそれのことなんでしょう。
それにしても予路島はとにかく自然が豊か。緑がとてもキレイで、まさに自然が生きているという感じで見ているだけでも気持ちよかったです。加計呂麻以上に自然が豊かで、予路島は良い島です。これであとは潜れていれば・・・次来るときは予路島に泊まって潜りたいですね。海人のおじいちゃんにも今度は泊まりに来な!って言われましたしね。

7/18 帰りの坂。加計呂麻でも同じでしたら、帰りは結構楽。

0718CIMG0001 (79).JPGさすがに泳げない状況で海をぼぉ~っとしていると、徐々に泳ぎたい衝動に駆られてきて、ぼぉ~っとしているのも辛くなってきます。まさにジレンマですね。それに今日は日帰りなので、そんなに時間的に余裕があるわけでもなく、結局その海には1時間強居るだけにとどまりました。そしてまたあの坂をチャレンジしに行きます。
でもね、本当に、坂道って帰りは「もう終わり?」って感じになるくらい楽なのです。不思議ですね。途中途中で景色を見下ろしたり、脇道に入って違う景色を楽しんだり、帰り道もかなり楽しかったです。
中でも途中、2台のトラクター、もちろん地元のおじぃが乗っていたのですが、すれ違って、そのうち一人に「海から歩いてきたの?」という問いかけに「うん」っと堪えたら「ありゃ~」だってさ。その驚き方がおもしろかった。どうやら普通は歩いて海まで行かないみたいです。普通は宿か何かの車に乗せてもらって行くようです。

7/18 結局帰りの船まで2時間。穴場?のビーチを発見!?

0718CIMG0001 (96).JPG結局集落についたとき、海で過ごした時間が短かったせいか、出航までまだ2時間もありました。集落は一回りしたので、少々暇です。でもこれ以上汗をかきたくいないので、港の日影でのんびり涼をとることとします。
それにしても2時間もぼぉ~っとするのはもったいないので、港周辺を散歩したりします。すると岩場を登れる場所があり、がんばって登ってみると、そのままその反対側へ降りれるようです。するとそこにあプライベートビーチがありました。港の近くなんですが、そこそこ泳げそうです。先客が泳いでいましたから。集落近くのビーチよりこっちの方がオススメですね。でも結局岩場を上り下りしたので、また汗をかいてしまったのは言うまでもありません。
ちなみにその海は、港の桟橋の先からも見ることができます。港から見ると、近そうなのですが、実際岩場を越えるわ、港を一回りするわ、道のりは結構遠いです。でも港で時間があまったときにはオススメのビーチです。

7/18 帰りのフェリー。爆睡。

ちなみに予路島へのフェリーは、予路についたらそのまま帰りの時間まで停泊しています。なので、少々早めの時間でも乗り込むことが可能です(っとはいうものの常識的な時間でしか乗り込めませんが)。
そういうわけで、ちょっと早めに船に乗り込みました。人もいなくて時間も余っていたので、横になっていたら気づいたときは請島の予路寄りの港でした。やれやれです。
そこでおかしなことを発見。予路では携帯がずっと圏外、請島の古仁屋寄りの港でも圏外。でもこの予路寄りの港では3本たっている。なんでや~!っと思いながらも、溜まりに溜まった旅行記を書き上げようとがんばりました。
しかし、出航後いざ登録しようとするとすぐに圏外。港だけ圏内でちょっと離れるとすぐに圏外になってしまいました。とにかく加計呂麻といい、予路といい、請島といい、携帯の圏外には泣かされています。でも完全に外界と切り離せるって意味ではいいんでしょうね。

7/18 古仁屋到着。奄美の交通は時間ぴったり。

0718CIMG0001 (99).JPGそんなこんなで結局、帰りの船で記憶があった時間は何分だったでしょうか?予路島~請島~古仁屋の間で、請島の予路寄りの港以外、記憶がありませんでした。気づけば古仁屋港近くでした。
古仁屋に戻ったときは、夕時で、きつい夕日が射し込んでいました。バスまでの時間がそんなに無かったので、港についたらすぐに海上タクシー屋さんへ行き、荷物を受け取って、自転車爆走です。フェリー~バスの乗り継ぎ時間、時刻表ではわずか13分。船はとかく到着が遅れるものですが、時間通りついたのが助かりました。結局、5分足らずでバス停についてしまい、時間は十分だったのでした。
それにしても、バスもそうでしたが、船も、時間にはとても正確。出発も到着も遅れること全くなし。アバウトな面が多い島なのに、こういうとこだけはしっかりしているのが、とても関心です。おかげで助かりました。
いの一番にバスに乗せてもらい、あとは名瀬までのんびりするだけです。古仁屋から何故まで一気に戻ります。

7/18 名瀬に到着。やっぱり名瀬は大都会?

名瀬までの道は、行きにいろいろ見ているので、特に目をみはることはせず、自然に風景を眺めていました。ここでも感心したのが、バスの運転手さん。後ろに車が来ると、すぐに譲ってくれます。こういうの関心しますね。内地のバスなんて絶対にゆずりませんからね。本当に奄美の人っていい人ばかりです。
そんなこんなで1時間半かけて名瀬に到着。バスの終点(営業所)と今度の宿は近いので助かります。ちなみに名瀬には2泊する事になりましたが、2連泊宿が取れなかったので、今夜と明日では違う宿になります。まぁいろんな宿を楽しめるのはいいですけどね。ちょっとめんどくさいけど。名瀬での2日間は、レンタカーでいろいろ巡ります。なにせ、奄美大島は加計呂麻よりはるかにおおきいですからね。自転車じゃ時間足りません。っていうか、加計呂麻島でレンタカー使ってしまった時点で、完全にへたれてしまいました。
まぁ奄美エリアのアップダウンは侮れないってことでしょう。

7/18 宿はいかにも昔のたたずまい。安宿らしいです。

0718CIMG0001 (100).JPGそして今夜の宿に向かいますけど、名瀬には宿が多いので、今日明日ともに素泊まりの安宿を選択。今夜の宿もあらかじめ予約してあった明日の宿の人に紹介してもらった宿なんで、値段の意味では最適。宿自体は安宿らしくぼろっちいけど、そんなのは慣れっこ。逆にきれいだと安宿らしくないので、なんか違和感感じるけど、ここは違和感感じません。
宿自体はいかにも安宿。部屋はいかにも一人暮らしの男性の部屋的。4畳半で、布団をひいたらいかにも神田川の世界。でもエアコン完備だし、テレビに、しかも冷蔵庫まである。これは居心地いいかも?でもこの安宿。泊まるだけで、どうも宿泊者同士がつどう場所が無いみたい。まぁ名瀬は都会なので、そういう面は割り切ることとしましょう。
でも名瀬の宿はドミトリー(相部屋)はほとんどないらしく、安宿でも個室でしたね。そこが沖縄とかとは違うのでしょうか。名瀬みたいな大都市だと、ドミトリーより個室の安宿の方がいいんですけどね。ちなみに沖縄本島でもドミトリーより個室の宿の方が、私的には好みです。

7/18 名瀬の町。宿での時間。

0718CIMG0001 (102).JPG宿に荷物を置いて、落ち着いたら、とりあえず名瀬の町に出ることとします。今夜の食事とビールをgetするために。
名瀬の町は来るときにバスの乗り継ぎである程度歩いているので、いまさら目新しい部分はありませんが、とにかく人が多かった(っていうか、今まで人がいなすぎた!?)。
でもさすがに海の日3連休。観光客がいっぱいでした。でも名瀬の町ですることは一つ。食材とビールの買い込み。素泊まりで部屋にこもる宿の場合は、やっぱりほか弁ですね。あとはコンビニでビールと水とか買って宿に戻ります。あとはこの旅行記の大量更新を見れば分かると思いますが、ひたすら旅行記を書きまくっていました。
部屋ではエアコンをフルパワーで活用し、ビール片手にテレビで阪神戦を観戦しながらのんびりすごしていました。まさに一人暮らしのぐ~たら生活。阪神も勝利し、そのまま寝てしまっていたのは言うまでもありません。至福の夜の一時なのでした。
明日は本格的に奄美大島めぐりを行います。ちなみにレンタカーは加計呂麻に居るときに、すでに予約済みで、明日・明後日の2日間借りようと思います。奄美大島は大きいので、明日は名瀬の北側。明後日は名瀬の南側を周回することとします。最終日は空港に戻るので、空港は北側だから、明後日北側の方がいいと思われますが、奄美大島の北側は海が多く、南側は山が多いので、最終日泳いだりしたら、シャワーとか問題があるので、泣く泣く予定を逆にしたのです。なので明日はいいけど、明後日は、ものすごい走行距離になりそうです。

2004年07月19日

7/19 名瀬の朝。やっぱりエアコンは助かります。

正直、加計呂麻の夜は外は涼しいけど、室内は暑くてなかなか眠れなかったのですが、ここ名瀬にはエアコンがあるので、ぐっすり眠ることができました。それと長かった携帯圏外の生活も終わりを告げましたので、これからは携帯を活用した生活が送ることができます。
しかし・・・今日の移動する場所によってはまた圏外になるかも?今日は朝9時にレンタカー屋さんに迎えに来てもらって、奄美大島巡りです。悩んだあげく、最終日の明日は帰りの飛行機もあるので、海には入らず、今日海に入りまくろうと思います!奄美大島の海はどんな海が待っているのでしょうか。楽しみです(ちょっと混んでいそうだけど)。

7/19 朝8時。早すぎるレンタカー。

0719CIMG0001 (3).JPG昨日、レンタカー屋さんに電話して、何時ぐらいに車届けてくれますか?って聞いたら遅くても9時には届けと言うことでしたので、朝8時。余裕かましていたら・・・来ちゃいました。早いって。沖縄だとあり得ない・・・
しかも、奄美のレンタカー屋さん。加計呂麻同様めちゃくちゃアバウトで、特に書面に記入することなく、そのまま車を貸してくれました。一般的なレンタカーの、やれ免許のコピーだの、やれ免責の説明など、そういうの一切無し。やっぱり奄美も加計呂麻と同じです。非常にアバウト。っということで、車だけ宿に置いて、レンタカー屋さんの人は帰ってしまいました。奄美の人間ってこんな感じなんですね。時間には正確。内容はアバウト。
そういうアバウトな面では、沖縄の離島っぽさを感じられます。朝からとっても楽しかったです。

7/19 奄美の道は、ドライブに最適!車最高!

0719CIMG0001 (4).JPG朝からバタバタしてしまいましたが、どうにか出発までこぎ着けました。朝食はレンタカー借りたあと、コンビニ行って買おうと思っていたので、朝の支度は泳ぐための身支度のみ。あと1泊なので、荷物を整理しないといけないし、自転車も折り畳んで積み込まないといけなかったので、バタバタした朝なのでした。
荷物を全部車に積んで、さぁ奄美北側をドライブです。ちなみに奄美の北側は海が多くて、南はジャングルなどの山が多いんです。今日は宣言通り海を満喫してきます。でも実際海に入るのはせいぜい二つ。あとは見るだけにしておきます。っというのも、水着のまま行動しているので、乾かないと車に乗ることができないので、どうしても車の移動だとこんな感じになっちゃいます。それにしても、奄美の道は、とってもドライブ向き。海に山に、大自然のなかを悠々ドライブできて、とても気持ちよかったです。正直、自転車だともっと気持ちいいかな?っと思いましたが、昨日の予路島、山登りの影響で、足が筋肉痛・・・っということで、ドライブ楽しみました。
その前に、自転車で回る気力が残っていなかったのが現実・・・

7/19 奄美大島北部の西側。ドライブにはいい感じです。

0719CIMG0001 (6).JPGまずは名瀬の町を出て、奄美大島の西側の道を使って高台へと向かいます。名瀬から西側の道路を使うと、かなりの急坂だったので、パワーのあまりないレンタカーでは結構辛かったです。ウィンウィンエンジンがうなっていました。
でもその坂を登りきると展望台があり、そこから見下ろす景色はかなりいい感じでした。名瀬の町と、名瀬の港に出入り船が一望なのでした。この日は海がとても穏やかで、真っ平らな水面に描かれる船の軌跡がきれいでした。ここは休憩がてらに立ち寄るのにはオススメかもしれません。
その後も坂を下りる道とかもとても気持ちいい道で、まさにドライブ向き。オープンで走ったら最高だろうな~って感じの道が延々続いていました。
途中、岬とか、海岸線の休憩所で景色を見たりしながら、のんびりドライブしていました。でもこれといった海はあまりなく、とにかくドライブ!って感じの午前でした。

7/19 奄美大島北部のビーチ巡り。まずは倉崎海岸。

0719CIMG0001 (17).JPG奄美大島の北側では、ビーチがある場所は、西側では湾状になっている場所に集中していて、国道を使わないでそこまで行くのは少々時間がかかります。今回は海岸線の遠回りになるルートを通ったので、ビーチまでは結構いっぱい走った!って感じでした。
そして最初にビーチらしいビーチにたどり着いたのが、倉崎海岸。とてもきれいなビーチでした。でもどちらかというと海水浴向き。素潜り派の私にしては、見るだけのビーチだなぁ~っと思わせるビーチなのでした。それでも海水浴には向いているので、地元の家族連れがそこそこ来ていました。近くに宿泊施設もあるようで、のんびり散歩している人もいましたね。名瀬からもそんなに遠くないし、のんびりするならいいかもしれません。
素潜りは無理なので、砂浜をちょっと散歩したら、また次のビーチを目指すこととします。はたして潜れる海には出会えることができるのでしょうか!?

7/19 崎原海岸。穴場でかなりおすすめです。

0719CIMG0001 (24).JPG次に行ったのが、その対岸にある崎原海岸。「さくばる」って読みます。ここも同じ感じで、いいビーチでしたが、宿が隣接されていて、ちょっと泊まっている人羨ましかったです。なんて宿か分かりませんでしたが、この宿は泊まりたい!っと思いました。しかし、ビーチとしてはキレイなんですけど、潜るのには・・・いまいちな海が多いです。あとで行こうと思っている、奄美北東の土盛海岸にとても期待しています。奄美屈指のビーチだそうなので・・・
でもこのビーチ。途中からかなり道が険しく、しかも最後は行き止まり的になっていたので、あまりいろんな人はこないようなビーチでした。なので先ほどの倉崎海岸より人が少な目で、穴場のビーチには間違いありません。しかもかなり広い!ここでもし潜れるなら!っと思わせるビーチなのでした。

7/19 末端フェチ。奄美大島の最北部・最東部を制覇する!

0719CIMG0001 (35).JPG海を眺めたら、次に目指すは奄美大島の北端、岬巡りです。私は基本的に「岬フェチ」で、岬から見下ろす景色はとっても大好きです。ここ奄美にも岬がとても多く、特に奄美北のエリアには有名な岬がいろいろ。
まず最初に行ったのは、蒲生崎。なんて読むかわかりませ~ん。ここはあんまり興味なかったのですが、いざ行ってみるとやっぱり「岬フェチ」。絶景に感動してしまいました。かなりの高台だったので、見下ろす景色はとても気持ちよかったです。
そして次は奄美の最北端。「岬フェチ」以上に「末端フェチ」なので、こういう「最北端」っていうのもたまりません。最北端は「用崎」または「笠利崎」といいまして、灯台もありました。灯台までは徒歩で登るので、かなり疲れましたが、見下ろす景色はやっぱり絶景。上った甲斐あります。奄美最南端も制覇しているので、言うことありません。ちなみにあと最東端と最西端もあります。最西端はこのあと行く予定。最西端は・・・行くか行かないか、まだ微妙です。
それはさておき、この笠利崎。絶景以外にも結構居心地が良かったので、ちょっとだけのんびりしてきました。ちなみに笠利崎に行く途中に大きな亀の石像があったのですが、あれってなんの石像だったんでしょうか?謎な部分も多々ある奄美大島なのでした。

7/19 「あやまる岬」到着!変な名前もしかり、へんなものも発見!

0719CIMG0001 (48).JPG次もまた「岬」めぐり。でも次の場所はちょっと違うかな?なんか変な名前の岬なんです。しかも結構有名な場所らしい。何故かわからないけど、とりあえず行ってみることとします。
その名前は「あやまる岬」。変な名前です。おもしろ半分で行ってみると、そこには高台から見下ろすまずまずの景色が待っていました。しかもその高台も、芝生に覆われていてとても気持ちよかったです。木々がないので、風も心地よく、いい感じのスポットなのでした。
が、ふと下を見下ろすと変な景色が!?海なんですけど、なんか人が集まっている。しかも砂浜ではなく、岩場なのに人が集まる場所って???想像はできましたが、まさか奄美にそんな場所があるとは思ってみませんでした。だって普通に砂浜があるのに、何故に?って感じです。それとはいったいなんなんでしょうか???

7/19 子供のためのあやまる岬???

0719CIMG0001 (51).JPG高台から道路を下り、下に降りてみるとそこに広がる光景は、基本的に公園。そして変な施設?それは・・・大東島のように砂浜がない島では存在価値ありますが、砂浜が多い、ここ奄美大島では本当に必要なのでしょうか?岩場をくり抜いてできた海水プールです。海で普通に泳げよ~!って感じです。確かここ、あやまる岬の近くには、奄美大島でも屈指のビーチ、「土盛海岸」があるはずなのに、何故に海水プールに?まぁ波とか入り込まないから安全といえば安全ですけどね。
ここあやまる岬は、その海水プールを始めとして、子供用の公園やアスレチックなど、まさに子供の為スポットみたいなんです。そういう意味ではこの海水プールの存在意味もわかりますが、そこまでするなら普通のプールに入ればいいじゃん!って感じです。
っということで、ここあやまる岬では、お子さんがいないかたは、高台から景色を見下ろすだけにしておきましょう!?

7/19 土盛海岸が、名前は有名ですが、実状はやっぱり・・・

0719CIMG0001 (67).JPGそして期待していた土盛海岸へと行くこととします。奄美大島北部、最初の潜りポイント!?
っと思って来てみたものの・・・まずは車が全く停められません。それ以前にまともな駐車場が無いばかりが、それ以上に人が多いので、車で来たら収拾がつかない状態になっていました。それでも強引にトイレの脇に停めて、ビーチに出てみると今度は・・・ガキ、ガキ、ガキ。ほとんど保育所か小学校の状態になっていました。はっきり言って、居心地最悪~!
でもビーチ自体は広いので、いろいろ歩いて落ち着いた場所を見つけられましたが、今度は海の方を見てみると・・・とてもとても潜りたくなるような海では全くありませんでした。正直・・・涙!期待しただけあってこれはないだろ!?って感じだったので。しかも完全に観光化されていて、レンタル&売店店員さんが目をギラギラさせているし、私にはあらゆる意味で合わないビーチなのでした。
それでもしばらくはぼぉ~っとしていましたが、日影がないビーチなので、海に入らないでずっといることもできず、30分ぐらいで車に戻ってしまったのでした。期待はずれだったので、かなりがっかりモードで車に戻ったのは言うまでもありません。近くて遠い、奄美大島の海なのでした。

7/19 奄美東側のビーチはどこも同じ。ますます途方に暮れる。

0719CIMG0001 (76).JPGそんな土盛海岸をあとにして、車は一路名瀬へと向かいます。その途中途中は海沿いの道なので、このエリアのビーチもチェックしてみたいと思います。空港から名瀬まで移動するバスからは、かなり良い景色や、ここは潜れるぞ!って景色をいっぱい見たので、期待大です。
しかし・・・ビーチはいろいろあるものの、どこも同じ様な、遠浅のビーチばかりで、惚れ込むような海は全くありませんでした。正直、空港近くの海の方がいいんじゃん!?ってくらいでした。でも空港近くの海なんて入り込むことすらできないわけで、結局どこのビーチも眺めるだけで終わりました。
そんな中でも1つだけ、バスからも見えていた海があって、そこなら潜れる!っと思って車で行ったのですが・・・確かに海自体はかなり素晴らしい!って感じだったんだけど、そこに至る道が超急坂。しかも細くて、こんなん降りれるかい!?って感じで断念。でももしかしてここが一番良さそうだったのかも?泣く泣く名瀬へと向かうのでありました。

7/19 名瀬にいったん戻り、そのまま大浜海浜公園へ。

0719CIMG0001 (82).JPG名瀬はそのまま通過し、名瀬に比較的近い、大浜海浜公園に行くことにします。ここは加計呂麻の港近くの売店の奥さんおすすめ。かなり期待しています。
名瀬の町を通過し、ちょっと上り坂を登っていくと、大浜海浜公園へと向かう道への交差点に至ります。そのまま右折して、坂を下っていくと、徐々に海浜公園らしき雰囲気になってきました。
そしてビーチ到着。ビーチ自体はかなり広めです。駐車場も多くて、きちんと整備されている反面・・・どこ見ても子供かガキ。とってもにぎやか(悪く言えばうざい)ビーチでした。
まぁ広いので、自分だけのスペースを探すことはできるでしょう。それにしても人が多かったです。やっぱり奄美の中心、名瀬に程良く近いので、仕方ありませんでしょう。とりあえずぼぉ~っとすることは出来なさそうです。でもリーフまで歩いて行けそうなので、私はリーフまで行ってみようと思います。やっと潜れる!っていうか今日まだ海に一度も入っていなかったので、やっと水に入れる!って感じです。

7/19 大浜海岸の海の中。う~どうでしょう?

0719CIMG0001 (84).JPGビーチは本当にとても広いのですが、砂浜が白いものの、沖縄ほどキレイじゃないので、裸足で歩くのは困難!熱すぎです。見た目は白いが、熱さは内地の砂みたいでした。そして適当に日影を見つけて(日影ほとんど無し!)、荷物を置いたらすぐに海へと向かいます。
ちなみにリーフの内側は最悪。魚いるの?って感じです。珊瑚の死骸ばかりです。まぁプール状になっているので、子供には最適なんでしょう。シュノーケリングには向いていないです。
なので私はリーフの外まで。でもね、広いビーチを見渡しても、誰一人リーフの外まで行っていないんですよ。もしかして暗黙の了解でリーフの外は遊泳禁止?そんな不安もありながら、もしなんか言われても聞こえてない振りでもして泳ごうと思いました。
そしてリーフエッジに到着。とりあえず潜ってみます。深さは十分なのですが、かなり濁り気味。魚の数はまぁまぁ。でも感動するほどではないです。ちなみに言うまでもありませんが、珊瑚は皆無です。結局奄美のみならず加計呂麻でも、珊瑚はあまりお目にかかれなかったです。やっぱりここまで北にくると、なかなか珊瑚は生きていないのですね。
それはさておき、大浜海岸のリーフ。深さはそこそこあるものの、あまり面白味に欠けます。もしかして奄美の海ってどこもこんな感じ?ちょっと不安になりました。これで今回奄美を潜るのは最後なので、ちょっと引っかかったままリーフから引き揚げるのでありました。奄美エリアでいいリーフってあるのでしょうか?今のところ加計呂麻の秋徳の崎にある海が一番かな?っということで、海という面では沖縄には全くかなわない、奄美エリアなのでした。まぁ仕方ないかな?

7/19 人が多くて落ち着けない、大浜海岸。

0719CIMG0001 (94).JPGそんなこんなで夕方になってやっと今日初めての海に入ったわけですが、いまいちのまま終わってしまったのでした。明日は帰る日なので、潜らないからこれが最後。なんかあんまりいいイメージないまま、奄美を去りそうです。
それはさておき、海に入ったので、これからはビーチで乾燥タイム。水着が乾くまで車に乗ることができません。っということで、ビーチでぼぉ~っとしようと思いますが、いかんせん大浜海岸は人が多く、しかも出入りも頻繁なので、どの場所にいても落ち着けません。
正直、奄美の中では今日行った崎原海岸が一番落ち着けました。なんかあそこに戻りたい気分でした。ここ大浜海岸では全然落ち着けないので、あっちこっち動き回っていました。どこも落ち着ける場所なかったんですけどね。まぁ歩きながら体と水着を乾かしていたのですけどね。
ちょっと辛かったです。ぼぉ~っとできないのは。なんか奄美の海にはあんまり良いイメージ今のところ無いです。う~ん、いかんいかん。でもどうしても八重山や宮古、慶良間と比べてしまう。海はやっぱりこの3エリアには奄美は勝てないのでしょうか?結局体を乾かしたら、そのまま大浜海岸をあとにしてしまいました。

7/19 残った時間じたばた。結局名瀬に戻りました。

残った時間、どこかまわろうと思ったけど・・・迷いました。なので諦めて名瀬に戻りました。やれやれです。まぁ目的意識持っていなかったので、仕方ないでしょう。
しかし名瀬に戻るもちょっと複雑。宿は別のところに変わるんですが、車は2日連続で借ります。でも今夜の宿に泊めると別途お金がかかります。なので、レンタカー屋さんに交渉して、レンタカーの事務所に停めさせてもらいます。だけど、その事務所から宿までは徒歩30分以上。でも自転車があるので、なんとか。
結果、車の中に宿泊に必要のないものを残して、荷物を持って宿へと向かいます。ちなみに明日は、車は空港近くにも営業所がありますので、そこで乗り捨てです。なので、車を名瀬市街からちょっとはずれた所に置いて、名瀬市街へ自転車で戻ります。

7/19 今夜の宿はかなり感動!昨日とは雲泥の差です。

0719CIMG0001 (97).JPGそして今夜の宿は、奄美大島ではそこそこ有名な安宿です。ちょっと期待してみると・・・部屋に入った瞬間、感動しました。まさに旅館(宿名も「○○○旅館」)。素泊まりなんですが、部屋に床の間があるわ、板の間もあるわ、本当に熱海や箱根の旅館って感じでした。設備だけを言えばホテル並。浴衣もあるし、タオルも完備。その他至れり尽くせり。当初聞いていた値段より500円高かったですが、1泊素泊まり(でも朝食はパンとコーヒーサービス)で3000円。八重山のドミに比べれば倍ですが、その価値あります。でもここもまた、宿の客同士の交流がなさそうです。残念。
昨晩の宿と比べれば一目瞭然って感じです。昨日の宿は、もともと今夜の宿の人に紹介してもらったのですが、正直、次はあまり泊まりたくないです。施設とかは良かったのですが、防音が最悪。隣の部屋の音が素通りで、話し声も聞こえるだけでなく、いびきまで筒抜け。宿としてこの防音はいただけません。
でも今夜の宿。防音はまだわかりませんが・・・それと共同の浴室がちょっと難ありかな?浴室自体は広くて使いやすいのだけど、問題は脱衣所。猛烈に狭いばかりか問題は天井の高さ。階段下にある脱衣所なので、とにかく天井が斜めで低い!身長175cmの私の場合、頭をぶつけまくりでした。それ以外は問題ないんですけどね~。

7/19 奄美最後の夜。質素に過ごしました。

そんなこんなで宿はまずまず満足。そしたら次は食事をどうするか考えることとします。今夜はほか弁ではなく・・・
さすがに2晩連続でほか弁は嫌です。なので今夜はちょっと指向を変えて、スーパーでライスをかって、おかずを初日にバスの乗換で利用した肉屋のコロッケを買うことにしました。
ここのコロッケ、「松坂屋」っていうんですけど、本当に美味しいんですよ。外はぱりっと、中はとろっと。普通のコロッケなのに、クリームコロッケと普通のコロッケと間のとろみがある絶品。それをライスと一緒に頂く。安上がりですが、かなりいけてる夕食です。本来は奄美なら鶏飯とか食べるんでしょうが、与論で毎年食べているので、奄美では・・・
結局、ライスにコロッケ、そしてビールにおつまみを購入して、宿に戻るのでありました。今夜は奄美、最後の夜ですからね。
宿に戻ったら、エアコンをフルパワーで動かして、あとは食べたり飲んだりで、いつの間にか寝てしまっていました。今回は本当に、他の旅の人との交流がなかったので、ちょっと寂しい夜ばかりでしたが。そういう意味ではやっぱり沖縄がいいな~っと思ってしまうのでした。

2004年07月20日

7/20 最後の朝、チェックアウト後もレンタカーがあるので一安心

最後の宿は、朝食用に軽いパンと飲み物が用意されているので、朝食はそのまま宿で食べることができました。マーガリンとジャムも揃っていたので、そこそこ味わうことができました。
さて、最終日。飛行機は夕方なので、それまでに空港近くのレンタカー営業所へ戻らなければなりません。奄美南部を一回りする予定なので、かなり強行スケジュールになりそうです。奄美南部は、北部に比べて道が入り組んでいて、見ため以上に道のりが長そうなのです。いわゆるリアス式海岸なので、どこまで行けるかって感じです。
とりあえずは、名瀬を出発し、昨日行った大浜海岸をそのまま通過して、そのまま南下していこうと思います。その途中、山間にも入って、滝を見たり、山の上の展望台に行ったりしながら。そして目指すは奄美大島最西端の岬です。そのまま古仁屋まで下って、最後はR58をそのまま一気に北上し、最終的には空港まで戻る予定です。
さて、ハプニング無しで南部を一周できるか?飛行機は間に合うのか!?

7/20 目指すはマテリアの滝。地図にも載ってるそこそこ有名なスポット。

0720CIMG0001 (2).JPG強行スケジュールになりそうだったので、出発もかなり早めにしました。午前8時には出発したでしょうか。朝早い名瀬の町をレンタカーで駆け抜けたのでありました。
最初の目的地はマテリアの滝。奄美の南部の山間にあります。名瀬からは途中まで海岸線の道路を走って、山間に入る道に途中から移って、そのまま山間の道を一気に駆け上がります。しかしその道が結構険しく、舗装自体はきれいなのですが、とにかく見通しが悪く、道幅も一部で車が1台通るのがやっとの場所もあって、運転には神経使いました。
まぁ緑豊かっということは、それだけ自然が残っていることだから望ましいことなんですけど、あまりに見通しが悪いので、運転だけでかなりばててしまいました。
結局、マテリアの滝まではそんな道がずっと続き、迷うことなく滝にたどり着くことができました。ちなみにカーナビはついていませんし、地図もアバウトなもの(タダで手に入る地図)しかありませんでした。ひたすら、道路にある「○○まで?km」って看板や、交差点の看板のみを頼りにして行きました。

7/20 マテリアの滝は、いたって普通。滝壺は気持ちよさそう・・・

0720CIMG0001 (6).JPGマテリアの滝は、道路に大きな看板っていうか、目印が立っているので、分かると思いますが、あまりに大きいので気づかずに通り過ぎそうになりました。行かれる方は、たまには上を見上げるようにしましょう!
滝自体は、その道路から階段で下りたところにある遊歩道で奥まで行った先にあり、とても整備されています。なのでどちらかというと、観光地なのかな?まぁ地図にも道路看板にも載っているのですから仕方無しです。でも整備されてはいますが、雰囲気はまぁまぁいい感じですよ。特に途中せせらぎを横目に歩いていくので、そのせせらぎがいい感じでした。
滝までは入口からそんなに遠くはなく、難なくたどり着くことができます。そして滝到着。滝はいたって普通。落差系の滝ですが、それほど雄大ではなかったです。滝壺がちょっと広めで、ここで水浴びしたら気持ちよさそう!って感じでした。でも今日は泳がない前提なので、ちょっと残念でした。暑い日に、ここで水浴びしたら気持ちいいだろうな~っと思わせる、そんな滝でした。ちなみにその滝壺があるため、滝本体へはあまり近づけませんでした。
他にも遊歩道があって、いろんな場所を巡ることができるようですが、いかんせん車を置いている場所に戻れなくなってはやばいし、それに時間もあまりないので、冒険はせずにそのまま車に戻ることとしました。まだまだ先は長いです。

7/20 滝を堪能したら、次は山道をひたすら駆け上がります。

0720CIMG0001 (14).JPGちなみに、マテリアの滝は、そのまま道なりに進むと、滝の上を車で通過することができます。滝の上に橋が架かっていて、上からも見下ろすことができるわけ。まぁ道路から見下ろすので、そんなに臨場感はないですけどね。
そしてそのまま道なりに山道を進んでいき、目指すは山頂の展望台。道のりは長いですけどね。一筋縄では行かないだろう!っとは思っていましたが、やっぱり簡単ではありませんでした。さらに見通しは悪くなるわ、道幅は狭いわ、途中から行き先を示す看板もなくなるわ、本当にたどり着けるのか?って思わせます。
道の途中には意味不明?なフォレストポリスっというキャンプ場もどきの施設があったりしましたが、基本的にはひたすら森林の中を進むって感じ。時折すれ違う車が一番の恐怖でした。道幅狭いし、見通し悪いから。またも神経使うドライブとなったのは言うまでもありません。はやく展望台へたどり着きたい。その一心で運転し続けました。

7/20 湯湾岳展望台到着!そこに広がる景色はまさに絶景!?

0720CIMG0001 (26).JPG結局、かなりの距離を走りきって、ついに湯湾岳展望台へと続く道までたどり着きました。そこからもう少々道を登っていくと、ついに湯湾岳展望台の駐車場にたどり着きました。展望台のふもとは公園になっていて、一応整備されています。が、そんなに整備しても、ここまで来る人ってそんなに多いのかな~?(かなり遠いです)。
それはさておき、車を置いて、早速展望台まで上がる遊歩道を通ることとします。するといきなりハブ?かアオダイショウ?がお出迎え!正直びびりました。いきなり緑色の蛇がお出迎えとは・・・いや~な予感がしたのは言うまでもありませんが。
まぁ蛇はやり過ごして、いざ展望台へ。展望台の上へ行って、その景色を見てみると・・・まさに絶景!中でも緑の海が一面に広がる姿は、とても雄大で感動ものでした。奄美西側の海も見えるのですが、やっぱり山側の景色の方が良いです。あの一面の緑の景色は、他ではなかなか見ることができないような景色です。こればっかりは沖縄は勝てないかもしれません。
まさに360度のパノラマ。そんな景色を十二分に堪能して満足して展望台を降りたのでありました。ちなみにふもとの公園は、さほどめぼしいものはありませんでした。休むにしても景色が良いわけでもないので、まぁあやまる岬同様、子供を遊ばせておく場所なのでしょうか。何故か遊具はいろいろありました。

7/20 湯湾岳からは一気に海岸線まで。そのまま海岸線をトレースして奄美西部をドライブ。

0720CIMG0001 (34).JPG湯湾岳からはそのまま大島海峡(加計呂麻側)まで抜けることができるのですが、それだと奄美の西部を走ることができませんが、いったん道を戻って西側の海岸線まで抜けることとします。一応ポリシーで、海岸線の道路は全て制覇する!ってのがありますので、時間はないけど、登ってきた海岸線の道路まで戻ることとします。でも下りは楽でいい感じにドライブできました。
そして海岸線へ出ると、再度海沿いにドライブを再開です。途中海を見下ろす展望台とかに寄りながら徐々に西に向かって移動していきます。奄美の西南部は、とても入り組んでいて、一度西端まで行ったら、湾状になっていて、再度半島になっているので、距離は近いのですが、道のりはとても遠いです。詳しくは奄美情報館の地図情報を参照してくださいね。
まぁのんびりドライブするのには良いかも知れませんが、今日は時間に追われている(っていうか今日の飛行機で帰るんですよ!)ので、結構飛ばし気味でドライブしてしまいました。

7/20 まずは末端。船越海水浴場まで行きます。

0720CIMG0001 (40).JPG奄美大島は入り組んだ地形が多いので、末端が多いです。末端フェチの私には、たまりません。っということで、奄美大島最西端はまだ海の向こうの半島にあるので、その前にある末端をクリアしたいと思います。
その末端はビーチが広がっていて、とりあえずどんな感じかチェックしたいのもあって、行ってみることとしました。まぁ奄美の海はよく理解しているので、そんなに多大な期待はしていませんが。
行ってみると、やっぱり他の同じ感じで、砂の色もそんなに白くないし、リーフも遠そうなので、海水浴向きみたいでした。いまいち奄美・加計呂麻でこれは!?って思わせるきれいなビーチが少ないんですよね。今のところ昨日の倉崎海岸と崎原海岸ぐらいですかね。きれいなビーチは。でも沖縄の八重山みたいにビーチもキレイだけど、海の中もいい感じという海は今のところ奄美にはありません。最後の日だけど、少しは期待したいものです(ここははずれだったけど)。
そんなわけで、半島を大きく回り、目指す末端!っとその前に、末端までに途中にある滝を目指すこととします。アランガチの滝で、マテリアほどは有名ではないので、ちょっと期待しています。

7/20 アランガチの滝は、マテリアとそんなに変わらない?

0720CIMG0001 (46).JPGここ奄美大島には滝はいろいろあるらしいけど、有名な滝(道路標識にも書いてある滝)は、さっき行ったマテリアの滝と、次に目指すアランガチの滝でしょうか。どうしても、沖縄八重山、西表島にある滝と比べてしまうのですが、奄美なのでそんな多大な期待はしないように心がけています。
アランガチの滝は、マテリアの滝のようにそんなに山奥にはなくて、比較的港町から近くらしいので、時間的にも運転的にも楽に行ける滝なんでしょう。ちょうと加計呂麻の嘉入の滝のように。
確かに簡単に滝があるらしき所まではたどり着けるようですが、なんかよく分からないけど、小さな集落の中を突っ切らないと行けないみたいです。迷惑にならないように、ゆっくり進んでいくと、道が徐々に狭くなり、しまいには舗装がなくなり、最後は行き止まり?っていうか畑の中に入ってしまいました。本当にこれで大丈夫?って思って車を停めて、先に進んで見ると、大丈夫!滝の音がしてきました。
滝壺の近くまで行くと、ようやく滝らしきものが見えてきました。滝壺はマテリアの滝よりやや小さめ。草木がたくさん茂っていて、滝の全景がなかなか望むことができませんでしたが、とりあえず落差のある滝を見ることはできました。どちらかというと、マテリアの滝よりこっちの方が全体での落差はあるのかな?マテリアの滝みたいに、見下ろすことができないので、正確にはわかりませんでしたが。

7/20 最西端までの途中の道。きれいなビーチがついに見つかったが・・・

0720CIMG0001 (59).JPGそんなわけで、奄美大島でメジャーな滝も2つとも制覇したので、今度こそは末端へ!奄美大島最西端へと向かいます。その途中途中で、ビーチらしきところもいくつかあるので、チェックしながら行ってみようと思います。ただ一つ心配なのは、末端までの道路が地図上で切れていること。ちょっと不安。でもとりあえず行ってみないと分からないので、ただただ先に進むこととします。
それはさておき、その途中の道に、海水浴場があることが地図で分かっていたので、まぁあまり期待せずにそのビーチへと向かいます。その名前は「タエン海水浴場」といい、「○○海岸」ではなく海水浴場ってうたっているくらいだから、多少は整備されているのかな?って思わせる名前でした。
しばらく道を走ると、真っ白な砂浜が見えてきたので、まさか?って思いましたが、まさにそこがタエン海水浴場なのでした。ビーチの近くに行ってみると、かなり整備されているビーチなのがわかり、砂浜も真っ白でとてもきれいでした。これはこれは意外や意外。奄美・加計呂麻の中でも今のところ最もきれいなビーチと言える感じでした。まぁ素潜りには向いていない(湾状なので)のは分かっていますが、砂浜のきれいさには目を見張るばかりでした。
施設自体も、ビーチ沿いにきれいな吾妻屋があるし、道路側にもトイレなどの施設もあってとても快適!?しかしっとある看板を見てしまったあとは、少し悲しい気分になりました。その看板には・・・「人工海水浴場」と書いてありました。って、このきれいなビーチは人工かい!?って感じです。作られたビーチ。しかも沖の海底に大規模な人工リーフ(水中にコンクリートの固まりを埋めたもの)を設けてできたビーチ。そこまでするか?って感じです。
それまできれいなビーチだなぁ~感覚も、あっという間に興ざめになってしまったのは言うまでもありません。確かにきれいだけど作られたビーチじゃねぇ~。あんまり長居せず、写真(一応きれいだから)を撮るだけ撮って、ビーチをあとにしてしまいました。残念!?

7/20 意外や意外!?その先にさらにきれいなビーチあり。こっちはどう?

0720CIMG0001 (61).JPGタエン海水浴場ではかなり打ちのめされましたが、めげないでその先に進むこととします。目指すは奄美大島最西端の岬。海沿いの道なので、めぼしいビーチがあれば寄っていこうとは思いますが、まずは末端へ!?
すると、末端が近くなってきて、その道路がやばそうなエリアに近づくと、なんとまぁかなりきれいなビーチを発見!しかも地図にはそんなに大々的に明記されていないので、自然のビーチは間違いないと思います。その名前は屋鈍海水浴場。海水浴場といっても、あまり整備されていないビーチなんだけど、でもかなりキレイです。坂の上から見下ろすビーチは、まさに慶良間・渡嘉敷島の阿波連ビーチに近いものがあります。白い砂浜に、青い海、そして弧を描く海岸線、深い緑。まさに絵に描いたようなビーチといえます。かなり目を奪われました。できることなら泳いでみたいけど、できないジレンマがあって悲しかったけど、こんなに末端に近い場所にキレイなビーチがあるなんて、思いもしなかったので、かなり嬉しかったです。
奄美大島の南部も捨てたもんじゃないな?って思わせるほどのきれいなビーチとの出会いなのでした。

7/20 末端へ!?しかしその前に立ちはだかる、道路事情。

0720CIMG0001 (67).JPGいよいよ心配していた、地図上に道路が無い、或いは限りなく細い表記をしているエリアへと近づいていきます。っと言っても、そのエリアっていうのは、すでに見えていた屋鈍海水浴場のことなんですけどね。屋鈍海水浴場を横目に抜けると、いや~な光景を目にします。それは・・・悪路・・・それだけじゃなく、その悪路の前にもうや~な光景が見えてきます。それは・・・その悪路への入口に、しっかり鍵付きの門が設けてあったのです。っていうか、道がどんな状態だろうと、これじゃ入れないじゃん!?って感じなのでした。
探せば集落(ビーチには必ず隣接した集落がある奄美・加計呂麻なのです)に入れば、その岬へと向かう道があるかもしれませんが、いかんせん明確な証拠がないので、なかなか踏み込めず、ここまで来る途中に半島の反対側へ抜ける道を発見したので、地図上に明確な道路表記がある、半島の南側(現在北側)の道へ遠回りしても、安全なルートで行くことに決めました。
今まで、なにせ、加計呂麻の西阿室~嘉入の悪路で、かなりへこんでいましたので、とかく安全策をとってしまう、今回の旅行なのでした。なにせあの悪路は半端じゃなかったので。

7/20 半島の南側に移動。遠回りしても安全策をとります。急がば回れ?

こなることを予想して、予め半島の南側へと抜ける道をチェックしておいて本当に良かったです。かなり遠回りになって、時間的にも厳しくなりますが、悪路を進んで時間をロスするより(最悪、悪路の行き先が行き止まりで、バックで戻ることも多々ある)、時間をかけてまともな道を行く方が安全ちお判断したのです。
そしてタエン海水浴場も越えて、かなり元に戻って、そしてついて山越えの道へと入ります。その山越えの道はとても整備されていて走りやすかったし、山を越えたあとの下り坂は、大島海峡の海が見えてとても気持ちよかったです。途中、山の尾根(山の高い部分)の道を通る道路もありましたが、やっぱりちょっと危険なので、無難に海側の道を通ることとします。ちなみに海側の道には必ず途中途中に集落があるので、何かがあった場合も安全なので、まぁ海側の道を選択することは無難といえば無難なのでしょう。

7/20 半島の南側。無難なんだけど、末端に進めば進むほど、道が細くなる。。。

半島の南側の道は、アップダウンこそ結構あるものの、比較的走りやすい道で、すいすいドライブしていました。半島の北側ほど、ビーチらしいビーチはありませんが、ドライブする上ではいい感じの道が多かったです。道路標示もきちんと岬まであと何キロって書いてあるので、一安心です。
しかし、徐々に末端に近づいていくと、最初はセンターラインがある道だったのですが、徐々にセンターラインがなくなり、次第にすれ違うのがやっとな道になり、極めつけは1台通るのがやっとな道幅になってきてしまいました。そのくせアップダウンは末端に近づけば近づくほど大きくなるし、これですれ違う車がいたらどうしよう?っとさえ思えました。
すると・・・いるじゃん!?目の前に宅配便、まさにヤマト運輸のトラックがいるではないでしょうか!?アップダウンも激しいけど、カーブもきつめなので、近くに来るまでまったく気づきませんでした。でももしかしたら?って思って走っていたので、特に危ない状態にはならなく、加えてちょうどすれ違える場所で遭遇したのでとても助かりました。
それともう一つ。そろそろこの先に本当に集落あるんかい!?って思わせるような雰囲気になりつつあって、とても心配だったのですが、この宅配便の車が来たと言うことは、この先に集落があるという証なので、かなり安心しました。ここまで来るのは正直不安が大きかったので、この宅配便とすれ違ったのはとても嬉しかったのでした。

7/20 やっぱり末端。徐々にやばい雰囲気に・・・

そんなこんなで、最後の集落を抜けて、最後の岬までの道へと入ります。さすがにこの先は車がいかないような雰囲気だったので、そんなにすれ違う車とかは気にしなくなりました。道の細さも、ここまでの道で十分慣れたし、見通しもそんなに悪くないので、軽い気持ちで車を運転していました。
そしてついに岬へと向かう道への分岐点までたどり着きました。分岐点より岬へ向かう道は、モロ未舗装の悪路だったのですが、こればっかりは仕方なし!?でしょう。多少は覚悟していましたので、そのまま悪路へ車を向かわせます。ちなみにその分岐点のもう片方は、きちんと舗装されている道だったので、もしかして半島の北部からもここまで来れたのかも知れません(でも逆に、このまましばらく行ったら、舗装が突然なくなる場合も多々あり)。
まぁ悪路に入ったので、あまり無理はせずに、やばそうになったらUターンさせて戻れるように、常に道をチェックしながら走らせていったのでありました。加計呂麻の西阿室~嘉入よりはマシだけど、石がごろごろしているし、当然未舗装だし、走りにくいったらありゃしない道だったのは言うまでもありません。

7/20 岬が、灯台が遠くに見える。が、手前に見える道は・・・

0720CIMG0001 (69).JPG悪路に入ってしばらくすると、ちょっと見晴らしがいい場所にたどり着けます。ここならもしもの時Uターンできるな!?っとチェックを入れるついでに、車を降りてこの先の道がどうなっているか、できればチェックしようと思いました。
そしてその先に広がる光景には、ついに末端!?灯台が見えたのでありました。これなら行けるぞ!っと思ったはものの、その灯台まで至る道を追ってみると・・・猛烈なアップダウンではありませんか!?しかも悪路で加えて細い道。しかもしかも、その見晴らしがいい場所から先の道は、めちゃくちゃ下っていて、正直戻ってきたとき、今乗っている車で、この悪路の上り坂を登りきれるか?ってくらいの強烈な道が待っていたのでした。
時間的にも、精神的にも、かなりヤバイ状態だったので、まぁ灯台を見ることができたので、それでも十分末端は制覇したこととしましょう!?決して逃げたのではなく、安全策です。とかく島には車のみならず、自分の足でもなかなかたどり着けない末端って多いですからね。例えば、慶良間・渡嘉敷島の阿波連灯台などなど。
本当はチャレンジしてみたかったのですが、時間的にも厳しいし、いかんせん今回は加計呂間島のあの悪路を経験してしまったので、「奄美の道=危険」って方程式が出来上がってしまい、結局諦めて来た道を戻りました。でも自分的には奄美大島の最西端は制覇した!って思っています。行くことだけが全てじゃないですからね(っと自分に言い聞かせるのでありました)。

7/20 あとは古仁屋まで一気に走り抜けます。距離は短いものの、道のり3倍以上!って感じです。

0720CIMG0001 (75).JPGとりあえず、末端を制覇したら、あとは古仁屋に戻り、奄美空港へ一気に走り抜けるだけとなりました。時間的もやばくはないですが、余裕はそんなに無い感じだったので。何より心配だったのが、その道のりの長さ。その末端から古仁屋までの大島海峡沿いの道は、いわゆるリアス式海岸なので、道のりがとにかく長い!それに加えて、まっすぐな道が全くないので、かなり精神的にも疲れるドライブになることは必至でした。
案の定、最初は大島海峡キレイだな~とか、加計呂麻だ~懐かしいなぁ~とか、思いながら走っていましたが、途中からは、なんでこんなにクネクネ曲がった道しかないんねん!っと突っ込みそうになってり、かなり精神的に参っていました。最後はなんでもいいから真っ直ぐな道を走らせて!?って感じまで至っていました。しかも時間的にもどんどん厳しきなるし、最西端から古仁屋までのドライブは、全く気持ちよくは走ることができませんでした。

7/20 古仁屋到着。ちょっとだけ時間があったので、展望台もクリアすることとします。

そんなきついドライブをしながらも、徐々に古仁屋が近づいてくるのが分かってくると、俄然やる気になります。単純そのものです。疲れながらもどうにか古仁屋まで到着すると、このまま国道を一気に駆け上がってもちょっと時間が余りそうなので、加計呂麻で知り合った人に教えられた、古仁屋を見下ろす展望台へと向かってみることとします。
古仁屋~大島海峡を見下ろす展望台っというか山は2つありまして、高知山展望台と油井岳展望台の2つがありました。そこへの至り方は、古仁屋から名瀬に向かう国道から左側、つまり西側にあるのですが、その入口は東側、いわゆる道路から向かって右にある、少々わかりにくい交差点から入るらしいです。まぁ高台へ登るのだから、国道のトンネルの上をこの道が通過するのかな?って思って、そのまま右に入って、山道を登っていきました。
予想はしていたものの、かなり強烈な上り坂。車でもスピード維持が精一杯です。加速は無理。まぁ帰りは下りだからっと思って、展望台まで車を走らせます。

7/20 まず最初は高知山展望台!?南は大島海峡の絶景、北は緑のじゅうたん。

0720CIMG0001 (83).JPGその山道を進むと最初に行くことができるのが、油井岳展望台です。看板があって、このさき展望台って書いてありますので、まず迷うことはないでしょう。そして展望台のふもとにも、駐車場がきちんと確保されており、その先に展望台へと向かう遊歩道がありました。なので、車を駐車場に止めて、歩いて展望台へと向かうこととします。
ここの展望台は、3階構成になっていて、正直一番上までいかないと、まったく景色を望めません。3段にする意味あるのだろうか・・・それはさておき、一番上まで登って、景色を眺めることとします。
やっぱり急激な坂を登ってきただけあります。かなり絶景。古仁屋の町も一望だし、その先の大島海峡、加計呂間島も一望なので、かなりいい景色を望めます。古仁屋のまちからもそんなに遠くないし、オススメのスポットと言えるでしょう。でも車以外で来るのはオススメできませんね。自転車とかバイク(原付)だと、あまりに急な坂なので、パワーのある車で来ることをオススメします。
ちなみに駐車場からの景色もきれいで、こちらは奄美大島の緑豊かな山々を望むことができます。展望台の上も、下も、かなりオススメのスポットなのでした。

7/20 その先の油井岳展望台だと何が見える?

0720CIMG0001 (90).JPG高知山展望台を満喫したら、地図上は隣接しているもう一つの展望台へと足を伸ばしてみることとします。地図上では引接しているんですけどね。でも走れど走れど、たどり着けない、いい加減な地図なのでした。結局結構走って、やっとの思いで展望台へとたどり着きました。
駐車場もきちんとあるものの、肝心な展望台が見あたりません。ふと見ると吾妻屋の様な小屋があるのですが、その屋根の上へ登れる階段を発見!まさか・・・と思って登ってみると、これが展望台でした!
・・・おいおい!展望台じゃなくて、単なる屋根じゃん!って感じでした。高さも単に1階から2階へ上がる程度で、駐車場から見る景色と全然変わらないし、どこが展望台?って感じなのでした。でも展望台の近くに遊歩道もあったので、その遊歩道の先に展望できる場所があるのでは?っと思って向かってみます。が・・・展望はできるものの、さっきの油井岳展望台?にはかなわない程度なのでした。わざわざここまで車を走らせてきたのに、その手前の展望台の方が良いのでは?っと思わせてしまう、油井岳展望台なのでした。かなり時間をロスした割には、あまり多くを得られなかったのは言うまでもありません。急いで帰らないと・・・

7/20 国道をひた走る!途中バスから見て気になった場所を巡るが・・・

0720CIMG0001 (93).JPG時間は確かにロスしましたが、そんなにあわてるほどじゃないので、途中休憩がてらに奄美のスポットを巡りながら、北上することとします。っと言っても、時間がそれほど余っているわけでもないので、あくまで国道沿いのスポットのみとすることとします。中でもマングローブがきれいだったところがあったので、是非とも見てみたい!っと思って車を走らせました。確か道の駅も併設されているはずなので、休憩がてらにいいかも?っと思いました。
その道の駅の手前には、道路脇にちょっと展望できるような高台が作られていたので、まずは道の駅に行く前に、その場所からマングローブを見てみることとします。っというのも、バスから見た景色にこっちの方が近いかな?って思ったので、道の駅に行く前に寄ることとしたのです。
バスの方がもっとマングローブ沿いで、もっと視点が高かったので、ちょっと遜色ありますが、それでもきれいなマングローブを始めとする湿原を望むことができたので、道路脇のこの場所でもかなり満足できました。
そしてその先にある道の駅へと向かうこととします。車で本当にすぐのところにあります。

7/20 道の駅?どこが?なんなのこの施設?入れないじゃん!?

0720CIMG0001 (94).JPGその道の駅とは、他にマングローブパークも併設されている場所にあり、地図上でも大きく掲載されているスポットなのです。大きな駐車場はまさに道の駅。そしてその先にある豪華な施設。まぁ道の駅だろうと思って近くに車を停めて行ってみることとします。しかし様子がちょっと変。普通の道の駅のような開放感が全くない!建物の中に人はいるものの、扉がしかり閉まっていて、中になかなか入れ無さそうな雰囲気が漂っていました。そしてよく見ると・・・「入場料?」ってなんで道の駅に入るのにお金払わないといけないんだよ!って感じでした。よく見ると道の駅はあくまで駐車場のみで施設はマングローブパークの建物で、お金を取るらしい。まぁ施設利用料は仕方なし!っと思って公園へ入ろうとすると、係員のおっちゃんに呼び止められました。特に塀もない場所なので、普通に入れると思ったら、おっちゃん曰く。「有料」らしいです。完全に切れました。
まぁ公園の道は他にもあるから、そっちへ行ってやる!っと思って道を帰るとお見事。その公園と道との間に、塀というはフェンスがしっかり作られていました。どんなことがあっても入れさせない気だな?って思わせる場所なのでした。まぁ単なる公園。マングローブはその公園からでなくても見えるので、無視して奥まで行きましたが、そこに待っていたのでまたしても異様な光景。
展望台があるのはわかっていたので、せめて展望台は行こうと思っていたのですが、その展望へと上がる階段がどこを探してもみつかりません。その以前に奇妙な機械を発見!それとは・・・小さな展望台なのに、ケーブルカーが設けてありました。つまりこういうこと。展望台へ行くのも有料!なのでしょう。おいおい~!ふざけるな~!って感じです。さっきの大したこと無い公園といい、この展望台。なんでここまで小銭を稼ごうとするの?って感じです。むしろ入場無料にして、飲み物とかでペイすればいいのに、これじゃ客も寄りつかないでしょう。案の定、同じ道の駅に入ってきた人は、みんな同じ道を歩いてきて、そのケーブルカーの前でUターンして車へと戻っていったのでした。
多分役所か第3セクターの施設なのでしょう。民間だったらあり得ないことやってました。なのでこれを読まれた方は、マングローブパークは無視して、国道沿いにある高台からマングローブの湿原を見渡しましょう。

7/20 名瀬へ戻って、おみやげget!あとは空港へ戻るだけ。

飛行機は午後7時発なので、午後6時過ぎには空港に戻ればいい感じの予定でした。ですので、途中、どうせ名瀬を通るなら、空港でお土産買うより名瀬市街の方が安くていい感じのお土産を買うことが出来るだろうと思い、名瀬に寄っていくこととしました。
そしてまず最初に寄ったのが安売り酒屋。お酒が好きな人がいたので、泡盛ならぬ、奄美大島では黒糖焼酎が有名なので、黒糖焼酎を買うこととします。でもお酒を買うだけではとどまらず、この酒屋でしっかり情報収集。安いお土産になるモノを売っている商店は無いか?って感じでいろいろ聞きました。
するとかなりの有力情報をget!すぐ近くにあるというので行ってみることとします。

7/20 いかにも地元のスーパー!でも品揃えは抜群!

0720CIMG0001 (99).JPG酒屋から徒歩2分ぐらいでそのお目当ての商店はありました。見た限り完璧な地元スーパー。入ってみるとまさにスーパーというより商店って感じでした。店内は雑多で、とにかく商品の種類が多かったです。でもお土産になりそうな奄美大島の特産的なものもとっても多くて、かなり買い物が楽しかったです。
与論島はよく行っていたので、与論島で買えた黒糖ピーナッツを探すこととします。でもな~んたちょっと高い。手作りでかなり上等だったのか、でもかなり美味しそうだったので、買っちゃうこととしました。他にもいろいろな特産的なものがあったので、いろいろ買うこととします。
でもこの商店。お客さんが、地元のオバァ、中学生などなど。やっぱり地元の人ばっかりなのでした。ちょっと私は浮いていましたけどね。でもこういう商店の方が安くて美味しいモノをいろいろ手に入れられるので、大好きなんですけどね。

7/20 お世話になった名護の街をあとにし奄美空港へ

昨日今日の2泊をお世話になり、そして最後にお土産などでもお世話になった名瀬の街をいよいよ去ることとします。そして目指すは奄美空港です。懐かしい景色をレンタカーで眺めながら、ゆっくりと名瀬の街を離れていきます。加計呂麻ほどは長い滞在ではなかったですが、奄美大島の方がいろんな想い出が残っていますね。空港へ向かう道でも、奄美大島の緑豊かな景色を眺めながらそんな想い出に浸っていました。そして車は名瀬市街から離れて奄美空港へと一路向かっていくのでありました。

7/20 まずはレンタカー返却&そのままで送迎?

名瀬の街を出るときはちょっと時間的にきついかな~?って思いましたが。無事フライトの1時間前までには奄美空港近くのレンタカー事務所に着くことが出来ました。もちろん、返すときも特にノーチェック。とくに車の状況を見ずに空港ターミナルへ送迎して頂けました。
でも空港近くのガソリンスタンドできちんと満タンにして返しましたけどね。そてにしても奄美大島のガソリン代は高かったですね。内地のガソリンの+20円ぐらいリッターで高かったです。
ちなみに送迎は、まさにその乗ってきたレンタカー。おいおい~!って感じですが、確かに効率的で良いかもしれませんね。荷物もそのままでいいし。それにしても奄美大島のレンタカー事情。たまたま私が借りたレンタカー屋さんだけだったのかもしれませんが、めっちゃアバウトでしたね。なんかいかにも「島」っぽくて好きですけどね。

7/20 無事奄美空港に到着!

0720CIMG0001 (103).JPG結局折りたたみ自転車。空港までも送迎してもらったので、今日1日、レンタカーを取りに行くとき以外は全く乗っていないような気が・・・今回の奄美旅行では折りたたみ自転車が大活躍!って感じは全くなかったですね。アップダウンがかなり厳しかったので・・・恐るべし奄美大島&加計呂麻島。
それはさておき、その自転車を含めた荷物も預け、無事チェックインも完了。あとは空港のカフェでまったりすることとします。っというのも午後7時のフライトなので、飛行機内でかなりお腹がすきそうなので、ここで食べておくこととします。
それにしても今日の奄美大島は天気が良かったです。最後の空港でもカフェからの景色がキレイでした。正面に喜界島が見ていたのがまたいい感じ。でも今回喜界島には行けなかったので、いつかチャレンジしてみたいですね。

7/20 搭乗ロビーで定番のアイスクリーム

0720CIMG0001 (106).JPGそんなこんなでカフェでまったりした後は、まだ時間がありましたが搭乗ロビーへ入って、まったりすることとします。でも帰りの飛行機に乗る前にはやっぱりアイスクリームでしょう。さすがに沖縄ではないので、ブルーシールではありませんでしたが、美味しいシャーベットを食べて残りの時間を過ごしました。
徐々に時間が迫ってきます。外も急激に暗くなってきて、いよいよ飛行機の時間が近づいています。でも奄美大島の飛行機ってホントに時間的に便利なんですよね。奄美大島~羽田間ですと、下り(奄美行き)が朝の便、上り(羽田行き)が夜の便なので、飛行機の乗る日も十二分に時間が使えるんですよね。なので、帰りの飛行機に乗る今日も、こんだけの場所を回れましたからね。かなり理想的な飛行機のダイヤだと思いました。
そんなこんなで時間が過ぎ、いよいよ飛行機に乗り込む時間となります。短かったけど、密度の高かった奄美大島&加計呂麻島での時間。いい想い出ができたと思います。

7/20 帰りの飛行機では素晴らしい夕日のショータイム

0720CIMG0001 (112).JPG無事定刻通りに飛行機は奄美空港を飛び立ち、徐々に奄美大島を離れていきます。今回はA側の窓際に座っていたのですが、なんといい感じで夕日を見ることが出来ました。しかも電子機器使用制限も解除された時間ぐらいに夕日のショーを見れたので、デジカメで写真とりまくりです。めっちゃキレイでした。雲がちょっとかかっていましたけど、飛行機から見ているので、雲の上に見える夕日がまたいい感じでした。
でもその夕日ショーを見た後は言うまでもなく・・・爆睡だったんですけどね。羽田空港まで約2時間。いい感じで爆睡できたと思います。それにしても慌ただしかった最後の1日。まぁ丸1日で奄美大島の南大島の各スポットを回ろうと思うのが間違いだったのかもね。奄美大島をめぐるには丸3日は欲しいですね。泳ぐことも踏まえると、丸2日だと辛かったです。
奄美大島、そして加計呂麻島は予想以上に大きかった。そう感じる今回の奄美旅行なのでした。まぁ他の八重山や宮古の離島と比較するのが間違っていますけどね。

7/20 エピローグ

そんなこんなで離島の旅は、ついに奄美大島&加計呂麻島エリアまで北上してしまいました。与論島あたりからすでに沖縄ではなくなっていたのですが、良い意味で内地とは異なり、そして離島っぽさがある島々でした。今回は加計呂麻島を中心に奄美大島、そして与路島(請島)まで行けたの大満足です。でも本当は喜界島まで行きたかったのですが、いかんせん船の便が悪く、喜界島に夜着で、帰りの船は朝発なので、どうしても行くにいけませんでした。この喜界島に行けなかったのが心残りでしたが、他の島々はかなりの大満足で、行きたいところにいけて、やりたいことが出来たので大満足の奄美旅行なのでした。
でも今回の旅行で残念だったのが、他の旅人と全く出会いがなかったこと。どの宿でも私一人でその点、ちょっと寂しかったです。奄美大島や加計呂麻島の情報を他の旅人から仕入れることができませんでした。でもその代わりに、奄美大島や加計呂麻島の地元の人と接する機会が多かったので、地元情報はかなり豊富でしたけどね。そのおかげでかなり充実した旅行になったと思います。

さて、波照間島からはじまった離島旅行。与論島から沖永良部島と徳之島を飛ばしてしまいましたが、奄美大島&加計呂麻島まで来ました。まだ沖縄で行っていない島もありますが、正直なところ現在・・・屋久島にめちゃめちゃ興味あるんです。屋久島まで行くと、もう沖縄的なイメージはまったくないと思いますが、あの大自然を体験してみたくて。西表島、奄美大島に匹敵、いやそれ以上と思われる屋久島の大自然。体験してみたくて仕方ありません。でも屋久島は飛行機以外だと鹿児島からしか船がないので、なかなか行くことはできませんが、屋久島は離島の旅の北限の目標としたいと思います。ちなみに本当の北限の利尻島と礼文島はすでに制覇していますけどね。

それはさておき、奄美大島や加計呂麻島の印象。とにかく緑が豊かで山間からの景色がキレイ!それにつきますね。でも海は沖縄に比べるとイマイチなので、奄美大島や加計呂麻島をこらからご旅行される方は、とにかく緑や大自然を楽しみましょう!そして移動はレンタカーでね(笑)。

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