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沖縄旅行の記録~沖縄離島を中心とした旅行記、想い出の記録

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2004年07月17日

加計呂麻の朝。今日はレンタカー。楽々うきうき。

やっぱり自転車でこがないでいいと思うと、気分的にも楽でいいですね。しかもレンタカー屋さんまでもバスで移動・・・自転車がある意味性がないような気がするのは私だけか・・・まぁ今のところ、宿の置物ですが、いつか活躍する日も訪れるでしょう。。。でも奄美戻った後もレンタカーでの移動になっているようないないような。。。
ともあれ、港行きのバスが、10時過ぎなので、それまでのんびりすることにします。バスはフェリーの到着する20分前ぐらいに出発するので、フェリーが1日4便あるので、バスも4往復はあります。なので、結構気楽に移動できます。10時すぎに宿を出てバスに乗ると、10分後には港へ!ちなみにあらかじめ「ここで降ろして」っというと、降ろしてくれるし、手を挙げれば停留所が無くても停まってくれます。島のバスって融通が利くから良いものです。

レンタカー。島っぽくて超アバウト!

CIMG0010.JPG自転車で1時間近くかかった道のりを、バスだとわずか10~15分。やぱり文明の利器です。港へ行く途中にレンタカー屋さんがあるので、途中で止めてもらい、いざレンタカーを!
レンタカーのお店の人には昨日話をしてあるので、スムーズに借りることができました。だけど、書面に住所や名前を書いただけで、やれ免責がどうだの、やれ保険がどうだとかの話は一切なし!いきなり「あれ」って言われて終わりの、超アバウトなレンタカーの貸し借りでした。いいんか~?こんなんで。良いんでしょう。離島だから。ってなわけで、この日借りたのは、軽で、エアコンもきちんと効きます。とりあえず走れば良いので、あとは贅沢言いません。手動ウィンドウでも・・・

まずは商店の奥さんに勧められた秋得先の海へ。

0717CIMG0001 (18).JPG瀬相の商店の奥さんが、リーフがきれいだよ!って教えられたスポットへ。それは、秋得と呼ばれる集落から、林道を進んだところにあり、砂浜などはなく、とても「泳ぐ」とか「海水浴」とかとは縁遠い場所です。
さっそく行ってみると、まず驚いたのは、舗装路なし、ガードレール無し、道はがたがた、ハンドルきり間違えたらそのまま海へどぼん!っというような道。正直、この先ホンマにいい海あるんかい?って思ってしまうほどでした。でもいざ行ってみると、そのリーフの素晴らしさには驚きでした。しかもエントリーしてからすぐにリーフって感じで、素潜り派の私にはかなり燃える海でした。珊瑚が期待できない加計呂麻の海なので、リーフは是非とも期待したいものです。その結果はいかに?

秋得の海。人知れない場所で、素潜り満喫!

0717CIMG0001 (22).JPGやっぱり地元の話は正しい。潜って最高でした。昨日はあまり良い思いをしなかったので、どうかな~?って思っていましたが、今日潜って、いきなり加計呂麻の海最高!って感じになってしまいました。
リーフの状態は、粟国に近く、ちょっと流れはあるけど、エントリーは比較的楽でした。リーフエッジの切り込みがおもしろく、深さもあってかなり楽しめました。
ただし~エントリーするまで、つまり浜に降りるまでが大変でした。結局、岩場をなんとか降りていく感じ。普通の人は行かない方が賢明かも?帰りなんか、フリークライミングののりで岩場を昇りました。でも岩場あるところに、いいリーフあり!これは結構確実です。
かなり楽しかったです。

観光地巡り。ここってあの映画のロケ地だったの?

0717CIMG0001 (44).JPG加計呂麻自体に予備知識なしで来ています。秋得からさらに南下してたどり着いた場所は、デイゴの並木がきれいらしいと言う場所。今時期、デイゴの花が咲いていないので、そんなに「キレイ」って感じじゃなかったけど、並木としてはとってもキレイでした。
でも近くの整備された公園を見ると、なんか「ロケ地」って文字が。なんとここは寅さんの映画のロケ地だったのでした。実を言うと、私は寅さん系映画を1本も見たことがなかったのです。なので、予備知識以前に、その表示を見ても「だから何?」って感じでした。普通なら感動するのでしょうか?まぁ知っている人なら感動するんでしょうね。私が粟国島行って、ナビィの恋スポットで一喜一憂したように。

加計呂麻最南端の海へ!気に入って3時間も居座る!

0717CIMG0001 (49).JPG寅さんロケ地からさらに南下。加計呂麻の最南端のビーチへと向かいます。ここも商店の奥さんに勧められたビーチ。さっきの秋得が良かったので、ここも期待です。名前は「徳浜」。加計呂麻でかなり有名なビーチです。ここはリーフが明確にあって、インリーフはかなり浅めでプール状態。リーフの外はかなり難易度高そうですが、結構期待できそうです。私はインリーフには目もくれず、一直線にアウトリーフへと向かいます。

徳浜の海で遊びまくり!

0717CIMG0001 (71).JPGそしてアウトリーフの1カ所に、外海の波が入り込まない絶好のポイントを見つけ、そこからエントリーします。すると・・・かなり良い!特にリーフエッジに波が打ち付けて、海の中から見ると、とても幻想的な景色に。まぁその反面、波が荒く危険なんですけどね。でも慣れっこです。その波が入り込まない部分から外を出ても魚が一杯。珊瑚礁はテーブル珊瑚が少々見受けられる程度で、そんなに珊瑚の森にはなっていません。でも魚はとても多く、潜っていて楽しいです。波の入り込まない部分と外海を行ったり来たりして、めちゃめちゃ楽しみました。さすがに商店の奥さんのオススメ。満喫です。
このあとも、インリーフを泳いだり、砂浜でぼぉ~っとしたり、充実した3時間を送ることができました。ちょっと長居しすぎてあとの予定が気にかかりましたが・・・
ちなみにこのビーチも寅さんの映画のロケ地になっていたようです。よくわからないけど。。。

安脚場って言う場所。戦争の痕・・・

0717CIMG0001 (111).JPG3時間のんびりしたあとは、比較的徳浜の近くにある安脚場へと向かいます。
加計呂麻には戦争の爪痕も残っています。その代表的な場所が安脚場。ここには砲台跡と弾薬庫の跡など、戦争の匂いを感じさせる場所なのです。
安直に、海の近くにあると思ったら、砲台なだけど、山にあり、今日は本当にレンタカーで良かった!っと思いました。ここまで走っている時も、自転車じゃ無理!っていう道ばかり。やっぱり加計呂麻は車がオススメです。
話は安脚場に戻して、坂を上りきると安脚場の駐車場にたどり着けます。少々わかりにくいですが、進むだけ進めば到着できます。やっぱり安脚場についたらまず最初に見たいのは砲台跡。しかし予備知識も当然なく、しかも駐車場にあった案内図もろくに見ないで安脚場の園内に入ったので、もはや迷子状態。全然砲台跡は見つかりません。弾薬庫はいっぱい見つけたのですが・・・コンクリートの跡などが多くあり、これが砲台跡かな?っと勝手に決めて帰ろうとしたのですが、その途中にここは未だ行っていない!って場所があって行ってみると・・・まさにそこが砲台跡でした。
最後かよ・・・でもいかにも砲台を置いてあったって場所で、結構感動しました。中にも入れたのですが、さすがに聖域的な感じがあったので、外から眺めるだけにしました。加計呂麻には他にも戦争の面影を残す場所があるらしい。商店の奥さんも是非見てみて!って言っていました。
でもそんな戦争のあとだけじゃなく、ここからの景色はとてもきれいなので、ぼぉ~っと景色を眺めるのにもいいかもしれません。

ビーチ巡り。さすがに土曜日。昨日よりはるかに人が多いです。

0717CIMG0001 (127).JPG安脚場のあとは、加計呂間の南のビーチ巡りをすることとします。
昨日は北部のビーチ巡りをしたのですが、今日は土曜日。昨日よりはるかに多い人間をビーチで見ることができました。いろんなビーチに行ったのですが、昨日なんか人っこ一人見なかったのに、この日はどこ行っても誰かしらいました。やっぱり海の日3連休の影響ですね。
まず安脚場の次に行ったのは渡連海岸。弧を描くビーチで、人でもそこそこ出ていました。目の前に奄美大島が見えて瀬戸内海のような海でした。
次に行ったのがスリ浜。ここはペンションなどの食泊施設もあって、プチリゾート的に作られていました。人出も他のビーチよりはるかに多かったです。このスリ浜。大したビーチじゃないんですけど、今回の加計呂麻の中で最も多くの人を見たような・・・そんなにめぼしいビーチじゃないんですけどね。やっぱ施設がないと人が集まらないのでしょうか?ちょっと寂しい。
そんなこんなでひたすらビーチ巡りをした加計呂間での午後のひとときなのでした。

行くつもりは無かったのですが、魔が差して行ってみた場所は?

0717CIMG0001 (135).JPG一通りのビーチ巡りをしたあとは、本当に、行くつもりは全くなかったけど、何故か行かないと!っと思った場所へ。それは「文学碑」がある場所で、あまりそういうのには興味がなかったのですが、なんか行かないと!っと思ってしまいとりあえず行ってみました。
文学碑自体は全然対したこと無かったのですが、その先の遊歩道を進んでみると・・・やっぱ何もなさそう!っと思ってUターンをしようと思うと、なにか看板の裏を遠くに見つけました。その表を見ると同時に、あるものを発見しました。それは戦争に使われたらしい船の格納庫。船の多分レプリカもおさめられており、かなり驚かされました。
ここにも戦争の痕があるとは・・・でも本当に来て良かったです。これも商店の奥さんが勧めていた場所で、明確に場所とか名称とか知らなかったのですが、何故が引き寄せられてしまいました。こういうところが「旅」っぽくて好きです。

最後にこれも商店の奥さんに勧められた道を走りますが・・・

0717CIMG0001 (139).JPG商店の奥さん、ありがとう!ここまではとても楽しかったです。でも最後に訪れたこの道は・・・どこがオススメやねん!
というのも、西阿室へ戻る島の西側にきれいな道があるという情報を聞いていたので、車で行ってみたのが始まりでした。どんな絶景かわくわくしていました。が・・・
めちゃくちゃ山道で、景色なんて全然見れないじゃん。とにかくいひたすら登る、登る。そのくせ展望台とかないし、道からも景色を見下ろせない。道自体も舗装こそされているものの、ほとんど誰も通った形跡がなさそうな道だし、しかもいかにも崖崩れの前触れのような落石の跡(車が通れる程度の落石)がそこいら中にあったのです。
Uターンもできなさそうな道が故に、もし本当の崖崩れがあったら、わたしはひたすらバックで戻るのか?とか、もしここでエンジントラブルなので、車が動かなくなったら私はどうなるのか(携帯もちろん繋がりません)。などとどんどん不安が不安をあおり、ネガティブなっていきます。確かに途中わずかに見下ろせた景色は素晴らしかったですが、それ以上に早く帰りたい。早くきちんとした道に戻りたい!って気持ちで一杯でした。
ここはあまりオススメできない道なのでした。まぁ昨日の悪路よりマシですけどね。でもこの道を抜けると、なんと宿のある西阿室へと出たのでした。あらゆる意味でほっとしました。

西阿室から港へ。やっぱり商店によって今日1日の報告!

0717CIMG0001 (141).JPG西阿室に戻っても、結局レンタカー自体は瀬相の町で借りたのでまた山を越えなければなりません。
でも西阿室から港まで、自転車でないとこんなに楽だとは。でも軽自動車なので、かなりエンジンがウィンウィン鳴っていましたけどね。今日1日エンジン分回してご苦労様でした。
その西阿室から港へと抜ける道を越えると、すぐにレンタカー屋さんと商店の交差点へとつきます。レンタカー屋さんで車を返して(車を置いて、「返しました!」って言うだけ・・・)すぐに商店へと向かいます。今日1日の報告です。
とにかくありがとうの一言につきます。オススメスポットがことごとく、私にはヒット!でしたかえら。確かにあの道だけは、これがオススメか?って場所もありましたが、相対的にはかなり意見を頂いて助かりましたから。
ここでもビールを2本飲んでいろいろ話をしました。そしてここでまた助言を頂いたのですが、次の日、日曜日の予定。最初は予路島に日帰り、請島に泊まりって思っていましたが、悩んだあげく、請島は船から見るだけにして予路を日帰りって感じにしようと思いました。結果、名瀬に日曜の夜に戻らなければならず、日曜の夜だけ宿をとっていなかったので、宿の予約と、月曜と火曜のレンタカー予約と大忙しです。何故に大忙しかというと・・・宿に戻ると携帯が繋がらないからです。この商店のエリアなら繋がるので、連絡事項は全てこっち側で行わないと行けません。とにかく今回の加計呂麻では携帯の「圏外」に苦しめられました。

宿に戻ってもまた一人。隣の宿は結構人がいるのに・・・

0717CIMG0001 (142).JPGこの日は港近くの商店で時間をつぶして、奥さんに別れを告げて(明日は朝7時台の船で奄美に戻るので)、バスが来たら西阿室行きのバスを手を挙げて止めて、バスで宿まで戻ります。
宿に戻るとちょうど隣の宿の人たちがどっから戻ってきました。へぇ~こんなに人いたんだ~っと思いましたが、結局うちの宿は私一人。う~ん、なんででしょ?なんか他の宿はツアーとかで提携しているのかな~。昨日に続いて今晩も寂しいです。
でも料理は今夜も美味しかったので、大満足。今夜はめちゃくちゃ美味しい海老フライに、煮魚。あとは貝類があって、刺身、あとみそ汁が最高に美味しかった。本当に食事には事欠きませんでした。宿のおばぁ、本当にありがと!って感じ。
でも夜は暇でした。今夜もテレビをずっと見ていました。わたしが一人でテレビを見ていて、普段のくせで、テレビに突っ込みを入れていると、おばぁが「誰か他にいるの?」って心配そうに顔を出してくる始末。おばぁごめんなさい。一人ボケ突っ込みするタイプなんです。
今夜も夜空を見上げながら散歩して、そして眠りへとつきます。明日のは朝7時台の船で奄美に戻り、予路に日帰り。そのままバスに乗り継ぎ、名瀬に泊まります。明日は移動・移動・移動になりそうです。


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