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沖縄旅行の記録~沖縄離島を中心とした旅行記、想い出の記録

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2004年07月16日

早朝出発。奄美の人には早朝すぎたかな?

CIMG0064.JPG実を言いますと、加計呂麻へのフェリー。朝1便で渡ろうと思いまして、その1便ってのが朝7時!めちゃくちゃ早いんです。なので宿は5時台に起きました。支度もままならないまま出発しなければなりません。しかし早すぎて問題が発生!宿代の支払いが未だなんです。あまりに早すぎて、宿の人が起きていないので、困りました。しかもそれ以上に問題だったのが、自分の部屋以外、鍵が開いていなくて、宿のおばさんがいつもいる食堂とかに入ることができなかったのです。部屋に置いておくのもなんなので、どうにかして食堂に入ろうと試みました。そこで発想の転換。扉がダメなら窓がある!窓といっても、ドアと同じ大きさのやつですけど、案の定・・・鍵かかっていませんでした。なので、そこから部屋に入り、食堂のテーブルに宿代とメッセージを残しておきました。
ちょっと心配だったですが、時間がきていたので、泣く泣く宿をあとにしました。
古仁屋の港までは自転車で10分程度。大きな荷物を担いで港へと向かいます。

朝7時なのにめちゃくちゃ暑い。フェリーの中で涼みます。

CIMG0066.JPG朝早いフェリーなので、港に人はあんまりいないです。港の目の前にあるスーパーももちろんやってません。それにしても暑い!朝7時なのに、日なたにいると汗びっしょりになってしまいます。なので、日影に避難です。
日影で出航準備を待ちつつ、ようやく乗船です。加計呂麻へのフェリーは基本的にカーフェリーなので、乗船はカーゴから乗り込みます。要は車が入るデッキから人も乗り込みます。私の場合は自転車があるので、その方が便利です。人が乗り込む口だと、通路が狭く自転車を持っている私にはかなりきついのです。しかも加計呂麻のフェリーは手持ちの大きな荷物はそのカーゴにおいてもらえるので、船室へは自転車を持ち込まなくてもOK。これは助かりました。フェリーって会社によって様々ですからね~。粟国みたいな最悪のフェリーもあるし(未だに憎んでいます)。
それはそうとフェリーに乗り込み、エアコンの効いている船室でゆっくり休みます。そると人も徐々に乗船してきて、まぁそこそこの人数になりました。でも全般的に学校関連のい人が多いのかな?学生さんを何人も見ました。あと同伴?している先生をかもね。あとショップの店員さんらしき人も多かったです。ちなみに旅人は・・・一人も見あたりませんでした。多分今夜からの宿も一人なんだろうなぁ~。。。
そんなこんな思っている内にフェリーは出航したのでありました。加計呂麻までは30分で到着です。

加計呂麻上陸。そこに立ちはだかったのは???

CIMG0069.JPGフェリーは快適そのもの。もともと奄美と加計呂との間にある大島海峡は流れもない海峡なので、フェリーはとても乗り心地が良かったです。あっという間に加計呂麻到着です、加計呂麻での主要な移動手段はバスらしく、マイクロバスがフェリーの時間に合わせて何台も港に止まっていました。私は自転車(自力)なので、とりあえずあバスには興味ないです。でもみんなバスか送迎の車に乗って港をあとにしていましたね。自転車は私一人です(当たり前ですね)。
そして目指すは島の反対側、西阿室って町です。港からはちょうど山一つ越えた島の反対側です。距離は大したこと無いので、どうにかなると思って西阿室を目指すのでありました。その結果は???
・・・言うまでもありませんね。地獄の上り坂です。坂を上りはじめてすぐにこりゃあかん!っと思って延々自転車を降りて押して坂を登りました。昨日の古仁屋の坂なんて比べものになりません。泣きそうになりました。っていうか滝のような汗で、汗なんだか涙なんだか・・・(なんてね)。
やっとの思いで坂を登りきればあとは一気に下るだけ。でもよくよく考えると坂を下りきると言うことは、どこへ行くにもこの坂を登らざるを得ないってこと?・・・(冷や汗)。

西阿室に到着。まさに離島の町って感じです。

CIMG0077.JPG西阿室の第一印象!「素朴」の一言につきます。「離島」って空気が漂っていてかなりお気に入りかも?観光化以前に人もあんまりいないし、静かで良い町です。宿も2,3軒しかなく、人で溢れることは無さそうな町ですね。しかし・・・携帯が全く繋がりません。困りました。旅行記の更新ができないばかりではなく、電話もできない状態。かなり困りました。でも逆に考えれば携帯から解放される生活を送るのもいいかな?って思いましたよ。離島ライフを満喫します。
西阿室の集落には、先ほども話しましたが宿は2~3軒。商店は1軒かな?郵便局と小学校がある程度であとは港ぐらいしかありません。それと奄美エリアには何故か必ず、どの集落にも土俵があるのです。しかもきちんと屋根までかけてあって、これってなんでなんでしょ?奄美も一応鹿児島エリアなので、鹿児島的に相撲の土俵ってゆかりでもあるのかな?
それはさておき、集落自体小さいので、宿はすぐに見つけることができました。今夜の宿は港の真横の民宿です。

宿はアットホーム。至れり尽くせりです。

CIMG0080.JPG宿を訪ねるとおばちゃんがお出迎えしてくれました。でもどう見ても部屋着のまま。まさか自力で西阿室まで来るとは思っていなかったらしく、突然の来客に驚いていました。そりゃ普通はあの坂を自力で来る人はいないらしいです、おばぁも途中、地元の車に言えば乗せてくれたのにぃ~って言ってくれました。でも自力で来ることに意味ありなのです。
そこからはいろいろ宿のおばぁが至れり尽くせり状態。次から次へと出てくるおもてなしの数々。お茶に黒糖に、お新香、バームクーヘンに、スイカまで。もうお腹いっぱいだよぉ~ってばかりに出てきました。正直、船の中で朝食を食べていたので、少々満腹状態でした。でもバームクーヘン以外はすべてたいらげ、バームクーヘンはこれから外出するときに、その先で食べようと思いました。
ってなわけで、今日の予定。宿を基点に加計呂麻島の北部を回ることとします。まずは加計呂麻唯一の滝を目指すこととします。おばぁ曰く、西阿室から滝までの道は、車では無理だけど、自転車ならどうにかなるんじゃない?って言われたので、まいっかと思って出発しました。でもその「車だと難しい」っていう意味。あとでこんな結果を招くとは・・・

加計呂間の洗礼。こんな悪路初めてです。

CIMG0084.JPG結果から言いますと、えぐい!えぐすぎの道でした。悪路の度を超えていました。おばぁは通ったことがないから、正確にどんな状況か分かっていないようでした(っとあとで他の島の人に言われました)。
未舗装ってレベルではなく、平らな箇所など皆無近いほどの悪路。岩がむき出しになっていて、自転車で走ることなんか不可能。自転車を押して進むことも困難なくらいでした。正直歩くのもままならない悪路。自転車は単なる重い荷物と化していたのでした。途中なんかは、誰も通ったことないんちゃう?ってくらいの道の状態で、正直このまま進んで行き止まりにならないだろうかと不安だらけになりました。だって来たこの悪路をまた戻るなんて・・・絶対嫌でした。
もうこの道は我慢我慢の連続でした。半ば想像はついていたのですが、多分この悪路。目指している滝近くの集落まで続くだろうと。案の定そのようで、結局延々悪路は続き、自転車には乗れない状態が続いたのでした。
悪路の終わり付近では、工事中のおっちゃんたちがこっちをみて笑っていました。っていうかみんな目が点状態でした。だってあの悪路を自転車でくるなんて!って感じらしかったです。その工事中の所から急にきれいな舗装路に変わり、今までと比べるとまさに高速道路状態。おっちゃんも「こっから先は高速道路さ~」って励ましてくれました。ここまで来るのにめちゃくちゃ辛かったけど、でもその一言がめちゃくちゃ嬉しかったです。そしてまさに自転車は高速で坂を駆け下りていくのでありました。

島の西側めぐり。滝に海に、坂道に・・・

CIMG0090.JPG舗装路になってちょっと安心しましたが、目指す滝は坂の上。でもさっきまでとは違って一応舗装されているので、自転車を・・・押して登ります(こいで登れる体力もう無いです)。結構急な坂だったのですが、急が故に距離はそんなに長くなく、結構あっという間に滝まで到着できました。
滝自体は落差20m程度でしょうか。そんなに規模は大きくありませんが、道路脇にあり、見つけやすかったです。残念だったのが、滝壺に入れなかったこと。道路脇に滝壺合ったのですが、少々下にあって、どうやっても降りるすべが見つかりませんでした。まぁ水遊びまでするつもりまでは無かったですが、せめて足ぐらい入れて、体を冷やしたかったです。
滝をあとにした先は、坂を登ったり下ったりしながら徐々に北側へと進みます。途中坂を下った場所には必ずビーチがあり、あまりに暑かったので泳ごうか迷ったけど、でもここではまだ我慢。今日は加計呂麻最北部のビーチで泳ごうと決めていたので、ひたすら自転車をこぐくとに専念します。目指すは加計呂麻最北部の実久海岸。まだまだ先は長いっす。

島の西部から東部へ横断。東部の集落の商店でまったり。

CIMG0157.JPGしかもその実久海岸。島の西側をそのまま北上して行ければ良かったのですが、いったん東側に出ないと北上できないので、泣く泣くやま山越えをします。加計呂間島は西部~東部にはかならず山がありますので、自転車につらいっす。でも登りがあれば下りもある。登りを耐え抜けばあとは下りと思うとがんばれます。
でも東部へ抜ける頃はさすがにボロボロ。とにかく水分をとりたくて、自販機を探します。そして自販機を見つけて、自販機でジュース買おうとすると、島のおじぃがそれ壊れてるよ~っていう。近くに商店あるから、っというので商店を見つけて飲み物を求めます。
そこには店のおばぁと近所のおばぁがいて、思わず話込んでしまいました。もう島のおばぁ、最高っす。話好きだし、明るいし。でも正直この商店で足止めされたのはいうまでもありません。でもそのかわり?にパンをもらいました。島の人って商売っけないね。またそこがいいんだけどね。それにしてもジュース1本買うのに30分以上かかってしまうとは、まさに島時間ですね。(買ったのは1分。話し込むこと29分って感じなんだけどね)。
帰りも寄っていけと言われているので、楽しみにすることにします。

実久海岸への道もまた険しいなり。

CIMG0100.JPG思わぬところで昼ご飯をGETし、一気に実久海岸を目指そうと思うと、商店の前の道は違うらしく、商店でそのことを聞いて助かりました。おばぁ様様です。正しい道に進むとやっぱりそこは坂道。ひぃひぃいいながら登ります。ここ最近は坂を自転車で登るとき、ずっと降りて登っているのでは、らちあかないからこう決めました。とりあえず日陰は降りて、日なたはこいで登る!そうすることにしました。これなら暑い日なたを短時間に抜けられ、涼しい日陰でのんびり休めます。それとなにより次の日陰まで!って明確な目標ができてやる気がわきます。でもずっと日なたのときもあり、そんときゃ意地でがんばりました。
そんな方針が功を奏して結構楽に実久海岸への坂をクリアすることができました。

加計呂間初の海。多少は期待していたのですが・・・

CIMG0111.JPG坂を一気に下ると海岸らしき場所に到着します。防波堤があってよく見えませんでしたが、防波堤の切れ間から海岸へ繰り出すと、そこにはビーチが広がっていました。結構広かったです。人は1組だけいましたが、けどこの広い海なので、あんまり気にならないです。
ここまであまりに汗をかきすぎていたので、とにかく水に入りたかったので、すぐに支度をして(水着はすでに着ています)、海へと向かいました。
海に入った瞬間、ヤドリ浜と同じ状態。グラスから水が浸水してきます。う~まともに潜れないっす。立ち泳ぎしながらグラスを修理しようとしましたが、奇跡的に浸水が止まってどうにか泳げる状態にまで至れました。
そしてようやく海の中を散策。しかし・・・ヤドリ浜と同じ状態の海の中にがっくり。珊瑚は死滅状態。悲しいほどの海の中の姿でした。魚はヤドリ浜よりは多かったですが、珊瑚礁の残骸が痛々しかったです。
それでもこの実久海岸。良いところもあって、とにかくクマノミの遭遇率が高かったです。珊瑚礁は死滅状態だったのですが、その中にイソギンチャクは生育していたので、それを住処とするクマノミにはいきるすべがあるのでしょう。クマノミ自体も、ハマクマノミとハナビラクマノミが多かったです。
それがこの実久海岸で唯一楽しかった出来事なのでした。ですので、そんなに長く潜らなかったのは言うまでもありません。

実久の吾妻屋でまったり。でも足はパンパン。

CIMG0113.JPG泳いだあともしばらく吾妻屋でのんびりしてました。連休前なのでだ~れもこないから静かでいいです。普段休みならもっと人がいるそうです。あまりに誰もいないので、ちょっと寂しかったり・・・まぁ体乾かすまでのんびりして、またあの坂を登って次の海を目指します。今度は商店の前で間違いそうになった道を行き、「芝」って海を目指します。
気持ちは前に進んでいるのですが、体(足)がさすがに疲労困憊で全然言うことを聞きません。まだ往復の往路しか来ていないのに、体が・・・それでもどうにか坂をクリアし、商店のおばぁオススメの「芝」って海岸まで頑張っていきます。ここまで来ると、坂じゃなくても足がかなりきついです。ちょっとの上り坂でも足が悲鳴を上げてかなり辛かったです。このとき、西阿室まで戻るのに、あの坂を登らねばならないことを、気づくすべはありませんでした。

芝海岸は・・・

CIMG0156.JPG芝海岸はなんか漁港の先にあるビーチで、トイレもなにもない素朴なビーチです。が、沖に船が停泊できる桟橋があるので、魚とか多そうなのかな?っと思うと、先客がいて、地元の人らしいが、ビキニ姿でモリをもって魚とっていち。すげ~かっこよかった。
しかし芝海岸自体は・・・まさに『・・・』でした。海の中にロープはられていて、沖に行けないでやんの。知らなかったので、泳いでいるとき、そのロープが顔面激突です。痛かったぁ。海自体は言うまでもなくイマイチ。珊瑚なんか殻もない砂地だし、魚も全然いない。よくこの海で漁していたなぁって感じです。早々と切り上げ、砂浜で体を乾かします。基本的に奄美大島側の海って、もちろんリーフはないですが、海の中自体もイマイチかも。写真で見たテーブル珊瑚のポイントはボートでしか行けないのかな?残念。
しかの砂浜の砂は熱くなって裸足で歩けないし、う~んあんまり良い思いはしなかったです。商店のおばぁ、本当にオススメなのか~?

帰りの商店でもまたまた、まったり。

CIMG0158.JPGいつものことだけど、島にくると島の人とよく話をします。今回の加計呂麻でも楽しく話をさせてもらっています。帰りもこの商店でもいっぱい話をしました。行きはパンをもらいましたが、帰りはアイスキャンディーをもらいました。ちょっと期待してましたけど。でも行きにもらったパン。賞味期限切れでした。1週間ほど。食べた後に気づきました。あえてそういうのをくれたのではないのはわかっていますが、そういうのを売っているのがおちゃめです。
私自身そうだけど、島のおばぁも話好きな人多いですね。結局帰りも30分以上この商店で捕まってしまいました。まぁ足やすめにはちょうど良いんですけどね。
さ~てここからとりあえず来た港、瀬相までもどり、そこから宿がある西阿室まで、山を一つ超えます。先はまだまだ長い! まずは瀬相まで、どんな感じなのでしょうか?できれば坂少ないといいなぁ~(普通海岸線の道って坂少な目なのですが、ここ加計呂間は別物です。海岸線でありながら坂が多いです。

港までの道。強烈な坂はないものの、ボディブローの嵐

CIMG0159.JPG正直、港までの道は強烈な上り坂こそないものの、登ったり下ったり、海に出る度その繰り返し。しかも地形がリアス式海岸状なので、目的地までの距離は短いが道のりはめちゃくちゃ長い。これだったら強烈な坂の方が楽です。今日ここまでの疲れもありますが、このボディブローのような坂道。かなりへこみました。しかもこの坂を越えて港に着いたとしても、そのあと待っている宿のある集落までの上り坂がある・・・ そう考えると途方に暮れてしまうのでありました。でも進まないと誰も助けてくれない。自分の足だけが頼りなのでした。
とりあえず瀬相の港まで。瀬相の港の先には商店が合ったはずなので、そこまで頑張ってそこで給水をとることとします。がんばるしかないっす。

商店その2と明日の予定。

CIMG0160.JPGボディブローを受けつつも、どうにか瀬相の港までたどり着きました。港に着いたときはまさにボロボロで、もう走れない!って感じ。とにかく水~!ってことで、港から西阿室へと向かう道にある商店へと向かいました。店に入るやいなや、『しばらく休ませて下さい!』って言ってしまいました。見るからに疲労困憊でボロボロだったみたいで、すんなり休ませてもらいました。
そしてこの商店で休んだことがこの先のターニングポイントとなるのでした。それはさておき1.5Lのペットボトルを買って一気に2/3を飲み干してしまいました。そこでようやく落ち着いたのでこれまでの経緯さどお店の奥さんといろいろ話します。そしたらまたここでもいただいちゃいました。今回は黒糖。疲労困憊の体には助かります。
結局この商店で1時間ぐらい休ませてもらって、いろんな情報を仕入れました。明日回ろうと思っていた加計呂麻南側の情報などいろいろ。そしてここまで至る自転車での大変さを話したら、南側はもっと大変という。しかも移動距離も今日以上になりそう。ってなわけで、商店の奥さんのおすすめもあって明日はレンタカーにすることにしました(ひ弱になりました)。ちょうど商店の目の前がレンタカー屋さんだったので、聞いてみたらどうにか空いているようなので、明日はレンタカーを借りることで決定!まっ1日休暇と考えます。あんま無理はしたくないので・・・
そんなこんなで商店にも1時間近くいたでしょうか。体は疲れ切っているけど、島の人との会話はやっぱり楽しいです。多少は西阿室までの坂道をがんばれる力をもらった気がしました。

土曜日はレンタカー。なので西阿室への坂もがんばれた

人間って現金なもので、明日レンタカーとなるやいなや、足取りが軽くなっちゃうものです。最後の坂を一気に越えて西阿室へ。しかーし、ここで気になることが。泊まるのは島の西側。レンタカー屋さんは山の向こうの東側。離島なので送迎などしてくれるわけもなく、どうやって宿とレンタカー屋を往復するか悩みました。そんなとき、自転車で走っているときにたびたび目にしたバスに注目しました。バスは必ずフェリーの時間に合わせて走行しており、もちろん宿のある西阿室と港も結んでいます。ってことで西阿室と港とはバスで移動することにしました。明日(土曜日)は禁自転車です。車で行きたいところ、商店の人に進められたところ、一気に回ります。
まぁ2度目の坂越えなので、レンタカーの気分的な効果もあって、結構難なく坂を登り切れたのは言うまでもありません。

ちなみに西阿室って・・・

CIMG0172.JPG今日と明日宿泊する加計呂麻西にある西阿室は夕日がキレイでとても有名。なのでそれだけで今回泊まるエリアを決めたのでした。あんな坂があるとは思わなかったけど。宿自体にはどうやら私一人だけみたいで、あまりこのエリアまで来る人は少ないようです。宿はほかに2軒あるでしょうか。静かでいい町です。そしてその夕日を見るため、シャワーを浴びたら夕食前に港へとでます。もちろん西阿室の港ね。
港の大きな防波堤で夕日を眺めましたが、さすがにかなりいいです。夕日が水平線に落ちていくだけでなく、無人島など周辺の島々のシルエットも最高。写真を撮りまくったのは言うまでもありません。ホント、ロケーションは最高の宿でした。ただ旅している人が見あたらないのは残念でした。今回の旅をレポートして、もっと多くの人に来てもらわないと。
静かでのんびりできて、離島好きの私にはかなりお気に入りの町かもしれません。瀬相の港からここまで来る足があれば・・・(バスに乗ればいいんだけどね)。

宿の夕食はかなりいい!もう食べられない!って感じ。

CIMG0180.JPG今夜の夕食。まずこの宿を予約するとき、電話で『夕食、魚にしますか?肉にしますか?』って聞かれました。驚き反面、行く前からいい感じの宿だなぁ~って思いました。私は迷うことなく『魚!』ってお願いしてあり、出てきた料理の多さに驚いた。
刺身あり、グルクンの空揚げみたいな魚あり、さざえの壺焼きあり、アワビみたいなのあり、ラフテーみたいな豚肉の角煮あり、他にもまだまだありました。それが一品一品、味が家庭的で美味しいんです。食は大満足!だけど宿に他の宿泊客がいないから寂しかったのと、宿のおじぃおばぁも一緒に食べたりすることなかったので、ずっとテレビを見てました。少々寂しい。
結局夜は疲れていたのもあって、すぐに寝てしまいました。ちなみに部屋は4畳半のものが3部屋ありました。コインクーラーでしたが扇風機があったので助かりました。でも部屋の中の方が屋外より暑いのが辛かった。外はホント涼しかったです。そうそう、この夜、闇夜だったので星がめちゃくちゃキレイでした。星座さっぱりわからんぐらい。天の川もキレイでした。そのまま外で星を見上げながら寝たい気分でした。港の防波堤で寝転がって夜空を見上げたのでありました。(きちんと部屋で寝ましたよ)。


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