2002年4月22日(月)
「多良間へ渡るが、人っ子ひとり(旅人)いない。」

自転車走行:約25km
(累積約90km)
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宿の近くで朝焼けを見る。さぁ今日船は?
さて、丸一日遅れの多良間への出発。まぁトライアスロンも満喫できたし、多良間2日だけになっちゃったけど、そんなに大きい島じゃないからいいかな。とりあえず、泊まっていた民宿は、この旅の最後にも泊まるので、内地でしか使わないものを全て置いて旅立つことにしました。さすがに今日は船出るだろう!?
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んでもって、再度港へ。船を見るといろいろ荷物を積み込んでいる最中でした。今日は船が出る!ってこと。一安心です。とりあえず、乗ってきた自転車を折り畳んで、船に乗り込みます。いよいよ多良間へ出発です。
しかし乗り込んでみて気づいたことは、旅人らしき人が全く居ないこと。船のどこを見てもどう見ても労働者。正直、自分以外は全て労働者って感じでした。この時点でかなり不安でした。しかしその不安が的中するとは、この時点では知る余地もありませんでした。
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さぁ待ちに待った出航!

途中の青空はきれいだった。
船は約2時間半で多良間へ着きます。途中伊良部島、下地島を右手に見ながら進みます。揺れはあんまり無かったです(船弱い人には揺れている方になるのかな?)。でも立っているのは無理なぐらいでしたけどね。なので、船の甲板に座って水平線をぼ〜っと眺めていました。
この日はとても天気が良く、空をぼ〜っと見ているだけでも気持ちよかったです。たまに水面に目をやると飛び魚が時折顔を出しで飛んでいるのが見れて楽しかったです。そしてその飛び魚を狙って鳥がバトルをしている。そのバトルを見ている内にあっという間に多良間へ到着してしまいました。
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そこそこ整備されているが・・・
多良間は八重山で言うと波照間ぐらいの港で、そこそこ整備されています。でもそこいら中工事関係の車で、なんとなく労働者が多いのがわかった気がします。でも本当の理由は別にあったんですけどね、労働者が多いのには。
とにもかくにも、自転車を取り出し、宿を目指して走り出します。ま〜た、地図もろくに見ないで・・・結果・・・また迷いました!まぁ迷ったっちゅうか、宿の場所事前に全くチェックしてなかったので、当然といえば当然。わかるわけないだろ〜!
っということで、適当に迷ったところで宿に電話して場所を聞いてみるが、さっぱりわからない。何聞いても「北の方」としか言わない。それがわかったら苦労しないわ!でもなんとなく北かな?っと思う方へ進むと、またいつものことながら宿を発見!方向感覚があるんだかないんだか、時折わからなくなります。
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ロビーは過ごしやすかった。

部屋はいまいち。扇風機がないし暑い。
さて、ここ多良間には宿と言える宿は2,3軒しかありません。その中でも料理が旨いと言われている宿を今回は選びました。でもね、宿の入口がさっぱりわからん。メインの通りには入口全くないし、脇道にも民家の入口ぐらいしかない。。。その民家の入口が宿の入口だった。。。まぁそんなもんでしょう。
宿の中は結構きれい(予想外)。1階にロビーがあって、くつろげます。各部屋は2階らしく、部屋に案内されると、部屋は広めなんだけど・・・扇風機がない!これは南の島では死活問題です。しまった、失敗した!って思いましたね。まずは。しかもクーラー、有料のコインクーラーだし、風通しも悪いので、夜眠れるか心配でした。風呂(シャワー)、トイレはそこそこ整備されていたので、問題は寝るときの部屋の状態ですね。まぁ結果的に1泊になったので我慢すればいいかな?
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さっそく、島巡り。とりあえず多良間の事前情報では、島の海岸線に沿って道路があるので、どこから出ても海に出れるという話を聞いていたので、早速その周遊道路に出ることにします。以外にも、この宿、その周遊道路にとても近く、道が簡単なので、非常に便利な立地だということに気づきました。とりあえずは、島で一番有名なビーチへと繰り出すことにします。
とにかく多良間のビーチの名前は・・・読めない!カタカナの「リ」に丸つけた「リ゜」ってなんて読むんだ〜!最初に行った、多良間で一番メジャーなビーチも・・・トゥガリ゜ラ公園・・・「とがりら?」「とがり゜〜ら〜」???わかんない。。。
まぁとにもかくにも、一番メジャーなビーチへ行ったのでした。
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自然が残った良いビーチです。

施設は非常に充実!

このベンチに座ってみる海が良い!
このビーチはとにかく施設が整備されていて、いろいろ便利です。シャワー室(6ブースぐらいある)、男女トイレ、日除けの吾妻屋、ミニフィールドアスレチック、キャンプ用の炊事台、海を眺めるベンチなどなど、ひじょ〜に便利・・・でも人っ子ひとりいない!・・・確かにGWはずしているから少ないのはわかっているけど、まだ多良間に来てから他に旅人見ていない。。。しかも多良間で一番メジャーなビーチなのに、人っ子ひとりいない。。。なんなんでしょ?多良間って???
そんなのはさておき、さっそく潜ることにしました。誰ひとりいないので、逆に荷物置きっぱなしにしておくのが心配だったけど、誰も来ないなら大丈夫?って思って潜りに行きました。よくよく考えたら、今回の旅で初めて潜ることになるのかな?そういや宮古では潜らなかったもんな〜。前浜じゃ潜れないし・・・
っということで、久々の珊瑚礁や小魚たちとの出会いに期待もひとしおでした。
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イソギンチャクとクマノミ。

ずっとこんなのが続いてリーフにたどり着けず。
多良間の海は透明度もそこそこ、波は全くなく泳ぐには快適でしょう。しかし・・・むちゃくちゃ遠浅やねん!ビーチから見るリーフは「ちょっと遠いけど、こんなものかな?」って感じだったけど、いざ泳いでみると、いつまでたってもリーフが近づかない。泳げど泳げど、その景色は変わらず。泳ぎに自信のある私でさえも、その半分で挫折しました。リーフまでの距離。っていうか、距離的にはどうにかなったんだけど、その途中の珊瑚とか海の中があまりにおもしろくなかったので、沖に出るまでの間が楽しめなかったので、挫折してしまったのです。まぁ多良間には海がいろいろあるだろうから、ここで無理しなくてもって気持ちもありましたけどね。
よくよく考えると、このビーチは海の中を楽しむより、ビーチで海を眺める方がいい所だったようですね。海の中はいまいちだったけど、ビーチや吾妻屋、ベンチから眺める海はとてもきれいでしたからね。っということで、方針変更。のんびりモードに入ることにします。
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それにしても本当に人っ子ひとりいない。たまに見るのは工事用の車。それも30分〜1時間に1回程度。逆に通り過ぎる車から「珍しい、人が居るよ」っていう目で見られていたんだけどね。私も私で人が居ない、人が来ないことを良いことにいろいろ楽しみました・・・何をって?・・・ご想像にお任せします。ヒント!体を乾かしました。っとある姿で・・・・
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こっちの方がきれいだったなぁ〜
まずは宮古初の海の中を堪能したので、残りの時間で多良間のビーチ巡りすることにしました。
とりあえずなんとなく時計回りに。まずは地元の人が一番のオススメの「ウカバ」。たしかにさっきまでのビーチよりきれいでした。けど、施設が全くないので、ちょっと不便かもしれません。潜るか否か迷ったけど、さっき潜ったばかりなのでちょっとやる気が無く、ここは見るだけにしました。
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岩場の景色がきれいな三ツ瀬公園。
次は多良間東岸の三ツ瀬公園。ここは数少ない読める日本語の名前なのだ。さすがに公園というだけあって、施設はある程度(トイレ)ありました。それとキャンプ用の炊事台とかもあったし、ベンチもあった。岩場がとてもきれいで、泳ぐのは無理だけど見るには結構オススメの場所だと思います。砂浜に降りて岩場の間に立つと、結構不思議な景色を体験できます。
でも何故か山羊が幅をきかせていてめっちゃ威嚇された。。。その威嚇をかいくぐって公園の奥を見ると何故か車が止まっている。その向こうを覗くと・・・人が輪を作って座っている。そう、もちろん手にはお酒。真っ昼間からおと〜りやってんねん。見つかると確実に飲まされるので、そ〜っとその場を後にしました。正直おと〜りはできれば参加したくなかったもので・・・宮古にいる間も。(ああいう飲み方好きじゃないんで)
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みんな似たり寄ったりのビーチ。

たらまゆがふランド?朽ち果てている!?
三ツ瀬公園以降はどのビーチも違いが分かんないくらい、似たり寄ったりのビーチで、リーフも遠いし、砂浜もめちゃくちゃきれいというわけじゃないので、とりあえず見るだけ見て通り過ぎていきました。
多良間の東側から南側へ。空港の部分だけ周回道路が切れるので海から離れ、空港をなめるかのように道が続き、再度海へ出る。がしかし、またも同じ風景。正直、確かに道路のどの部分から出ても海に出れるものの、どの海も同じなので、あまり「これ!」ってのが感じない。八重山の波照間・ニシ浜みたいな「これ!」って感じがしないのです。どの海も。ここら辺ぐらいから「多良間1泊で良かったかも?」って思い始めてきたのは言うまでもありません。
極めつけなのが、多良間南側の「たらまゆがふランド」。名前はそうそうたるものだけど、その実体は企画倒れの朽ち果てた公園なのでした。人気が全くないし、遊歩道もあるけど、朽ち果てていてまともに歩くことがままならない。展望台もあったんだけど、登っても何も見えない。海の近くにある展望台なのに海が見えないのです(草がぼうぼうで見えなくなっていた?)。なんとかして海を見ても相変わらず特徴のない海。これだったら、多良間北のビーチ(最初に行ったあたり)の方が全然いいですよ。やりたいことはわかるけど、実際それがかなっていないって感じですね。この公園は。
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さぁ島も半周したし、もう半周で戻れます。ただ、前々から気になっていたんだけど、地図上の周回道路の上に「新多良間空港建設予定地」ってのがまたがっていたんだけど、どうせ工事なんかやってないだろうなぁ〜って思っていたら・・・バリバリ工事やってんの。だから労働者が多かったんだ〜。ココに来てようやく納得。でもさすがに道路を分断することはないだろうと思い、そのまま道を進むと、舗装が所々はがされているものの、きちんと通れるので一安心。っと思ったら・・・行き止まりでやんの!しかも行き止まりの先にはモロ滑走路(工事中)。本気で工事しているよ〜
ここで一考。多良間にはすでにボロいけど空港がある。港もあって定期便もある。町はそんなに栄えてもいないし、観光化もされていない。。。なのに・・・なんで新空港なんかいるんねん!これに至っては全く理解できません。どう考えても新空港なんていらないはず。それに新空港作ってもな〜んにも状況変わらないはず。宿は少ないし、観光スポットも少ないし、海のそれほどのものでもないし。。。疑問です。そのための「たらまゆがふランド」かい?(笑)
話は戻してとりあえず行き止まりなのでUターンすることにします。結構な距離なのでかなりお疲れモードに突入です。でもね、そんな中、行き止まり付近から海の方へ出ると、なんとまぁリーフが近い。しかも他の場所とは異なり、この新空港がある西側は岩場が適度にあり、景色的にもおもしろい。なによりリーフが近い場所があるということがわかり、楽しみになりました。これでやっと珊瑚や小魚とご対面できるっと。
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かなりでかい八重山遠見台。
新空港(現在の空港の2倍以上のでかさ)をまたなめるように回り込み、いざ残りの周回道路へ。
この先は正直、新空港がじゃまでな〜んにも無かったですけどね。気がついたらスタートのとりがら公園近く。このとりがら公園の近くには八重山遠見台ってのがあり、山も何もない多良間にとっても、島全部を展望できるかもしれいない。
いざ八重山遠見台へ行ってみると、か〜なりでかい!5階建て以上の高さはありそうなぐらい。これだったら景色はいいかな?っと思いその展望台へ入っていく。螺旋状の階段を登りに登って、展望台へ到着。何故か鐘がある
たしかに360度のパノラマだ〜。天気的にはややもやがかかっていたけど、はっきり石垣島の於茂登岳が見えました。むしろ宮古島より石垣島の方がはっきり見えましたね。ここからは。ここは多良間では数少ないオススメのスポットですね。なにせ360度水平線を拝めると言うことは、朝日も夕日もばっちり水平線に落ちると言うこと。これは楽しみだ〜〜〜・・・でも八重山で経験しているが、南の島の夕方は太陽の廻りに雲が出る法則。やっぱり夕日の瞬間は雲が出るのかな〜?とりあえずは、夕飯後にチェックしに来る予定。

こんな景色が見れます(マウスをドラッグすると景色が動きます・要FLASHプラグイン
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食事は美味しかった。でも一人で食べた。
とりあえず、島半日で1周してしまったので、宿に戻ることにします。結構疲れていたので、シャワーを浴びて、ちょいとのんびりし、さぁ夕食。。。やっぱり私一人。。。食べる時間が早かったからかな?っと思ったけど、私以外はみんな労働者が宿泊しているらしかったので、仕事の関係上まだ戻っていないだけらしい。まさに、離島にひとりぼっち。この時点「ややへこみ」って感じ。
まぁ夕飯は結構おいしかったし、ボリュームもまぁまぁあったし、食事的には満足できました。そういえば、宮古へ来て初めて民宿の食事。やっぱり飯付きはいいですねぁ〜自分で作らなくていいし!・・・そういう問題じゃないか。やっぱり沖縄料理は最高でした。
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高台からの夕日鑑賞。

どうにか水平線におちる夕日を見れた。
さて、夕飯を急いで食べた後はお待ちかねの「夕日鑑賞」。さっきの八重山遠見台へと向かいます。今度は海へ出ないで町から行ってみると結構近かった。颯爽と展望台へと駆け上がり、西を見ると・・・やっぱり雲が出ている(涙)。まぁ仕方ないけど、そんな雲の合間から出る夕焼けを眺めていました。一応、水平線の部分だけわずかに雲が切れていたので水平線に落ちる夕日は眺めるには眺められました。
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宿に戻る途中、宮古ではメジャーな「Aコープ」(スーパーです)があったので、そこでビールを2本買い、宿へ戻ります。
やっぱり旅人は誰もいない〜!。幸い、部屋にはTVがあったので、気分転換はできましたけど、かなり寂しいモードでした。へこみ度「70(/100)」って感じ。とりあえず本当に1泊で良かったって感じです。これ2泊だったら・・・へこみ度100行っているかも知れません。とりあえずTV見て、酒飲んで、足りなくなったからまた買いに行って、また飲んで、そのまま寝ました。
最近の旅ではここまで孤独感味わったこと少なかったから、かなりへこんだ1日でした。この時の気持ち「とにかく宮古へ戻りたい!」・・・一種のホームシックでんな。