2002年4月28日(日)
「期待した八重干瀬。裏切られた船。ストレスに苦しむ。」

自転車走行:約0km
(累積約235km)
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さぁ、今日はいよいよ八重干瀬の日。正直、今回宮古へ来る前は八重干瀬の存在すら知らなかったけど、旅で知り合った人々に「八重干瀬はとりあえず行った方がいいよ」って言われて、徐々にその気になってきたわけなんです。最初っから、八重干瀬が目的に宮古に来た訳じゃなかったので、そんなに思い入れはなかったんだけど、池間、つまりこれほど近くに八重干瀬があると思うと、いても立ってもいられないわけなのです。
っということで、今回泊まっている宿も船を出しているんで、その船にお世話になることにします。正直、最後の最後まで一般のダイビングショップの船に乗るか否か迷っていたんですけどね。しかし・・・この判断が大きな過ちでした
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この船を選んだのが悪夢の始まりだった。
八重干瀬へは池間の港からだと船で30分程度ですかね。そんなに遠くありません。この日はダイビングに行く人を先に見送ってから、自分が港へ向かいました。とりあえず、宿に泊まっている人の中で、その船乗るの自分一人なんで、まぁ貸し切り状態かな?って思いました。船においては人数が少ない方が良かったりしますけどね。
人が少ないので、船の準備も手伝います。それにしても、なんだか漁に出るような道具ばっかり。釣り具、餌など。まぁ自分が潜っている間に釣りでもしているのかな?って思って流していましたが・・・
船まで行くと、他にも客が2名いました。でもどう見ても釣り客。八重山のバラスでも同じようなことがあったので、全く気にしていませんでしたけどね。八重山のバラスの時も、とりあえず釣り船に便乗して、バラスに降ろされて、他の釣り客はポイントまで船を出し、釣りをしていたんでね。今回もそんな感じで、八重干瀬に降ろされて、釣りの間に潜っているのかな?って思いました・・・
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池間大橋をくぐるときはまだ気分が良かった。

この風景を見ているとき、切れまくっていた。
(灯台のあるのがフデ岩)
八重干瀬自体は池間島の北東に位置します。船は池間大橋をくぐり、さぁ北東方向へ!・・・って思ったら、どう考えても真東にルートをとっています。しかも八重干瀬は一大観光スポットなのに、他の船が一切いない。これはおかしい!途中、釣りをやらされていたが、その釣りのために最初に違う場所に行って、そのあと八重干瀬行くのかな?って思っていました。
しかし着いた先はフデ岩。八重干瀬ではありません(八重干瀬の一部かもしれないけど)。最近、「フデ岩」という名前で、島に認定された新しい島ですが、もともとこの島に上陸したいが為に、他の2人が乗りこんだらしいです。ってことは・・・八重干瀬に行くために乗った俺はどうなんねん!正直、ブチ切れました。
「ここは八重干瀬じゃないでしょ。八重干瀬行くために乗ったのに、八重干瀬にはいかないのか?」
っと聞くと、その答えにあきれかえりました。
「八重干瀬みたいなもんだよ。ここは。」
だってさ。完全に爆発しました。正直むかついたので、絶対にここの海に入るものか!っと思いました。八重干瀬じゃない限り、絶対に海に入らない決心をしました。完全にだまされた。
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これでこの日の私の気分は最悪になりました。2人がフデ岩から戻ってくるまで、ブチブチに切れまくってました。時間は過ぎる一方だし、「私の今日の1日はなんだったんだ?」と後悔せざるを得ないです。しかも北の彼方にはクルーザーが何隻も停泊している、本当の八重干瀬が見えているので、もっと悔しかった。今思うと、宿の船に便乗しないで、きちんとダイビング関係の船に乗っていればと・・・後悔先に立たず。今回の旅で最悪の事態に陥ったのは言うまでもありません。
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加えて、このあともまた釣りに行く始末。本当に「潜らせてくれないのか?」。しかも私は釣りを全くしないどころか、釣りは嫌いなのでした。ガキの頃はやっていましたけど、ただ待っているだけのあの釣りってのがどうしても耐えられないのです。
結局、フデ岩に来る前、来た後の釣りでは、1,2匹しか釣れないので、全然楽しくなかったです。それでとにかく船を操縦している人に抗議しまくって、元々八重干瀬に行くためにこの船乗ったんだぞ!っと猛烈に訴えました。
これで八重干瀬に行けなかったら、私の1日は・・・
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これが八重干瀬の珊瑚は海上に出ているところ。

もう少し干潮時ならもっときれいなのに。
まぁ抗議の甲斐もあったのか、どうにかこうにか八重干瀬に行ってもらうことになりました。しかし、時間はもう午後3時。干潮時が午後1時だったので、潮が満ち始めて2時間も経っているのでコンディションはあまり良くありません。しかも満ち始めているので、干上がっている部分も徐々に少なくなってきているし、しかも日が影ってきているので、水の中もそんなに明るくなさそう。
着いたはものの、条件は最悪。でも八重干瀬行かないで、今日1日終わるよりまし!っと思い、一心不乱に潜りまくりました。
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珊瑚の棚状の壁です。

とにかく珊瑚がきれいだった。

この珊瑚と小魚、良いでしょ?

珊瑚の畑のようでした。
場所は一カ所(1珊瑚の固まりで直径30〜50m程度の珊瑚礁)だけだったけど、その廻りを1周しながら潜りまくりました。さすがに噂の八重干瀬だけあって、珊瑚礁はものすごくきれいでした。魚の数も多くて、しかも深さがすごくあったので、素潜りの私には最高でした。ちょっと泳いで珊瑚礁を移動し、5,6m潜って、また上がり。その繰り返しを延々1時間繰り返していました。
魚の数を種類はそこそこで、感動するほどじゃなかったんですが、何よりここ、八重干瀬で素晴らしいのは、珊瑚礁です。珊瑚の群生度はすごいです。枝珊瑚からテーブル珊瑚など、珊瑚の種類も豊富だし、サイズも大きい。その珊瑚が壁みたいに陸に顔を出している部分から海底までずっと連なっているのです。珊瑚の美術館みたいで、海の深い部分にいるのがすごく楽しかったです。
ここ八重干瀬は、八重山のバラスと比較すると、魚は少ないが、珊瑚は最高!って感じですね。珊瑚を見るなら八重干瀬。魚と戯れるならバラスって感じです。
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手前の海水が茶色い部分がもずく畑。
とにもかくにも、ぎりぎりで私の希望はかなったのでした。しかしわずか1時間。満足できないですね。他の船なら2,3スポット移動して潜らせてくれるので、今回は運がなかったっと諦めて、次にリベンジを誓います。
しかし、八重干瀬からの帰り際。今度は釣りではなく、もずく採りをやらされる羽目に。確かにもずく採りなんて滅多にできる経験じゃないけど、この日は切れまくりの状態だったので、あまりおもしろさを感じませんでした。なんか本来船を出している人がやるべきことをやらされている感じがしたので。客にやらすな〜!って感じでした。もうちょっと普通の状態なら、楽しくできたんだろうですけどね。(この日は八重干瀬になかなか行けなかったので、切れていたので)
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とにもかくにも、欲求不満が残りつつも、池間島に戻りました。宿に戻るとダイビングの方の人は戻っていなかったので、とにかくビールを買いに行き、やけ酒(っと行っても缶ビール1本)。この日はもう何もする気になりませんでした。
しばらくすると、ダイビングの人たちが帰ってきて、いろいろ話を聞きました。ますます今日の船の選択失敗を悔やみました。みんなと一緒に行っていれば、さぞかし八重干瀬を体験できただろうし、これほどまでのストレスを感じないで楽しめたはず。悔やんでも悔やみきれない1日となりました。
せめてもの救いは、宿に他の客がいること。今日の話を聞いてもらったり、向こうの話を聞いたりして、どうにか落ち着いて来ましたからね。ビール飲んだり、夕焼け見たり、いろいろ話したり、他の旅人がいるおかげで随分楽になりました。もしこの日も他の客いない状態だったら・・・なんか壊しているかも?・・・なんてね〜。それぐらい荒れていたかもしれません。
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まぁ今日1日、いいことなかったけど、夜のおいしい夕食と、おばぁのおいしいカボチャの天ぷら(八重山ではサーターアンダギーです)の出来立てを食べさせてもらったり、池間に来てとにかく食においては最高でしたね。船は最悪だったけど(まだ言う)。
夜も、ダイビングの話、今日の話に交え、今までの旅行の話とか八重山の話とか、共通の話題がいっぱいあったので、夜までいろいろ話こんでいました。だって今回の旅の中で、数少ないまともな夜を迎えられたんだもん。まっ、その分、十二分に楽しめた夜でしたけどね。
ちなみにこの日は昨日+1名。全部で6名でしたね。追加になった一人も関東の人でした。八重山から宮古へ渡ってきた人だったので、八重山通?(自称)の私には話聞いていて楽しかったですね。
とにもかくにも、昼は最悪だったけど、夜は最高の1日でした。さぁ明日は池間を離れ、宮古の久松まで戻ります。前浜にまた行ける〜!